ED治療薬の紹介
代表的なED治療薬
EDは日本語で「勃起不全」を意味しています。
一般的にはED=インポテンツと思われがちですが、
- ・硬さが不十分
- ・挿入可能だけれども途中で萎えてしまう
- ・射精に至らない
- ・完全に勃起しない(インポテンツ)
といった具合に分類されており、いずれも医学的には“勃起不全”とみなされます。
おおまかな括(くく)りでは「満足にSEXや射精ができない状態」と考えれば良いでしょう。
例えばマスターベーションなら大丈夫なのにSEXではうまく勃たないといった場合もEDの治療対象となります。
従来は主に精神的な要因が多いと思われてきたEDですが実際には「勃起機能の障害」であることが判明し複数の治療薬が開発されています。
今回は男性なら誰もがなりうる身近な疾患として注目を集めている「EDとED治療薬」について説明していきます。
目次
ED治療薬の有効成分
本来は「前立腺肥大症が原因で起こる排尿障害治療」を目的に開発されたのがPDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害剤です。
PDE5とはペニスや前立腺の平滑筋という筋肉組織に作用して血流をコントロールする酵素のことですが主に「勃起を終了させる際に活躍する」物質でこの酵素の働きを弱めることによりペニス内への血流を促進させ勃起させやすくするのと同時に海綿体組織への血流を促進させるγGMPというホルモンの分泌を促し硬さを維持しやすくする働きがあります。
このパートでは現在開発されているPDE5阻害剤について解説していきます。
シルデナフィル
PDE5阻害剤として最も一般的に流通しているのが「シルデナフィル」です。
薬品名は「バイアグラ」が最も有名で、現在日本国内でEDの治療を目的とした治療薬としてジェネリック医薬品(後発薬)が正式に承認されているのはこのシルデナフィルのみとなります。
もともとは肺性高血圧や狭心症の治療薬としてアメリカのファイザー製薬が開発した薬ですが治験時に男性の投与者からEDの改善があったと報告され今ではED治療薬として広く世界中で認知されています。
シルデナフィルが作用するのは服用から1時間ほど経過してから、作用時間は3時間ほどです。
また空腹時に服用することで成分がより速やかに吸収されると報告されているので、空腹時かつSEXの1時間ほど前に服用することが推奨されています。
国内で入手可能なシルデナフィル製剤は以下のとおりです。
- ファイザー製薬
バイアグラ25mg、バイアグラ50mg(100mgは国内未承認) - トーワ
シルデナフィルOD錠25mg、シルデナフィルOD錠50mg - TCK、キッセイ、SN、デパ、FCI、アスカなど
シルデナフィル錠25mg、シルデナフィル錠50mg
このように本家はファイザー製薬が開発した「バイアグラ」で、成分名がそのまま製品名に付けられているのはジェネリック医薬品になります。
バルデナフィル
バイアグラ(シルデナフィル)に次ぐED治療薬として開発されたのが「バルデナフィル」です。
開発元はドイツに本社のある「バイエル薬品」で商品名は「レビトラ」として日本国内でも承認されています。
バイアグラに比べると即効性に優れ、服用後30分ほどで効き始めるので取り扱いが容易ですが、作用時間5〜8時間とはバイアグラよりも長く効果もバイアグラ並みに強いので人気があります。
ただし、こちらも食事の影響を受けやすいので空腹時に飲むことが推奨されています。
国内で入手可能なバルデナフィル製剤は以下のとおりです。
- バイエル薬品
レビトラ5mg、レビトラ10mg、レビトラ20mg
タダラフィル
バイアグラ、レビトラに続く第三のED治療薬として開発されたのが「タダラフィル」です。
上記二つの薬がいずれも海外のメーカー製なのに対し、タダラフィルは日本イーライリリーが開発した国産のED治療薬で「シアリス」という薬品名で流通しています。
他のED治療薬に比べると「作用時間が長い(最長で36時間)」、「服用してから効果が出始めるまで2時間以上かかる遅効性」、「食事の影響を受けにくい」という特徴があります。
したがって食後すぐに服用することが可能で金曜日の夜に飲めば日曜の朝まで効果が持続することが期待できるため「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。
国内で入手可能なタダラフィル製剤は以下のとおりです。
- 日本イーライリリー
シアリス錠5mg、シアリス錠10mg、シアリス錠20mg
アバナフィル
アメリカのVivus社が2012年に販売を開始した最も新しいED治療薬が「アバナフィル」です。
製品名は「ステンドラ」になります。
すでにアメリカ本国ではFDA(米国食品医薬品局…日本の厚生労働省に該当します)が正式に承認していますが日本ではまだ未承認薬です。
「アバナフィル」最大の特徴は“即効性”です。
従来のED治療薬の中で最も即効性に優れていたのはバルデナフィル(レビトラ)の服用後30分ほどしてからというものでしたが「アバナフィル」は15分程度で効き始める超速攻型の薬です。
また作用時間も6時間程度とED治療薬としては申し分のない持続時間を発揮します。
さらにシアリスのような飲み合わせの不具合(禁忌)も少なくデメリットの少ない薬と言えます。
日本でもED治療薬の需要は高いので今後迅速な承認が期待されている新薬です。
※ED治療薬(PDE5阻害剤)は“性的興奮を受けた後の勃起力を維持・向上させるための薬”であり、ドラッグのようなトリップ感や催淫効果を得るための薬ではありません。
そして医療用医薬品ですので必ず副作用があります。主な副作用としては
- ・下痢や胃炎などの消化器症状
- ・頭痛、めまいなどの精神症状
- ・勃起過剰(射精後も勃起状態が長時間続くこと)
- ・発赤や薬疹などの皮膚科症状
- ・一部の降圧剤(血圧を下げる薬)との併用ができない
などがありますので、日頃からこのような身体状態にある人は服用前に医師に相談した上で正しく使用してください。
「3大ED治療薬」と「第4の勃起薬」とは
現在日本国内で承認されているED治療薬は以下の三種類です。
- ・シルデナフィル:バイアグラ、バイアグラジェネリック
- ・バルデナフィル:レビトラ
- ・タダラフィル:シアリス
ジェネリック医薬品(後発薬)についてはバイアグラのみ認められいて、数多くのバイアグラジェネリックが市場にでています。 しかし2012年アメリカでは第四のED治療薬として「アバナフィル(製品名:ステンドラ)が承認され広く流通しています。
新薬アバナフィル(ステンドラ)は従来のED治療薬の欠点を補ったようなタイプの薬です。
それぞれの薬の特徴についてはまた後ほど詳しく説明しますが、「早く長く効く」というメリットがあるので日本でも承認を待ち望む声が高いようです。
余談ですが、このアバナフィルという成分はもともと日本の田辺製薬が研究していたものでした。
新薬の開発には莫大な費用と承認までの長い年月がかかってしまうため田辺製薬では製造が断念され2001年にVivus社に製造・販売権が譲渡されたのです。
そのまま田辺製薬が開発を進めていれば日本で二つ目のED治療薬が開発されていたかもしれません。
アバナフィルのアメリカでの販売名は「ステンドラ」ですが、ヨーロッパでは「SPEDRA」、韓国では「ZEPEEDRA」という名前で販売がスタートしています。
シルデナフィル(バイアグラ)からアバナフィル(ステンドラ)までのED治療薬は全てPDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬というカテゴリーに属しています。
したがって薬効は同等ですが、即効性(効くまでの速さ)や効きの強さが異なります。
以下にED治療薬の特徴を記しておきますので参考にしてみてください。
力強い効力「バイアグラ」
世界初のED治療薬として承認されたのがシルデナフィルを主成分とする「バイアグラ」です。
ところがバイアグラとはもともと肺性高血圧症や狭心症の治療薬として開発されたもので、ED改善効果はいわゆる「副作用」でした。
肺性高血圧症も狭心症も血栓性疾患でありシルデナフィルには高い血流改善効果があるので、海綿体組織への血流増進作用も高く、今でももっともパワフルなED治療薬として知られています。
しかし、服用後効果が出るまで時間がかかる(1〜2時間)ということと、食事の影響を受けやすいので空腹時に飲むことが推奨されていること、聞き始めてから作用が弱まるまでの半減期が3時間程度と短いという欠点があり取り扱いが若干難しい薬です。
即効性が魅力「レビトラ」
第二のED治療薬として承認されたのがドイツのバイエル薬品が開発したバルデナフィル(レビトラ)です。
バイアグラに比べると飲み始めてから効果が出るまで30分と短く、SEXの前に飲んでも前戯にかける時間が節約できるということで話題を呼びました。
半減期についてはバイアグラより若干長い3時間〜6時間程度です。
また空腹時に飲んだほうが良いという点はバイアグラと同じです。
最大36時間作用「シアリス」
日本のイーライリリーが開発したED治療薬がタダラフィル(製品名:シアリス)です。
バイアグラやレビトラとは開発コンセプトが違い、同じPDE5阻害薬でも遅効性で半減期が長く最大で36時間の効果が持続することと食事の影響をあまり受けないという点で薬の取り扱いが非常に容易であり、現在非常に人気が高いED治療薬です。
ただし、効き目がバイアグラやレビトラと比べればマイルドであるということ、また一部のHIV治療薬(抗HIV薬)や降圧剤(血圧の治療薬)との併用は禁忌とされています。
もともとバイアグラを使用していた人には効果が実感しにくいというのもデメリットといえるでしょう。
総合力高評価の「ステンドラ」
アバナフィルを主成分とする「ステンドラ」は第四のED治療薬と言われていて、従来品のデメリットを大きく改善したという点で注目を集めています。
まず即効性ですが今まで最も早く効くといわれているレビトラと比べてもおよそ半分の15分ほどで効き始めます。
したがってSEXの直前に飲んでも十分間に合います。
加えて薬の作用時間も最大で6時間と比較的長めで、シアリスの36時間にはおよばないものの、バイアグラの2時間〜3時間に比べれば倍の作用時間となりますから一回のSEXの間勃起力を維持するには十分だと言えるでしょう。
800kcalまでの食事なら大きな影響を受けないという点ではシアリスのメリットと同様に取り扱いやすいと言えます。
そして副作用が比較的少ないなどトータルで考えれば優れたED治療薬と考えられます。
ではトータルでED治療薬を一覧比較してみましょう。
- ・即効性:ステンドラ>レビトラ>バイアグラ>シアリス
- ・持続時間:シアリス>ステンドラ>レビトラ>バイアグラ
- ・効き目の強さ:バイアグラ>レビトラ>ステンドラ>シアリス
- ・食事の影響を受けやすい:バイアグラ>レビトラ>シアリス=ステンドラ
(この点はシアリスとステンドラは微妙でシアリスの方が食事の影響を受けにくいと指摘する研究者もいます) - ・副作用の強さ:バイアグラ>レビトラ>シアリス>ステンドラ
副作用は個人差がありますのであくまでも参考程度にしてください。
ステンドラよりシアリスの方が副作用が少ないとする学術書もありますが、シアリスには飲み合わせが悪い薬が存在し、ステンドラは新薬なので臨床例が少ないという点で比較が難しいところです。
その他のED治療薬・EDサプリ
上記に紹介した成分のほかにも、韓国発のPDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害剤「ザイデナ」というED治療薬や、陰茎に直接塗るタイプのお薬、EDの改善をサポートしてくれるサプリメントなどがあります。
ザイデナについては、アジアで開発されたお薬ですので日本人の体質に合っているという意見も聞かれます。
欧米人は体格も大きく代謝も異なりますので、上記ED治療薬で問題のあった方はザイデナを試してみる価値はあるでしょう。
また経口薬に抵抗のある方は塗るタイプのお薬や、長期的な服用で体質改善を目的としたサプリメント等、目的や症状に合わせて様々な治療選択肢があります。 即効性重視なのか長い目で見るのかも考え、自分に合った製品に出会いましょう。
その他の錠剤
バイアグラやレビトラ、シアリス、ステンドラといった代表的な4種類のED治療薬に加えて、錠剤タイプで知られている製品としてザイデナやメシル酸フェントラミンなどがあります。
ザイデナは、日本人と体格やルーツが似ているお隣の国韓国で開発されたED治療薬です。
用法用量も欧米発のお薬と若干異なりますが、PDE5阻害薬という同じカテゴリーに属し全く同じ作用を持ちます。
一般名は「ウデナフィル」といい、空腹時かつ性行為30分前に服用すると12時間持続するというED治療薬です。
メシル酸フェントラミンは、PDE5阻害薬とは全く異なる作用機序のお薬です。
アドレナリン反射を抑制することで陰茎へ血液を送り込む働きをし、勃起不全を改善できる成分ですので、心臓病などでPDE5阻害薬を服用できない方にも使用可能です。
なお、女性も服用することができます。
錠剤以外
錠剤を飲むことに抵抗のある方、併用禁忌薬の縛りがある方などは陰茎に直接塗るタイプの製品もおすすめです例えばジェル状の「ヒムコリン」は、有効成分にスタッフツリークライミングやジャコウアオイを含み、滋養強壮・ペニス増大・勃起不全改善の効果に優れています。
性行為の10分前に陰茎に塗布することで体内に成分が染みこみます。パートナーに塗ってもらうことも効果的ですし、個人差はありますが約3時間持続しますのでこっそり使用することもできます。
注入剤であるミューズは、尿道に直接入れて使用するタイプのお薬です。アルプロスタジルという成分が陰茎の血管を拡張し、力強い勃起へ導きます。
注入後5~10分で効くので即効性を重視される方にピッタリでしょう。
EDサプリ
医薬品に抵抗がある、という方やナチュラル志向の方はEDサプリから試してみるという選択肢もあります。
マカは滋養強壮・精力増強・ED改善に効果があるとされる植物からできており、昔から愛用されている成分です。
スぺマンは、精子の運動量や質を高める効果のあるサプリメントで、ハッショウマメやゴクシュラといった天然成分を含みます。
長期的に飲み続けることで、精子量の増加も期待できる成分です。
テンテックスロイヤルというサプリも人気で、ゴクシュラ、アーモンド、キンバイザサなどの精力増強成分を含んでいます。
これらは副作用の心配が比較的少ないというメリットがありますが、持病のある方は医療機関へ確認の上使用されることをおすすめします。
ED治療薬のジェネリック医薬品について
これまでにも説明してきた通り、日本で現在ジェネリック医薬品(後発薬)が承認されているのはシルデナフィル(バイアグラジェネリック)のみです。
近いうちにシアリスのジェネリックが承認される噂があるものの現状ではどうなるのかわかっていません。
しかし海外ではすでにバイアグラ、レビトラ、シアリスのジェネリック医薬品が存在し、多くの医療機関や薬局で取り扱われています。
ここからは日本と海外でのED治療薬の流通事情について解説していきます。
日本国内での処方
「日本ではバイアグラジェネリックしか承認されていない」、と聞くと日本がいかにも医療後進国であるかのような印象を抱く人も多いことでしょう。
しかし副作用や薬の作用機序(効き方)には“人種間の違い”というものがあり、各国で薬に対する安全基準が異なるため海外で承認されたから即日本でも承認するというわけにはいかないのです。
日本の場合は先進国のなかでも「安全基準のハードルが高い」ので多くの人が安心して承認薬を服用できるというメリットがあります。
その反面、せっかく新薬を開発しても承認されるまでには多くのハードルをクリアしなければならず10年以上の年月がかかるというのも珍しいことではありません。
このように考えればバイアグラは1998年にアメリカで承認され、その後日本では翌年の1999年にスピード承認されています。
この背景にはEDの薬に対する「誤認事故」が相次いだことが存在しているのです。
バイアグラの発表当時は「夢のED治療薬」として世界中で人気が爆発し粗悪品も多数作られました。 日本の国内法でも「個人輸入」という形であれば未承認薬を輸入できるため多くの人がインターネットを通じて「セックスドラッグ」として買い求めたのです。
しかし、ED治療薬とはセックスドラッグではありません。
あくまでもペニスへの血流を改善し勃起力をサポートするための薬です。
さらにバイアグラがもともと強い血流障害を起こす肺性高血圧や狭心症の治療薬として開発された経緯があることから、間違って服用することによる医療事故が頻発し中には死亡する例まで出てきてしまったのです。
こうした医療事故を受けて日本の薬事法の基準に合わせ副作用や使用禁忌を日本語で添付することと医療用医薬品として処方時には医師による処方箋の発行を必要とすることが前提として異例のスピード承認されたのです。
これは裏を返せばそれだけED治療薬へのニーズが高いということであり、その後相次いでレビトラ、シアリスが承認されたことからもEDに悩む人の数は非常に多く身近な疾患であるということがわかります。
ところが正式承認された今でもED治療薬をめぐる環境には大きなデメリットがあります。
それは「自由診療」という点です。自由診療とは保険が利かない治療のことで費用は全額自己負担となります。
自由診療の場合は医療機関で独自に料金設定が可能なため、薬の値段がまちまちであることや処方に関するその他の料金(検査費や処方箋発行料、診察料など)も自由診療となるため患者さんの経済的な負担が大きくなってしまいます。
ジェネリック医薬品も現状バイアグラしか認められていませんからバイアグラ以外のED治療薬はオリジナルを購入しなければならないことになります。
したがって今でも海外で製造されている安価なEDのジェネリック薬品には高いニーズがあります。
海外での処方
海外ではすでにレビトラやシアリスのジェネリック医薬品が数多く流通しています。
日本とは違い国民皆保険制度というのがないのでジェネリックに対するニーズが日本よりも高いということがバックボーンにあると考えられます。
インドはジェネリック大国
日本で未承認薬や海外の安い薬を入手するときには「個人輸入代行業者」を経由して入手することになります。
個人でも輸入申請はできますが英語で申請しなければならず慣れない人には手間がかかるので、個人輸入代行業者を利用する方がより確実で安全な医薬品を入手することができます。
また「個人輸入代行業」と言っても信頼性のある業者を選べば正規品を確実に入手できますし、ネット通販を利用する感覚で購入出来るので多くの人が利用しています。
またネットで輸入薬に関する情報を集めていると「タダリス(シアリスジェネリック)」や「メガリス(シアリスジェネリック)」などを良く見かけるのではないでしょうか?
この「タダリス」や「メガリス」はインド製のジェネリック医薬品です。
実はインドはジェネリック大国で国際的な評価も高くアジアからヨーロッパに向けて広く輸出されているインドの重要な産業の一つなのです。
特にシアリスジェネリックは世界的に見てもインド産のものが主流であると考えて良いでしょう。
自身にあうED治療薬の探求
ED治療薬は人によって効き方が異なります。
バイアグラが効くという人がいれば、即効性のあるレビトラ、もしくは一番効き方がマイルドなシアリスの方が効果を実感できるという人もいるのです。
これは服用している人の体質やホルモンバランス、精神状態などによっても異なると考えられます。
ED治療薬は長くても36時間〜40時間で代謝されていくので医師と相談の上3剤をそれぞれ試してみてどれが自分に合うのかを見極めることもできます。
国内で認可されているバイアグラジェネリックも、効果や副作用について詳しく聞くことができるでしょう。
ステンドラについても「医師に相談すること」は可能です。
あくまでも目安になりますが
- ・効果で選ぶならバイアグラ(バイアグラジェネリック)
- ・即効性で選ぶならレビトラかステンドラ
- ・持続時間で選ぶならシアリス
という感じですので、自分にあったED治療薬を見つけて勃起力の改善を試みてください。
参考文献
くすりのしおり
おくすり110番
後発薬大国インドの特殊知財事情(三井物産戦略研究所)
ED治療薬
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ED治療薬の入手方法|個人輸入通販と病院処方の違い
ED治療薬の服用方法|正しい飲み方で勃起の持続効果
PDE5阻害薬|各種ED治療薬のPDE5阻害効果
ED治療薬の歴史|狭心症の治療から見つかった薬
ED治療薬と精力増強剤・サプリメントの効果の違い
ED治療薬の注意事項|服用前に確認すべきこと
ED治療薬の適応症|勃起不全または勃起力不足の方
ED治療薬の形状|錠剤だけではない多様な剤型タイプ
ED治療薬の併用禁忌薬|飲み合わせができない薬
ED治療薬の疑問|他人には聞きにくい疑問点を解決
ED治療薬の種類|代表的な商品以外のED治療薬
ED治療薬とサプリの違い|用途と目的の違いを説明
ED治療薬の偽物|海外通販の正規品を見分ける方法