当店オススメED治療薬
簡単購入ガイド

抗不安薬

抗不安薬通販の商品一覧ページです。パニック障害・PTSD・恐怖症・社会不安障害・強迫性障害などに有効な治療薬を最安値でご紹介しています。

抗不安薬 人気ランキング

抗不安薬の商品一覧

ジェイゾロフト
販売価格:3,330円
(5)
ジェイゾロフトは、ファイザーが製造・販売している、精神疾患の治療に用いられる選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種です。 有効成分としてセルトラリン塩酸塩を配合しており、1日に1回服用することでセロトニンの分泌量が増加し、抗うつ作用や抗不安作用が得られます。 他の薬剤と比較して薬物相互作用がでにくくなっていますので、うつ病・うつ状態、パニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)の改善に使用されています。 お薬通販部では、セルトラリン50mg/100mgの購入が可能となっています。
レクサプロ
販売価格:11,100円 在庫なし
(3)
レクサプロは、ルンドベックが開発した選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)で、有効成分エスシタロプラムを配合しています。 従来型のSSRIに比べると副作用や離脱症状がでにくくまた1日の服用回数も少なくて済むのが特徴です。 レクサプロはセロトニンに対してのみ効果があり、うつ症状だけでなく、不安障害にも効果がある薬です。 減少したセロトニンの量を増やし、セロトニンの作用を強めることでうつ病・うつ状態や気分障害、不安障害の症状を軽減します。 お薬通販部では、20mgの購入が可能となっています。
サインバルタ
販売価格:4,730円
(8)
サインバルタは、イーライリリーが開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)です。 有効成分としてデュロキセチン塩酸塩を配合しています。1日に1錠を服用することが原則です うつ病は、抑うつ気分等の精神症状にのほかに倦怠感、頭痛、腰痛などの身体症状を伴う精神疾患です。 その薬物治療には SNRI のほか、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、三環系抗うつ剤等が用いられます。 うつ病・うつ状態以外に糖尿病神経障害や各種疾患の疼痛の治療に使用されています。 お薬通販部では、デュロキセチン30mg/60mgの購入が可能となっております。
パキシル
販売価格:4,500円
(6)
パキシルは、グラクソ・スミスクラインが開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種で、パロキセチンを有効成分として配合しています。 選択的セロトニン再取り込み阻害薬にはいくつかの種類がありますが、パキシルは比較的強力な治療薬とされています。 1日に1回、夕食前に服用するのが原則です。 セロトニンは、ドーパミン、ノルアドレナリンとならぶ三大神経伝達物質のひとつで、心や自律神経のバランスを整える役割を持っていますが、セロトニンの不足は代謝の低下や心身の不安定を引き起こします。 セロトニンが再取り込みされるのを阻害し、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害の治療に使用されています。 お薬通販部では、パロキセチン20mgの購入が可能となっています。
トフィソパム
販売価格:1,950円
(6)
トフィソパムは、コンサーンファーマ社が開発した自律神経調整薬で、グランダキシンのジェネリック医薬品です。 デパスやサイレースなどと同じベンゾジアゼピン系の抗不安薬になります。 自律神経はとても重要で、自律神経失調症や、更年期障害、卵巣欠落症状などは、ホルモンや神経伝達物質の異常等によって、自律神経のバランスがくずれることで起こります。 自律神経系の緊張不均衡を是正し、自律神経失調症などに伴う頭痛・頭重、倦怠感、心悸亢進、発汗などの各種症状を幅広く改善する自律神経調整薬です。 お薬通販部では、トフィソパムン50mg/100mgの購入が可能となっています。
トフィカーム
販売価格:5,020円
(4)
トフィカームは、サンファーマ社が開発した自律神経調整薬で、グランダキシンのジェネリック医薬品です。 自律神経は交感神経と副交感神経を指しますが、この自律神経のアンバランスからくる症状がイライラ、動悸、発汗、頭痛、倦怠感等、意欲低下等となってあらわれます。 自律神経のバランスを調整して、頭部の損傷や更年期障害等による頭痛、倦怠感、動悸、発汗等の治療に使用されています。 お薬通販部では、トフィソパム50mg/100mgの購入が可能となっています。
フルボキサミン
販売価格:2,250円 在庫なし
(2)
フルボキサミンはネウラックスファームが開発した医薬品で、フルボキサミンマレイン酸塩を有効成分とする先発薬「ルボックス」のジェネリック医薬品です。 ルボックスは、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)として、脳内のセロトニン量を増やし、抑うつ感やうつ発作時に見られる気分障害を軽減させる医薬品です。 うつ病・うつ状態、社交不安障害などの不安障害、強迫性障害の治療薬として、日本でも広く利用されています。 お薬通販部では、フルボキサミン50mgの購入が可能となっています。
バスポン
販売価格:2,980円 在庫なし
バスポンは、デヴァーホールディング社が開発した抗不安薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。 セロトニン5-HT1A受容体部分作動薬といわれ不安障害やうつ病の方にも使用されることもあります。 不安や緊張で寝付きが悪い、深い眠りにつけずに睡眠不足が続いているという方に効果を発揮し、依存性を引き起こしにくく安全な睡眠改善薬として世界中でも多くの方に利用されています。 お薬通販部では、ブスピロン5mgの購入が可能となっています。
ファベリン
販売価格:2,900円
(2)
ファベリンはアメリカの製薬会社、アボット・ラボラトリーズ社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。 ファベリンは先発薬であるルボックスのジェネリック医薬品で、有効成分はフルボキサミンマレイン酸塩です。 フルボキサミンマレイン酸塩は神経伝達物質のセロトニン再取り込みを抑制し、その量を増やして神経伝達を改善するため、強迫性障害やうつ病の治療に用いられています。 お薬通販部では、フルボキサミン100mgの購入が可能となっています。
シタロプラム
販売価格:1,500円
(5)
シタロプラムは、アクタビス社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、Celexaのジェネリック医薬品です。 脳内での神経伝達物質セロトニンやノルアドレナリンの分泌される量や調整が出来なくなり、うつの症状や不安障害などの身体的な症状があります。 セロトニンの量を増やすことで神経伝達を活性化し、うつ病・うつ状態、不安障害や月経前不快気分障害の症状を改善します。 お薬通販部では、エスシタロプロム20mg/40mgの購入が可能となっております。 ※シタロプラムは、在庫の供給が不安定のため複数の国から仕入れております。ご注文時期によりいずれかのパッケージ出荷となります。
オキセチン
販売価格:2,500円 在庫なし
(3)
オキセチンは、ファーマランド社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、プロザックのジェネリック医薬品です。 従来のうつ病治療薬の副作用が少なくメリットの多い医薬品です。 うつ病、月経前不快気分障害(重度の月経前症候群)、強迫性障害、パニック障害および神経性過食症の治療に使用されています。 お薬通販部では、フルオキセチン20mgの購入が可能となっております。
クロルプロマジン
販売価格:3,230円
(2)
クロルプロマジンは、DDファーマ社が開発した精神神経安定薬で、コントミンのジェネリック医薬品です。 ベゲタミンの名で日本でも知られているクロルプロマジン塩酸塩が成分として含まれています。 ドーパミンの過剰放出によって引き起こされる統合失調症の治療薬として開発された医薬品で、ドーパミンのD2受容体を阻害して過剰反応をおさえ直接作用して興奮や喪失感、不安感などを鎮めます。 感情の高ぶりを穏やかにして、吐き気の治療にも使用されています。 お薬通販部では、クロルプロマジン100mgの購入が可能となっています。
コンフィド
販売価格:1,580円 在庫なし
(3)
コンフィドは、ヒマラヤハーバルズ社が開発したサプリメントです。 ストレスや神経伝達物質のアンバランスで、うつ病・うつ状態や不安など精神的・身体的不調を起こすことがあります。 ドーパミンの前駆物質の補給やホルモンのバランスを整えることで、アンバランス状態を改善し、不安や精神を安定させるといわれています。 お薬通販部では、ハッショウマメ20mgの購入が可能となっています。
バスピン
販売価格:5,800円
(3)
バスピンは、インタスファーマ社が開発した抗不安薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。 非ベンゾジアゼピン系で不安障害やうつ病の方に処方されることもありますが睡眠改善効果もあることから不眠症の方にも使用されます。 なんとなく不安を感じたり、緊張で睡眠不足が続く場合に脳内の緊張状態をほぐして入眠しやすくします。 お薬通販部では、ブスピロン5mg/10mgの購入が可能となっています。
タガラ
販売価格:1,700円
(3)
タガラは、ヒマラヤハーバルズ社が開発した睡眠不足の方におすすめのサプリメントです。 インドアーユルヴェーダのサプリメントでタガラは、バレリアンやセイヨウカノコソウの名前で知られています。 ハーブの鎮静効果が有名で、天然の睡眠薬として使用されています。 お薬通販部では、タガラ250mgの購入が可能となっています。
デュゼラ(サインバルタ・ジェネリック)
販売価格:5,630円
(2)
デュゼラは、サンファーマ社が開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)で、サインバルタのジェネリック医薬品です。 うつ病は、抑うつ気分等の精神症状にのほかに倦怠感、頭痛、腰痛などの身体症状を伴う精神疾患です。 その薬物治療には SNRI のほか、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、三環系抗うつ剤等が用いられます。 うつ病・うつ状態以外に糖尿病神経障害や各種疾患の疼痛の治療に使用されています。 お薬通販部では、デュロキセチン20mg/30mg/40mg/60mgの購入が可能となっております。 ※ご注文時期により、錠剤の形状や色味などが異なる場合がございます。
エスシタデップ
販売価格:3,500円
(2)
エスシタデップは、シプラによって開発された選択的セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)「レクサプロ」のジェネリック医薬品です。 エスシタデップは、有効成分としてエスシタロプラムを含んでいます。従来のSSRIと比較して、副作用や離脱症状が少なく、1日に必要な服用回数も少ないのが特徴です。 この薬はセロトニンのみに作用し、抑うつ症状だけでなく、不安障害の治療にも有効です。セロトニンの減少した量を増やし、その作用を強化することで、うつ病、気分障害、不安障害の症状を和らげます。 お薬通販部では、エスシタロプロム5mg/10mg/20mgの購入が可能となっています。
フルニル
販売価格:2,900円
(2)
フルニルは、インタスファーマによって開発された選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。 従来のうつ病治療薬と比較して副作用が少ない点が特徴で、プロザックのジェネリック医薬品です。うつ病以外にも、強迫性障害や不安障害や月経前不快気分障害(重度の月経前症候群)でお悩みの方の症状を改善します。 お薬通販部では、フルオキセチン10mg/20mgの購入が可能となっております。
パロキセチン
販売価格:2,760円
(3)
パロキセチンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI)で、パキシルのジェネリック医薬品として広く認識されています。 パロキセチンを服用することで脳内のセロトニン濃度が高まり、気分の落ち込みによる思考の低下、行動、感情などを改善し、生活に対するポジティブな姿勢を取り戻すことが可能になります。 お薬通販部では、パロキセチン20mg/40mgの購入が可能となっております。
プロザック
販売価格:5,000円 在庫なし
(5)
プロザックは、イーライリリーによって開発されたうつ病治療薬です。 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に分類される抗うつ薬の1つで、従来のうつ病治療薬と比較して副作用が少なく、世界的に広く普及しています。 うつ病のほか月経前不快気分障害(重度の月経前症候群)、強迫性障害、パニック障害および神経性過食症の治療に使用されています。 お薬通販部では、フルオキセチン20mgの購入が可能となっております。
セルティマ
販売価格:4,500円
(2)
セルティマは、インタスファーマ社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、ゾロフトのジェネリック医薬品です。 脳内におけるセロトニンの再取り込みを強力に阻害し、セロトニン量を増加させることにより、抗うつ作用や抗不安作用を示します。 他の薬剤と比較して薬物相互作用がでにくくなっているので、うつ病・うつ状態、パニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)の改善に使用されています。 お薬通販部では、セルトラリン25mg/50mg/100mgの購入が可能となっています。
シトレス
販売価格:2,870円
(2)
シトレスは、アブディ・イブラヒムによって開発されたレクサプロのジェネリック医薬品です。 選択的セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)で、活性成分としてエスシタロプラムを含んでいます。従来のSSRIと比較して、副作用や離脱症状が少なく、1日に必要な服用回数も少ないのが特徴です。 この薬はセロトニンのみに作用し、抑うつ症状だけでなく、不安障害の治療にも有効です。セロトニンの減少した量を増やし、その作用を強化することで、うつ病、気分障害、不安障害の症状を和らげます。 お薬通販部では、エスシタロプラム10mg/20mgの購入が可能となっております。
セディール
販売価格:6,050円 在庫なし
(7)
セディールは、大日本住友製薬が開発した抗不安薬です。 ストレスなどの刺激で脳内視床下部の機能が乱れて自律神経や内分泌系に混乱をきたします。 神経伝達物質セロトニンも影響を受け、過剰に放出されると不安を感じ、不足するとイライラしたり睡眠の低下を招いたりします。 セロトニン受容体を刺激し、不安やうつ、恐怖感などの精神的症状のほか眠れない睡眠障害の改善に効果があります。 お薬通販部では、タンドスピロンクエン酸10mgの購入が可能となっています。
ブラフミー印薬煎
販売価格:1,900円 在庫なし
(2)
ブラフミー印薬煎は、脳の健康を維持したり、脳の疲れをいやす効果がある生薬が配合された漢方サプリメントです。インドの僧侶が昔から瞑想前に飲んでいた薬草茶に含まれているブラフミーという薬草を含んでいます。インドの伝統医学であるアーユルヴェーダの考え方に基づいて作られています。ブラフミーには学習能力や認知能力などを向上させ、脳のストレスを緩和させるなどの効果があるとしてアメリカでも研究が進められています。
アタラックス
販売価格:1,780円 在庫なし
アタラックスは、グラクソス・ミスクライン社が開発した抗ヒスタミン薬です。 ハウスダストなどのアレルゲンによるアトピー性皮膚炎や夜間のかゆみで眠れない睡眠障害などに使用された医薬品です。 第1世代の抗ヒスタミン薬で口が乾くなど抗コリン作用があり、特に中枢神経抑制作用の眠くなる部分が注目され気分をリラックスさせながら入眠しやすくする効果があります。 お薬通販部では、ヒドロキシジンパモ酸塩25mgの購入が可能となっています。
ブラフミー
販売価格:1,700円
(5)
ブラフミーは、ヒマラヤハーバルズが開発した認知症の予防に効果が期待されているサプリメントです。 100%天然由来の成分なので安心してお使いいただけます。 原料は、インドでは家庭に常備されている天然ハーブ「ツボクサ」です。 インドのアーユルヴェーダ医学で使用される薬草の一つでもあります。 ツボクサは、神経や脳内細胞を活性化させる働きがあり、脳内の情報伝達経路をスムーズにすることで記憶力を高めると言われています。 更には免疫力を高め、体内の血液循環を良くします。 つまり、脳の若返り効果が期待されるのです。幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの受容体を活性化することで、抗うつ効果も期待できます。 お薬通販部では、60錠入りの購入が可能となっています。
グドゥチ
販売価格:1,350円
(0)
グドゥチはインド・ムンバイに本社を置くヘルスケア関連商品の老舗メーカーヒマラヤハーバルズ社から出ているハーブサプリメントです。 東南アジアやインドのアーユルヴェーダで特に重要とされているハーブで滋養強壮やアンチエイジングに効果があるとされています。 グドゥチはインドに自生する植物の蔓で日本名では“イボツヅラフジ”といい、白血球の働きを効率化し体内の細菌や異物を消化分解する作用があります。 お薬通販部では、60錠入りの購入が可能となっています。
L-トリプトファン
販売価格:3,140円
(4)
L-トリプトファンはアメリカで40年以上の歴史を持つスワンソン社が製造・販売しているサプリメントです。 トリプトファンとは人体に必要不可欠なアミノ酸の一種で、体内で生成することができないため食物から摂取しなくてはならない成分です。 牛乳や大豆製品のような様々なたんぱく質に含まれており、精神安定やアンチエイジング、PMSの緩和などの効果があります。セロトニンが不足するとうつや睡眠障害などが起こりやすくなります。 食品から摂取したトリプトファンは脳に運ばれてセロトニンまたは睡眠をサポートするメラトニンを生成し、精神の安定効果や睡眠導入剤的な効果が期待されています。
セントジョーンズワート
販売価格:2,900円
(1)
セントジョーンズワートは、アメリカの製薬会社スワンソン社が製造している、メンタルサポートのサプリメントです。 有効成分として、ヒペリシンやヒペルフォリンを含有しています。 ヒペリシンは、精神のバランスを保つために必要なセロトニンの分解酵素に作用するといわれている成分で、セロトニンの分泌を促すため、主にうつ病や不安障害など、気分の落ち込みの改善をサポートします。 過度なストレスにお困りの方、やる気が出ない方などにおすすめです。
トレドミン・ジェネリック(ゼスニル)
販売価格:3,500円
(0)
ゼスニルは、インドの製薬会社コンサーンファーマ社が製造しているうつ病改善薬です。 有効成分にミルナシプラン塩酸塩を含有しています。同じ有効成分を含む先発薬トレドミンのジェネリック医薬品です。 ミルナシプラン塩酸塩は、伝達物質のセロトニンを増加させるといわれています。そのため、不安感やイライラ、不眠などの改善に効果を期待できるのが魅力です。 お薬通販部では、25mgの購入が可能となっています。
オーロリクス
販売価格:1,580円
(0)
オーロリクスは、うつ病・社会不安障害の治療薬です。可逆性モノアミン酸化酵素A阻害薬(RIMA)に分類されます。 従来の非可逆性MAO阻害薬と比べると、副作用や離脱症状のリスクが低く、マイルドであるため、安全に利用でいるとされています。 有効成分はモクロベミドで、不安感や気分の落ち込みを改善する効果があります。日本では未承認ですが、海外では使用実績と認知度の高い成分で、ヨーロッパやカナダなどではとくに広く利用されているお薬です。
セルピナ
販売価格:2,154円
(5)
セルピナは、ヒマラヤハーバルズ社から販売されているサプリメントです。 配合されている有効成分は、インドジャボクの根から抽出した、レセルピンとアジュマリンといった天然由来の成分となっています。 おもに高血圧や不整脈の症状を緩和する効果が期待できます。 これらの症状が改善されることで、生活習慣病の予防や高血圧からくる諸症状や病気を緩和できます。 天然由来の成分のため副作用の心配もなく、長期的に服用することで効果が持続します。

不安障害とは~行き過ぎた不安を克服するためにできること~

不安障害とは~行き過ぎた不安を克服するためにできること~

不安障害とは

不安障害とは、精神障害の1つであり、不安を主症状とする疾患をまとめた名称です。

全般的な不安症状を呈するものや、過去の何かがトラウマとなって発生しているもの、持病や薬などの物質によるものなど、さまざまな病態が不安障害には含まれます。

代表的な疾患としては、

  • パニック障害
  • 恐怖症
  • 恐怖症
  • 強迫性障害
  • 外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 分離不安障害
  • 全般性不安障害

などがあげられます。

発症原因は十分に解明されていませんが、さまざまな心理社会的要因を有することが多く見受けられます。

基本的には過剰な不安や恐怖などの症状を軽減する対症療法をおこなっていきます。

目次

  1. 不安障害の分類
  2. 不安障害の原因
  3. 不安障害の治療方法
  4. 不安障害の過剰な不安や恐怖を和らげる治療薬
  5. 不安障害を克服するために(まとめ)
  6. 関連商品

不安障害の分類

不安障害の分類

不安障害には不安症状を主症状とするさまざまな疾患の総称であるため、多くの病気が含まれ、以下に分類することができます。

  • パニック障害
  • 恐怖症
  • 強迫性障害
  • 外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 分離不安障害
  • 急性ストレス障害
  • 全般性不安障害
  • 社会不安障害
  • 一般身体疾患による不安障害
  • 物質誘発性不安障害
  • 特定不能な不安障害

この分類はアメリカ精神医学会が発表した精神障害の診断と統計マニュアル(DSM-IV-TR)に基づくものです。臨床で使用される分類基準にはWHOの疾病および関連保健問題の国際統計分類(ICD-10)も用いられており、少々ことなる点もありますが、DSM-IV-TRとほぼ共通した分類方法となっています。

パニック障害

パニック障害とは、突然強い恐怖や不安に襲われ、動悸、めまい、吐き気、混乱、呼吸困難といった症状が発現するのが特徴です。

症状として、パニック発作、予期不安、広場恐怖があげられます。

パニック発作とはパニック障害の典型的な症状で、突然強いストレスを覚え、動悸、めまい、息切れといった発作のような症状が発生することをいいます。

予期不安とは、パニック発作に強い恐怖を感じており、発作が発生する場面を過度に恐れ、また発作が起きるのではないかと不安を募らせる状態です。

また広場恐怖とは、パニック発作を繰り返すたびに、発作が起きてしまったらその場から逃れられないという妄想を指し、ひどくなると引きこもりになったりします。

恐怖症

恐怖症とは、特定の状況や対象に対して、著しい恐怖感を感じる状態を指します。

ヒトは日常で恐怖を感じることはあり、たとえば蛇を怖がることがありますが、それは日常生活に問題を起こすものではないのが現状です。

恐怖症とは、恐怖の対象に直面すると、著しい恐怖を覚え、不安や苦痛を回避しようとすると、著しい苦痛をともない、さらには生活機能上の障害が発生する場合を指し、その対象としては動物や虫、雷や嵐などの自然環境、注射などがあげられています。

過去犬に襲われた経験を持つ方は、犬を過度に恐れるようにはなりますが、著しい苦痛や何かしらの機能障害を示さない場合は恐怖症とはみなされません。

強迫性障害

強迫性障害とは、略してOCD(Obsessive–compulsive disorder)ともいい、不合理な思考や行為を、自分の意思に反して繰り返しおこなってしまう状態を指します。

同じ考えを繰り返してしまう「強迫観念」と特定の行為や儀式を繰り返しおこなう「強迫行為」の2つが代表的な症状です。

強迫観念とは、本人の考えとは無関係に頭に浮かんでくる不安や不快感をもたらす観念を指します。

その内容は事実ではなく、もちろん現実になることもないのですが、強く現れ苦痛を感じます。

強迫行為とは、強迫観念を打ち消すためにおこなう行動で、不合理なものが多いのですが、この行動を止めると不安に思うため止められない行動をいいます。

強迫性障害の3分の1は強迫観念に、3分の2は強迫行為に苦しんでいるといわれています。

PTSD

PTSD(外傷後ストレス障害)とは、何らかの外傷体験により生じる不安障害です。

その人にとって心理的に大きな打撃となり、その後長くその影響が残ってしまう状態を指します。

いじめや虐待、レイプ、地震や嵐といった自然災害、事件や事故に巻き込まれるといった重大な災難、また日本では稀ですが、戦争・戦闘に巻き込まれる、人質となるといった極端な状況が原因となり発生します。

外傷体験はトラウマと呼ばれますが、事件や事故などによる急性トラウマと、児童虐待などによる慢性トラウマが存在します。

主な症状として自身の意思とは反して、頭の中に突然外傷体験が浮かび上がる追体験(フラッシュバック)などがあげられます。

分離不安障害

分離不安障害は、愛着がある人や場所から離れた際に、過剰な水準の不安を感じることをいいます。

生後6か月から3歳までの乳児や児童には一般的にみられる症状であり、これは正常な発達上の不安であり、障害とはみなされません。

障害とみなされるのは、一般的な発育過程で発生する分離不安よりも著しく過度な不安や苦痛が生じており、一定年齢を過ぎても持続している状態を指します。

不安障害の中でも発症年齢が早いのが特徴的であり、児童、青年の5~25%が罹患しているといわれています。一方成人の罹患率はおよそ7%といわれており、児童、青年期で発症した分離不安障害を理療せずに放置すると、その1/3は成人になっても症状が持続してしまうことが報告されています。

急性ストレス障害

急性ストレス障害はASD(Acute Stress Disorder)とも呼ばれています。

親しい人の生死や、その人の尊厳に関わるような心的外傷(トラウマ)を経験した後、その経験をはっきり思い出したり、悪夢として見たりすることで、経験に関する事項を避けるようになったり、過覚醒状態となったりする現象を指します。

数日から4週間以内に自然治癒するのが一般的であり、一過性の障害を指します。

より長期間に渡り持続する障害は外傷後ストレス障害(PTSD)と呼ばれます。

治療としては短期間(4週間以内)の心理療法が用いられ、薬物治療はおこなわれないのが一般的です。

予後は良好ですが、PTSDに移行する可能性もあるので、慎重な観察が必要です。

全般性不安障害

全般性不安障害とは、特に不安となる対象がないものの、過度で制御できない持続的な不安があり、日常生活に支障をきたす不安障害の1つです。

不安を感じる状態が6か月以上継続しており、不安がない日よりある日のほうが多く、職業的、社会的、その他の場面において支障が出ている症状が当てはまります。

主な症状には そわそわと落ち着かない、 易疲労感、 倦怠感、 めまい、 ふらつき、 動悸、 息切れ、 刺激に対する過敏反応、 不眠などの睡眠障害、 頭痛や肩こりなどの筋肉の緊張、 などがあげられます。

欧州では人口の2%、イギリスでは5.7%ほどが生涯において全般性不安障害に罹患するといわれています。

社会不安障害

社会不安障害とは、自分が他人から見て、愚かに見えていないか、場に合っているかなど他人に辱められることに不安を感じ、社会的交流を避けるようになったり、我慢して交流することに相当の苦痛を感じたり、日常生活に重大な支障が出たりする状態を指します。

内気や人見知りをする人が、知り合いのいない場所で感じる不安は正常なものですが、対して社会不安障害を有する方は、そのような状況下においてほぼ毎回、赤面や発汗、動悸や下痢、会話困難といった症状が発現するのが特徴です。

そのため、なかなか場慣れできず、うまくコミュニケーションを取れずに集団の中で孤立してしまう傾向があります。

一般身体疾患による不安障害

一般身体疾患による不安障害とは、ある病気に罹患しており、その病気により生理学的に引き起こされた不安症状を指します。

不安症状を呈する一般身体疾患には、 甲状腺機能亢進症、 甲状腺機能低下症、 副腎皮質機能亢進症、 低血糖症、 糖尿病、 褐色細胞腫などの内分泌疾患、 肺塞栓症、 不整脈、 うっ血性心不全などの心血管疾患、 喘息、 過呼吸、 慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、 ポルフィリン症やビタミンB12欠乏症といった代謝障害、 認知症、 脳炎、 けいれん性疾患、 新生物、 前庭機能障害などの神経疾患、 があげられます。

その他、各種がん疾患も不安障害を引き起こすことが知られています。

物質誘発性不安障害

物質誘発性不安障害とは、アルコールやカフェインなどの物質や医薬品により誘発される不安症状のことです。

物質の使用後もしくは中止後に発現し、物質の成分が体内から抜けるにつれて症状がなくなるのが一般的です。

不安障害を誘発する物質には アルコール、 大麻、 カフェイン、 コカイン、 重金属、 神経ガス、 殺虫剤、 二酸化炭素、 一酸化炭素、 ガソリン、 などがあげられます。

また不安障害を誘発する医薬品には 幻覚剤、 催眠剤、 抗不安薬、 精神刺激薬、 インスリン、 甲状腺治療薬、 抗パーキンソン病薬、 コルチコステロイド、 抗ヒスタミン薬、 抗てんかん薬、 抗精神病薬、 抗うつ剤、 血圧降下薬、 心血管治療薬、 血糖降下薬、 などがあげられます。

特定不能の不安障害

その他、特定不能の不安障害としては、高所恐怖症閉所恐怖症があげられます。

高所恐怖症とは、高い場所に来るとたとえ安全が確保されていようとも下に落ちてしまうのではという異常な恐怖・不安を感じる状態であり、身体が竦み動けない、ひどい場合には、パニックに陥り嘔吐するという症状が見られる場合もあります。

人はある程度の高さ以上には不安がつきまとうものですので、たとえ不安を感じても、何らかの身体的症状が出ない場合は問題ありません。

閉所恐怖症とは閉ざされた狭い空間の中にいることに、甚大な不安を感じる症状を指します。

エレベーターの中などで症状が出る方もおり、日常生活に支障が出る人も多く存在します。

不安障害の原因

不安障害の原因

不安障害の原因は十分には解明されていません。

身体的要因、精神的要因、社会的要因が複雑に絡み合って発症しているものと考えられています。

かつて不安障害の要因は、心理的要因が主な原因で発症していると考えられてきました。

しかし近年、脳研究が進歩するに従い、今日では、心理的要因のみならず、脳内の神経伝達物質の異常が関与しているという脳機能異常も一要因として考えられるという説が有力になってきています。

その他社会的要因とは、住んでいる場所や地域の文化や物の考え方が、不安障害の発症に影響を与えているという考え方であり、不安障害の一要因と考えられています。

脳機能異常

不安障害には、脳内の神経伝達物質の異常による脳機能異常という身体的要因が関与していると考えられています。

不安障害の特徴的な症状の1つであるパニック障害は、大脳辺縁系にある扁桃体を中心とする恐怖神経回路の活動が亢進しているという有力な説があります。

大脳辺縁系は記憶や情動、本能などの関与する脳内の部位であり、扁桃体は、怒りや恐怖、快・不快といった感情の中枢として働いています。

体外と体内どちらからでも刺激を受けると、扁桃体での不安や恐怖が引き起こされ、その興奮信号が視床下部などの周辺の神経部位へ伝えられることで、動悸や息切れ、心拍数増加、呼吸困難、身体の竦みなどといったパニック障害の症状を引き起こすと考えられています。

また恐怖神経回路は主にセロトニン神経によって管理されており、脳内神経伝達物質であるセロトニンの機能を促進する選択セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)がパニック障害に有効であるため、この仮説が指示されています。

その他にも神経伝達物質であるGABAの濃度低下により、中枢神経系の活性が減少し、不安を引き起こしているという説もあり、セロトニン受容体はGABAを通じて中枢神経を抑制しているため、この説も有効とされています。

心理的要因

不安障害の発症には心理的要因が関与しているといわれており、恐らくこれは間違いないことと思われます。

パニック障害では特別な要因はなく、突然パニック発作に襲われるのが典型的な症状だとされていますが、過去に何らかのきっかけがあったり、小児期に親との離別体験があったり、発症前の1年間は強いストレスにさらされていたりと、何かしらの心理的要因が背景にあるケースが多いという研究報告もあります。

心理的要因とはその人の性格が大きく関与します。

不安障害を発症する人の基本的な性格は、

  • 自己内省的であり理知的(真面目で責任感が強い反面、自分の劣等感を抱きやすい)
  • 執着性が強い(忍耐強い反面、物事にこだわりやすく融通がきかない)
  • 感受性が強く心配症(細かいことに気が付くものの、取りこし苦労となることが多い、不安を抱きやすい)
  • 欲望が強く完璧主義(努力を惜しまないが不完全となった際不安になる)

という4つの特徴を有するとされています。

つまり性格上弱い面と、強い面の両方を併せ持っており、強い自分が弱い自分を許容できない、またその逆もしかりで、自分の感情をうまくコントロールできないことが、不安障害の一要因となっていると考えられています。

社会的要因

住んでいる国や地域の文化による社会的要因も不安障害の一要因であるといわれています。

たとえば日本では従来、対人恐怖、つまり他人とのコミュニケーションや、他人からの自分の評価が気になり、不安でたまらなく、コミュニケーションはおろか、外出もできなくなったり引きこもりになったりする不安障害の方が多い傾向があります。

これは他人と同様であることを求め、人と違うことはあまり許容されず、また恥を重視する日本独特の文化が背景になるものと思われます。

その他、不安障害は男性より女性の方が発症率が高いのですが、それは日本においては、男女の理想像というのが明確にされており、特に妻、母親としての女性像というのが、世界からみても非常にレベルが高く、自分と周囲からの期待の目とのギャップに悩み発症するケースもある一定程度あるといわれています。

特に働く女性の急増にともない、仕事における責任と家庭における責任、妻としての責任、母親としての責任など、あまりに多くの責任および周囲からの期待に過度のストレスを感じる女性が増加しており、今後不安障害の発症は増えていくのではないかと予想されています。

不安障害の治療方法

不安障害の治療方法

不安障害の治療方法は、薬物療法と精神療法に2つに分類できます。

薬物療法はその名の通り、医薬品を用いて不安障害を治療していく方法です。

代表的な薬剤としては抗不安薬のベンゾジアゼピン誘導体(BZD)、および抗うつ剤の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)が用いられます。

精神療法とは患者が自分自身を見つめなおし、自分の感情の動きや、不安障害の要因と考えられるものなどを認知することで回復を促す認知行動療法といわれる手法が取り入れられます。

認知行動療法は薬物療法と同等程度の効果が期待できることがわかっており、注目されています。

薬物療法

不安障害の治療法の1つに薬物治療があげられます。

代表的な医薬品には、抗不安薬のBZD(ベンゾジアゼピン誘導体)や、抗うつ剤のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などがあげられます。

BZDは不安や不眠、および不安にともなう自律神経症状など、不安に関連する症状全般に有効です。通常用量では副作用が眠気、ふらつきくらいで非常に少なく、安全性に優れ、即効性もある薬剤となります。

長期間の服用では耐性ができ、依存性が生じやすくなり、これまでの服用量では効かなくなってくるため用量を増やしがちになります。

薬剤の用量を急に減量したり、中止したりすると離脱症状が出ることがわかっているため、長期間投与には注意が必要です。

SSRIはパニック発作に非常に有効です。

予期不安や広場恐怖といったその他のパニック障害の症状にも有効であり、副作用が少なく高い安全性を誇り、また長期間服用しても依存性はありません。

しかしながら、即効性がなく、投与初期に眠気や吐き気といった副作用が発現しやすいので、一時的に不安症状が増強する可能性があります。

両剤の長所および短所を踏まえた併用療法が推奨されています。

精神療法

不安障害の治療の1つに精神療法が用いられています。

英国国立医療技術評価機構(NICE)は、不安障害は根拠に基づく精神療法が非常に有効であり、まず薬物療法よりも前に精神療法を開始することとしています。

NICEが推奨する精神療法には、弱い精神的介入から強い精神的介入まで根拠に基づき取り入れられています。

他にも認知行動療法(CBT)と呼ばれる方法に現在注目が集まっています。

思考と感情および行動は密接に関連しており、観察可能な意識的な思考に焦点を当てる療法です。

つまり、患者が自分の行動、感情、思考を振り返り、関連づけて考えることにより、不安障害の発症に関与した要因を探りだし、改善を図っていくという療法になります。

認知行動療法はさまざまな療法の組み合わせであり、不安障害には曝露療法や認知療法がよく用いられます。

曝露療法とは広場恐怖にもっとも効果のある療法で、電車に乗れない場合は、まず家族同伴で、できたら家族とは別車両で、次は一人で一駅分など徐々に段階を上げていく療法です。

認知療法とは過度に不安を恐れてしまう自分の歪んだ考えを認知し、「いつものこと。不安は時間が経てば治まる」と自分にいい聞かせ認知の修正を図る方法です。

精神療法の効果は、薬物療法と同等程度であることが証明されています。

不安障害の過剰な不安や恐怖を和らげる治療薬

不安障害の過剰な不安や恐怖を和らげる治療薬

不安障害の治療に用いられる薬は、不安障害に特徴的な過剰な不安や恐怖を和らげる薬が中心となります。

一般的にはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が一次選択薬となります。

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)やベンゾジアゼピン系の抗不安薬も治療に用いられます。

ただベンゾジアゼピン系の薬剤は、長期間服用にて耐性ができ依存性や離脱症状が問題となりますので、短期間の服用が推奨されています。

場合によって、漢方薬が有効なケースもあります。

また、一部の人はカフェインを中止することで、不安症状を大きく改善できることが報告されています。

SSRI

SSRIとは選択的セロトニン再取り込み阻害薬のことであり、抗うつ剤の1つです。

SSRIは脳内の神経伝達物質であるセロトニンの再取り込みを阻害することで、脳内のセロトニンの量を増やす働きを有します。

抑うつ状態にある方は、脳内のセロトニンの量が少なくなっていることが知られています。

セロトニンは不安を抑えて、平常心を保つことができるように働く神経伝達物質であり、不足することで不安やイライラ、睡眠障害などが引き起こされます。

そのためSSRIを服用すると、不安な状態の改善が期待できます。

またセロトニンは、同じく脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンの作用を抑制する働きを有しています。ノルアドレナリンは不安や恐怖を感じた際に、筋肉に血液を送り込み血圧を上昇させたり、心拍数を上げたりする作用を有します。

パニック障害に罹患している方は、何かしらの不安や恐怖を感じるとノルアドレナリンが関与する異常な興奮によりパニック発作が起こることが知られており、セロトニンによりその異常興奮を抑えられ、SSRIはパニック障害に非常に効果を有します。

ただ即効性がなく、効果発現には2~4週間必要であり、飲み始め1~2週間は、眠気や吐き気といった軽度な副作用が生じる恐れがあります。

飲み合わせにも注意が必要な薬剤です。

抗不安薬

抗不安薬の中でもっとも使用されているのはベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。

抗不安や催眠、鎮静などに関与する脳内のベンゾジアゼピン受容体に作用し刺激します。

ベンゾジアゼピン受容体はGABA受容体と共に複合体を形成しており、ベンゾジアゼピン受容体が刺激されるとこの複合体が刺激されます。

すると、脳内の抑制系の神経伝達物質であるGABAの作用を亢進し、抗不安作用や催眠・鎮静作用を発揮し、不安障害の諸症状の改善が期待できる薬剤です。

即効性に優れる薬剤であり、通常用量では副作用が眠気やふらつき程度と比較的軽微であり、安全性が高いことからも、使用頻度の高い薬剤となります。

しかしながら長期間服用を継続すると耐性ができ、依存性が生じやすいという懸念があります。

薬剤の用量を急に減量したり中止したりすると、焦燥や不眠、知覚異常といった離脱症状が強く発現する可能性があります。

ベンゾジアゼピン系の有効性については、専門家の中でも意見がわかれており、長期的には有効とはいい難いという意見から、治療抵抗性の症例に対する選択薬となりうるという意見、また長期的にもSSRIと同様の効果があるという意見までさまざまですが、一般的には短期間の使用に留めるのが推奨されています。

漢方薬

不安障害の治療に漢方薬が用いられるケースもあります。

・甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)
心身の興奮状態を鎮め、不安定な状態を改善させることで不安やイライラの改善に効果を示し、パニック発作を起こしやすい不安障害の患者の第一選択薬です。

・柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
鎮静安定作用を持つ和解剤で、不安や不眠、パニック状態、疲労感、抑うつ状態に効果を示します。

・抑肝散(ヨクカンサン)
虚弱な体質の患者で、神経が昂ることで起こる諸症状に有効であり、イライラしやすい、興奮しやすい、怒りっぽい方に使われます。

・加味逍遙散(カミショウヨウサン)
女性の月経異常や更年期障害などのイライラや不安に用いられる代表的な漢方薬であり、イライラ感や精神不安などの諸症状に効果があるといわれています。

・半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
のどのつかえ感を改善する薬剤であり、気分がふさぐことで、のどに異物がへばりついたような違和感や胸部の圧迫感を訴える不安障害の方によく処方されています。

・加味帰脾湯(カミキヒトウ)
虚弱体質な方に用いられ、心身の疲労や、不安症状、不眠症状の改善に効果が期待されます。柴胡桂枝乾姜湯は神経が過敏になっている方の不安や不眠といった症状に用いられます。

・桂枝加竜骨牡蠣湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)
神経が過敏状態になっていることに起因する、不安やイライラ、不眠に効果を示します。

その他の薬物療法

不安障害の治療にはβ遮断薬の投与カフェインの除去がおこなわれることもあります。

β遮断薬は、アドレナリンの働きを抑制する薬剤で、心臓の神経に直接作用します。

アドレナリンは血圧や心拍数を高め、交感神経に作用して、興奮状態や緊張状態を高める神経伝達物質です。

β遮断薬は心臓のβ受容体に直接作用し、心機能を抑制して心臓の作業量を抑える作用を有しています。

激しい動機をともなうパニック発作に高い効果が期待されます。

その他、不安障害にはカフェインの関与が知られています。

過剰なカフェインの摂取は不安障害の原因となったり、不安障害を悪化させたりします。

不安障害の患者はカフェインに過剰に反応することが複数の研究で報告されており、またカフェインには不安を惹起する作用があり、カフェイン摂取量とパニック障害との間には相関関係があることも示されています。

そのため一部の不安障害の患者は、カフェインを除去することにより不安症状を大きく緩和されます。

ただし、カフェインの離脱時には、一時的に不安症状が強くなりますので、慎重な観察が必要です。

不安障害を克服するために(まとめ)

不安障害の患者は日本国内で増加傾向であり、60万人ほどいるといわれています。

これは医療機関を受診した患者数ですので、実際はもっと多いといわれています。

一般住民を対象とした疫学調査では、2002年度~2006年度に実施した厚労省の調査によると、不安障害の生涯有病率で9.2%であり、決して稀な病気ではありません。

不安障害の発症メカニズムは十分には解明されておらず、基本的には対象療法が中心となります。

しかしながら、効果的な治療薬が豊富に存在し、近年は精神療法として認知行動療法が大きな発展を遂げており、日常生活に支障ない程度まで改善することが可能です。

病気を理解し、自身で不安をマネジメントできるように、1つ1つステップアップしていくことが重要です。

参考文献

行政機関サイト
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査もおこなっています。

情報サイト
ウィキペディア(日本版)
ウィキメディア財団が管理・運営しているインターネット百科事典の日本語サイトです。 詳細かつ、網羅的な情報を掲載しており、他の辞書サイトでは容易に確認できないような事柄についての記事を確認することが可能です。

関連商品

レクサプロ

レクサプロ

レクサプロはセロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)の中でも第四世代と呼ばれる最新の抗うつ剤です。
従来型のSSRIに比べると副作用や離脱症状がでにくくまた1日の服用回数も少なくて済むなど第一世代から第三世代までのSSRIの改良型ともいえる薬です。
SSRIやSNRIと呼ばれる抗うつ剤は神経伝達物質の一つで脳内量が減りすぎると気分障害を起こすセロトニンが血管に再放出されるのを抑制して気分障害やうつの諸症状を改善する医薬品です。
>>レクサプロ
フルボキサミン

フルボキサミン

日本ではルボックスやデプロメールという薬名で売られているSSRIという抗うつ剤の一種です。
SSRIはセロトニンという興奮を抑止するために働く神経伝達物質が脳内から脳動脈内に放出されて脳内量が減ることを抑制するための薬です。
この作用によって相対的に脳内のセロトニン量が増え、抑うつ感やうつ発作時に見られる気分障害を軽減させる働きが確認されています。
SSRIは治療効果が高く、うつ病、気分障害、PTSDの治療薬として広く用いられています。
>>フルボキサミン

最近見た商品

お薬通販部公式SNS

SNS限定クーポン発行などお得な情報を発信しています。