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抗うつ剤

うつ病治療薬、抗うつ剤通販購入の商品一覧ページです。憂うつな気分を和らげ、意欲を高める抗うつ剤を最安値でご紹介しています。

抗うつ剤 人気ランキング

抗うつ剤の商品一覧

イフェクサーXR
販売価格:3,100円
(4)
イフェクサーXRは、ワイエス社が開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)です。 イフェクサーXRは、セロトニンとノルアドレナリンという二つの重要な神経伝達物質のバランスを調整する作用があり、不安感や気分の低下、意欲や気力の低下といった症状に対して効果がある医薬品です。 お薬通販部では、ベンラファキシン75mg/150mgの購入が可能となっています。
ジェイゾロフト
販売価格:3,120円
(5)
ジェイゾロフトは、ファイザーが製造・販売している、精神疾患の治療に用いられる選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種です。 有効成分としてセルトラリン塩酸塩を配合しており、1日に1回服用することでセロトニンの分泌量が増加し、抗うつ作用や抗不安作用が得られます。 他の薬剤と比較して薬物相互作用がでにくくなっていますので、うつ病・うつ状態、パニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)の改善に使用されています。 お薬通販部では、セルトラリン50mg/100mgの購入が可能となっています。
レクサプロ
販売価格:11,100円 在庫なし
(3)
レクサプロは、ルンドベックが開発した選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)で、有効成分エスシタロプラムを配合しています。 従来型のSSRIに比べると副作用や離脱症状がでにくくまた1日の服用回数も少なくて済むのが特徴です。 レクサプロはセロトニンに対してのみ効果があり、うつ症状だけでなく、不安障害にも効果がある薬です。 減少したセロトニンの量を増やし、セロトニンの作用を強めることでうつ病・うつ状態や気分障害、不安障害の症状を軽減します。 お薬通販部では、20mgの購入が可能となっています。
トフラニール
販売価格:2,670円
(7)
トフラニールは、アソスによって開発された抗うつ薬で、1959年から精神科や内科で使用されています。 世界で初めて作られた抗うつ薬で、元々は抗アレルギー薬として開発されていました。 気分を上向きにし、パニック障害、遺尿症、夜尿症の改善に効果があります。
ラミクタール
販売価格:3,570円
(4)
ラミクタールは、グラクソ・スミスクラインが開発した抗てんかん薬・双極性障害治療薬で、有効成分はラモトリギンです。 ラミクタールは、てんかんの部分発作、全般発作のうちの強直間代発作(大発作)、子供の欠神発作、レノックス・ガストー症候群における全般発作の治療に使用されます。 お薬通販部では、ラモトリギン25mg/50mg/100mgの購入が可能となっています。
サインバルタ
販売価格:4,730円
(8)
サインバルタは、イーライリリーが開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)です。 有効成分としてデュロキセチン塩酸塩を配合しています。1日に1錠を服用することが原則です うつ病は、抑うつ気分等の精神症状にのほかに倦怠感、頭痛、腰痛などの身体症状を伴う精神疾患です。 その薬物治療には SNRI のほか、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、三環系抗うつ剤等が用いられます。 うつ病・うつ状態以外に糖尿病神経障害や各種疾患の疼痛の治療に使用されています。 お薬通販部では、デュロキセチン30mg/60mgの購入が可能となっております。
パキシル
販売価格:4,500円
(6)
パキシルは、グラクソ・スミスクラインが開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種で、パロキセチンを有効成分として配合しています。 選択的セロトニン再取り込み阻害薬にはいくつかの種類がありますが、パキシルは比較的強力な治療薬とされています。 1日に1回、夕食前に服用するのが原則です。 セロトニンは、ドーパミン、ノルアドレナリンとならぶ三大神経伝達物質のひとつで、心や自律神経のバランスを整える役割を持っていますが、セロトニンの不足は代謝の低下や心身の不安定を引き起こします。 セロトニンが再取り込みされるのを阻害し、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害の治療に使用されています。 お薬通販部では、パロキセチン20mgの購入が可能となっています。
デピロックス
販売価格:3,800円
(4)
デピロックスは、Consern社が開発したうつ病治療薬で、アモキサンのジェネリック医薬品です。 三環系抗うつ薬の第2世代で作用がはっきりしていますが、副作用が比較的少なくなっている医薬品です。 不安や緊張した気分をおだやかに、意欲や気力の改善に役立ちます。 お薬通販部では、アモキサピン50mg/100mgの購入が可能となっております。
アリピプラゾール
販売価格:4,590円
(4)
アリピプラゾールは、サンファーマ社が開発した非定型抗精神病薬で、エビリファイのジェネリック医薬品です。 統合失調症は、思考・感情のコントロール、決断といった部分が低下していきます。 ドーパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの陽性反応や、強い緊張や感情の低下など陰性反応を安定させていきます。 ドーパミンが過剰である場合は抑制し、不足している場合は活性化して増加させる作用をもっています。 お薬通販部では、アリピプラゾール5mg/10mg/15mg/20mg/30mgの購入が可能となっています。
オリザ
販売価格:3,340円
(4)
オリザは、インタスファーマ社が開発した非定型抗精神病薬で、ジプレキサのジェネリック医薬品です。 脳内の多数の神経物質受容体に対して作用し、陰性反応の自閉症・無関心・意欲の減退と陽性反応の妄想・幻覚・思考障害を改善します。 またセロトニンやドーパミンの働きを調整するため、双極性障害やうつ病・うつ状態の治療にも使用されています。 お薬通販部では、オランザピン10mgの購入が可能となっています。
フルボキサミン
販売価格:2,250円 在庫なし
(2)
フルボキサミンはネウラックスファームが開発した医薬品で、フルボキサミンマレイン酸塩を有効成分とする先発薬「ルボックス」のジェネリック医薬品です。 ルボックスは、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)として、脳内のセロトニン量を増やし、抑うつ感やうつ発作時に見られる気分障害を軽減させる医薬品です。 うつ病・うつ状態、社交不安障害などの不安障害、強迫性障害の治療薬として、日本でも広く利用されています。 お薬通販部では、フルボキサミン50mgの購入が可能となっています。
ラミトール
販売価格:3,700円 在庫なし
(2)
ラミトールは、トレントファーマ社が開発した抗てんかん薬・双極性障害治療薬で、ラミクタールのジェネリック医薬品です。 てんかん発作は、脳の神経の興奮が過剰になった状態で部分発作と全般発作の2つに分けられます。 部分発作、全般発作のうちの強直間代発作(大発作)、子供の欠神発作、レノックス・ガストー症候群における全般発作の治療に使用されます。 お薬通販部では、ラモトリギン25mg/50mg/100mgの購入が可能となっています。 【※ラミトール 50mg 次回12月末頃入荷予定】
バスポン
販売価格:2,980円 在庫なし
バスポンは、デヴァーホールディング社が開発した抗不安薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。 セロトニン5-HT1A受容体部分作動薬といわれ不安障害やうつ病の方にも使用されることもあります。 不安や緊張で寝付きが悪い、深い眠りにつけずに睡眠不足が続いているという方に効果を発揮し、依存性を引き起こしにくく安全な睡眠改善薬として世界中でも多くの方に利用されています。 お薬通販部では、ブスピロン5mgの購入が可能となっています。
ファベリン
販売価格:2,900円
(2)
ファベリンはアメリカの製薬会社、アボット・ラボラトリーズ社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。 ファベリンは先発薬であるルボックスのジェネリック医薬品で、有効成分はフルボキサミンマレイン酸塩です。 フルボキサミンマレイン酸塩は神経伝達物質のセロトニン再取り込みを抑制し、その量を増やして神経伝達を改善するため、強迫性障害やうつ病の治療に用いられています。 お薬通販部では、フルボキサミン100mgの購入が可能となっています。
カラゼピン
販売価格:2,640円
(2)
カラゼピンは、マイファルマアイラックサン社が開発した向精神作用性てんかん治療薬・躁状態治療薬で、テグレトールのジェネリック医薬品です。 脳内の神経細胞の興奮と抑制のバランスで働きを保っていますが、バランスを崩すと不調をきたし過度の興奮によっててんかん発作が起こり、全般性発作・部分発作・原因不明の発作の3つに分類されます。 部分発作が起きた場合の第一選択薬として使用されていますが、三叉神経痛の治療にも使用されています。 お薬通販部では、カルバマゼピン200mgの購入が可能となっています。
アリピプラゾールMT
販売価格:2,840円
(4)
アリピプラゾールMTは、トレントファーマ社が開発した非定型抗精神病薬で、エビリファイのジェネリック医薬品です。 脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、強い緊張や不安・うつ状態の精神状態を安定させていきます。 ドーパミンが過剰である場合は抑制し、不足している場合は活性化して増加させる作用をもった医薬品です。 お薬通販部では、アリピプラゾール5mg/15mgの購入が可能となっています。
レデプラ
販売価格:3,500円
(2)
レデプラは、ムスタファ・ネヴァッツ社が開発したノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)で、レメロンのジェネリック医薬品です。 ノルアドレナリンとアドレナリンと減少や働きの減弱で不安や意欲と気力の落ち込みになったりします。 ノルアドレナリンの遊離に関係するアドレナリンα1、α2受容体を阻害することで、ノルアドレナリンやセロトニンの遊離を促進、セロトニン5HT2、5HT3受容体を阻害、抗うつ作用に関係するセロトニン受容体を活性化しうつ病・うつ状態の改善に使用されます。 お薬通販部では、ミルタザピン15mg/30mgの購入が可能となっております。
プリモックス
販売価格:3,390円
(2)
プリモックスは、サンファーマ社が開発した三環系抗うつ薬で、ノリトレンのジェネリック医薬品です。 脳内のノルアドレナリンやセロトニンの量が少なくなり働きが弱くなった状態で、無気力や意欲の低下などがあらわれます。 神経伝達物質の再取り込みを阻害し、脳内での働きを強めてうつ病・うつ状態の症状を改善します。 お薬通販部では、ノルトリプチリン25mgの購入が可能となっています。
シタロプラム
販売価格:1,500円
(5)
シタロプラムは、アクタビス社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、Celexaのジェネリック医薬品です。 脳内での神経伝達物質セロトニンやノルアドレナリンの分泌される量や調整が出来なくなり、うつの症状や不安障害などの身体的な症状があります。 セロトニンの量を増やすことで神経伝達を活性化し、うつ病・うつ状態、不安障害や月経前不快気分障害の症状を改善します。 お薬通販部では、エスシタロプロム20mg/40mgの購入が可能となっております。 ※シタロプラムは、在庫の供給が不安定のため複数の国から仕入れております。ご注文時期によりいずれかのパッケージ出荷となります。
ミルザ
販売価格:2,850円 在庫なし
(3)
ミルザは、Consern Pharma Limited社が開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)で、トレドミンのジェネリック医薬品です。 セロトニンやノルアドレナリンが不足したり働きが弱まると不安・気分の落ち込み・意欲・気力の低下が症状としてあらわれます。 セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害し、気分の落ち込みや意欲・気力の低下を改善します。 お薬通販部では、ミルナシプラン塩酸塩25mgの購入が可能となっております。
クロフラニル
販売価格:2,500円
(4)
クロフラニルは、サンファーマ社が開発したうつ病・うつ状態治療薬・遺尿症治療薬・情動脱力発作治療薬で、アナフラニールのジェネリック医薬品です。 成人のうつや抑うつなどの気分障害を軽減したり、子供の夜尿症や遺尿症(おもらし)を改善するための薬です。 神経伝達物質の量を増やす作用があるのでナルコレプシー(突然起こる脱力感や眠気)の予防改善薬としても用いられます。 お薬通販部では、クロミプラミン10mg/25mg/50mgの購入が可能となっております。
オキセチン
販売価格:2,500円 在庫なし
(3)
オキセチンは、ファーマランド社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、プロザックのジェネリック医薬品です。 従来のうつ病治療薬の副作用が少なくメリットの多い医薬品です。 うつ病、月経前不快気分障害(重度の月経前症候群)、強迫性障害、パニック障害および神経性過食症の治療に使用されています。 お薬通販部では、フルオキセチン20mgの購入が可能となっております。
クロルプロマジン
販売価格:3,230円
(2)
クロルプロマジンは、DDファーマ社が開発した精神神経安定薬で、コントミンのジェネリック医薬品です。 ベゲタミンの名で日本でも知られているクロルプロマジン塩酸塩が成分として含まれています。 ドーパミンの過剰放出によって引き起こされる統合失調症の治療薬として開発された医薬品で、ドーパミンのD2受容体を阻害して過剰反応をおさえ直接作用して興奮や喪失感、不安感などを鎮めます。 感情の高ぶりを穏やかにして、吐き気の治療にも使用されています。 お薬通販部では、クロルプロマジン100mgの購入が可能となっています。
バスピン
販売価格:5,800円
(3)
バスピンは、インタスファーマ社が開発した抗不安薬で、バスパーのジェネリック医薬品です。 非ベンゾジアゼピン系で不安障害やうつ病の方に処方されることもありますが睡眠改善効果もあることから不眠症の方にも使用されます。 なんとなく不安を感じたり、緊張で睡眠不足が続く場合に脳内の緊張状態をほぐして入眠しやすくします。 お薬通販部では、ブスピロン5mg/10mgの購入が可能となっています。
アスプリト
販売価格:8,700円
(3)
アスプリトは、インタスファーマ社が開発した非定型抗精神病薬で、エビリファイのジェネリック医薬品です。 脳内のドーパミンのバランスの欠いた状態をもとに戻しながら調整します。 統合失調症の極度の緊張、興奮状態の陽性反応や無気力、感情の低下の陰性反応の両方に効果を発揮する医薬品です。 この他にも気分が高揚し、判断力が損なわれ、怒りやすくなる双極性障害やうつ病・うつ状態の治療にも使用されます。 お薬通販部では、アリピプラゾール15mgの購入が可能となっています。
タガラ
販売価格:1,700円
(3)
タガラは、ヒマラヤハーバルズ社が開発した睡眠不足の方におすすめのサプリメントです。 インドアーユルヴェーダのサプリメントでタガラは、バレリアンやセイヨウカノコソウの名前で知られています。 ハーブの鎮静効果が有名で、天然の睡眠薬として使用されています。 お薬通販部では、タガラ250mgの購入が可能となっています。
デュゼラ(サインバルタ・ジェネリック)
販売価格:5,630円
(2)
デュゼラは、サンファーマ社が開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)で、サインバルタのジェネリック医薬品です。 うつ病は、抑うつ気分等の精神症状にのほかに倦怠感、頭痛、腰痛などの身体症状を伴う精神疾患です。 その薬物治療には SNRI のほか、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、三環系抗うつ剤等が用いられます。 うつ病・うつ状態以外に糖尿病神経障害や各種疾患の疼痛の治療に使用されています。 お薬通販部では、デュロキセチン20mg/30mg/40mg/60mgの購入が可能となっております。 ※ご注文時期により、錠剤の形状や色味などが異なる場合がございます。
エスシタデップ
販売価格:3,500円
(2)
エスシタデップは、シプラによって開発された選択的セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)「レクサプロ」のジェネリック医薬品です。 エスシタデップは、有効成分としてエスシタロプラムを含んでいます。従来のSSRIと比較して、副作用や離脱症状が少なく、1日に必要な服用回数も少ないのが特徴です。 この薬はセロトニンのみに作用し、抑うつ症状だけでなく、不安障害の治療にも有効です。セロトニンの減少した量を増やし、その作用を強化することで、うつ病、気分障害、不安障害の症状を和らげます。 お薬通販部では、エスシタロプロム5mg/10mg/20mgの購入が可能となっています。
フルニル
販売価格:2,900円
(2)
フルニルは、インタスファーマによって開発された選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。 従来のうつ病治療薬と比較して副作用が少ない点が特徴で、プロザックのジェネリック医薬品です。うつ病以外にも、強迫性障害や不安障害や月経前不快気分障害(重度の月経前症候群)でお悩みの方の症状を改善します。 お薬通販部では、フルオキセチン10mg/20mgの購入が可能となっております。
クエチアピン
販売価格:3,320円
(8)
クエチアピンは、Apotex(アポテックス)が開発した非定型抗精神病薬でセロクエルのジェネリック医薬品です。 統合失調症は、脳内のドーパミンといった神経伝達物質のはたらきに異常が発生して幻覚や妄想の陽性反応、感情の低下や意欲の減退による陰性反応があらわれます。 ドーパミン受容体・セロトニン受容体のほかに、アドレナリン受容体やヒスタミン受容体へ作用します。 多くの受容体にはたらくため、陽性反応や陰性反応の治療以外に気分の落ち込みを軽減し意欲を上向きにさせていきます。 お薬通販部では、クエチアピンフマル酸塩25mg/100mgの購入が可能となっています。
パロキセチン
販売価格:2,760円
(3)
パロキセチンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI)で、パキシルのジェネリック医薬品として広く認識されています。 パロキセチンを服用することで脳内のセロトニン濃度が高まり、気分の落ち込みによる思考の低下、行動、感情などを改善し、生活に対するポジティブな姿勢を取り戻すことが可能になります。 お薬通販部では、パロキセチン20mg/40mgの購入が可能となっております。
トリプタノール・ジェネリック(アロー)
販売価格:2,310円
(4)
アローは三環系抗うつ薬で、トリプタノールのジェネリック医薬品です。 うつ症状では、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの量が減少し、神経伝達の働きが弱くなっているため、アローは神経細胞の間に存在するセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害して増やすことで、不安感をやわらげたり、意欲を高めます。 アローを含む三環系抗うつ薬は60年以上の歴史がある第1世代抗うつ薬で、現在でも処方される効果の高い医薬品です。抗うつ薬や鎮痛薬の補助剤、夜尿症の治療薬として広く処方されています。 お薬通販部では、アミトリプチリン10mg/25mg/50mgの購入が可能となっております。
プロザック
販売価格:5,000円 在庫なし
(5)
プロザックは、イーライリリーによって開発されたうつ病治療薬です。 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に分類される抗うつ薬の1つで、従来のうつ病治療薬と比較して副作用が少なく、世界的に広く普及しています。 うつ病のほか月経前不快気分障害(重度の月経前症候群)、強迫性障害、パニック障害および神経性過食症の治療に使用されています。 お薬通販部では、フルオキセチン20mgの購入が可能となっております。
セルティマ
販売価格:4,500円
(2)
セルティマは、インタスファーマ社が開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)で、ゾロフトのジェネリック医薬品です。 脳内におけるセロトニンの再取り込みを強力に阻害し、セロトニン量を増加させることにより、抗うつ作用や抗不安作用を示します。 他の薬剤と比較して薬物相互作用がでにくくなっているので、うつ病・うつ状態、パニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)の改善に使用されています。 お薬通販部では、セルトラリン25mg/50mg/100mgの購入が可能となっています。
シトレス
販売価格:2,870円
(2)
シトレスは、アブディ・イブラヒムによって開発されたレクサプロのジェネリック医薬品です。 選択的セロトニン再吸収阻害剤(SSRI)で、活性成分としてエスシタロプラムを含んでいます。従来のSSRIと比較して、副作用や離脱症状が少なく、1日に必要な服用回数も少ないのが特徴です。 この薬はセロトニンのみに作用し、抑うつ症状だけでなく、不安障害の治療にも有効です。セロトニンの減少した量を増やし、その作用を強化することで、うつ病、気分障害、不安障害の症状を和らげます。 お薬通販部では、エスシタロプラム10mg/20mgの購入が可能となっております。
オブセニル
販売価格:3,910円
(4)
オブセニルは、コンサーンファーマ社が開発したうつ病・うつ状態治療薬・遺尿症治療薬・情動脱力発作治療薬で、アナフラニールのジェネリック医薬品です。 うつ病や抑うつ状態などの気分障害を起こす精神疾患の発作抑制、子供の夜尿症や遺尿症(おもらし)の改善薬です。 神経伝達物質の量を増やす作用があるので気分が高揚すると突然眠気や硬直を起こすナルコレプシー発作の予防改善薬としても用いられます。 お薬通販部では、クロミプラミン10mgの購入が可能となっております。
ベンロールXR(イフェクサー)
販売価格:6,760円
(4)
ベンロールXRは、シプラ社社が開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)で、イフェクサーのジェネリック医薬品です。 セロトニンとノルアドレナリンのバランスで精神的・身体的バランスが保たれていますが、バランスがくずれると、不安や眠れないなど不調がでてきます。 セロトニンやノルアドレナリンの再吸収を阻害して、脳内での濃度を高め、不安や気分の落ち込みと意欲・気力の低下を改善します。 お薬通販部では、ベンラファキシン75mg/150mgの購入が可能となっています。 ※発注時期によってパッケージが異なる場合がございます。
テストジェル
販売価格:17,490円
(4)
テストジェルは、バイエル社が開発したジェル状のテストステロン補充剤です。 1包5gの中にテストステロンを50mg含有しており、テストステロン不足による各種症状の緩和に効果がございます。テストステロンは体内で生成される男性ホルモンの1つであり、筋肉の増強に深く関与しています。加齢とともに減少すると言われており、筋力低下、肥満、うつ、性欲低下などを起こしている男性や、筋肉増強を目的としたアスリートなどに広く愛用されています。
トラザロン
販売価格:6,680円
(6)
トラザロンは、サンファーマ社が開発したセロトニン遮断再取り込み阻害薬(SARI)で、デジレルのジェネリック医薬品です。 脳内での少なくなったセロトニン量を増やし、脳の興奮を穏やかにして眠気を誘います。 三環系抗うつ薬まで強いセロトニン再取り込み阻害作用はありませんが、シナプスでのセロトニン2受容体阻害作用があり、不安や緊張した気分をほぐし睡眠薬の補助薬としても使用されています。 お薬通販部では、トラゾドン50mgの購入が可能となっています。
オプティマイズド・フォレート
販売価格:3,521円
(0)
オプティマイズド・フォレートは、ライフエクステンション社が開発したサプリメントです。 葉酸は、ビタミンB12と赤血球の生産をしたりタンパク質・核酸合成で細胞の再生を補助して体の発育を促します。 また、遺伝子情報に関わり、脳・神経管・心臓など、人にとって非常に重要な部分が形成される妊娠初期や授乳中に必要な成分で、必要不可欠な栄養素とされています。 お薬通販部では、葉酸1700mcgの購入が可能となっています。
ソリアン
販売価格:5,740円
(2)
ソリアンは、サノフィ社が開発した精神情動安定薬・ 視床下部作用性抗潰瘍薬で、ドグマチールのジェネリック医薬品です。 胃薬として開発された医薬品ですが、服用量の違いにより抗うつ薬や抗精神病薬として使用されています。 胃粘膜の分泌促進と血流促進、アセチルコリンの増加で胃の動きを良くし食欲を改善します。 低用量でドーパミンを刺激し、高用量でドーパミンをブロックするため、うつ状態の改善と統合失調症の改善に使用されます。 お薬通販部では、スルピリド200mg/400mgの購入が可能となっています。
セルノス
販売価格:4,500円
(0)
セルノスは、サンファーマ社が開発したアンドリオールのジェネリック医薬品です。セルノスは、ウンデカン酸テストステロンという有効成分が配合されており、男性ホルモン(テストステロン)を補充する薬となっています。テストステロンの分泌が減少していることで起こる症状を改善するだけでなく、体力向上を目指す方にもおすすめです。安全性が高いステロイドでもあります。
ブラフミー印薬煎
販売価格:1,900円 在庫なし
(2)
ブラフミー印薬煎は、脳の健康を維持したり、脳の疲れをいやす効果がある生薬が配合された漢方サプリメントです。インドの僧侶が昔から瞑想前に飲んでいた薬草茶に含まれているブラフミーという薬草を含んでいます。インドの伝統医学であるアーユルヴェーダの考え方に基づいて作られています。ブラフミーには学習能力や認知能力などを向上させ、脳のストレスを緩和させるなどの効果があるとしてアメリカでも研究が進められています。
アナフラニール
販売価格:3,500円
(5)
アナフラニールは、ノバルティスファーマが開発した三環系抗うつ薬の一種で、うつ病やうつ状態、遺尿症、情動脱力発作の治療に用いられています。 有効成分としてクロミプラミン塩酸塩を配合しており、心神耗弱状態を改善し、気持ちが前向きになるようサポートする点が特徴です。 症状によって服用量や服用回数が異なるため、用法・用量を守って正しく服用することが重要です。 お薬通販部では、クロミプラミン10mg/25mgの購入が可能となっています。
セディール
販売価格:6,050円 在庫なし
(7)
セディールは、大日本住友製薬が開発した抗不安薬です。 ストレスなどの刺激で脳内視床下部の機能が乱れて自律神経や内分泌系に混乱をきたします。 神経伝達物質セロトニンも影響を受け、過剰に放出されると不安を感じ、不足するとイライラしたり睡眠の低下を招いたりします。 セロトニン受容体を刺激し、不安やうつ、恐怖感などの精神的症状のほか眠れない睡眠障害の改善に効果があります。 お薬通販部では、タンドスピロンクエン酸10mgの購入が可能となっています。
アタラックス
販売価格:1,780円 在庫なし
アタラックスは、グラクソス・ミスクライン社が開発した抗ヒスタミン薬です。 ハウスダストなどのアレルゲンによるアトピー性皮膚炎や夜間のかゆみで眠れない睡眠障害などに使用された医薬品です。 第1世代の抗ヒスタミン薬で口が乾くなど抗コリン作用があり、特に中枢神経抑制作用の眠くなる部分が注目され気分をリラックスさせながら入眠しやすくする効果があります。 お薬通販部では、ヒドロキシジンパモ酸塩25mgの購入が可能となっています。
デパケン・ジェネリック(バルパリン)
販売価格:3,000円 在庫なし
(0)
バルパリンは、フランスの製薬会社サノフィが製造している、てんかん・躁病治療薬です。 先発薬デパケン錠のジェネリック医薬品にあたります。有効成分として、デパケン錠と同じバルプロ酸ナトリウムを含有しているのが特徴です。 バルプロ酸ナトリウムは、ノルアドレナリンやドパミン、セロトニンなど、興奮を引き起こす物質をコントロールする作用があるといわれています。 脳の神経の過剰な興奮を抑制する効果も期待できるため、主にてんかん発作や躁、片頭痛予防などに有用です。
ブラフミー
販売価格:1,700円
(5)
ブラフミーは、ヒマラヤハーバルズが開発した認知症の予防に効果が期待されているサプリメントです。 100%天然由来の成分なので安心してお使いいただけます。 原料は、インドでは家庭に常備されている天然ハーブ「ツボクサ」です。 インドのアーユルヴェーダ医学で使用される薬草の一つでもあります。 ツボクサは、神経や脳内細胞を活性化させる働きがあり、脳内の情報伝達経路をスムーズにすることで記憶力を高めると言われています。 更には免疫力を高め、体内の血液循環を良くします。 つまり、脳の若返り効果が期待されるのです。幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの受容体を活性化することで、抗うつ効果も期待できます。 お薬通販部では、60錠入りの購入が可能となっています。
セルノスジェル
販売価格:6,500円
(5)
セルノスジェルは、サンファーマ社が開発した筋肉増強、精力増強、体毛の増加を促進させるホルモン剤です。ホルモン補充療法で使用され経口で服用するのではなく、塗布するものになっています。どなたでも簡単にご使用できます。 一般的に40歳頃からテストステロンは減少傾向になるためいろいろな症状が出現してきます。セルノスジェルはそれらの症状を改善、軽減させます。 セルノスジェルは、1日1回の塗布だけ。しかも24時間も血中に維持されるため、大雑把な方でも継続して使用しやすいものとなっています。
セントジョーンズワート
販売価格:2,900円
(1)
セントジョーンズワートは、アメリカの製薬会社スワンソン社が製造している、メンタルサポートのサプリメントです。 有効成分として、ヒペリシンやヒペルフォリンを含有しています。 ヒペリシンは、精神のバランスを保つために必要なセロトニンの分解酵素に作用するといわれている成分で、セロトニンの分泌を促すため、主にうつ病や不安障害など、気分の落ち込みの改善をサポートします。 過度なストレスにお困りの方、やる気が出ない方などにおすすめです。
トレドミン・ジェネリック(ゼスニル)
販売価格:3,500円
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ゼスニルは、インドの製薬会社コンサーンファーマ社が製造しているうつ病改善薬です。 有効成分にミルナシプラン塩酸塩を含有しています。同じ有効成分を含む先発薬トレドミンのジェネリック医薬品です。 ミルナシプラン塩酸塩は、伝達物質のセロトニンを増加させるといわれています。そのため、不安感やイライラ、不眠などの改善に効果を期待できるのが魅力です。 お薬通販部では、25mgの購入が可能となっています。
オーロリクス
販売価格:1,580円
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オーロリクスは、うつ病・社会不安障害の治療薬です。可逆性モノアミン酸化酵素A阻害薬(RIMA)に分類されます。 従来の非可逆性MAO阻害薬と比べると、副作用や離脱症状のリスクが低く、マイルドであるため、安全に利用でいるとされています。 有効成分はモクロベミドで、不安感や気分の落ち込みを改善する効果があります。日本では未承認ですが、海外では使用実績と認知度の高い成分で、ヨーロッパやカナダなどではとくに広く利用されているお薬です。
ブプロバン
販売価格:2,510円
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ブプロバンは、インドの製薬会社ヒーリングファーマが製造している抗うつ薬、禁煙補助薬です。 有効成分として、ブプロピオン塩酸塩を含有しています。ブプロピオン塩酸塩は、脳内で放出されたドーパミンの再吸収を阻害するとされている成分です。そのため、意欲の向上や集中力アップなど、うつ症状の緩和に効果が期待できます。 また、ニコチン拮抗作用も持つため、喫煙意欲を低下させられるといわれている薬剤です。本来は抗うつ剤として製造された薬剤ですが、禁煙補助医薬品にも用いられています。 お薬通販部では、150mgの購入が可能となっています。

うつ病とは

うつ病とは、気分障害の一種であり、憂うつな気分が続いたり、さまざまな活動への意欲が低下したりといった心理的症状の他、不眠症や食欲低下といった身体的症状などが発現する精神障害です。

強いストレスにさらされるなどの何らかのきっかけによって発症し、脳内のエネルギーが不足することにより、脳全体にトラブルが生じてしまうことで、さまざまな症状が現れることが特徴となります。

原因は1つではなく、複数の要因に重なって発症するケースが多く、治療が難しい病気です。

厚生労働省の調査では、20歳以上の約7.5%が一度はうつ病を患ったことがあるとされています。さらに、日本人の有病率は6.5%と、日本人のうつ病リスクは高いことが実情です。

憂うつな気分が続いた時の対処法

うつ病は誰でもなる可能性がある病気です。

うつ病の特徴的症状としては、抑うつ気分と興味または喜びの喪失があげられ、「心の風邪」とも呼ばれています。

気分が塞いだり、沈み込んだり、滅入ったりといった状態が続いていたり、これまで興味を持っていた事柄に興味が持てなくなったり、何をしても楽しく感じられないなど、憂うつな気分が続く場合は、うつ病を疑ってください。

うつ病の治療にはまず休養、特に心の休息が大切となります。

うつ病はストレスが引き金になることが多く、心を休めること、そして本人が今はしっかりと休むべきだと認識できるかが非常に重要です。

また並行して薬などにて不眠症やイライラとした症状を軽減していきながら、ゆっくりと回復を目指していきます。

休養

うつ病の治療で一番大事なことは休養を確保することです。

休養には十分な睡眠、ストレスの少ない環境でのリラクゼーション、日常生活のペースを落とすことなどが含まれます。

もし仕事でストレスを感じており、そのストレスがうつ病発症の一要因であるならば、休職が1つの方法となります。

ただし仕事を休むこと自体を苦痛に思っていては、真の休養とはなりません。

「今は、自分は休むときだ」と納得し、心理的にも身体的にも休養を取ることが大切です。

また会社に申請する休職期間は、短すぎないようにしてください。

罪悪感からか求職期間を短くし、再発するケースが後を絶ちません。

休養し、ゆっくりと確実に治してから復帰するというのが基本です。

仕事を持たれていない方の場合や、家庭内に原因がある場合は、家族の協力を仰ぐか、一定期間の入院を考慮に入れるといいでしょう。

精神療法

うつ病の治療法として、精神療法(心理療法)がほとんどの症例に用いられます。

精神福祉の専門家(精神科医、作業療法士、理学療法士、カウンセラー、ソーシャルワーカーなど)がうつ病患者やその家族に対して実施します。

主に認知行動療法(CBT)が広くおこなわれております。

CBTとは、自身の思考・感情・行動に影響を与えているものを認知することで、感情をコントロールできるようにする治療法です。

抑うつの背後にある認知のゆがみを自覚させ、考え方のバランスを取ることで、ストレスにうまく対応できる精神を作り上げていくことを目指しています。

その他、読書療法という良い著書を読みことにより考え方を学ぶ療法や、対人関係療法という良好な人間関係を形成するために介入したり、スキル習得をサポートしたりする療法も含まれます。

薬物療法

うつ病の治療法としての薬物療法は、軽度から中等度のうつ病患者に対しては、初期治療の効果が期待できない場合に、中等度から重度のうつ病患者に対しては、精神療法の併用が推奨されています。

抗うつ薬による治療が一般的です。

具体的には、セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)、三環系抗うつ薬などがあります.これらの薬は、脳内の化学物質のバランスを改善し、気分やエネルギーレベルを向上させることが目的です。

治療効果は比較的ゆっくり現れる傾向があり、1~3週間の継続投与が基本となります。

離脱症状があることが知られており、薬剤の服用量、服薬期間、抗うつ薬の併用については慎重に判断する必要があります。

基本的には投与開始4週後に一度その薬の有効性を判断し、効いている場合はさらに数週間投与を継続し、効いていない場合は薬剤の切り替えを検討します。

参考⽂献:厚生労働省「こころの耳:1 うつ病とは」

うつ病となるキッカケ

うつ病を発症するキッカケとしては、多くの症例にてライフイベント・ストレッサーと呼ばれるキッカケがあることが知られています。

健康や経済、職業、役割、対人関係の問題などがそれにあたり、大きな環境の変化をもたらします。

主に喪失体験が深く関与しています。

うつ病を発症するキッカケ
  • 健康の喪失(病気になった)
  • 経済の喪失(収入が激減もしくは無くなった)
  • 職業の喪失(退職した)
  • 役割の喪失(社会や家庭の中で担っていた役割の喪失、子供の独立など)
  • 対人関係の喪失(大切な人との死別・離婚)
  • 仕事上でのハラスメント
  • 身体的な健康問題(慢性的な痛みや重大な病気など)
  • 不安障害、物質乱用、食事障害

などがあげられます。

このようなライフイベント・ストレッサーが発生した際に、うまく感情をコントロールできなかったり、身近に相談できる人がいなかったりすると、うつ病の発症に繋がってしまいます。

うつ病を発症しやすい人は、過度に几帳面だったり、周囲の人に気を使いすぎてしまったり、組織内での秩序や役割に依存しすぎている人などが多いようです。

そばに人がいなく対人関係が薄いと、1人でその感情を内に溜めてしまいますので、よりうつ病の発症リスクが高まる傾向があります。

うつ病の主な症状

うつ病の主な症状には、ココロの症状とカラダの症状の2つがあります。

ココロの症状は、感情・意欲・思考の3つの面であらわれる症状であり、代表的なものに 抑うつ気分、 興味や喜びの喪失、 気力の低下、 強い罪責感、 思考力や集中力の低下、 自殺念慮、 などがあげられます。

カラダの症状としては、 睡眠障害(不眠または睡眠過多)、 易疲労性、 食欲減退または増加、 味覚障害、 腰痛や腹痛、首や肩のこり、 などがあげられます。

うつ病は、発症日を具体的に特定できません。

いつの間にか発症しており、以前と状態が違うことに気づくものの、うつ病であると自覚できない場合が多くあります。

放置しておくと、症状がさらに悪化する危険性がありますので、なるべく周囲の人が普段と違う状態を察知してあげることが大切です。

ココロの症状

典型的なものは、 感情・思考の2つの面に現れる傾向があります。

特に頻繁に認められる症状は、抑うつ気分と呼ばれる気持ちが落ち込んだり、沈んだり、塞ぎ込んでしまったり、悲しく滅入ってしまう状態の継続です。

思考の症状
  • 思考力や集中力が低下
  • 物事に集中できない
  • 物事を決断できない
  • 考えがまとまらない(考えること自体が遅くなる)
  • テレビや新聞の内容が頭に入ってこない
  • ネガティブな思い込みや考えが激しくなる

興味や喜びの喪失といった、普段おこなっていた趣味や仕事に興味を持てなくなったり、何をしても楽しみを感じられなくなったりするという状態もよく見られます。

ココロの症状
  • 元気がなくなる
  • 以前からの趣味に興味を示さなくなる
  • 集中力の低下によりイライラしている
  • ミスが増えたりする

などがあげられますので、その小さなサインを見逃さないようにしてください。

ひどい場合は自殺念慮という死について何度も考えたり、自殺を何度も考え、計画したり企てたりするようになるため、要注意です。

カラダの症状

カラダの症状として代表的なものには、睡眠障害や食欲減退もしくは増加、疲労感や倦怠感などがあげられます。不眠症とうつ病には強い相関関係があることが知られており、眠れないことを訴えられる方もいれば、過眠状態を訴えられる方もいます。

睡眠に関する症状
  • 入眠障害(寝つきが悪い)
  • 中途覚醒(夜中に目が覚めその後眠れない、何度も目を覚ましてしまう)
  • 早期覚醒(予定している起床時間よりも2時間以上前に目が覚めてしまう)
  • 熟眠障害(睡眠時間は足りているのに、ぐっすり眠った気がしない)
  • 眠気が強く毎日眠りすぎてしまう

といった症状があげられます。

食欲に関する症状
  • 減量しようとしていないのに体重が落ちる
  • 食欲減退もしくは食欲増進
  • 食欲増進による体重増加

などがあげられます。また稀に味覚障害を訴えられる方もいます。

その他、疲労感や倦怠感が激しく、物事をおこなうことが億劫となったり、物事を完了するまでにかかる時間が倍増したりします。

首や肩の凝り、腰痛や腹痛、性欲減退を訴える方もいます。

参考⽂献:J-STAGE「反復性の大うつ病エピソード経験者が示す認知的反応性の特異性」(pdf)」

うつ病の原因

うつ病の原因は多岐に渡ります。

発症するきっかけとなる1つの原因があるかもしれませんが、それ以前に積み重なった複数の要因が複雑に関連し合って発症するケースがほとんどといわれています。

要因の中には、大切な人との死別や離別、大切なものの喪失、人間関係のトラブルといった環境要因があげられ、もっともうつ病の発症のきっかけとなります。

性格傾向の要因としては、几帳面な性格や、完璧主義、凝り性の人が発症しやすい傾向があります。

遺伝的要因も考えられ、親や兄弟にうつ病を発症している方は、うつ病の発症率が高い傾向があります。

また糖尿病などの慢性疾患による長期的なストレスがうつ病の発症の引き金となるケースも報告されています。

環境要因

うつ病の環境要因
  • 家族や親しい人など大切な人の死別や離別
  • 仕事や財産の喪失(失業、収入の激減もしくは皆無な状態)
  • 健康の喪失(持病の悪化や病気の発現)
  • 職場や家庭での役割の変化(就職、昇格、降格、退職、転職、結婚、妊娠、出産など)
  • 学校生活での変化(入学・卒業・クラス替えなど)
  • 家庭内や人間関係のトラブル

などがあげられます。

このようなライフイベントの大きな変化によるストレスにより、うつ病を発症するケースがあります。

ただストレスへの感度は個人差があり、同じ環境下でもストレスを感じる人もいれば感じない人もいます。そのため何が要因かは、非常に個人差が大きく、特定が難しい場合があります。

性格傾向

性格傾向もうつ病発症要因の1つです。

うつ病になりやすい性格を「うつ病親和性性格」もしくは「メランコリー親和型性格」といいます。 生真面目、 几帳面、 義務感が強い、 凝り性、 完璧主義、 責任感が強い といった性格の持ち主なことが多いようです。

社会的に評価される性格である一方、他人の評価を気にするあまり、何か問題があると悲観的になってしまう傾向があります。

また性格上、常に頑張ることで、必要な脳エネルギーが高く、うつ病では脳のエネルギー欠乏が起こりますので、エネルギー枯渇によりうつ病が発症するリスクが高まります。

弱音を吐けず、1人で問題を抱え込んでしまう傾向があるものも、発症リスクに関連しているものと考えられています。

遺伝的要因

うつ病の遺伝的要因については、多くの研究が行われており、遺伝がうつ病のリスクに一定の影響を与えることが確認されています。

ただし、遺伝だけが全てではなく、環境的要因との相互作用も大きく影響します。

例えば、うつ病の家族歴がある人は、うつ病を発症するリスクが上昇します。親や兄弟にうつ病の診断がある人は、一般的な人口よりもリスクが2〜3倍高いことが特徴です。

双生児研究などを通じて、うつ病の遺伝率(遺伝によって説明されるリスクの割合)は約30%から40%程度であると推定されています。

そのため、うつ病の発症は遺伝的要因もあるものの、環境要因が大きいといえるでしょう。

慢性的な身体疾患

慢性的な身体疾患も、うつ病の発症リスクの1つになります。

一例ですが、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病により、長期間に渡り食事制限などをおこなっている場合は、ストレスが積み重なり、うつ病を発症する可能性があります。

また癌などの生命に関わる疾患を発症した場合は、発症自体もストレスとなり、うつ病発症リスクが高まりますし、長期にわかる抗がん治療によるストレスによっても、うつ病発症リスクが高まる可能性があります。

その他、高血圧や骨粗鬆症、心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、関節炎などの慢性的な身体疾患も、うつ病発症リスクの増加に関与していることが報告されています。

参考⽂献:ウィキペディア「うつ病」

うつ病の分類

うつ病の分類にはさまざまな分類の仕方があり、症状の現れ方による分類、症状の重症度による分類、症状の発症回数による分類、症状の病型による分類などがあります。

これはうつ病が実に多岐にわたる要因により発生することに起因しており、原因が1つに特定できないため、分類方法も多岐にわたってしまっています。

従来は上記であげたようにさまざまな経験則によってうつ病を分類していましたが、現代ではアメリカ精神医学会(APA)が発表した「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)」により、操作的診断基準によってうつ病を分類することが一般的となっています。

病状による分類

うつ病の症状による分類には、うつ状態のみが発現するうつ病を「単極性うつ病」、うつ状態と躁状態の両方が発現するものを「双極性うつ病」として分類します。

双極性うつ病は「双極性障害」または「躁うつ病」とも呼ばれます。

軽度の躁状態とうつ状態を繰り返す双極II型障害は単極性うつ病と誤診するケースが多く見受けられます。

患者自身も、軽度の躁状態にて、少ない睡眠時間で大丈夫であり、現代の過酷な労働環境に対応できてよかったという程度にしか認識しておらず、躁状態とは考えておらず、医師に申告しないケースが増えているからです。

単極性と双極性では治療法が根本的に異なるため、誤診が生じないよう、WHOのガイドラインでは、必ず躁病のエピソードがないかどうか患者に確かめ、単極性か双極性かを明確に鑑別することが重要であるとしています。

また長期経過の中で、当初はうつ状態のみだったのに、躁状態も発現したり、もしくは躁状態に転じたりする可能性も考えられますので、慎重な観察が求められます。

ちなみに単極性うつ病は、病的状態や障害により失われた年数を指し、疾病負荷を総合的に示す障害調整生命年の第3位を占めており(2004年現在)、2030年には第1位まで成長するといわれています。

重症度による分類

うつ病による分類には、重症度により分類する方法もあります。

軽症、中等症、重症の3つに分類されます。

軽症とは仕事を含む日常生活で、他の人とのコミュニケーションに生じる障害は軽く、周囲の人が気づくことはあまりない程度の症状を指します。

うつ病の診断基準を満たしており、うつ病と診断はされているものの、社会的または職業的な機能の低下は軽い状態を指します。

一方、重症とは、仕事を含む日常生活および他の人とのコミュニケーションにて明らかに問題が生じている状態を指します。

うつ病の診断基準を必要数よりも多く満たしているケースがほとんどであり、そのうちのいくつかの症状は非常に重症であり、社会的もしくは職業的機能が著しく低下している状態です。

中等症は、軽症と重症の中間です。

日本では軽症のうつ病とは、うつ状態が2週間未満しか継続しない短期うつ病と、うつ状態が2週間以上2年未満継続する小うつ病を合わせた状態を指しているケースが多く、場合によっては2年以上うつ状態が続く気分変調症の一部も含んでいるケースが考えられます。

発症回数による分類

うつ病による分類には、発症回数による分類方法もあります。

単一性か反復性か、つまり初発なのか再発なのかによって分類する方法です。

うつ病を繰り返す反復性うつ病は、遺伝研究などにより、躁うつ病と根本的に同一の障害であることがわかっていますが、単一性うつ病は躁うつ病とは全く異なる病態です。

うつ病は非常に再発率の高い病気であり、日本での再発率はおよそ60%といわれており、深刻な社会問題に発展しています。

反復性うつ病はうつ病を2回以上発症した際に診断され、その70~90%は再発を繰り返すといわれています。反復性うつ病では、再発した要因を探り、その原因の排除を第一として治療します。

しかしながら、多くの要因が複雑に絡み合って再発しているケースが多く、現在は再発にいたるまでの心理的メカニズムを理解し、客観的に観察と介入をおこなう、認知的反応性に注目し治療します。

また反復性うつ病患者は自殺率も高く、2010年の厚生労働省の報告では、うつ病と自殺による社会的損失はおよそ2.7兆円にも及ぶとされており、影響力の大きさがはかり知れません。

病型による分類

うつ病による分類には、病型による分類方法もあります。 メランコリー型、 非定型、 季節型、 産後、

この4つに分類されます。

メランコリー型は典型的なうつ病であり、過剰な仕事や役割、責務に反応している内に脳内のエネルギーが欠乏してしまうことが原因で発症するうつ病です。

特徴的な症状としては、何をするにも気力がわかない気力低下状態、気分が塞ぎこみがちになる抑うつ気分、食欲不振や体重減少、予定の起床時間よりも2時間以上前に目が覚める早期覚醒の症状をともなう不眠障害などがあげられます。

非定型は、特徴的な症状としては、良いことに対しては気分が良くなる傾向、食欲過剰、過食気味による体重増加の頻発、過眠タイプの睡眠障害、ひどい倦怠感、他人からの批判に対する過敏反応などがあげられます。

季節型は反復性うつ病の1種であり、特定の季節にのみうつ病を発症し、季節が移り替わるにつれ、回復します。

どの季節でも起こりますが、冬季に発症するケースが多くなります。

産後に分類されるうつ病は、産後4週以内に発症するものを指します。

ホルモンの急激な変化が関与しているといわれています。

その他

新型うつ病(現代性うつ病)と呼ばれるうつ病の分類もあります。

新型うつ病とは、従来の典型的なうつ病とは異なる特徴を有するうつ病の総称であり、従来のメランコリー親和型の性格標識を持たないうつ病の患者集団を指すことが多いですが、専門家の間でも一致した見解は得られていません。

「新型うつ病」は専門用語ではないため、日本うつ病学会は「現代型うつ病」もしくは「ディスチミア親和性」といった名称を用いるよう推奨しています。

医学的な根拠があるわけではなく、どちらかというと日本のメディアにより一人歩きしてしまっている分類です。

日本はこれまでうつ病といえば、内因性うつ病(メランコリー親和型うつ病)を指しました。

内因性うつ病を発症するうつ病患者の典型的な性格といえば、几帳面であり責任感が強く、周囲の人に気を使いすぎるというメランコリー親和性の性格を有しているケースが多く見受けられました。

しかし、新型うつ病は、役割意識が弱く、他責的・他罰的な性格が多く、メランコリー親和性の性格とはかけ離れていることが特徴です。

薬物治療が効かないケースが多く、症状が長期に渡り持続してしまう可能性が高いといわれています。

また、女性は妊娠や出産を機にうつ病になる「妊娠うつ」「産後うつ」も存在しています。

妊娠するとホルモンバランスが乱れ、体調の変化や精神的不安などが原因となり発症します。

ただし、産後うつは比較的軽症で、一時的な気持ちも落ち込みであるケースが大半です。

うつ病の9つの徴候

うつ病の9つの徴候は、アメリカ精神医学会(APA)による気分障害の分類である「精神障害の診断と統計マニュアル 第4版(DSM-IV)」にて定義されています。

うつ病とは「うつ病エピソード」という症状が認められる気分障害の総称であり、うつ病エピソードの内、症状の程度が重い「大うつ病エピソード」の診断基準として9つのうつ病の徴候が示されています。

9つの症状の内、抑うつ気分または興味や喜びの喪失は必須症状であり、残りの7症状に関しては、該当する症状が5症状以上ある場合は大うつ病エピソード、2個以上4個以下の場合は小うつ病エピソードと呼ばれています。

抑うつ気分

気持ちが塞ぎ込んだり、沈み込んだりする状態が続き、悲しい、むなしい、憂うつである、暗い、滅入る、落ち込むといった感情が継続する状態をいいます。

患者は「一番ストレスとなっているのはどんなことですか?」などの質問を医師から受けます。

医師は患者の感情を引き出して、現在の状況の把握に努めます。

また医師は質問をおこなった際などに、

医師は質問が行ったときに観察するポイント
  • 表情の変化
  • 声に張りがあるか
  • 声の大きさ
  • 動きの俊敏さはあるか
  • 目が合うか
  • 姿勢は綺麗か
  • うつむきがちになっていないか

などを観察することで、患者が抑うつ気分を有しているかどうかを判断します。

医師との診察時のみ元気にふるまっている例も考えられますので、看護師などが待合室での様子を観察したりします。

興味や喜びの喪失

うつ病の症状の1つに「興味や喜びの喪失」があり、この症状は別名アンヘドニアとも呼ばれています。

快感情がなくなり、これまで楽しいと感じていたり、満足感を得られたりしていたはずの行為から、快感を見いだせなくなっている状態を指します。

仕事や趣味、対人交流など普段おこなっていたことに興味を失ってしまい、何をやっても楽しめないという状態に陥ってしまっています。

この症状を有しているかの判定ポイントは、これまでは楽しく取り組めていたのに、現在は楽しく取り組めないという従来からの変化があるかどうかに注目します。

食欲減退または増加

うつ病の症状の1つに「食欲減退または増加」があります。

一般的には食欲減退が見られることが多く、食欲増加がみられるのは稀です。

食欲減退は、ほとんど毎日食欲がわかず、ダイエットしようとしていないのに、体重が徐々に落ちてしまうという現象がみられるのが一般的です。

数値的には、体重が1か月で5%以上減少することが1つの目安となります。

しかしながら、この数字は絶対的な基準ではありません。

稀に見られる食欲増加は、いつもより食欲が増加している状態がほぼ毎日あり、継続します。そして食欲が非常に邁進することでで食欲を抑えられず、体重の増加に繋がります。

睡眠障害

うつ病の症状の1つに「睡眠障害」があげられます。

主として、睡眠途中に目が覚めた後眠れない、または何度も目が覚めてしまう中途覚醒、予定起床時間の2時間以上前に目が覚めてしまう早期覚醒が見られるケースが多く見受けられます。

その他、寝つきが悪い入眠障害、睡眠の時間は足りているのに、眠りが浅く日中が眠いという熟眠障害が見られます。

典型的なうつ病患者では、朝から午前中にかけて症状が強くでるケースが多いですが、夕方に症状が悪化する方もいらっしゃいます。

うつ病では、体内の1日のリズムが崩れた状態になっていると考えられます。

精神運動の制止または焦燥

うつ病の症状の1つに「精神運動の制止または焦燥」があげられます。

精神運動の制止とは、本来努力して意欲を持って取り組むべき作業のみならず、日常のルーチンワークがおこないづらくなる状態を指します。

通勤や家事、掃除、人付き合いなどのちょっとした作業もおこなうことも辛く感じてしまい、話し方や動作が普段よりも遅くなったり、言葉が出なくなったりします。

これらは周囲の人が気づきやすい症状です。

焦燥は制止の逆で、じっとしていられず、座り続けることが困難になり動き回るようになります。切れやすい状態になることもあります。

いすれも周囲からみて症状が認められているかどうかが、この症状を有しているかどうかの判断ポイントとなります。

易疲労性・気力の低下

うつ病の症状の1つに「易疲労性・気力の低下」があげられます。

意欲面の低下と合わせて身体症状があるかどうかがポイントです。

いつもより疲れやすく、身体が重い、日常的なことをこなすのにも時間がかかる、気ばかりが焦ってしまうも気力がわかない、何をするにも億劫で仕方ないといった症状です。

うつ病患者では、疲労感や倦怠感が頻発する傾向があり、前面の症状が現れるため、自覚しやすい症状となります。

自律神経失調症と診断されるケースも多いですが、自律神経失調症と診断された患者の内、かなりの割合の方がうつ病を発症している可能性が高いと考えられています。

強い罪責感

うつ病の症状の1つに「強い罪責感」があげられます。

自分は価値のない人間であり、悪いのは自分であると過剰に自分を責めてしまう症状を指します。

物事がうまく回らないのは全て自分のせいであると考えてしまい、ほぼほとんどのうつ病患者に見られる症状です。

悪化すると時に妄想的なレベルにまで発展することが知られており、一例としては、日本の不況の責任は自分にあると考えてしまったりします。

一方、他人を責めたり、責任転嫁したりする考え方はうつ病の症状ではありませんので、患者自身が「今、置かれている状況は、誰のせいだと感じているのか」を聴取することで、本症状の有無を判断します。

思考力低下・集中力低下

うつ病の症状の1つに「思考力低下・集中力低下」があげられます。

物事に集中できなくなり、判断に時間がかかる、物事を考えられない、考えるのに必要な時間が増える、テレビや新聞の内容が頭に入ってこないといった症状をいいます。

患者自身が強く自覚する症状でもあり、「頭がおかしくなった、働かなくなった」と本人が表現するケースです。

頭の中で考えがぐるぐる回り、解決できず考えが堂々巡りしている状態となり、これが長く持続してしまうと、焦燥感が起こり、自殺念慮に繋がる可能性が考えられます。

自殺念慮

うつ病の症状の1つに「自殺念慮」があげられます。

自殺念慮とは、死について何度も考えたり、気持ちが沈みこんでしまい自殺について何度も考えたり、自殺を計画したり、自殺を企てたりする症状を指します。

患者に「自殺を考えることがありますか」と直接聞くことにより、この症状があるかどうかを確認します。

積極的な自殺念慮ではなくても、多くのうつ病患者は「死ぬことができたら楽だろうと思う」という程度の考えを有しており、自殺の話題を振っても自殺を誘発することはほぼなく、うつ病患者にとっては非常に焦点が合った話題となります。

リスク評価の観点からうつ病の診断時には必ず尋ねられる話題です。

自覚のないうつ病患者への対応

うつ病はインフルエンザや風邪のように、発症日を具体的に特定できません。

いつの間にか発症し、ある時に「以前とは状態が違う」ことに気づくのですが、それがうつ病であるとは自覚できないケースが多いようです。

特に働き盛りの世代では、課せられている責任も重く、職場における過度なストレスによりうつ病を発症するケースが多くなります。

うつ病が原因で集中力を欠き、ミスを連発しているのにもかかわらず、もっと頑張らないと自分に更なるプレッシャーをかけ自らを追い詰めてしまうことも多々あります。

うつ病に気づかず、治療もせず放置していると、うつ病は悪化の一途をたどりますので、まずうつ病を疑うことが大切です。

家庭での様子

うつ病になるとまず、元気がなくなり、ぼんやりする時間が増えます。

その状態が継続しなければ問題ありませんが、長期間持続すると、何か良いことが起こっても気分が晴れない状態が続いてしまいます。

またいつもなら楽しみであったことが楽しく感じられなくなります。

趣味が楽しく思えなくなり、疲労感ばかりが増し、趣味に興味を示さなくなってしまいます。これらの症状が2週間以上継続する場合には、うつ病を疑う必要があります。

しかしながらこれらの症状は生活習慣病の症状とも類似しているため、日常生活の中ではなかなか自覚しにくいという点があります。

そのため最近は食欲の減退や睡眠障害の有無など自覚しやすい症状にまず注目しようという考え方があります。

食べることはエネルギー補給、眠ることはエネルギー充電であり、脳内のエネルギー欠乏が知られているうつ病には非常に重要な要素です。

特に不眠症とうつ病は大きく関連しており、3年以内に不眠を有している方は、うつ病の発症リスクが4倍になるという研究報告もあります。

家族の人がちゃんと眠れているかどうか確認するのが、うつ病に気づく大切なポイントになります。

もし家族にこれらの症状が見られたら、うつ病を疑い一度病院を受診してください。

職場での様子

うつ病になると、職場ではミスの連発がまず目につきようになります。

しかもそのミスが普段するミスではなく、簡単で軽微なミスであり、周囲の人にとってはケアレスミスに思え、ひどく患者を叱責してしまうケースが考えられます。

本人としてもどうしてこんな簡単なミスをしてしまったのか分からず、自分を過剰に責めてしまいます。作業の能率が下がり、一つの作業を完了するのにかかる時間が以前と比べて長くなります。

頑張っているのに、仕事が終わらなくなり、この点からも自分自身を過剰に責めてしまいます。残業時間が増える傾向があり、余計に負荷がかかってしまいます。

上司としても以前はできていた作業量が回らなくなり、怠惰だと思い叱責してしまう状況が考えられます。

集中力の低下により、仕事に集中できなくなり、また考えをまとめるのが遅くなるもしくは、まとめること自体が困難となります。また物事を判断できなくなります。

その他、睡眠障害により日中の眠気を抑えられず、会議中の居眠りなどが見られるケースも考えられます。常にイライラした感情をとどめることが難しくなります。

これらの症状が見られる場合には、うつ病が考えられます。

周囲の人が気づいた場合には、本人に医療機関を受診するようすすめてください。

抗うつ剤の特徴は?

抗うつ剤は服用してもすぐに効果は現れず、服用し続けると少しずつ効果が出てくるという特徴があります。

抗うつ剤の効果の発現までには、服用をはじめてから2〜6週間ほどかかるため、長期的な服用が必要です。

また、うつ症状が軽症の場合には抗うつ薬の有効性が定かでないため、服用は推奨されていません。

一方で、うつ症状が日常生活に支障をきたしている中等症や重症の場合には、抗うつ薬の効果が認められています。

抗うつ剤は、うつ症状で低下した生活の質を再び向上させるための、重要な役割を果たしています。

ここでは、抗うつ剤の目的や治療効果、そして気になる副作用についても、一緒に確認していきましょう。

抗うつ剤の目的と効果

抗うつ剤の服用は脳内の神経伝達物質のバランスを整えて、辛いうつ症状を改善するのが目的です。

ところが「うつ病は心の病」「心の弱さ」と誤解されることも多く、精神的な症状で薬を服用することに対して抵抗を感じる人も少なくありません。

しかし、うつの直接的な原因は心の問題ではなく、脳内環境がバランスを崩すことです。

うつを発症すると、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の量が減少し、働きも低下させます。

抗うつ剤の服用により神経伝達物質を増加させ、脳内環境を元の状態に整えて治療します。

また、抗うつ薬の主な効果は次の通りです。

主な効果
  • 不安・緊張の軽減
  • 気分の落ち込み・無気力感の軽減
  • 睡眠障害の改善
  • 食欲の増加
  • 集中力・思考力・記憶力の向上
  • 意欲の向上

このように、抗うつ剤は脳内環境を正常に整えるための薬と知ることで、抗うつ薬の必要性を理解できるでしょう。

抗うつ剤の代表的な副作用

抗うつ剤は脳内の神経伝達系だけでなく、ほかの神経にも効果が作用するため副作用が発現すると考えられます。

そして、副作用は抗うつ剤の種類によってさまざまな症状を発現させます。

抗うつ剤の種類は「SSRI」「SNRI」「NaSSA」「三環系」に分類され、それぞれ発現しやすい副作用は下記の通りです。

抗うつ剤の種類 SSRI SNRI NaSSA 三環系抗うつ薬
副作用 吐き気・食欲不振・下痢・血圧上昇 吐き気・排尿障害・頭痛・かすみ目 眠気・体重増加・食欲増加 口渇・便秘・立ち眩み・眠気・かすみ目

こうした副作用の症状は、抗うつ剤の服用をはじめてから1〜2週間で強く出やすいです。

しかし、抗うつ剤を服用し続けるとことで、徐々に副作用の症状が落ち着く傾向にあります。

先述したように、抗うつ剤には即効性がなく長期的な服用が必要です。

そのため、うつ病の症状に加え抗うつ剤の副作用もひどく辛い場合でも、自己判断で服用を中断せずに主治医に相談しましょう。

参考⽂献:厚生労働省「抗うつ薬 | e-ヘルスネット」
参考⽂献:日経メディカル「SSRI、SNRIに続く新規抗うつ薬「NaSSA」登場」

うつ病治療薬(抗うつ剤)の種類

うつ病治療には、まず休養を確保し、心を休めることが非常に重要です。

その中で、医師やカウンセラーと対話を重ねながら、うつ病になった要因を自身で認識していくことで、うつ病の改善を図っていきます。

また対人とのコミュニケーションが苦手な方には、対人関係療法などが適用となります。

それでも効果が乏しく、薬物治療が必要と判断された場合には、抗うつ剤が処方されることとなります。

代表的な抗うつ剤
  • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
  • セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)
  • 三環系の抗うつ薬

などがあげられます。

SSRI

プロザック

プロザックは、イーライリリーによって開発されたうつ病治療薬です。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に分類される抗うつ薬の1つで、従来のうつ病治療薬と比較して副作用が少なく、世界的に広く普及しています。

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SSRIとはSelective Serotonin Reuptake Inhibitorの略であり、選択的セロトニン再取り込み阻害薬です。

神経細胞(ニューロン)と他の神経細胞の接続部分であるシナプスにおけるセロトニンの再取り込みを阻害することで、うつ症状の改善を目指す薬剤です。

セロトニンとは脳内の神経伝達物質であり、精神の安定に関与するといわれています。

うつ病に罹患している人はシナプスにおけるセロトニン濃度が低下し、セロトニンがセロトニン受容体に作用しにくい状態になっていると考えられています。

そのためSSRIはセロトニンの放出を担うシナプスのセロトニントランスポーターに選択的に作用することで、セロトニンの再取り込みを阻害し、シナプスのセロトニン濃度を高い状態に維持することで、うつ病の症状の改善に効果を示します。

代表的なSSRI系薬剤

があげられます。

エスシタロプラム以外は後発品もすでに販売されており、幅広い商品から選択することが可能です。

SNRI

サインバルタ

サインバルタは、イーライリリーが開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)です。有効成分としてデュロキセチン塩酸塩を配合しています。1日に1錠を服用することが原則です

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SNRIとはSerotonin & Norepinephrine Reuptake Inhibitorsの略であり、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬です。

神経細胞であるニューロンの接続部分であるシナプスにおいて、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害します。

うつ病患者では、脳内の神経伝達物質であるセロトニンおよびノルアドレナリンの量が少なく、これらの物質の不足により、意欲低下や気分の落ち込みといった症状が発現していると考えられています。

脳内に放出された神経伝達物質が再び細胞内へ取り込まれることを「再取り込み」といい、SNRIはセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、脳内のセロトニンおよびノルアドレナリンの量を増加させます。

その結果、各種うつ症状の改善に効果を示します。

代表的なSNRI系薬剤

があげられます。

日本国内においては、ミルナシプランには後発品がすでに承認され販売されていますが、デュロキセチンおよびベンラファキシンに後発薬はありません。

SSRIとSNRIの有効性と忍容性には大きな差異はないことが、日本うつ病学会のうつ病に関する診療ガイドラインにて示されています。

NaSSA

レデプラ

レデプラは、ムスタファ・ネヴァッツ社が開発したノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)で、レメロンのジェネリック医薬品です。

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NaSSAとは、Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressantの略で、1990年代に開発された比較的新しいタイプの抗うつ剤です。

ほかの抗うつ剤と比較すると、服用開始から2週間ほどと効果が早く現れるのも特徴といえます。

従来のようにシナプスにおける神経伝達物質の再取り込みを阻害して濃度を上げるのではなく、服用でセロトニン、ノルアドレナリンの分泌量そのものを増やします。

セロトニンは気分を調節し、ノルアドレナリンは意欲や集中力に関与するため、これらの神経伝達物質が増えるとうつ病の症状改善に有効です。

代表的なNaSSA系薬剤
  • ミルタザピン(商品名:レメロン、リフレックス)

が挙げられます。

ミルタザピンは1994年にオランダで発売され、日本においては2009年7月に医薬品医療機器総合機構から製造販売が承認されました。

参考⽂献:Wikipedia「ミルタザピン」
参考⽂献:日経メディカル処方薬事典「NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)の解説」

三環系抗うつ薬

デピロックス

デピロックスは、Consern社が開発したうつ病治療薬で、アモキサンのジェネリック医薬品です。三環系抗うつ薬の第2世代で作用がはっきりしていますが、副作用が比較的少なくなっている医薬品です。

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三環系抗うつ薬とは、1950年代に登場したもっとも古い抗うつ薬の1つです。

シナプス前部におけるノルアドレナリンやセロトニンの再取り込みを阻害し、脳内のノルアドレナリンを中心にセロトニンにも作用し脳内の濃度を増やすことにより、興奮神経を活性化させ、さまざまなうつ症状に効果を示します。

しかし、シナプス後部のヒスタミンH1受容体やM受容体、α1受容体といった受容体にも作用してしまうため、便秘や口渇といった抗コリン作用による副作用も多く発現します。

初期の抗うつ薬ではありますが、現在でも広く使用されています。

その理由は、有効性という点において新しい抗うつ薬であるSSRIやSNRIと大差がないからです。

抗コリン作用などの副作用が多く存在するのですが、緊急入院患者などの重症患者においてもっとも有効性が期待できるとされています。

第一世代と第二世代があり、第二世代は第一世代よりも一般的に抗コリン作用が弱いため、副作用の発現が軽減されています。

第一世代の代表的な薬剤
第二世代の代表的な薬剤
  • アモキサピン (商品名:アモキサン、デピロックス
  • ドスレピン(商品名:プロチアデン)

があげられます。

参考⽂献:日経メディカル「三環系抗うつ薬(第一世代)解説」
参考⽂献:日経メディカル「三環系抗うつ薬(第二世代)解説」

おすすめの抗うつ剤系商品

レクサプロ

レクサプロは、ルンドベックが開発した選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)で、有効成分エスシタロプラムを配合しています。従来型のSSRIに比べると副作用や離脱症状がでにくくまた1日の服用回数も少なくて済むのが特徴です。

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サインバルタ

サインバルタは、イーライリリーが開発したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)です。有効成分としてデュロキセチン塩酸塩を配合しています。1日に1錠を服用することが原則です。うつ病・うつ状態以外に糖尿病神経障害や各種疾患の疼痛の治療に使用されています。

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パキシル

パキシルは、グラクソ・スミスクラインが開発した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種で、パロキセチンを有効成分として配合しています。1日に1回、夕食前に服用するのが原則です。

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抗うつ剤の⼝コミは︖

最後に、上記で紹介した抗うつ剤を実際に服用した人の口コミを紹介します。

「実際に効果があるのか不安」という人は、ぜひ参考にしてください。

レクサプロ

いいクチコミ
みさ (35歳)
飲んでるときと飲んでないときで落ち着き方が違うのが感じられます。 しっかり効いてるんだと思う。
悪いクチコミ
マイチュウ (35歳)
うつ状態と診断され服用を始めましたが、効果はあまり感じられず飲むのを辞めたら症状が悪化しました。またしっかりと飲み始めたら症状が治まっているので聞いているんだと思います。このまま様子をみるつもりです。

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サインバルタ

いいクチコミ
さんまる (39歳)
毎日楽しくなくて気分も上がらない日々が続いていて本当に辛かったですが、今は明るく楽しく過ごせる日が増えてきているような気がします。
悪いクチコミ
MK (29歳)
自分はあまり効果を感じられませんでした。人によって合う合わないがあると思います。

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パキシル

いいクチコミ
豆腐 (35歳)
パニック障害の為、色々な薬を使いましたがどれも合わず。この薬はどの薬よりも効果が出てくれるうえに、副作用も全くありませんでした。
悪いクチコミ
坊主 (35歳)
効果はまだよくわかりませんが、副作用で眠気が出ます。日中ずっと眠くて、私の体には合っていないのかもしれません。

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うつ病は治療できる病気(まとめ)

うつ病は今や、日本人約16人の1人は経験するといわれており、誰にでもなる可能性がある身近な病気です。

うつ病は回復には月単位の時間がかかりますが、治療可能な病気であることを忘れないでください。患者自身が、うつ病になった要因を認識し、向き合っていくことが非常に大切です。

休養、特に心の休息を取り、精神療法や場合によっては薬物療法を取り入れながら治療をおこないます。

うつ病は良くなったり悪くなったりを繰り返しますので、ゆっくりと焦らずに回復を目指していくと、ほとんどの患者が元気で回復した状態を迎えられます。

また早期発見、早期治療も肝心ですので、初期のサインを見逃さないようにしましょう。

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