トロパン

トロパンの商品詳細

特徴

頻尿や尿失禁は、膀胱の筋肉が意志とは無関係に収縮してしまうことによって起こります。

アセチルコリンという神経伝達物質が活性化し、ムスカリン受容体に結合してしまうと、膀胱に尿が溜まっていないのに脳が尿意を感じ、膀胱の筋肉が収縮してしまうのです。
オキシブチニンは、アセチルコリンの代わりにムスカリン受容体に結合して、アセチルコリンの活性化を抑え、膀胱の収縮を緩めて膀胱に尿を貯めやすくしてくれるお薬です。

一般的に抗コリン薬と言われる種類に属し、古くから使用されてきました。

ご高齢の方は頻尿に悩まされる方が多くいらっしゃいますが、「歳のせいだ」「これぐらいなら」と一人で我慢をしてしまいがちです。
どこへ行ってもトイレの場所を確認しなければならず、外出が億劫になることもあります。

トロパンの力を借りて、自分自身で尿意をコントロールできるようになり、外出先でもトイレを気にしない生活が戻ってきたと喜びの声が多く聞かれます。
毎日継続して飲むお薬ですので、今飲んでいるお薬の薬剤費を抑えたいとお考えの方にもおススメです。

製造元のサンファーマ社は、日本を含む世界40カ国でビジネスを展開する大手製薬会社です。
開発・製造・販売を自社で行っており、ジェネリック開発に強いといわれています。

効果

膀胱の過緊張状態を抑制することで、過活動膀胱の症状（神経因性膀胱、不安定膀胱による頻尿、尿意切迫感、尿失禁）を改善します。

適応症状

トロパンは下記の方におすすめです。

・頻尿の方
・尿失禁がある方

有効成分

有効成分はオキシブチニンです。
抗コリン作用にもとづき、膀胱を収縮させる副交感神経を抑え、またCa拮抗作用により膀胱の平滑筋を直接緩めます。
これらの作用によって尿を膀胱に溜めることができ、また膀胱のむやみな収縮がおさえられます。

含有量・内容量

1箱50錠入りとなっています。

トロパン1錠当たりオキシブチニン5mgを含有しています。

製薬会社

サンファーマ

トロパンの用法用量

服用方法

通常、1日3回、1回あたり2~3mgを水かぬるま湯にて服用してください。
年齢や症状により増減が可能です。
飲み忘れたら気付いたときに服用頂きますが、次の服薬時間が近い場合はこの限りではありません。

2回分を1度に飲むことは避けて下さい。

トロパンの副作用

主な副作用

主な副作用として、口渇、排尿困難、便秘、下痢、胃腸障害、発疹などが報告されています。
このような症状が出た場合は、かかりつけの医師にご相談ください。

稀な副作用

稀ですが血小板減少、麻痺性イレウスなどの報告がされています。

トロパンの使用上の注意

服用に注意する人

次の人は使用に注意してください。

・排尿困難のおそれのある前立腺肥大患者
・甲状腺機能亢進症の患者
・うっ血性心不全の患者
・不整脈のある患者
・潰瘍性大腸炎の患者
・高温環境にある患者
・重篤な肝又は腎疾患のある患者
・パーキンソン症候群又は認知症・認知機能障害のある高齢者
・開放隅角緑内障の患者

併用注意

併用に注意するものがあります。

・抗コリン剤
・三環系抗うつ剤
・フェノチアジン系薬剤
・モノアミン酸化酵素阻害剤

服用してはいけない人

次の人は使用できません。

・明らかな下部尿路閉塞症状である排尿困難・尿閉等を有する患者
・閉塞隅角緑内障の患者
・重篤な心疾患のある患者
・麻痺性イレウスのある患者
・衰弱患者又は高齢者の腸アトニー、重症筋無力症の患者
・授乳婦
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

トロパンの保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・直射日光が当たる場所や高温多湿になる場所は避けて、冷暗所で保管してください。
・匂いの強いものと一緒に保管しないでください。
・子供の手の届かないところに保管してください。

トロパンの商品情報

商品分類

医療用医薬品：ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が終わった後に他の製薬会社から同じ有効成分を使って開発され、有効性・安全性が新薬と同等であることが前提として、厳しい試験に合格したうえで、国が承認した医薬品のことです。

ジェネリック医薬品について詳しくはこちら
>>ジェネリック医薬品とは

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

頻尿や尿失禁の治療を目的とした成人男性・女性

トロパンの発送・梱包

発送国

・香港
・インド
・シンガポール

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

梱包状態について詳しくはこちら
>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について

トロパンのよくある質問