糖尿病治療薬リベルサスの副作用とは?副作用について解説します!
リベルサスは糖尿病治療薬ですが、GLP-1受容体作動薬というタイプの薬です。このタイプは、低血糖を起こしにくいという特徴があります。しかし、副作用が発生することはあります。ここでは、リベルサスの副作用について解説していきます。
お薬通販部スタッフ[監修]

「リベルサス」はGLP-1受容体作動薬というタイプの糖尿病治療薬で、そのメカニズムにより低血糖を起こしにくいという特徴があります。
しかし、当然副作用が発生するリスクは医薬品であるためあります。
安全に服用するために有効成分セマグルチドを含むリベルサスの副作用について解説します。
目次
糖尿病治療薬「リベルサス」の副作用とは?

糖尿病治療薬リベルサスはGLP-1受容体作動薬というタイプの治療薬で、膵臓のベータ細胞からのインスリンの分泌を促します。ここでは、リベルサスの副作用について解説していきます。
リベルサスを服用したときに起こる重大な副作用
リベルサスを服用した際、重大な副作用が起きることがあります。
重大な副作用が起きた際には、直ちに医療機関を受診して適切な治療を受けることが重要です。
重大な副作用は以下のようになります。
- 低血糖(頻度不明)
- 急性膵炎(頻度0.1%)
- 胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸(頻度不明)
リベルサスを服用したときに起こる主な副作用
糖尿病治療薬リベルサスの主な副作用は発生頻度別に下記の通りです。
発生頻度 | 副作用 |
頻度5%以上 | 胃腸障害: 悪心、下痢 |
頻度1~5%未満 | 代謝及び栄養障害: 食欲減退 神経系障害: 頭痛 眼障害: 糖尿病網膜症 胃腸障害: 便秘、嘔吐、腹部不快感、腹痛、消化不良、上腹部痛、腹部膨満、胃食道逆流性疾患 |
頻度0.5~1%未満 | 神経系障害: 浮動性めまい、味覚異常 胃腸障害: 鼓腸、胃炎、おくび疲労、無力症 |
頻度不明 | 免疫系障害: 過敏症(発疹、じん麻疹等) 心臓障害: 心拍数増加 胃腸障害: 胃排出遅延 肝胆道系障害: 胆石症 |
リベルサスによる副作用が起きた時の対処法

上記に紹介した副作用は軽度な症状から重大な症状まであります。
これらの副作用が出てしまった際は、直ちに服用をやめ、医師へ相談することが重要です。
特に重大な副作用が出た場合や命の危険がある場合は、直ちに医療機関を受診してください。
![]() リベルサスは血糖値を下げる作用を持つ有効成分セマグルチドが配合された、GLP-1受容体作動薬に分類される2型糖尿病治療薬です。他の血糖値を下げるお薬と比較して低血糖の発症リスクが少ないため、高い安全性を備えた治療薬として高い評価を得ています。 1箱:10,547円~ |
報告されているリベルサスの副作用データ

糖尿病治療薬リベルサスの副作用を紹介してきました。臨床試験の結果では実際にどのようなデータが報告されているのか解説していきます。
リベルサス服用時の臨床試験での副作用データ
リベルサスの日本人を対象とした臨床試験では、重大な副作用である低血糖に対して報告されています。
この臨床試験では、52週間の臨床試験で、243人のうち146人の2型糖尿病患者がリベルサスを服用しましたが、低血糖の重大な副作用の発生件数は0でした。
また、他の臨床試験では、117人の参加者がリベルサスを服用しました。
この臨床試験では、低血糖の発生がリベルサス3mg群で5例5件、7mg群で2例2件、14mg群で1例1件と報告されています。
リベルサスの臨床研究での副作用データ
低血糖以外の副作用に関しても臨床研究で報告がされています。
リベルサスを服用する複数の臨床研究では、最も多く発生した副作用は吐き気、嘔吐、下痢の消化器系の症状とされています。消化器系の副作用の頻度は下記の通りです。
副作用 | リベルサス | プラセボ |
吐き気 | 11.4%~23.2% | 5.6%~8% |
嘔吐 | 4%~11.5% | 2%~3.8% |
下痢 | 4.5%~15% | 1.5%~8% |
まとめ

ここまで、糖尿病治療薬リベルサスの副作用について解説してきました。
薬であるため、一定の確率で副作用は発生しますが、リベルサスは低血糖のリスクが低く安全性が高い薬です。
用法用量を遵守して適切に服用するようにしてください。また、副作用が発生した時はすぐに医師へ相談するようにしましょう。
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