セラゼッタ

商品詳細

セラゼッタの特徴

セラゼッタは、オルガノン社（現・MSD社）開発の新しい合成黄体ホルモン（プロゲステロン）であるデソゲストレルを主成分とする低用量ピルです。

他の経口避妊薬と異なり、黄体ホルモンのみを含有しています。

血栓症のリスクを高める卵胞ホルモン（エストロゲン）は含んでいないため、一般的なピルを使用する際には細心の注意を払う必要のあった喫煙者や、重度の高血圧症患者、血栓症の既往歴を有する方にもお使いいただけます。

セラゼッタの効果

セラゼッタを連続服用することで、血中の黄体ホルモン値を一定に保ち、月経の調節ができます。

ホルモンの分泌を抑え月経不順や痛みを抑制し、排卵抑制や、子宮への精子の侵入を防いだうえで受精卵の着床を回避する効果を持ちます。

• 参考文献
  セラゼッタの効果について詳しくはこちら
  emc+：セラゼッタ（臨床上の詳細）

セラゼッタの服用サイクル

1日1回1錠、毎日決まった時刻に白色の錠剤を服用することで生理痛の軽減や生理周期の安定に改善効果があります。避妊目的で使用する場合は、飲み忘れると避妊効果が低下する可能性があるため注意してください。

セラゼッタの適応症状

セラゼッタは、女性特有の悩みを改善します。

・妊娠を望まない方
・生理痛、生理不順などでお悩みの方
・月経前症候群（PMS）を改善したい方
・ホルモンバランスを整えたい方
・ニキビ、吹き出物を改善したい方

セラゼッタの有効成分

セラゼッタに含まれている有効成分は、黄体ホルモンであるデソゲストレルです。

デソゲストレルには、血中の黄体ホルモン値を一定に保つことにより排卵を抑制し子宮腔内への精子の通過性が阻害させる働きがあります。
さらに卵子の着床をおさえることで、非常に高い避妊効果を持ちます。

• 参考文献
  セラゼッタの有効成分デソゲストレルについて詳しくはこちら
  Wikipedia：デソゲストレル

セラゼッタの含有量・内容量

1箱28錠タイプです。

セラゼッタは1錠あたり、デソゲストレルとして0.075mgを含有しています。

製薬会社

オルガノン

オルガノンは1923年にオランダで設立された製薬会社です。
インスリンの製造を行ったことで有名で、現在メルク・アンド・カンパニー社の傘下に入っています。
女性主体の避妊具「ヌーバリング」や超低用量ピル「マーシロン」が人気商品です。

製薬会社>>オルガノン

関連商品

その他の低用量ピル

セラゼッタと同じ低用量ピル商品です。

・トリキュラー
ホルモンバランスの変化に対応した副作用を発症するリスクが少ない低用量ピル

・ダイアン35
体格が小さめのアジア人向けに開発された多毛症の軽減にも効果的な低用量ピル

・エブラ
1週間に皮膚に1枚貼るだけで低用量ピルと同様の効果をもたらす避妊パッチ

この他の低用量ピルはこちら
>>低用量ピル

その他の避妊薬

セラゼッタとは違ったタイプの避妊効果のある商品です。

・ヤーズ
有効成分を抑えて副作用を軽減した避妊や生理痛の改善に効果的な超低用量ピル

・アイピル
望まない妊娠の不安がある性行為の後に服用する緊急避妊薬（アフターピル）

・マイルーラVCF
膣内挿入タイプの女性用避妊フィルムでホルモンバランスを崩す心配のない商品

この他の避妊薬はこちら
>>避妊薬

用法用量

セラゼッタの服用方法

決まった時間に1日1錠ずつ服用してください。

シートが空になるまで、常に矢印の方向に従ってください。
矢印は、薬剤シートの前面、タブレットの間に印刷されています。
週の曜日は裏面に印刷され、毎日1錠に対応しています。

セラゼッタの服用および休薬期間

新しいシートから始めるたびに、一番上の行の錠剤から服用しなければなりません。

例えば、水曜日に始める場合は、一番上の行の「WED」と印字された錠剤から服用します。

セラゼッタを服用中に、膣出血があるかもしれませんが、通常どおり錠剤を服用し続ける必要があります。
シートが空になったら、中断することなく（生理の出血を待たずに）翌日から新しいシートから飲み始めてください。

セラゼッタの服用時の注意

服用方法を厳守
この薬は指示された服用方法を守ることがとても大切です。

飲み忘れをなくすためにも、毎日ほぼ一定の時刻に服用してください。

飲み忘れにより妊娠する可能性が高くなります。

通常、21～28番目の錠剤を服用している間に月経が始まります。

月経が終わっていても続いていても、29日目から続けて新しい錠剤シートの服用を開始してください。

飲み忘れた場合の対応
気がついた時点ですぐに服用してください。次の服用は、通常どおり服用してください。

1日2錠服用することになりますが、体に有害はありません。

ただし、錠剤を服用してから12時間以上遅れていると、避妊の効果が低下する可能性が高くなります。
（複数日飲み忘れた場合、忘れた日数分飲み直さず、いつもに時間に錠剤を服用しつづけます。）

またそれから7日間は性行為の際に、コンドームなどの避妊法と併用する必要があります。

副作用

主な副作用

気分の変化・抑うつ・性的衝動（リビドー）・頭痛・吐き気・にきび・胸の痛み・体重増加など

基本的には副作用が少ないとされている避妊薬ピルですが、個人差があります。
服用することにより、つらい症状が出る場合には、医師に相談するようにしましょう。

稀な副作用

膣の感染・コンタクトレンズの装着の困難・嘔吐・脱毛・痛みを伴う期間・卵巣の嚢胞・疲労などはめずらしい副作用ですが、少数例の報告があります。

発疹・じんま疹・痛みを伴う青赤色の皮膚塊（紅斑）などの皮膚疾患が稀に発症する場合があります。

またこれらの副作用とは別に、乳汁分泌または漏出の可能性もごく稀な例で報告されています。

その他、ここにはあげられていない副作用を感じる場合、無理をせず服用を中止し、医師や医療機関の診察を受けるようにしてください。

• 参考文献
  セラゼッタの副作用について詳しくはこちら
  emc+：セラゼッタ（望ましくない影響）

使用上の注意

セラゼッタの服用に注意する人

次の人は、服用に注意する必要があります。

・過去に乳癌と診断された方
・肝臓障害のある方
・過去に血栓症になったことがある方
・糖尿病のある方
・てんかんのある方
・結核を患っている方
・高血圧の方
・クロアママ（顔面に位置する皮膚の局所色素沈着）がある方は、直射日光に当たらないよう注意が必要です。

服用前にかかりつけ医師にご相談ください。

セラゼッタの併用注意

併用を注意するものがあります。

・プリミドン、フェニトイン、カルバマゼピン、オキシカルバゼピン、フェルバメート、フェノバルビタールなどを含む抗てんかん薬
・リファンピシン、リファブチンなどの結核治療薬
・リトナビル、ネルフィナビル、ネビラピン、エファビレンツなどのHIV感染治療薬
・C型肝炎ウイルス感染（ボセプレビル、テラプレビル）または他の感染症（グリセオフルビン）の治療薬
・ボセンタン
・セイヨウオトギリソウ（セント・ジョーンズ・ワート）を含む食品
・クラリスロマイシン、エリスロマイシンなどの特定の細菌感染治療薬
・ケトコナゾール、イトラコナゾール、フルコナゾールなど真菌感染症治療薬
・高血圧、狭心症または特定の心血管系疾患の治療薬（ジルチアゼムなど）

経口避妊薬を服用する前から次の食品を摂取している場合、または経口避妊薬を服用している時に摂取する場合は、必ずかかりつけの医師または薬剤師に相談してください。

セラゼッタを服用してはいけない人

次の人は、この薬を使用することはできません。

・過去にセラゼッタに含まれる成分で過敏な反応を経験したことがある方
・能動静脈血栓塞栓症の方
・肝臓に重篤な障害のある方
・肝臓に腫瘍のある方
・乳がんなどの性ステロイドの影響を受けて発症するがんの疑いがある方
・診断が確定していない異常性器出血のある方
・ピーナッツや大豆にアレルギーのある方

上記に該当する人が、この薬を使用することにより、副作用が強く出る場合があります。

• 参考文献
  セラゼッタの服用に関する注意についてはこちら
  emc+：セラゼッタ（服用前の注意）

保管方法と取り扱い上の注意

セラゼッタの保管方法

・直射日光や高温多湿をさけて室温（1～30℃）で保管してください。
冷蔵庫に保管する必要はなく、直射日光や高温多湿は避けて室温で保存します。

・子供の手の届かない所に保管してください。

・薬が残った場合は、保管しないで破棄をしてください。
1箱で1周期、毎日一定期間、服用することで効果が得られる薬です。余った薬を服用してはいけません。

セラゼッタの取り扱い上の注意

・パッケージに記載されている有効期限が過ぎた後の薬剤は使用しないでください。
有効期限は、指定された月の最終日です。

・開封日より1ヵ月以内に使用してください。

・服用を中止したシートに残っている薬は飲まないでください。
1箱で1周期、毎日一定期間、服用することで効果が得られる薬です。残った薬は破棄をして、新たに服用を始めてください。

• 参考文献
  セラゼッタの取り扱い上の注意について詳しくはこちら
  emc+：セラゼッタ（保管方法）

商品情報

セラゼッタの商品分類

医療用医薬品：漢方薬、生薬などを含む医薬品

効き目が強く、体質や症状により副作用を起こす可能性があります。
個人輸入の際に医師の処方箋は必要ありませんが、使用時にそれらの懸念がないか十分にご確認ください。

セラゼッタの形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

セラゼッタの対象性別

避妊・生理痛改善・PMS改善などを目的とした成人女性

参考文献

このページの詳細は、下記サイトを参考にさせて頂いております。
お薬通販部では正確な情報提供を努めておりますが、情報の正確性および完全性を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

医薬品情報サイト
emc+
英国での使用が認可された医薬品に関する情報をまとめたサイトです。
10,000件以上のデータを有しており、そのすべては、英国の医薬品およびヘルスケア製品規制機関（MHRA）、および欧州薬局方（EMA）の承認がされています。
一般患者も閲覧が可能で、医薬品に関する正確で最新の情報が提供されています。

Wikipedia
ウィキメディア財団が管理・運営しているインターネット百科事典（海外版）です。
詳細かつ、網羅的な情報を掲載しており、他の辞書サイトでは容易に確認できないような事柄についての記事を確認することが可能です。

行政機関サイト
厚生労働省
生活の保障や経済発展のため、国民の健康や子育て、社会福祉、介護、雇用・労働、年金に関する政策を所管している国の行政機関のサイトです。
医療保険制度の制定も担い、海外医薬品の輸入に関する規則や検査も行っています。

発送・梱包

発送国

・香港
・インド
・シンガポール

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

梱包状態について詳しくはこちら
>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

医薬品等の通販・個人輸入について詳しくはこちら
>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について
  

セラゼッタのよくある質問