フォシーガの副作用とは?症状の種類や発現頻度についてご紹介!
糖尿病治療薬のフォシーガの副作用は、治療中の方にとって気になる情報の1つです。フォシーガの副作用や対処法について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

フォシーガはSGLT2阻害剤に分類される糖尿病治療薬で、腎臓における糖の吸収を妨げ、尿からの排出を促進する点が特徴です。
しかし、場合によっては重大な副作用を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
本記事ではフォシーガの副作用や発現頻度、症状を強く感じる際の対処法について解説します。
目次
糖尿病治療薬フォシーガの副作用

糖尿病治療薬のフォシーガに関しては重大な副作用、およびその他の副作用の例が報告されています。
重大な副作用
フォシーガの重大な副作用は以下の通りです。
0.1%未満
フォシーガの服用にともない、腎盂腎炎や敗血症(敗血症性ショックを含む)を発症した例が報告されています。
女性の方は尿道が短く、糖をエサとして増殖した細菌が侵入しやすいため特に注意が必要です。
敗血症を発症すると以下のような症状が見られます。
フォシーガの服用にともない上記の症状が見られる方は、速やかにかかりつけ医の診察を受けてください。
頻度不明
フォシーガは血糖値を下げる治療薬のため、場合によっては低血糖症状を引き起こす可能性があります。
低血糖症状が起こった際には糖質を含む食品を摂取するなど、適切な処置を行う必要があります。
ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤を併用している際には、ブドウ糖の投与が必要です。
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口渇・尿量の増加・頻尿・血圧低下など脱水にともなう症状が見られる際には、休薬や補液などの措置が必要です。
フォシーガの服用にともなう脱水に引き続き、脳梗塞を含む血栓・塞栓症などを発症した例が報告されているため注意してください。
血糖値が高くなくてもケトアシドーシスを発症した例が報告されており、1型糖尿病の方は特に注意が必要です。
その他の副作用
それ以外のフォシーガの副作用は以下の通りです。
5%以上
フォシーガの服用にともなう主な副作用が、腟カンジダ症などの性器感染です。
フォシーガを服用すると腎臓における糖の吸収が妨げられ、余分な糖が尿から排出されますが、糖をエサとして繁殖する細菌により感染を引き起こす可能性があります。
そのため、フォシーガの服用中は性器を清潔に保つよう心がけてください。
1~5%未満
フォシーガを服用すると尿から糖が排出されるため、糖をエサとして細菌が増殖して尿路感染を引き起こす可能性があります。
そのため、フォシーガの服用中は性器を清潔に保つよう心がけてください。
また、必要以上にトイレを我慢しないことも大切です。
1%未満
頻度不明
副作用を強く感じる際の対処法

フォシーガの服用にともない何らかの副作用を強く感じる方は、速やかにかかりつけ医の診察を受けてください。
糖尿病などを治療中の方は自分の判断で服用を中断せず、医師の指導を仰ぐ必要があります。
まとめ

フォシーガに限った話ではありませんが、医薬品には必ず副作用のリスクがともないます。
しかし、用法用量を守って正しく服用すれば、フォシーガはそれほど危険な医薬品ではありません。
今回の記事を参考にフォシーガの副作用を理解し、糖尿病の改善やダイエットにお役立てください。
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