ハイプロンの個人輸入は違法?メリット・デメリットや注意点も解説
お薬通販部スタッフ[監修]
ハイプロンは、不眠症に効果が期待できるソナタ(ザレプロン)のジェネリック医薬品です。
睡眠薬を服用する人にとって、身体に負担がかかりにくい超短時間型よりも短時間型になるザレプロン(ハイプロン)を服用したい人も少なくありません。
しかし、ハイプロンは日本では販売されておらず、処方してもらうことは不可能であるため、入手するには正規品保証の通販サイトを利用する必要があります。
この記事では、ハイプロンの個人輸入は違法なのかを解説します。海外から個人輸入されたハイプロンを購入するメリット・デメリットについても解説します。
目次
ハイプロンの個人輸入は違法ではない
結論として、ハイプロンの個人輸入自体は違法ではありません。
ただし、信頼できる正規品保証がある通販サイトからであること、用法・用量や注意事項を必ず守ることが健康被害を回避するために重要です。
個人輸入は違法ではありませんが、お薬の服用により起きる副作用などについて、国の制度などは利用できません。購入から服用まで自己責任になるため、リスクを考えて行動する必要があります。
また、正規品保証がある通販サイトから購入することも非常に重要です。なぜなら、偽造品や劣悪な環境で作られた模造品が安く出回っているからです。
ハイプロンを個人輸入代行サイトで購入するメリット
ハイブロンを個人輸入代行の通販サイトで購入するメリットには、以下の3つがあります。
順番に解説します。
安価で購入できる
ハイプロンを個人輸入代行サイトで購入するメリットは、安価で購入できる点です。
ハイプロンは日本で発売されていないお薬のため、処方してもらうことはできません。しかし、他の睡眠薬と比較して体内からの消失が早いため有用性は高いといえます。
なお、お薬通販部では100錠4,000円程度(2025年1月現在)と、比較的安価で購入いただけます。
日本では処方されない医薬品を購入できる
個人輸入代行サイトでは、ハイプロンをはじめ日本では処方されないお薬を購入できます。
日本で流通しているお薬は、『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律』という法律に基づいて有効性や安全性が確認されたうえで販売されています。
基本的には国内で承認されたお薬しか医師からは処方されず、薬局やドラッグストアでは手に入れられません。
個人輸入代行サイトでは、国内では承認されていないものの、効果が期待できるお薬を購入可能です。
医療機関を受診する手間がかからない
海外からの個人輸入は、医療機関を受診せずに購入できる点もメリットです。
医療機関や保険薬局で待つ時間が省け、注文すれば家にいるだけでお薬が届きます。
忙しい社会人や、睡眠薬を処方されたことを知られたくないなどの理由がある人におすすめです。
ハイプロンは非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、海外で用いられているソナタのジェネリック医薬品です。作用時間が短い点が特徴で、入眠障害や中途覚醒といった睡眠障害をお持ちの方に適応があります。副作用も少ない点が特徴です。 1箱:4,050円 |
ハイプロンを個人輸入代行サイトで購入するデメリット
ハイプロンのようなお薬を個人輸入代行サイトで購入するデメリットは、以下のとおりです。
順番に解説します。
効果が得られない偽造品を購入させられる場合がある
ハイプロンを怪しい個人輸入代行サイトを利用すると、効果が得られない偽造品を購入させられるリスクがあります。
正規品保証がない場合や、相場よりも安い場合には偽造医薬品であることもあります。
見た目は同じに見えても実は劣化していたり、本物とは異なる成分が含まれていたりすることもあるので注意が必要です。
日本や欧米など規制が厳しい国では偽造品の発生は1%未満ですが、規制が緩いアジアやアフリカなどでは3割程度が偽造品ともいわれています。
正しい服用方法を把握していないと健康被害のリスクがある
ハイプロンの正しい用法用量を守らずに自己判断で調節してしまうと、健康被害のリスクが高くなります。
個人輸入で海外のお薬を購入する場合、そのお薬が日本では承認されておらず、医師の処方によるものではないため、正しい用法用量を自分で確認しなければなりません。
海外のお薬は他言語で記載されている場合も多く、用法用量を把握するのは困難です。適切な方法で服用しないと、健康被害が起こるおそれがあります。
また、お薬を安全に服用するために、医師による診察と処方及び経過観察が必要とされているものがあります。
睡眠薬も日本では処方箋が必要なお薬のため、医療機関を受診せずに個人輸入を経由して購入する場合は、細心の注意を払う必要があります。
正規品として品質などが確認されたお薬であっても、副作用などが生じることを念頭に置く必要があります。
医薬品副作用被害救済制度を利用できない
ハイプロンなどのお薬を個人輸入代行サイトで購入した場合、医薬品副作用被害救済制度を利用できない点もデメリットです。
医薬品副作用被害救済制度とは、お薬などを適正に服用した際に生じる健康被害について給付などの救済を行う制度のことです。
給付対象になるお薬について、PMDAは製造販売の承認・許可を受けた医薬品と定めているため、個人輸入した日本で承認されていないものは対象になりません。
また、日本で承認されたお薬をオンライン診療で処方してもらっていても、適切な服用方法をせずに過剰摂取などで健康被害が生じた場合も、救済制度の給付対象となりません。
ハイプロンを個人輸入代行サイトで購入するときの注意点
個人輸入と偽造医薬品のリスクを踏まえた上で、ハイプロンをより安心・安全に手に入れるために以下の点にも注意しましょう。
順番に解説します。
副作用を十分に理解したうえで購入する
ハイプロンは比較的副作用が少ないお薬とされていますが、それでもいくつかの症状が報告されています。
ハイプロンの頻度が高い副作用は以下のとおりです。
また、先発医薬品であるソナタの添付文書によると、頻度の高い副作用として以下の記載があります。
症状の分類 | 頻度の高い副作用 |
体の症状 | 背中の痛み胸の痛み発熱 |
心血管系 | 片頭痛 |
消化器系 | 便秘口臭消化不良 |
筋骨格系 | 関節痛関節炎筋肉痛 |
神経系 | 不安抑うつ神経過敏思考異常(主に集中困難) |
呼吸器系 | 気管支炎 |
皮膚 | 掻痒発疹 |
その他 | 結膜炎知覚異常 |
上記の副作用が起こるリスクを把握した上で、ハイプロンの購入有無を判断してください。
自分が服用する分だけを購入する
個人輸入は、購入者が自分で服用することが前提です。
そのため、購入したハイプロンを他の人へ売ったり譲渡したりすることは認められていません。
また、家族を含めて他人の分をまとめて購入することも認められていません。そのため、リスクを十分に理解した上で個人的な服用のために購入することが必須です。
信頼できるサイトを利用する
個人輸入代行サイトは、信頼できるサイトかどうかを確認した上で利用しましょう。
以下のようなサイトでは、偽造品や模造品を購入させられるリスクが高いといえます。
また、海外のサイトでは正規品ではない可能性も高いので、いくら安いからといって飛びつくのは危ないでしょう。
ハイプロンではありませんが、個人輸入した偽造品を摂取して死亡した事例もあるため、注意が必要です。
ハイプロンは正規品保証のある個人輸入代行サイトから
ハイプロンに限らず、個人輸入を経由したお薬を購入する際は、必ず正規品保証がある個人輸入代行サイトから購入することが非常に重要です。
正規品保証がないサイトを利用すると、偽造品を購入させられ、期待した効果が得られなかったり、思わぬ健康被害が発生したりするおそれがあります。
お薬通販部では、正規品保証があるだけでなくプライバシーの点も安心して購入いただけます。
まとめ
ハイプロンは、日本で発売されていないザレプロンのジェネリック医薬品です。
個人輸入代行サイトで購入できますが、利用する際は信頼性に注意が必要です。
また、個人輸入を経由したお薬は医師や薬剤師からの処方が受けられず、英語などの他言語で記載されているケースも多いので、自分で正しい用法用量を把握する必要があります。
適切に服用していて体に異常を感じたら、必ず医師の診察を受けてください。正しい情報や知識、服用方法で睡眠のより効果的にトラブルを改善しましょう。
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ハイプロン
ハイプロンは非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、海外で用いられているソナタのジェネリック医薬品です。作用時間が短い点が特徴で、入眠障害や中途覚醒といった睡眠障害をお持ちの方に適応があります。副作用も少ない点が特徴です。
4,050円
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