リザクト

リザクトの商品詳細

特徴

日本人のおよそ25%（4人に1人）が慢性型頭痛を持っていると言われています。
最も多いのは強い緊張状態やストレス状態に陥るときに起こす「緊張型頭痛」であり、ついで「片頭痛」になります。
30代女性の20%（5人に1人）は片頭痛発作に苦しんでいると言われていて全体的な片頭痛患者は840万人に上るとされています。

このように「片頭痛」と「緊張型頭痛」が2大慢性型頭痛と言われていて、特に片頭痛は女性に偏る傾向がありますがこの二つの頭痛は発症のメカニズムが大きく異なります。

片頭痛の場合は主に片側のこめかみあたりから目にかけてズキン、ズキンと脈打つような強い痛みが起こります。
まるで心臓の脈に合わせるように痛みが起こるので「拍動性頭痛（疼痛）」と呼ばれます。
稀に両側でも頭痛発作が起こりますが片側に集中する傾向が強いので「片頭痛」と呼ばれています。

発作が起こるメカニズムは“血管が拡張するときに周囲の神経を刺激”することだと考えられています。

一方の緊張型頭痛は上記の通り緊張やストレスによって血流障害が起こり筋肉がこわばることで起こるタイプで、こちらは頭全体が重くなるような鈍い痛みや締め付けられるような痛みを覚えます。

一般市販薬の痛み止め（バファリイン、セデス、イヴなど）は主に「緊張型頭痛」の発作を抑える薬であり、片頭痛に対しては初期の発作や急性増悪期には効果を示しますが、慢性化した片頭痛には効果が期待できないので、リザクトのような治療薬が必要になります。

マクサルトやマクサルトジェネリック（リザクト）は市販薬での取り扱いはありません。
したがって神経科や頭痛外来などを受診し処方箋を発行してもらい調剤薬局で処方してもらいます。

一回の片頭痛発作は数十分〜2時間程度で治りますが、重症化すると短期的に繰り返します。
また光や匂いに過敏になり、特に光に対しては「閃輝暗点（せんきあんてん：チカチカした小さな点が現れ視野欠損をおこす）」や光が眩しくなるなどの前兆症状を起こすケースがあります。

他にも気分が悪くなる（悪心）、吐き気がする、胃がムカムカするなどの前兆症状を起こすことが多くなんとなく発作が起こりそうな予兆を感じる場合には早めにマクサルトなどの片頭痛治療薬を飲んで暗くて静かな場所で横たわり症状が落ち着くまで安静にするのがセオリーです。

効果

拡張した血管を収縮させたり、血管周囲の炎症をなくすことで、、片頭痛の痛みを緩和する効果があります。

適応症状

リザクトは下記の方におすすめです。

・血管拡張作用による偏頭痛を起こしている方
・片頭痛持ちの方

有効成分

有効成分は、リザトリプタンです。
血管内壁のセロトニン受容体（5-ＨＴ_1B/1D）に働き、拡張した血管を収縮させます。
三叉神経に作用し、炎症を引き起こす神経ペプチド（CGRP）を抑制します。

含有量・内容量

1箱6錠入りとなっています。

リザクトにはリザトリプタン安息香酸塩錠5mg/10mgを含有した2種類があります。

製薬会社

シプラ

リザクトの用法用量

服用方法

1回1錠（リザトリプタンとして10mg）を片頭痛の頭痛発現時に水かぬるま湯にて服用してください。

効果が不十分な場合には追加できますが、最初の服用から2時間以上の間隔を空けてください。
ただし、1日総服用量は2錠（20mg）以内とされています。

片頭痛がない時に予防的に飲まないでください。

リザクトの副作用

主な副作用

主な副作用として、傾眠、倦怠感、脱力、吐き気、嘔吐、口渇、めまい、じんま疹、発疹、かゆみなどが報告されています。
このような症状が出た場合は、かかりつけの医師にご相談ください。

稀な副作用

稀な副作用としてナフィラキシーショック、アナフィラキシー、不整脈、狭心症あるいは心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状、てんかん様発作、血管浮腫、中毒性表皮壊死症、呼吸困難などが報告されています。

リザクトの使用上の注意

併用注意

併用に注意するものがあります。

・選択的セロトニン再取り込み阻害剤
・セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤

服用してはいけない人

次の人は使用できません。

・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・心筋梗塞の既往歴のある患者、虚血性心疾患又はその症状・兆候のある患者、異型狭心症（冠動脈攣縮）のある患者
・脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往のある患者
・末梢血管障害を有する患者
・コントロールされていない高血圧症の患者
・重度の肝機能障害を有する患者
・血液透析中の患者
・エルゴタミン、エルゴタミン誘導体含有製剤、あるいは他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与中の患者
・モノアミン酸化酵素阻害剤（MAO阻害剤）を投与中、あるいは投与中止2週間以内の患者
・プロプラノロール塩酸塩を投与中の患者

併用禁忌薬

次の薬と併用はしないでください。

・エルゴタミン製剤
・5-HT1B/1D受容体作動薬
・MAO阻害剤
・プロプラノロール塩酸塩（インデラル）

リザクトの保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・直射日光や高温多湿をさけて保管してください。
・子供の手の届かない所に保管してください。誤って服用する可能性は避けましょう。

リザクトの商品情報

商品分類

医療用医薬品：ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が終わった後に他の製薬会社から同じ有効成分を使って開発され、有効性・安全性が新薬と同等であることが前提として、厳しい試験に合格したうえで、国が承認した医薬品のことです。

ジェネリック医薬品について詳しくはこちら
>>ジェネリック医薬品とは

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

片頭痛治療を目的とした成人男性・女性

リザクトの発送・梱包

発送国

・インド
・シンガポール

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

梱包状態について詳しくはこちら
>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について

リザクトのよくある質問