ジルテックの副作用とは？症状の種類や発現頻度についてご紹介！

ジルテックの副作用は、アレルギー疾患に悩まされている方にとって気になる情報の1つです。ジルテックの副作用について解説します。

記事公開日：2025.06.10

最終更新日：2025.06.10

お薬通販部スタッフ[監修]

ジルテックは抗アレルギー薬の一種で、有効成分としてセチリジン塩酸塩を配合しています。

セチリジン塩酸塩にはアレルギーの原因となるヒスタミンのはたらきを阻害し、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患を改善する効果が期待できます。

しかし、ジルテックに限らず化学的に製造された医薬品には、副作用のリスクがあることを知っておきましょう。

本記事ではジルテックの服用で起こり得る副作用の種類、および発現頻度について解説します。

ジルテックの基本情報

ジルテックはベルギーのブリュッセルに本社をおく製薬会社「UCB（Union chimique belge）」が製造・販売している抗アレルギー薬です。

有効成分のセチリジン塩酸塩には、アレルギー反応を起こす原因であるヒスタミンのはたらきを阻害する作用があります。

抗アレルギー薬のなかでは比較的即効性に優れており、効果の持続時間が長い点も特徴の1つです。

しかし、化学的に製造された医薬品には必ず副作用のリスクがともなうため、服用前に十分に理解しておくことが重要です。

ジルテックの服用で起こり得る重大な副作用は以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

参照URL

ジルテックの重大な副作用の1つがショック、アナフィラキシーです。

服用にともないショック症状や、呼吸困難・血圧低下・蕁麻疹・発赤などアナフィラキシー反応を引き起こす可能性があります。

ジルテックの服用でショックやアナフィラキシー反応が起こる頻度については不明とされています。

ジルテックの重大な副作用としては、けいれん発作も挙げられています。てんかんなどのけいれん発作をともなう疾患をお持ちの方、もしくは既往歴がある方は注意が必要です。

ジルテックの服用でけいれん発作が起こる頻度も不明です。

ジルテックの重大な副作用としては、肝機能障害・黄疸も挙げられています。

ASTやALT、γ-GTP、LDH、Al-Pなどの上昇にともなう肝機能障害、および黄疸を招く可能性があるため、定期的に血液検査を受けることがおすすめです。

ジルテックの服用で肝機能障害や黄疸が起こる頻度も不明です。

ジルテックのその他の重大な副作用として、血小板減少が挙げられています。ジルテックの服用で血小板減少が起こる頻度は不明です。

ジルテックの主な副作用は以下の通りです。