ジルテックの併用禁忌とは?服用してはいけない人もご紹介!
医薬品の多くに飲み合わせがあるため、ジルテックに関しても併用禁忌を知っておきましょう。ジルテックの併用禁忌について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

ジルテックはベルギーのブリュッセルに本社をおく製薬会社「UCB(Union chimique belge)」が製造・販売しているセチリジン塩酸塩錠です。
セチリジン塩酸塩にはヒスタミンのはたらきを阻害し、アレルギー疾患にともなう症状を緩和する効果が期待できます。
本記事ではジルテックの併用禁忌、および服用してはいけない人について解説します。
目次
ジルテックの商品詳細

ジルテックは抗アレルギー薬の一種で、有効成分にセチリジン塩酸塩を配合しています。セチリジン塩酸塩にはアレルギー反応の原因となるヒスタミンのはたらきを阻害する作用があります。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、気管支ぜんそくなど、アレルギー疾患の症状緩和に効果的です。
抗アレルギー薬のなかでは比較的即効性に優れており、効果が長く持続する点がメリットとなっています。
併用禁忌について

併用禁忌は特定の治療薬との併用を禁止されている医薬品、もしくは有効成分を意味します。
併用禁忌薬を服用すると副作用のリスクを高め、思わぬ健康被害を招く恐れがあります。ジルテックに限らず医薬品を購入したら、服用前に添付文書で併用禁忌や副作用を確認しておきましょう。
ジルテックの併用禁忌

ジルテックには併用禁忌薬はありません。
併用に注意が必要な医薬品としてはテオフィリンやリトナビル、中枢神経抑制剤、ピルシカイニド塩酸塩水和物が挙げられています。
また、アルコールにも中枢神経抑制剤と同様の作用があるため、服用中の飲酒は避けてください。
![]() ジルテックは、ベルギーのブリュッセルに本社を置くUCBが製造開発している抗アレルギー薬です。主成分としてセチリジンが含有しており、主にアレルギー性鼻炎をはじめ、蕁麻疹や花粉症などの症状の緩和に効果が期待できます。 1箱:1,533円~ |
ジルテックを服用してはいけない人

以下に該当する方は、自分の判断でジルテックを服用しないでください。
それぞれ詳しく解説します。
ジルテックに対して過敏症の既往歴をお持ちの人
過去にジルテックを服用して過敏症を起こしたことがある人は、自分の判断でジルテックを服用しないでください。
また、レボセチリジンやヒドロキシジンをはじめとする「ピペラジン誘導体」による過敏症の既往歴がある方も、ジルテックの服用を避けてください。
重度の腎機能障害をお持ちの人
クレアチニンクリアランスが「10mL/min未満」の方は、自分の判断でジルテックを服用しないでください。
有効成分が高い濃度で長く体内に残存し、思わぬ健康被害を招く恐れがあります。
乳幼児
2歳以上7歳未満の小児に関しては、セチリジン塩酸塩錠ではなく低用量のドライシロップの服用が推奨されています。
2歳未満の乳幼児に関しては、セチリジン塩酸塩の有効性・安全性が確認されていません。
ジルテックの服用で健康被害を生じた際の対処法

ジルテックの服用で何らかの健康被害が発生した場合、すぐに専門医の診察を受けてください。
ジルテックには併用禁忌がありませんが、場合によってはショックやアナフィラキシーなど重大な副作用を引き起こす可能性があります。
まとめ

ジルテックには有効成分としてセチリジン塩酸塩が配合されており、アレルギー疾患による症状の改善に効果的です。
抗アレルギー薬のなかでは比較的即効性に優れており、効果が長く持続する点もジルテックを服用するメリットの1つです。
ただし、ジルテックに限らず化学的に製造された医薬品を服用する際には、併用禁忌について十分に理解しておく必要があります。
今回の記事を参考にジルテックを正しく服用し、つらいアレルギー疾患の改善にお役立てください。
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ジルテックは、ベルギーのブリュッセルに本社を置くUCBが製造開発している抗アレルギー薬です。主成分としてセチリジンが含有しており、主にアレルギー性鼻炎をはじめ、蕁麻疹や花粉症などの症状の緩和に効果が期待できます。
1,533円~
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