ステンドラジェネリックの効果は?副作用や適切な飲み方も紹介
この記事では、「ステンドラジェネリックにはどのような効果があるの?」「正しい服用方法が知りたい」と気になっている人に向けて、具体的な効果や服用方法などを解説します。副作用も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

この記事では、ステンドラジェネリックの効果について解説します。
ステンドラジェネリックの服用を検討している人の中には、「どのような効果があるの?」「どのように服用すればいいの?」と疑問に思っている人も少なくありません。
ステンドラジェネリックは、第4のED治療薬として発売されている、比較的新しいお薬です。
これまで主流だったバイアグラやレビトラ、シアリスに次ぐED治療薬で、世界中から注目を集めているといえるでしょう。
また、ステンドラジェネリックの一部では有効成分に「ダポキセチン」を含むお薬もあり、早漏防止の効果も報告されています。
この記事では、ステンドラジェネリックの主な効果だけでなく、副作用や正しい服用方法についても詳しく見ていきましょう。
目次
ステンドラジェネリックの主な効果・作用機序

ステンドラジェネリックは、主成分としてアバナフィルを含むED治療薬です。
バイアグラやレビトラ、シアリスなどと同様にホスホジエステラーゼ5(PDE5)を阻害し、勃起不全の症状を改善します。
ホスホジエステラーゼ5は、陰茎海綿体に存在する酵素の1つです。この酵素が働くと、血管を拡張させる働きがあるcGMPが分解され、勃起が抑制されてしまいます。
つまり、勃起を促すためには、cGMPの濃度を高めなければなりません。そこで役立つのが、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を持つステンドラジェネリックです。
服用すると、ホスホジエステラーゼ5の働きが阻害され、cGMPの濃度が上がるので勃起が促されるでしょう。
ステンドラジェネリックの重大な副作用

ステンドラジェネリックは、日本だけでなく海外でも主要なED治療薬として用いられているお薬です。
しかし、人によっては以下のような重大な副作用が起こる場合もあります。
4時間以上続く勃起
ステンドラジェネリックを服用すると、稀に勃起した状態が4時間以上続く場合があります。
これは「持続勃起症」と呼ばれ、症状が4時間以上続くと陰茎海綿体が線維化を起こし、陰茎が壊死するおそれがあります。
勃起が長く続く状態のまま放置しておくと、機能そのものに障害が起こる場合もあります。
持続勃起症の治療を行うためには、医療機関での処置が必要です。いつもと様子が違うと感じたら、すぐに受診して処置を受けてください。
片目または両目の突然の視力喪失
ステンドラジェネリックの類似薬では片目、もしくは両目の視力が突然失われる副作用も報告されています。
失われた視力は永久的に戻らないこともあるため、違和感が生じたらすぐに服用を中止して眼科を受診してください。
なお、ステンドラジェネリックと視力喪失の因果関係については明らかにされていません。従来からED治療に使われているバイアグラでも視力低下や眼充血、結膜炎など目に関する副作用がいくつか報告されています。
同じ作用機序を持つステンドラジェネリックでも、これらの症状があらわれることもあるので、十分に注意が必要です。
突発性難聴・耳鳴り
突発性難聴とは、耳の一方の聴力が突然低下する病気のことです。まれに、両耳の聴力が低下することもあります。
突発性難聴の原因ははっきりしていませんが、ステンドラジェネリックによる副作用で該当する症状が出るおそれもあるので注意が必要です。
ステンドラジェネリックの類似薬を服用した人で、突然の聴力低下や聴力喪失が出た例が報告されています。
ただし、聴力への影響がお薬によってあらわれたのか明確にはわかっていません。万が一、ステンドラジェネリックの服用中に聴力の低下を感じたらすぐに医師へ連絡してください。
めまい
ステンドラジェネリックによって、めまいの副作用が起こることがあります。
めまいの代表的な症状は、以下のとおりです。
ステンドラジェネリックによってめまいが起こるのは、血管拡張作用が陰茎海綿体だけでなく全身に働き、血圧が低下してしまう影響が考えられます。
めまいの症状が出たらすぐに服用を中止し、耳鼻咽喉科を受診してください。
痒み・発疹
ステンドラジェネリックを服用すると、痒みや発疹の副作用が出るおそれがあります。
痒みや発疹は、お薬に対するアレルギー反応として症状が出ている場合もあるので注意が必要です。
体がお薬を異物と認識し、免疫機能が過剰に働くことで発症します。1回目の服用は大丈夫でも、それ以降に体が反応しやすくなり、痒みや発疹が出ることもあるでしょう。
ステンドラジェネリックを1回復用して問題なかったからといって安心せず、少しでも異常を感じたら早めに皮膚科を受診することを推奨します。
ステンドラジェネリックでよく見られる副作用

ステンドラジェネリックでは、重大な副作用の他にもいくつか副作用が報告されています。
特に、以下はステンドラジェネリック以外のED治療薬でもよく見られる副作用です。
頭痛
ステンドラジェネリックでは、副作用として頭痛があらわれるおそれがあります。
これは、ホスホジエステラーゼ5を阻害することによって陰茎海綿体だけでなく、脳の血管も拡張してしまうためです。
血管が拡張すると、周囲にある神経が刺激され痛みを伴います。特に、初めてステンドラジェネリックを服用する人であらわれやすいことが特徴です。
多くのケースでは一時的なもので、心配しすぎる必要はありません。万が一、頭痛が気になるときは横になって休んだり、患部を冷やしたりなどの対策をするとよいでしょう。
潮紅
ステンドラジェネリックでは、潮紅の副作用が出るおそれがあります。潮紅とは、簡単にいうと顔が赤くなることです。
ステンドラジェネリックを服用すると、血管拡張作用によって顔の血管が広がり、血流が良くなって赤くなることがあります。
潮紅の副作用は、時間の経過と共に改善するケースがほとんどです。そのため、こちらも過度に気にしすぎる必要はありません。
ただし、人によっては鼻の血流が良くなり鼻詰まりを起こすこともあります。
腰痛
ステンドラジェネリックでは、腰痛の副作用も報告されています。
具体的には明らかになっていませんが、腰痛の副作用が起こるのはホスホジエステラーゼ5による血管拡張などが原因と考えられています。
とはいえ、腰痛は稀な症状ともいえるので、過度に心配する必要はないでしょう。
その他
ステンドラジェネリックでは、以下のような副作用も報告されています。
副作用 | 詳細 |
鼻詰まり | 鼻の血管が拡張して血流が増し、鼻詰まりが起こることがある。 |
鼻咽頭炎 | 鼻咽頭炎とは、上咽頭に炎症が起こる病気。喉の痛みや鼻水などの症状が見られる。 |
副鼻腔炎 | 副鼻腔に炎症が起きて膿がたまる病気。蓄膿症とも呼ばれている。 |
消化不良 | 平滑筋が弛緩して胃腸機能が低下し、消化不良を生じることがある。 |
ステンドラジェネリックの適切な服用方法(飲み方)

ステンドラジェネリックの効果を十分に発揮するためには、以下のように適切な服用方法を守ることが重要です。
誤った服用方法の場合、効果が十分に発揮されない場合があるので注意が必要です。
性行為の約15~30分前に服用する
ステンドラジェネリックは、性行為を行う約15〜30分前に服用してください。
速やかに吸収されるので、効果に対して即効性が期待できるでしょう。そのため、従来のED治療薬であるバイアグラやシアリスのように1時間前など時間に余裕をもって服用する必要はありません。
ただし、性行為の直前に服用すると成分が十分に吸収されていないため、効果がしっかり出ないおそれがあります。遅くとも、性行為の15分前に服用することを推奨します。
可能なら空腹時に服用する
ステンドラジェネリックは、できるだけ空腹時に服用するのが望ましいとされています。
ED治療薬の中では食事の影響を受けにくいことで知られていますが、「まったく受けない」わけではありません。食事によって、ステンドラジェネリックの効果が減弱するおそれもあるので、可能であれば空腹時に服用しましょう。
また、脂質の多い食事もできるだけ控えるのが無難です。高脂質の食事はステンドラジェネリックの吸収を妨げるおそれがあります。
服用間隔は24時間以上空ける
ステンドラジェネリックは、1日に1回まで服用できるお薬です。
続けて服用する場合は、少なくとも24時間以上空けることを推奨します。
十分な時間を空けずにステンドラジェネリックの服用を続けると、血液中にある薬効成分の濃度が高まり、副作用が出やすくなるおそれがあります。
なお、24時間以上空ければ毎日服用しても問題ありませんが、一度に2回分を服用するのは控えてください。
ステンドラジェネリックの用量は1回につき100mgです。用量は200mgまで増やせますが、それより多く服用すると副作用のリスクが増大するおそれがあります。
服用後にアルコールを過剰摂取しない
ステンドラジェネリックの服用後に、アルコールを摂取しないようにしてください。
飲み合わせの禁忌ではありませんが、アルコールの摂取によりステンドラジェネリックの副作用が顕著に見られやすくなるおそれがあります。
アルコールは大量に摂取すると血管を拡張させる働きがあるので、頭痛や潮紅などの副作用が出やすくなるでしょう。
また、アルコールには脳機能や神経伝達を鈍らせて男性機能を低下させる働きもあります。
ステンドラジェネリックの服用が禁忌・注意になるケース

ステンドラジェネリックは「第4のED治療薬」として注目されているお薬ですが、すべての人が服用できるわけではありません。
以下のように、服用が禁忌となっていたり、飲み合わせが悪いお薬があったりするので、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。
服用に注意が必要な人
以下に該当する人は、ステンドラジェネリックを服用できない場合があります。
服用前に必ず医師に相談してください。
服用してはいけない人
以下に該当する人は、ステンドラジェネリックの服用が禁忌となっています。
併用注意のお薬
以下のお薬とステンドラジェネリックを併用すると、効き目に影響が出たり、副作用が出やすくなったりするおそれがあります。
仮に併用する場合は、事前に医師や薬剤師に相談してください。
お薬 | 詳細 |
エリスロマイシン アンプレナビル アプレピタント ジルチアゼム フルコナゾールなど | ステンドラジェネリックの代謝酵素であるCYP3A4を阻害する。これにより、血中濃度が上昇して副作用が出やすくなる。 |
リファンピシン フェニトイン フェノバルビタールなど | ステンドラジェネリックの代謝酵素であるCYP3A4を誘導する。これにより、血中濃度が十分に上がらずに効果が減弱するおそれがある。 |
アムロジピン ドキサゾシンなど | 降圧作用が増強し、低血圧を起こすおそれがある。 |
併用禁忌のお薬
以下のお薬とステンドラジェネリックは基本的に併用できません。
これらのお薬には、血管を拡張する働きがあります。
ステンドラジェネリックと併用すると血管拡張作用が過度に働き、低血圧を生じる可能性があるので絶対に併用しないでください。
ステンドラジェネリックの効果に関するよくある質問

最後に、ステンドラジェネリックの効果に関する以下の3つの質問を紹介します。
有効成分アバナフィルによる勃起の硬さはどれくらい?
ステンドラジェネリックの有効成分であるアバナフィルは、バイアグラなどのED治療薬とほとんど同等の効果が得られます。
他のED治療薬との違いを挙げると、レビトラよりもやや効果が弱く、シアリスよりも強いのが特徴です。
とはいえ、従来から世界中で使用されているバイアグラと同等の勃起強度が期待できるため、性行為を満足のいくものにしてくれるでしょう。
有効成分アバナフィルが効かないときの対処法は?
ステンドラジェネリックの有効成分であるアバナフィルが効かないときは、服用状況を確認したり、用量を増やしたりしましょう。
食事の影響は受けにくいお薬ですが、高脂質の食事を摂ると吸収が阻害されて効果が減弱するおそれがあります。そのため、服用するときはヘルシーな食事を心がけてください。
また、アバナフィルは1回あたり100mgが基本の用量です。
効かない場合は1回200mgまで増量できますが、いきなり用量を増やすと予期せぬ副作用を発症するリスクもあるので注意が必要です。
ステンドラジェネリックのお薬はどこで購入できる?
先発医薬品のステンドラをはじめ、ジェネリック医薬品においても日本ではまだ承認されていません。
現時点では医療機関で処方してもらえないため、購入を希望する人は個人輸入代行サイトの利用も選択肢の1つです。
個人輸入とは、海外で製造販売されているアイテムを個人で使用する目的で輸入することです。
ステンドラジェネリックは個人輸入できるお薬のため、ネットで簡単に購入できます。ただし、一部では偽造医薬品を扱っている悪質な通販サイトも存在します。
偽造医薬品は本来の効果を得られないだけでなく、重大な健康被害が生じるリスクもあるので、購入を検討する場合は正規品のみを取り扱うサイトを見極めることが重要です。
まとめ

ステンドラジェネリックは、ED治療に効果のあるお薬です。
一般的に性行為の約15〜30分前に服用すると、より勃起を促してくれます。食事の影響も受けにくいため、タイミングをあまり気にせず服用できるのが特徴です。
ステンドラジェネリックは、主に1日1回までの服用となっているので、続けて服用する場合は24時間空けてください。
また、服用後にアルコールを過剰摂取すると勃起能力が低下したり副作用が出やすくなったりするおそれがあるので注意が必要です。
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