• トップ
  • 美容・スキンケア
  • ラシックスの併用に注意が必要な人とは?|併用する際に注意が必要な薬の飲み合わせをご紹介します

ラシックスの併用に注意が必要な人とは?|併用する際に注意が必要な薬の飲み合わせをご紹介します

ラシックスの服用では、すでに他の疾患の治療により投薬をしている場合や健康状態によって注意が必要なケースがあります。ラシックスと併用したり、使用することで体調不良や副作用の原因となる場合があるためです。この記事では、ラシックスと併用する際に注意が必要なお薬やお薬の服用に注意が必要な人の特徴について解説します。

お薬通販部スタッフ[監修]

ラシックスの併用に注意が必要な人とは?|併用する際に注意が必要な薬の飲み合わせをご紹介します

ラシックスを服用する際に、他のお薬を服用していたり、合併症や基礎疾患を患っていたりすると副作用がみられやすくなる場合があります。

この記事では、併用に注意すべきお薬や使用時に注意が必要な人の特徴をご説明します。



服用に注意が必要な人とは

次に当てはまる人は、ラシックスの服用に注意が必要です。

  • 特定の合併症がある
  • 下痢や嘔吐がある、減塩療法に取り組んでいる
  • 肝臓、腎臓の機能障害がある
  • 妊婦・授乳婦、小児、高齢者に当てはまる

順番に確認していきましょう。



特定の合併症がある

ラシックスは、次のような疾患を患っている場合に服用すると、副作用をきたす可能性があります。

疾患名発症するおそれがある副作用
重篤な冠動脈硬化症
重篤な脳動脈硬化症
血栓症(血の塊が動脈につまる)
痛風痛風発作
糖尿病糖尿病の病状悪化
全身性エリテマトーデス全身性エリテマトーデスの病状悪化

上記の疾患がある場合は、あらかじめ医師に伝え、ラシックスの使用をしてよいか確認しておきましょう。



下痢や嘔吐がある、減塩療法に取り組んでいる

下痢嘔吐をきたしている場合や減塩療法に取り組んでいる場合も、ラシックスの服用に注意が必要です。

ラシックスは急激な利尿作用により、体内の電解質バランスに影響を与える可能性があります。

下痢や嘔吐、減塩療法などで電解質バランスが崩れていると、健康状態の悪化をきたしかねません。脱水状態での服用を避け、減塩療法中は注意深く観察しましょう。

肝臓、腎臓の機能障害がある

進行した肝硬変症や機能障害などの肝臓疾患重篤な腎臓の機能障害がある場合は、ラシックスの服用に注意が必要です。

上記の肝臓疾患があると、ラシックスの服用によって肝性昏睡(肝性脳症)をきたすリスクがあります。

また腎臓の機能障害がある人がラシックスを服用すると、体外へ排泄されるまでの時間が延長し、ラシックスの血中濃度が高まり、副作用が現れるリスクが高まります。

妊婦・授乳婦、小児、高齢者に当てはまる

妊娠初期や妊娠の可能性がある場合は、一般的に服用を控えたほうが良いですが、医師の指示のもとで使用する場合もあります。

服用中の母乳にラシックスが含まれる可能性があるため、服用時の授乳は控えることをおすすめします。

小児のうち、呼吸窮迫症候群(肺が膨らみにくく呼吸障害になっている状態)をきたしている低出生体重児では動脈管開存症になるリスクが高まります。

乳幼児は電解質のバランスが崩れやすいため注意深い観察が必要です。高齢者では、脱水や血圧低下などの症状がみられやすいです。

少量ずつ使用し、体調の変化を注意深く観察しましょう。





ラシックスは有効成分フロセミドを含み、腎臓に作用することで利尿作用が発生します。心臓病や腎臓病が原因のむくみ、生理前のむくみ、慢性的なむくみ改善などに役立つ医薬品です。ラシックスはインド・ムンバイに本部を置くアベンティスファーマが開発した先発医薬品です。

1箱:825円~



併用に注意が必要なお薬とは

併用に注意が必要なお薬とはの見出し画像

服用しているお薬によっては、ラシックスとの併用によってお薬の作用に影響が現れたり、健康へ悪影響をもたらしたりする場合があります。

ここでは、併用に注意が必要なお薬をご説明します。

お薬の作用に影響が出るお薬

ラシックスの併用により、作用に影響が出る代表的なお薬は次のとおりです。

  • 昇圧アミン(アドレナリン、ノルアドレナリン) 
  • 他の降圧薬(β-遮断剤など)
  • 糖尿病用剤(スルホニルウレア剤、インスリン)
  • 非ステロイド性抗炎症薬(インドメタシン)
  • V2-受容体拮抗剤(モザバプタン塩酸塩)

種類によっては、ラシックスではなく併用するお薬の効果に影響する場合もあります。


健康へ悪影響をもたらす可能性があるお薬

ラシックスとの飲み合わせによって健康に影響をきたすおそれがある、代表的なお薬は次のとおりです。

  • ACE阻害剤
  • アミノグリコシド系抗生物質(ゲンタマイシン硫酸塩、アミカシン硫酸塩)
  • シスプラチン
  • サリチル酸誘導体(サリチル酸ナトリウム、アスピリン)
  • その他の強心剤(コルホルシンダロパート塩酸塩)

併用により悪影響をきたす可能性があるお薬は、上記以外にも複数あります。

服用しているお薬がある場合は、ラシックスを併用してもよいか、医師や薬剤師に相談してみてください。



まとめ

まとめの見出し画像

ラシックスの服用は、特定の基礎疾患や健康状態、利用している治療薬などによっては体調不良や副作用をきたす場合があります。

併用で相互作用をきたすお薬は可能な限り避けた方がよいですが、やむを得ず服用するときは、体調の変化がないか十分な観察をおこないましょう。

おすすめ商品

  • ラシックス

    ラシックス

    ラシックスは有効成分フロセミドを含み、腎臓に作用することで利尿作用が発生します。心臓病や腎臓病が原因のむくみ、生理前のむくみ、慢性的なむくみ改善などに役立つ医薬品です。ラシックスはインド・ムンバイに本部を置くアベンティスファーマが開発した先発医薬品です。

    825円~

この記事を書いた人

お薬通販部スタッフ

関連記事

症状から探す

薬品・成分で探す

お薬通販部

おすすめ記事

ページの先頭へ
タイトルとURLをコピーしました
タイトルとURLをコピーしました