性器ヘルペスで人生終わり?完治しない?検査の仕方や治療薬の購入方法も解説
性器ヘルペスは完治しない病気で再発を繰り返します。しかし、性器ヘルペスの治療には抗ウイルス薬を使用することで、ヘルペス症状の不快感を緩和させることが可能です。また、検査キットを購入すれば自宅で検査することができます。
お薬通販部スタッフ[監修]


性器ヘルペスってよく聞くけど、何が原因でどういう病気なの?
とヘルペスについて、詳しく知らない人が多いのではないでしょうか。
しかも、ネットで性器ヘルペスを検索すると、「人生終わり」というワードが飛び出てきて、驚いてしまいますよね。
「人生終わり」と言われる理由は、性器ヘルペスは完治しない病気で再発を繰り返すことで、精神にダメージをおってしまうからだと考えられます。
この病気は単純ヘルペスウイルス(HSV)によって引き起こされ、一度感染してしまうとウィルスを完全に除去することができません。
そしてそのウイルスは体内の神経節に潜伏して、体調が悪く免疫力が低下しているときなどにウィルスが活性化し、長年にわたって再発を繰り返す厄介な病気なのです。
残念ながら現代の医学をもってしても、ヘルペスのウイルスを完全に死滅させる薬や有効な予防ワクチンがないため、性器ヘルペスは完治できないとされています。
それでは、もし性器ヘルペスに感染してしまったら、治療法や薬も一切ないの?と心配になってしまいますよね。
そこでこの記事では、ヘルペスについてお話ししながら、検査の仕方や治療薬についても解説していきますので、参考にしてください。
目次
性器ヘルペスの症状は?男女別に症状を解説します

性器ヘルペスに感染すると、2〜10日間の潜伏期間を経て、諸症状が出現してくるといわれています。
特に単純ヘルペスに初めて感染した場合には、強い症状が出ることが多いようです。
ここでは、女性と男性それぞれに発現する性器ヘルペスの特徴を詳しく説明していきますので、確認していきましょう。
女性のヘルペスの症状は?
女性が性器ヘルペスに感染すると、主に下記のような症状が発現します。
女性は男性と比べて症状が強く出ることが多く、痛みが原因で排尿障害を起こすこともあります。
その一方で、感染しても全く症状が出ない人もいます。
また性器ヘルペスの症状は、初回感染の時は激しく出る傾向があり、再発の症状は比較的軽症で、強い痛みをともなわない潰瘍や水疱が数個できる程度です。
これらの諸症状は、2〜3週間ほどで軽快すると言われていますが、ウイルスが消滅したわけではありません。
詳しい女性の性器ヘルペス症状はこちらをどうぞ。
男性のヘルペスの症状は?
男性の性器ヘルペスの症状は以下の通りです。
女性と同様に、男性も初めての感染時には症状が強く出ると言われています。
男性の初回感染時には、水疱は数日でつぶれて潰瘍状になり、病変から1週間後が症状のピークです。
詳しい男性の性器ヘルペス症状はこちらをどうぞ。
まずは検査をしよう!再発防止も
もし、性器ヘルペスに感染した疑いがある時や、実際に先述したような症状が発現した場合には、感染の有無を知るためにも検査することを強くおすすめします。
性器ヘルペスは完治しない病気ですが、感染していることが分かれば、適切な治療を早い段階で行うことで、症状の軽減や再発の予防が可能になるからです。
また、パートナーや身近な人への感染を防ぐためにも、検査と治療が重要になります。
性器にヘルペスの症状がすでに出ている場合には、婦人科や泌尿器科、性病科、性感染症専門クリニック等で検査が可能です。
性器ヘルペスの性行為以外の感染経路は?

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウィルスを持った人との性行為やオーラルセックスが原因となり感染するのが一般的です。
しかし単純ヘルペスウイルスの感染力は非常に強いため、感染経路は性行為だけとは限りません。
実は、日常生活の中でもウイルスが付着した物に粘膜が触れることで、感染してしまう可能性があるのです。
普通に生活しているだけでも感染してしまうなんて、不安ですよね。
そこでここでは、ヘルペスの感染力や性行為以外の感染経路について解説していきますので、予防策としてもお役立てくださいね。
単純ヘルペスの感染力は強い
単純ヘルペスは感染力が非常に強く、通常は潰瘍に直接触れることで感染します。
しかし潰瘍ができていない場合でも、感染している人の口の中や性器に接触すると感染する場合があるほどです。
このようなことから、注意していてもいつの間にか、気づかぬうちに感染してしまうことがあるので注意しましょう。
例えば、性接触がなくても感染した人とキスをしたり唾液を介することで、口唇ヘルペスに感染してしまいます。
また単純ヘルペスは接触感染するため、皮膚に傷や湿疹があったりアトピー性皮膚炎で肌が荒れていたりすると、皮膚のバリア機能が低下していて、ヘルペスの患部に触れた手などで接触すると感染する可能性もあるのです。
これは既にウイルスに感染している人でも同様で、自分自身も患部に触れた手で目を触ると角膜炎を起こすといったように、他の部位に感染してしまいます。
感染を防ぐためにも、患部に触れた後には入念に手を洗うことが大切ですね。
お風呂、トイレ、コップから感染する?
先にお話しした通り、単純ヘルペスの感染力は高いため、日常生活においても注意が必要になります。
では具体的には、日常生活のどのような状況で感染が考えられるのか、まとめましたので一緒にみていきましょう。
感染する可能性が高い | キス お箸・コップ・食器の共用 タオルの共用 洋式トイレの便座 |
感染する可能性が低い | お風呂・シャワーお風呂の椅子(使用前にお湯で流すのが好ましい) |
ヘルペスウイルスは唾液を通じて感染するため、食器等の共用は控えましょう。
プラスチックやガラスにウイルス液を塗布又は滴下して、経時的にウイルスの感染性をみた実験では、プラスチックとガラスには3時間後までウイルスの感染性があるという結果が出ました。
これは生活用品を介してのウイルス感染が原因となることを、示しているでしょう。
一方でこのウイルスは熱に弱い特徴があるため、お風呂やシャワーで感染する確率は低いとされています。
ただし感染者とのタオルの共有は、避けるのが鉄則です。
なぜならヘルペスウイルスが付着した状態で使ってしまい、性器といった粘膜部分に触れてしまうと、感染する可能性が高くなってしまいます。
実際、タオルには1時間後までウイルスの感染性が認められています。
しかし感染者が使用したタオル類は、洗濯や乾燥することでウイルスは除去できますので、破棄する必要はありません。
また洋式トイレの便座は、家族にヘルペス感染者がいる時にはエタノール消毒するのをおすすめします。
外出時も自身の感染予防のために、消毒グッズを利用すると安心ですね。
ヘルペスになったら性行為できないの?
性器ヘルペスがある人は、性交時は常にコンドームを使用するべきだと言われています。
たとえ水疱や潰瘍、自覚症状がなくても、ウイルスは性器の表面に存在していることが考えられるため、セックスパートナーに感染する可能性があるからです。
ただし病変が性器の広範囲にわたる場合には、コンドームを用いても感染を防ぎきれるものではありません。
セックスパートナーに感染させないためにも、水疱や潰瘍といった自覚症状がある時は勿論のこと、検査をして陰性になるまでは性行為を控えるのが賢明です。
また感染予防として、ヘルペスを保有しているか分からない不特定多数の人との性行為は避けましょう。
またパートナーが感染していないことが確実な場合以外は、予防のためにコンドームの使用を強くおすすめします。
ヘルペスを予防するワクチンはまだ開発されていないため、現段階では自分自身の予防意識を高めることが重要といえるでしょう。
性器ヘルペスの治し方は?治療薬はあるの?

ヘルペスは感染力も強い上に、性行為以外でも感染の原因となってしまうので、いつ誰が感染してもおかしくない病気です。
もし自分も感染してしまったら、どのように治療するのか気になる方が多いのではないでしょうか。
また、すでに症状が出てきて治療したいと思っているけれど、医療機関の受診を躊躇している人もいるかもしれませんね。
そこでここでは、性器ヘルペスの治し方や治療薬について解説していきますので、なるべく早く治療をスタートできるように、参考にしてください。
ヘルペスの検査方法は?病院以外あるのか?
性器ヘルペスの検査は、基本的に泌尿器科や婦人科、性病科、性感染症専門クリニックで受けることができます。
医療機関で検査する際には、症状があり医師の診察を受けて検査する場合は保険適用になることもありますが、検査だけをしたい場合や性感染症専門クリニックなどでは、自由診療となることが多くなります。
自由診療となった場合には、医療機関によって差はありますが、相場はおおよそ8,000〜10,000円です。
しかし中には、性器ヘルペスの検査で医療機関を受診することに抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか。
もしそのような人で、「自宅で検査してヘルペスの感染の有無を知りたい」という場合には、ヘルペス検査キットをおすすめします。
この検査キットを使用すれば、時間とコストを掛けて医療機関を受診しなくても、自宅にいながら手軽に誰にも知られずに、検査することが可能です。
検査結果も10〜15分で出る手軽さですので、パートナーと一緒に使用されることをおすすめします。
ヘルペスの治療薬の種類は?塗り薬など様々
ヘルペスに有効な薬はありますが、残念ながらウィルスを完全に消滅させ根治できるものは開発されていません。
しかし、性器ヘルペスの治療には抗ウイルス薬を使用することで、ヘルペス症状の不快感を緩和させることが可能です。
一般的には、初回感染では下記のような抗ウイルス薬を用い、性器ヘルペスの治療にあたります。
・アシクロビル錠200mg | 1日5回 | 5〜10日間の服用 |
・バラシクロビル錠500mg | 1日2回 | 5〜10日間の服用 |
・ファムシクロビル錠250mg | 1日3回 | 5〜10日間の服用 |
重症の場合には、上記の抗ウイルス薬成分の注射薬で対処します。
また、ヘルペスにはゾビラックス軟膏やアラセナA軟膏といった外用薬もありますが、主に口唇ヘルペスの治療に使用され、内服薬よりも効果が劣るのが欠点です。
そのため、性器ヘルペスの治療では、軽症の場合に外用薬が用いられます。
ヘルペスのための外用薬は、市販されている物もありますが、服用薬の抗ウイルス薬は医療機関を受診して、処方箋を出してもらう必要があります。
通販での購入が一番お得
性器ヘルペス治療薬の抗ウィルス薬は処方箋が必要とお話ししましたが、実は海外の医薬品個人輸入代行サービスを行っているお薬通版部では、処方箋なしで購入していただくことが可能です。
お取り扱いしている性器ヘルペスに有効な抗ウィルス薬を、いくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【商品名】 | 【有効成分】 | 【商品説明】 |
バルトレックス | バラシクロビル | 日本でも2000年から医療機関で処方されるようになり、ヘルペスの治療薬として使われています。 |
ゾビラックス | アシクロビル | 1988年にヘルペス感染症治療薬として発売された商品です。 |
バルクロビル | バラシクロビル | バルトレックスのジェネリック医薬品で、世界の医療機関でも使用されている医薬品です。 |
アシビルDT | アシクロビル | ゾビラックスのジェネリックで、ヘルペスウイルスに効果がある薬として最初に開発されました。 |
アシビルクリーム | アシクロビル | ヘルペス治療に効果を期待できる、外用薬です。 |
このように、お薬通販部をご利用いただければ、処方箋なしで抗ウイルス薬を購入できますので、医療機関を受診する時間と費用も節約できます。
お取り扱いしている医薬品は、全てメーカー正規品のみですので、安心してお求めいただけます。
性器ヘルペスの検査キットから治療薬まで、ご自宅にいながらご購入いただけますので、「医療機関受診はちょっと…」という方は、ぜひご検討くださいね。
まとめ

性器ヘルペスは完治できず、体調によっては再発を繰り返す病気です。
しかし性器ヘルペスに感染してしまっても、適切な治療薬を使用して対処すれば、症状の悪化を防ぎ、早い回復を期待できますので安心してくださいね。
そして感染の疑いがある時には、感染拡大を防ぐためにも早めの検査と治療を心がけましょう。
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