薬剤性EDとは?鎮痛剤で勃たない?薬剤が原因になるED症状の治療法
お薬通販部スタッフ[監修]
男性にとって勃起不全になることは深刻な悩みになることがありますよね!
EDになると男性としての機能を果たせなくなるため、自信が低下したり、夫婦関係に影響が出たりするなど問題が生じます。
しかし、EDになったとしても正しいED治療薬の服用や、原因が把握することで改善できる可能性は高いため、要因を探ることが大事です。
勃起不全には種類がありますが、その中で薬剤性EDの場合は、正しい治療を行うことで問題を解消することができます。
「薬剤性EDとは?」
と疑問を感じる人もいるはずです。
今回は薬剤性EDについて内容を紹介していきます!
目次
薬剤性EDの原因を知ろう!メカニズムから教えます!
「薬剤性EDとは何が原因で生じるの?」
と疑問を感じる人もいますね!
薬剤性EDという言葉を聞いた人でも実際、どのようなメカニズムで生じるのか分からない人も多いと思います。
薬剤性EDは主に、病気を治療するために投薬した際、副作用で神経の伝達と血管拡張などに影響が生じて勃起不全になることです。
投薬全てが薬剤性EDになるわけではありませんが、治療のために服用した際、以下の神経に作用することで発症します。
それぞれの内容について紹介します!
中枢神経に作用する薬
中枢神経は脳と脊髄にある神経のことです!
中枢神経間にある伝達物質にはセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどがあり、神経を興奮させること、また興奮のバランスを調整する働きなどがあります。
中枢神経の働きは勃起する際に必要なですが、薬剤を投与することで伝達神経の働きが悪くなり、勃起不全になるケースもあります。
原因となる薬で有名なのは抗うつ剤です。
抗うつ剤は病気を克服するために、セロトニンを増幅させる効果がありますが、その分ドーパミンやノルアドレナリンなどを減少させます。
神経伝達物質が減少すると興奮作用も弱くなるため、EDになりやすいです。
また、抗精神病薬や抗けいれん薬、解熱剤、消炎鎮痛剤などでもEDになることはあるため、中枢神経の伝達物質に影響が出そうな薬を服用すると勃起不全になるケースもあると言えますね!
末梢神経に作用する薬
末梢神経は自律神経と運動神経に分かれていますが、EDに関係するのは自律神経です!
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれており、勃起するためには副交感神経がリラックスしていなくてはいけません。
そのため、副交感神経の働きが抑えられ、リラックスしにくい状態だとEDになるケースもあります。
末梢神経に影響が出そうな薬は例えば、筋弛緩薬ですね!
この薬にはミオナールやテルネリンなどがあり、末梢神経に副作用が出てEDになる場合があります。
また、抗コリン薬も副交感神経を作動させるアセチルコリンを抑制するため、EDの原因となるケースもあるようです。
抗コリン薬は風邪薬や花粉症、めまいなどを抑制する一般的な薬にも含まれているため、常用していると意識しないまま薬剤性EDになるケースもあるため注意すべきです。
薬を常用している人は、自律神経に影響が出る原因となっているのか確認しましょう!
循環器系に作用する薬
循環器系の治療のために薬剤を使用している人は
「心臓や血管に影響が出るの?」
と思う人もいますよね。
循環器系全ての薬がEDの原因になるわけではありませんが、血圧を下げたりコレステロール値を下げる作用がある場合、EDの原因になる場合もあるそうです!
例えば、カルシウム拮抗薬や降圧剤、高脂血症用剤などは薬剤性EDになる場合があります。
これらの薬は血管の拡張や血圧などに影響するため、勃起に必要な海綿体への血流に影響が出ることもあるからです!
循環器系の薬で以下の名前が記載されているものは、EDになる可能性があるので注意しておく必要があるそうです。
消化器系に作用する薬
消化器系に作用する薬剤でもEDの原因になることはありますね!
薬剤によって消化器系に作用することで、副交感神経や他の神経系への働きを抑制してしまうことがあり、EDとなる場合があるからです。
消化器系でEDとなりやすい薬剤には例えば、ブスコバンなど抗コリン剤があります。
神経系に影響が生じるため、常用することで神経の伝達に影響が出て、勃起が上手く行えない場合があります。
また胃痛などを改善するH2ブロッカーも注意すべきです!
シメチジン、ザンタック、アシノンなど多種類で販売されており、ドラッグストアでも気軽に購入することができますが、薬剤性EDの原因になる特性も持ち合わせています。
他にも麻酔薬やけいれん薬も神経に影響が出るため勃起不全となりやすいため、EDの方で常用しているなら一度確認してみるのがおすすめですね!
ED(インポ)になる薬は?その特徴を知ろう!
「EDになる薬はどのような特徴があるの?」
と疑問を感じる人もいるはずですね!
上記でも少し紹介していますが、薬にもいろいろな種類があるので、勃起不全の原因になりそうなものを把握しておくと、薬剤性EDを避けることも可能です。
それでは、薬について紹介しますね。
鎮痛剤を飲むと勃たないのか?
病気や症状の改善のために鎮痛剤を服用する人もいますね!
ただ、鎮痛剤を飲むとEDになるケースもあります。
全ての薬が該当するわけではありませんが、スルピリド、メトクロブラミド、シメチジンなどの薬は神経系に副作用が生じる場合もあるため、服用することで薬剤性EDになる可能性もあります。
もし、鎮痛剤の効果が強くて勃たないと感じる場合は医師に相談して薬を変えてもらうのがいいですね!
風邪薬でペニスが勃たない噂の真相
風邪薬を飲んでいる方でも薬剤性EDになる可能性はあります!
例えば、花粉症を抑える薬です。
花粉症は、鼻の粘膜にある血管が膨らみ、液体の体積が増えることで鼻の穴が狭くなり鼻詰まりを起こします。
そのため、花粉症の薬は血管の拡張などを抑える働きがあり、それが勃起に必要な海面体への血流にも影響してEDになる場合があります!
風邪薬の中で血管や神経に強く副作用が生じて勃たない場合も、医師に相談するのがおすすめです!
薬剤性EDの原因になる薬品一覧
薬剤性EDの原因になる薬品を一覧としてまとめてみました!
ロスバスタチンやアムロジピンは副作用によりEDになるケースがあり、タリージェは射精障害に陥る可能性もある薬です。
他の薬も同様に副作用で薬剤性EDになる可能性はあるので注意しましょう。
薬剤性勃起不全の治し方は?正しい治療法!
薬剤性EDになってしまった場合
「どのように改善できるの?」
と治療の方法について把握しておきたいですね!
薬剤性EDになったとしても、正しく治療することで改善することは可能です。
どのような治し方があるのか内容を紹介しましょう。
薬剤性EDの改善方法は?ED治療薬で治るのか?
薬剤性EDの治療法としてはいろいろなやり方があります!
例えば以下のような方法で治すことも可能です。
薬剤性EDを治療するために、自分の合った方法を用いることで、再び勃起することも可能です。
特に、バイアグラは血流の促進効果があるため、勃起しやすくなることが期待できます。
薬剤性EDの治し方として考えてみましょう!
薬剤性EDの治療法!誤った方法に注意!
薬剤性EDには治し方がいろいろありますが、誤った方法を用いないように注意すべきです!
「薬剤性EDの原因となっている薬の服用を辞めれば治るのでは?」
と考える人もいますが、自分の考えで投薬を中止すると症状が深刻化して危険性が増すため、絶対にしないようにしてくださいね。
特に生活習慣病やうつ病などは投薬が無くなると命の危険もあるため、自己判断で薬の服用を止めることは避けましょう。
薬剤性EDは医師へ治療相談を
薬剤性EDになっている場合は医師へ治療の相談を行うのが重要です!
薬剤性EDになっていても医師に相談すると薬の交換や投薬をしつつ、他の薬でEDを治すことも可能です。
自己判断で薬剤性EDを治そうとすると、上記のように症状の悪化を招く可能性が生じます。
個々の症状や体質によって治療法は変わる場合もあるため、まずは相談してくださいね!
まとめ
薬剤性EDは投薬によって生じる場合がありますが、治し方はあります!
ただ、薬剤性EDになった際に自己判断で治療するのは得策ではありません。
医師に相談して、適切な治療への指示を聞いて改善してください。
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この記事を書いた人
吉村 宏樹
生年月日:1979/06/16 趣味:競馬 野球/サッカー観戦※大谷翔平と中田翔大好き 格闘技も見る 生い立ち:健康食品メーカー出身 サプリの開発に携わっていた 3ヶ月に一度日本に帰る
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