内容量 | 獲得ポイント | 1錠単価 | 販売価格 | 注文 |
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42錠 | 318 | 252円 | 10,600円 | |
84錠 | 512 | 203円 | 17,080円 | |
168錠 | 933 | 185円 | 31,100円 |
ロシュが開発したゼニカルは、胃腸リパーゼ阻害薬で食事により摂取された脂肪の吸収を抑制することにより体内に蓄えられる脂肪を減少させます。
ゼニカルはカプセル剤で有効成分オルリスタットを120mg含んでいます。ゼニカルは、食事中もしくは食事後に摂取することで体内への脂肪吸収を減らします。
脂肪の吸収を約30%減少させるとされており、摂取カロリーを減らすことができます。
脂肪の吸収量をコントロールすることで、高血圧、脂質異常症、高血糖を改善する手助けをします。
ゼニカルは有効成分としてオルリスタットを含んでいます。オルリスタットは、食事を経由して胃や腸に入ってきた脂肪を分解する胃腸リパーゼの働きを阻害する作用を持っています。
食事から吸収される脂肪をカットし、摂取カロリーのコントロールをすることが可能です。
脂質は脂溶性ビタミンA・D・E・Kを含んでいるため、脂溶性ビタミン不足になることがあります。
ゼニカルは1回の服用で約8時間で血中濃度がピークに到達します。ゼニカルの効果も血中濃度にしたがって持続します。
ゼニカルの有効成分オルリスタットは胃腸リパーゼ阻害薬に分類されます。
膵臓から腸に分泌される脂肪分解酵素リパーゼの働きを抑制します。
食事に含まれる脂肪の吸収を妨げ、そのまま便によって脂肪を排出することで体内に吸収される脂肪を制限します。
排便時に油漏れのように脂肪が含まれた便がでます。
ゼニカルは、下記症状による脂肪吸収を改善・予防します。
ゼニカル1カプセルあたりオルリスタット120mgを含有しています。1箱42錠入りです。
1998年創立のドイツに本社を置く製薬会社です。医薬品、サプリメント、化粧品を製造しています。
Delpharm Milano S.r.l.は世界トップ5のCDMO(受託開発製造機関)の一つであるDepharmのイタリア・ミラノの製造拠点です。Delpharmは8000製品以上の製造実績を持っています。
ゼニカルと同じ有効成分オルリスタットを含む製品の添付文書です。
※医薬品医療機器法の規定に基づき、医薬品の適用を受ける患者の安全を確保し適正使用を図るために、医師・薬剤師等の医薬関係者に対して必要な情報を提供する目的で、製造販売業者が作成するものです。
国内で18歳以上の内臓脂肪が蓄積した人を対象に、オルリスタット60mgとプラセボを24週間投与し、内臓脂肪面積変化率と腹囲変化量を評価した臨床試験を行いました。
オルリスタット60mgを服用したグループは、プラセボを服用したグループと比較して内臓脂肪面積変化率(-13.5%)と腹囲変化量(-2.49cm)の臨床的に有効な減少効果が報告されています。
この研究は、肥満治療薬ゼニカルの効果と安全性を1年間評価するもので、イギリスの5つのセンターで行われました。
被験者は、BMIが30から43 で平均体重が97kgの228名の肥満成人患者です。被験者は低エネルギー食とともに、オルリスタット120mgまたはプラセボを1日3回服用しました。
試験の結果、オルリスタットを使用したグループはプラセボを使用したよりグループよりも平均で体重がより多く減少し(平均8.5%対5.4%)、特に体重の5%以上減少した患者の割合が高かったとされています(オルリスタット群で35%、プラセボ群で21%)。
さらに、オルリスタットを使用したグループは総コレステロール、LDLコレステロールのレベルが顕著に低下しましたが、プラセボ群と比較して脂溶性ビタミンとベータカロテンの血中濃度の減少がより大きかったため、一部の患者にはビタミンサプリメントの補給が必要であったとされています。
この研究からオルリスタットが低エネルギー食と組み合わせることにより、肥満治療における有効な補助手段であることが示されています。また、治療による体重減少は、血中のコレステロール値の改善にも関連します。
しかし、消化器系の副作用が多少増えるため、患者の管理には注意が必要であると報告されています。
参考文献:Pubmed「肥満症の1年間治療:オルリスタット(胃腸リパーゼ阻害剤)に関するランダム化二重盲検プラセボ対照試験による検証‐多施設共同研究」(英文による解説)
ゼニカルは原則1回1カプセルを服用してください。食事中もしくは食後1時間以内にコップ1杯程度の水もしくはぬるま湯で服用しましょう。
一日の最大服用量は3カプセルまでとなります。
飲み忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用します。
次回の服用が迫っている場合には次回の服用分から服用しても大丈夫です。
1回あたり1カプセルの用量を守るようにしましょう。
また、脂溶性ビタミンを含むサプリメントは服用の2時間前または2時間後に服用してください。
効果や副作用を強く感じる場合や副作用の頻度が気になる方、症状が治まらない方は様子を見て服用を中止してください。
主な副作用は、頭痛、腹痛、腹部不快感、瀉下(下痢)、鼓腸(腸内ガスの増加)、油漏れ、脂肪便、水様便、低血糖(2型糖尿病罹患者において)などがあります。主に消化器症状が起きます。
また、脂溶性ビタミン不足による副作用は下記のものになります。
参考文献:Rx List「ゼニカル 120mg」(英文による解説)
参考資料:添付文書 大正製薬「アライ(オルリスタット)60mg」
ゼニカルの有効成分オルリスタットは胃腸リパーゼを阻害する効果があります。その他にもする可能性が他の研究で指摘されています。
2024年に発表された研究論文で、オルリスタットは腫瘍による肝臓の損傷を軽減する可能性があることがマウスモデルでの基礎研究で示されています。
近い将来、オルリスタットが肝障害の治療に使用されるかもしれません。
参考文献:Pubmed「脂肪酸合成酵素阻害剤(オルリスタット)のナノ結晶化による分布強化:マウスにおける固形エールリッヒ癌誘発性肝損傷の緩和に向けた有望な方法」(英文による解説)
次に当てはまる方は服用に注意し医師と相談してください。
下記はゼニカルと併用して服用するにあたり、注意が必要なお薬です。
BMIが35以上の人又はBMIが25以上35未満で次のいずれかの診断を受けている人
下記はゼニカルと併用してはいけないお薬です。
参考文献:Rx List「ゼニカル 120mg」(英文による解説)
参考資料:添付文書 大正製薬「アライ(オルリスタット)60mg」
・直射日光や高温多湿を避けて室温(1~30℃)で保管してください。冷蔵庫に保管する必要はありません。
・子供の手の届かない所に保管してください。誤って服用する可能性は避けましょう。
・消費期限が過ぎた薬は、服用しないでください
効果が発現しない場合や、身体に影響を及ぼすおそれがあります。
・他の薬剤との保管はお控えください。
成分の作用により、性質の変化や形状が変わるおそれがあります。
医療用医薬品:先発医薬品
先発医薬品とは、新しく開発された薬で新薬とも呼ばれています。
新薬が発売されるまでには、長い研究期間と膨大な費用が掛かります。
そのため特許を出願してからは、開発した製薬会社が独占して、製造・販売することができ、その間、有効性や安全性の調査や再審査も行われます。
経口服用タイプのカプセル剤
肥満症治療・予防を目的とした成人男性・女性
・香港
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