ジスロマックの効果とは?何日目から効くのか解説
ジスロマックはさまざまな細菌に有効なお薬です。「ジスロマックにはどのような効果があるのか」「ジスロマックで起こりうる副作用が知りたい」とお悩みの人に向けて、この記事ではジスロマックの効果や副作用を解説します。

ジスロマックは、子供から大人まで服用可能な、国内でも広く流通している抗生物質です。
クラミジアや淋菌などの細菌感染症だけでなく、喉の痛みやマイコプラズマなどにも効果が期待できます。
関連する症状が出たときのために、抗生物質が手元にあると安心だと感じる人も少なくありません。
この記事では、ジスロマックで得られる効果や起こるリスクがある副作用、何日目から効くのかなどを詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
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目次
ジスロマックとはどんなお薬?

ジスロマックは、15員環マクロライド系に分類される抗生物質で、有効成分としてアジスロマイシンを含んでいます。
数多くの種類の菌に対応できる、抗生物質の獲得を目的として開発されました。
多くの抗生物質は服用を数日間続ける必要がありますが、ジスロマックは疾患によっては1日1回の服用を3日続けるだけで効果が持続します。
他のマクロライド系抗生物質では効果が弱かった細菌にも有効です。子供から大人まで服用できるため、使いやすい抗生物質だといえます。
ジスロマックの有効成分
ジスロマックの有効成分は、アジスロマイシンです。タンパク質合成を阻害することで細菌の増殖を抑える効果があります。
細菌は、増殖したり生命を維持したりするためにタンパク質の合成を行わなければなりません。
タンパク質の合成は、細胞にあるリボソームで行われます。アジスロマイシンは、リボソームの中で50Sサブユニットと結合することで、タンパク質の合成を阻害します。
これらの働きによって、感染症の原因となる細菌の増殖を抑制し、殺菌することが可能です。
ジスロマックを服用して得られる効果

ジスロマックは、幅広い菌種に対して効果が認められている抗生物質です。
多くの適応症がありますが、ここでは以下の3つに絞って効果を紹介します。
マイコプラズマ治療
ジスロマックは、マイコプラズマ属による感染症に対して効果を発揮します。
マイコプラズマに感染すると、しぶとい咳や倦怠感、頭痛などの症状が見られます。熱が下がっても咳はすぐには治らず、3〜4週間ほど続くことが一般的です。
マイコプラズマに感染する人の約80%は14歳以下の子供ですが、大人でも感染することがあります。
マイコプラズマは細胞壁がない細菌であることから構造が特徴的で、効果を発揮できない抗生物質も少なくありません。ジスロマックは、マイコプラズマ治療にも用いることが可能です。
クラミジア治療
ジスロマックは、クラミジア属の菌種にも効果を発揮します。
クラミジア感染症は、クラミジア属の一種であるクラミジア・トラコマチスが病原体であることで知られています。
日本の性感染症の中ではクラミジア感染症に感染する人が最も多く、妊婦健診を受けている正常妊婦の約3〜5%はクラミジア菌の保有者です。
クラミジア感染症の特徴の1つは、自覚症状が少ないケースが多い点です。
特に女性は感染しても症状がほとんどなく、気づかないうちにパートナーへ感染させてしまうことがあります。ジスロマックを服用することでクラミジアが治療できるため、パートナーへ感染させることがなくなります。
その他の細菌感染症治療
マイコプラズマやクラミジアのほか、ジスロマックは以下の菌種にも効果を発揮します。
これらの細菌によって引き起こされる、主に以下の疾患の治療に有効です。
幅広い種類の細菌と、それによって引き起こされる疾患に対応できるため、ジスロマックは非常に優れた医薬品といえます。
ジスロマックは何日目から効果があらわれるのか

クラミジアが原因の場合、約2週間が1つの目安です。ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは服用後も体の組織にとどまるため、効果が続く特性があります。
臨床試験では15日目の陰性化率が86.7%、29日目では90.7%という結果があるため、服用から2〜4週間程度は様子を見てください。
皮膚感染症や扁桃炎などの一般的な感染症の場合、服用開始から4日が経過しても症状が改善しないのであれば医療機関への相談が必要です。
いずれも効果が見られない場合は、自己判断で追加の服用はしないでください。
ジスロマックを服用したときに起こる副作用

ジスロマックを服用すると、いくつかの副作用が見られる場合があります。
ここからは、重大な副作用を中心に解説します。
重大な副作用
重大な副作用とは、副作用によって死亡したり入院したりなど、服用した人に大きな影響をもたらすおそれがある症状のことです。
ジスロマックの重大な副作用として代表的なものは、以下のとおりです。
ショック・アナフィラキシー
ジスロマックの重大な副作用として、ショック・アナフィラキシーが報告されています。ただし、どちらも発症頻度は不明です。
ショックやアナフィラキシーを起こすと、呼吸困難や喘鳴、血管のむくみなどの症状が見られる場合があります。
ジスロマックは体内に長くとどまる性質があるため、ショックやアナフィラキシーの治療後に症状が再発するおそれがあることに注意が必要です。
数分〜数時間で急速に症状が進むことも多いので、症状があらわれた際はなるべく早く医療機関を受診してください。
肝臓の疾患
ジスロマックの重大な副作用として、肝炎や肝機能障害、黄疸、肝不全が挙げられます。ただし、発症する頻度はすべて不明です。
ジスロマックが販売された当初は、肝臓の疾患に関連する重大な副作用は添付文書などに記載がありませんでした。
しかし、後日これらの副作用が追加されています。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、大部分が障害を受けなければ自覚症状がほとんど出ません。そのため、肝臓の疾患を発症しても気づかないケースもあるでしょう。
胃や腸の疾患
ジスロマックの重大な副作用には、胃や腸の疾患も含まれています。
偽膜性大腸炎や出血性大腸炎が起きた例があるので十分に注意してください。
偽膜性大腸炎は、抗生物質の服用後2〜3週間ほどで見られる疾患で、大腸の粘膜の表面に半球状の膜ができます。
出血性大腸炎は、大腸の粘膜に炎症が起きて血便や腹痛などの症状が出る病気です。
ジスロマックを服用後に下痢や腹痛があらわれた場合は、すぐに服用を中止して医師の診察を受けてください。
肺炎
ジスロマックの重大な副作用に、肺炎もあります。
間質性肺炎や好酸球性肺炎などがあるため、発熱や咳、呼吸困難などの症状が出たら、すぐに医師の診察を受けてください。
間質性肺炎は「肺炎」と名前がついていますが、通常の肺炎とは異なり、肺にある壁が分厚くなって硬くなる病気のことを指します。
好酸球性肺炎とは、肺の中の好酸球の数が多くなる肺疾患のことで、カビやアレルゲンの吸入も原因となります。
心臓・血管系への影響
ジスロマックの重大な副作用には、心臓や血管系へ影響を及ぼすものもあります。
現在報告されているのは、以下5つの副作用です。
どの副作用も、発症頻度は明らかになっていません。
心臓に影響するおそれがあるため、QT延長などの心疾患がある人は、様子を見ながら慎重に服用してください。
また、小児では白血球や顆粒球の減少が確認されているため、異常が認められた場合には服用を中止してください。
その他の重大な副作用
ジスロマックのその他の重大な副作用として、主に以下が挙げられます。
| 副作用 | 概要 |
| 中毒性表皮壊死融解症(TEN) | 全身の皮膚が赤くなり、ただれや水ぶくれを伴う重症の皮膚障害 |
| 皮膚粘膜眼症候群(SJS) | 口唇や眼、鼻などの粘膜にただれが生じる皮膚障害 |
| 急性汎発性発疹性膿疱症 | 38度以上の高熱が出て皮膚が赤くなったりブツブツができたりする皮膚障害 |
| 薬剤性過敏症症候群 | 特定のお薬を服用した後に見られる重症の薬疹 |
| 急性腎障害 | 数時間から数日のうちに腎機能が急激に低下する状態 |
| 横紋筋融解症 | 骨格筋が壊死したり融解したりする病気 |
いずれの副作用も頻度は不明です。
どの副作用にも注意が必要ですが、特に中毒性表皮壊死症は急激に症状が進行して重篤な状態になる場合があります。
異常を感じたらすぐにジスロマックの服用を中止し、医師の診察を受けてください。
その他の副作用
重大な副作用ほど症状は重くありませんが、ジスロマックのその他の副作用として以下が報告されています。
| 頻度 | 1%以上 | 0.1~1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
| 副作用 | ・好酸球数増加 ・ALT増加 ・下痢 | ・発疹 ・蕁麻疹 ・白血球数減少 ・AST増加 ・肝機能検査異常 ・腹痛 ・悪心 ・嘔吐 ・腹部不快感 ・腹部膨満 | ・便秘 ・口内炎 ・消化不良 ・食欲不振 ・舌炎 ・舌苔 ・腹鳴 ・胃腸炎 ・呼吸困難 ・発熱 ・気分不良 | ・胃炎 ・口内乾燥 ・唾液増加 ・口唇炎 ・失神 ・振戦 ・結膜炎 ・筋肉痛 ・アレルギー性鼻炎 |
特に注意したいのが下痢の副作用です。
承認時における臨床検査値異常では、全2,805例のうち92例(3.28%)で下痢の症状が見られています。
特に、承認時の小児における下痢の発現頻度は、2歳未満(124例中8例)では2歳以上(602例中6例)と比べて高かったと報告されています。
万が一、小児で下痢が見られた場合はすぐに服用を中止して適切な対応を行ってください。
ジスロマックを服用するときの注意事項

ジスロマックは服用しやすい抗生物質ではあるものの、以下の3点に注意が必要です。
用法用量をしっかりと守る
ジスロマックを服用する際は、用法用量を守ることが重要です。
目安として、食後は2時間以上空け、服用後は最低でも2時間以上は食事を控えてください。
自己判断で用量を調節したり、服用期間を短くしたりすると、耐性菌が出現するおそれがあります。耐性菌とは、抗生物質が無効な細菌のことです。
耐性菌の出現を抑えるためには、用法用量を守ること、ジスロマックの感受性がある細菌感染症であるかを確認することが重要です。
十分な効果が出ない細菌が増えてしまうと、治療困難な症例が出てくる可能性があるので注意してください。
お薬の飲み合わせに注意する
ジスロマックと併用禁忌のお薬はありません。しかし、以下のとおり併用に注意が必要なお薬がいくつか存在します。
| お薬 | 注意事項 |
| 制酸剤(水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム) | アジスロマイシンの最高血中濃度が低下し、効果が弱くなるおそれがある |
| ワルファリン | 国際標準化プロトロンビン比が上昇するおそれがある |
| シクロスポリン | シクロスポリンの最高血中濃度が上昇、また血中濃度半減期が減少するおそれがある |
| ネルフィナビル | アジスロマイシンの効果が強くなり、副作用が起こりやすくなるおそれがある |
| ジゴキシン | ジゴキシン中毒の発現リスクが上昇するおそれがある |
| ベネトクラクス | ベネトクラクスの効果が減弱するおそれがある |
上記のお薬を服用している人がジスロマックを服用したい場合は、事前に医師に相談してください。
服用できない人に該当しないか確認する
ジスロマックを服用してはいけない人、服用時に注意すべき人に該当していないか確認することも重要です。
ジスロマックの成分に対して過敏症の既往歴がある人は服用できません。過敏症の既往歴がある人が服用すると、重篤なアレルギー症状を起こすおそれがあります。
また、以下に該当する人はジスロマックの服用に注意が必要です。
お薬に記載されている注意事項をよく読み、医師に相談した上で服用してください。
ジスロマックの効果に関するよくある質問

最後に、ジスロマックの効果に関する以下の質問にお答えします。
疑問の解消にお役立てください。
ジスロマックを食後に飲んでしまったらどうなる?
ジスロマックの錠剤であれば、食後に服用しても問題ありません。
食前・食後どちらでも、お薬の吸収に差がないことがわかっています。食事の有無を気にしすぎる必要はありませんが、用法用量は必ず守りましょう。
ジスロマックが効かないときはどうする?
ジスロマックが効かないときは、医師に相談してください。
医師に指示された用法用量どおりに服用しても効かないときは、ジスロマックに対応していない細菌に感染しているおそれがあります。
場合によっては、他の抗生物質の服用を検討しなければなりません。ただし、自己判断で抗生物質を選択するのはやめましょう。
抗生物質にはそれぞれ得意とする細菌があります。細菌の種類に応じて適切な抗生物質を選択しなければ、お薬の効果が十分に出ません。
ジスロマックの効果が出ない原因や、その他の細菌に感染していないか特定するためにも、すみやかに医師に相談した上で、適切な方法で治療を行いましょう。
ジスロマックは風邪にも効果があるって本当?
ジスロマックは、風邪そのものへの効果はありません。風邪の多くはウイルスが原因であり、有効成分アジスロマイシンを含む抗生物質は細菌にしか作用しないためです。
ただし、風邪をきっかけに細菌性の感染症を合併することがあります。主に咽頭炎・扁桃炎・急性気管支炎などです。これらはアジスロマイシンの適応症なので、効果が見られる場合があります。
まとめ

ジスロマックは、15員環マクロライド系に分類される抗生物質です。
有効成分としてアジスロマイシンを含んでおり、マイコプラズマ感染症やクラミジア感染症といった感染症に有効です。
間違った服用方法の場合、耐性菌の出現や重大な副作用を招くおそれがあるため、正しい用法用量を守ることが大切です。
もしジスロマックが効かない場合は、医師と相談して他の抗生物質の服用を検討してください。
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