バイアグラとレビトラはどちらが硬くなる?勃起力や持続時間を比較
この記事では、バイアグラとレビトラはどちらが硬くなるのか、効果や作用時間、持続時間などの観点から解説します。EDにお悩みの人は、この記事を参考にバイアグラとレビトラを比較検討してみてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

この記事では、バイアグラとレビトラはどちらが硬くなるのか、効果や作用時間、持続時間などの観点から解説します。
バイアグラとレビトラは、どちらも世界的に人気なED治療薬です。
どちらもほとんど同じ作用機序で効果を発揮しますが、有効成分が異なるので勃起力や硬さにも若干の違いがあります。
この記事では、バイアグラとレビトラの違いについて疑問を抱いている人に向けて、それぞれにおける勃起時の硬さや効果の違い、特徴などを詳しく解説します。
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目次
バイアグラとレビトラはどちらが硬くなる?

結論として、一般的にレビトラの方がバイアグラよりも勃起時の硬さが強いといえます。
どちらもホスホジエステラーゼ5(PDE5)を阻害するお薬ですが、レビトラの方がより強力な阻害作用を持つためです。
ホスホジエステラーゼ5を阻害する作用は、他のホスホジエステラーゼを阻害する作用より10〜1,000倍強いことがわかっています。
ただし、個人差があるので、必ずしもすべての人に同じ効果があらわれるわけではありません。
ここでは、バイアグラとレビトラにおける勃起時の硬さを比較するために以下の観点から違いを比較していきます。
作用時間
作用時間とは、服用してから効果があらわれ始めるまでの時間のことを指します。
バイアグラとレビトラの作用時間は、以下のとおりです。
バイアグラ | レビトラ | |
作用時間 | 約1時間 | 約30分 |
バイアグラが効き始めるまでには約1時間かかりますが、レビトラは約30分で効き始めます。
血中濃度が最大に達するまでの時間がレビトラの方が短いため、バイアグラと比べて即効性があることが特徴です。
効果の持続時間
バイアグラとレビトラにおける効果の持続時間は、以下のとおりです。
バイアグラ | レビトラ | |
効果の持続時間 | 約3~5時間 | 約5~8時間 |
レビトラの方が持続時間が長いため、長期戦になった場合でもお薬が切れる心配がありません。
ただし、効果の持続時間はあくまでも目安です。体質や体調、服用条件などによって変動する場合があります。
なお、効果が長く続くことと勃起の硬さは必ずしも比例せず、効果の持続中でも勃起の硬さは時間経過とともに徐々に低下していく傾向にあります。
効果が最大になる時間
バイアグラとレビトラの効果が最大になる時間は、以下のとおりです。
バイアグラ | レビトラ | |
効果が最大になる時間 | 約1時間 | 約30分 |
レビトラの方が早く効果が最大になるため、性行為のタイミングと服用タイミングを合わせやすいでしょう。
ただし、インタビューフォーム上では、バイアグラもレビトラも性行為の約1時間前に服用することとなっています。
バイアグラとレビトラの硬さ以外の違いを比較

バイアグラレビトラは、勃起の硬さに違いがあるだけでなく、有効成分や副作用などにも違いがあります。
効果的なED治療薬を選ぶためには、勃起力だけでなく副作用や併用禁忌などの注意点も理解しておくことが重要です。
ここでは、バイアグラとレビトラについて以下の違いを詳しく解説します。
有効成分の違い
バイアグラ | レビトラ | |
有効成分 | シルデナフィル | バルデナフィル |
バイアグラの有効成分はシルデナフィル、レビトラの有効成分はバルデナフィルです。
両剤ともホスホジエステラーゼ5を阻害し、陰茎海綿体への血液の流入を増やして勃起を促します。
ホスホジエステラーゼ5とは、血管拡張作用のあるcGMPを分解する酵素のことです。
この酵素を阻害すると、cGMPの濃度が高まり勃起しやすい状態になります。
なお、ホスホジエステラーゼ5の選択性は、シルデナフィルよりもバルデナフィルの方が強いことが特徴です。
飲み方(服用方法)の違い
バイアグラ | レビトラ | |
飲み方 | 性行為の約1時間前に服用(共通) |
バイアグラとレビトラの飲み方には、ほとんど違いがありません。
どちらも性行為の約1時間前に服用する必要があります。
ただし、レビトラの方が早く血中濃度が最大に達するため、比較的すぐに効き始める傾向にあります。
副作用の違い
バイアグラとレビトラでは、報告されている副作用や頻度にやや違いがあります。
〈バイアグラの副作用〉
1%以上 | 0.1~1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 血管拡張(ほてり、潮紅) | 胸痛、動悸、頻脈 | 高血圧、不整脈、不完全右脚ブロック、末梢性浮腫 | 心筋梗塞、低血圧、失神 |
精神・神経系 | 頭痛 | めまい、傾眠、昏迷 | 異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮、緊張亢進、錯乱、思考異常、神経炎、神経過敏、神経症、不安、不眠症、無気力 | |
肝臓 | AST増加 | ALT増加、LAP上昇、LDH増加、血中トリグリセリド増加、γ-GTP増加、血清リン脂質上昇、血中アミラーゼ増加、血中アルブミン減少、血中ビリルビン増加、総蛋白減少 | ||
消化器 | 悪心、胃腸障害、口渇、消化不良、腹痛 | おくび、胃炎、胃不快感、下痢、口唇乾燥、舌障害、白舌、腹部膨満、便秘嘔吐、嚥下障害 | ||
泌尿・生殖器 | 陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続 | 勃起の延長、持続勃起症、尿路感染、前立腺疾患 | ||
呼吸器 | 鼻炎 | 呼吸障害、鼻閉、咽頭炎、喘息 | 鼻出血、気道感染症、副鼻腔炎 | |
筋・骨格系 | 関節痛、筋肉痛 | 骨痛、背部痛 | ||
皮膚 | 発疹 | そう痒症、眼瞼そう痒症、脱毛症、男性型多毛症、発汗、皮膚乾燥、皮膚障害、紅斑 | ||
血液 | ヘマトクリット減少、ヘマトクリット増加、ヘモグロビン減少、リンパ球減少症、リンパ球増加症、好酸球増加症、赤血球減少症、赤血球増加症、白血球増加症 | |||
感覚器 | 眼充血、結膜炎、彩視症、視覚障害 | 眼乾燥、眼痛、屈折障害、光視症、味覚異常、味覚消失、流涙異常、羞明 | 霧視、視力低下、網膜出血、網膜静脈閉塞、突発性難聴 | |
その他 | CK増加、疼痛、熱感 | BUN増加、インフルエンザ症候群、リンパ節症、血中ナトリウム減少、血中リン増加、体重増加、血中尿酸増加、ウロビリノーゲン陽性、尿中ブドウ糖陽性、尿中赤血球陽性、尿中蛋白陽性、疲労、無力症 | 過敏性反応、感染症 |
〈レビトラの副作用〉
1%以上 | 0.1~1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | ほてり、心悸亢進 | 頻脈、高血圧 | 失神、低血圧、顔面浮腫、心筋虚血、心筋梗塞 | 起立性低血圧、狭心症 |
精神神経系 | 頭痛、めまい | 不眠症、異常感覚、傾眠、めまい、感覚鈍麻 | 不安、緊張亢進、一過性全健忘 | |
肝臓 | 肝機能検査異常、γ-GTP上昇 | |||
呼吸器 | 鼻閉 | 副鼻腔うっ血、呼吸困難、鼻出血 | ||
筋・骨格系 | 背部痛、筋肉痛 | 関節痛、頚部痛 | ||
皮膚 | 紅斑、発汗、そう痒、光線過敏性反応、発疹 | |||
消化器 | 消化不良、嘔気 | 腹痛、口内乾燥、下痢、胃炎、嘔吐、胃食道逆流 | 嚥下障害、食道炎 | |
感覚器 | 視覚異常、結膜炎、霧視、羞明、彩視症、眼痛、耳鳴、流涙 | 緑内障 | ||
その他 | CK上昇、灼熱感、無力症、胸痛、異常感、勃起増強(勃起時疼痛等) | インフルエンザ症候群、射精障害、アナフィラキシー反応、持続勃起 |
バイアグラの副作用で特に頻度が高いのは、血管拡張(5.78%)と頭痛(3.87%)です。
一方、レビトラでもほてり(10.6%)と頭痛(11.7%)の頻度が高くなっています。
有効成分であるシルデナフィルとバルデナフィルは、どちらも血管拡張作用があるため、ほてりや頭痛などの副作用が起こりやすいのです。
報告されている副作用に大きな違いはありませんが、発現頻度がやや異なります。
ただし、同じ人数を対象に試験を行っているわけではないため、どちらの方が副作用が出やすいとは一概にいえません。
併用注意・禁忌薬の違い
バイアグラとレビトラの併用注意・禁忌薬については、以下のように若干の違いがあります。
バイアグラ | レビトラ | |
併用禁忌薬 | 硝酸剤およびNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど) アミオダロン塩酸塩 リオシグアト | 硝酸剤およびNO供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど) リオシグアト CYP3A4阻害薬(リトナビル)アタザナビル、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル、ニルマトレルビル・リトナ ビル、ダルナビルを含有するお薬 ケトコナゾール(外用薬を除く)、イトラコナゾール エンシトレルビル コビシスタットを含有するお薬(スタリビルド、ゲンボイヤなど) クラスⅠA抗不整脈薬 |
併用注意薬 | CYP3A4阻害薬(リトナビル、エリスロマイシン、ケトコナゾール、イトラコナゾールなど) CYP3A4誘導薬(ボセンタン、リファンピシンなど) 降圧剤 | CYP3A4阻害薬(マクロライド系抗生物質) ビカルタミド CYP3A4誘導薬(リファンピシンなど) カルペリチド α遮断薬(テラゾシン、タムスロシンなど) |
バイアグラとレビトラに共通して併用禁忌薬となっているのが、硝酸剤およびNO供与剤とリオシグアトです。
硝酸剤やNO供与剤を併用すると、降圧作用が増強して過度に血圧が低下するおそれがあります。
また、リオシグアトを併用すると症候性低血圧を起こすことがあるため、こちらも併用できません。
それぞれ、併用禁忌薬と併用注意薬に違いがあるため、医師に併用薬を伝えたうえで適切なED治療薬を選択することが大切です。
服用注意・服用してはいけない人の違い
バイアグラとレビトラの服用注意・服用してはいけない人についても、以下のように違いがあります。
バイアグラ | レビトラ | |
服用してはいけない人 | バイアグラの成分に対して過敏症の既往歴がある人 硝酸剤またはNO供与剤を服用している人 心血管障害を有するなど性行為が不適当と考えられる人 重度の肝機能障害がある人 低血圧の人 治療による管理がされていない高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)の人 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある人 網膜色素変性症患者がある人 アミオダロン塩酸塩を服用している人 リオシグアトを服用している人 | レビトラの成分に対して過敏症の既往歴がある人 硝酸剤またはNO供与剤を服用している人心血管障害を有するなど性行為が不適当と考えられる人 先天性のQT延長がある人 クラスⅠAまたはクラスⅢの抗不整脈薬を服用している人 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある人 重度の肝障害がある人 血液透析が必要な腎症がある人 低血圧の人 治療による管理がされていない高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)の人 不安定狭心症がある人リオシグアトを服用している人 CYP3A4阻害薬(リトナビル、イトラコナゾール、アタザナビルなど)を服用中の人 網膜色素変性症がある人 |
服用注意 | 屈曲や陰茎の繊維化、Peyronie病など陰茎の構造上の欠陥がある人 鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など持続勃起症の素因となり得る疾患がある人 ホスホジエステラーゼ5阻害薬または他のED治療薬を服用中の人出血性疾患または消化性潰瘍がある人 多系統萎縮症がある人重度の腎障害(Ccr<30mL/min)がある人 重度の肝機能障害がある人 肝機能障害がある人 | 屈曲や陰茎の繊維化、Peyronie病など陰茎の構造上の欠陥がある人 鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など持続勃起症の素因となり得る疾患がある人 ホスホジエステラーゼ5阻害薬または他のED治療薬を服用中の人 出血性疾患または消化性潰瘍がある人 大動脈弁狭窄症、特発性肥大性大動脈弁下狭窄症等、左室流出路の閉塞がある人 |
バイアグラとレビトラは、ともに硝酸剤およびNO供与剤を服用している人は併用できません。
また、脳出血や脳梗塞などの既往歴が最近6ヶ月以内にある人も服用できないため、該当の人は服用を避けてください。
また、レビトラではリトナビルやイトラコナゾールなどのCYP3A4阻害薬を服用している人は服用できないこととなっています。
バイアグラとレビトラでそれぞれ併用禁忌や併用注意のお薬が異なるため、他に飲んでいるお薬がある人は、医師や薬剤師によく相談してください。
バイアグラやレビトラなどのED治療薬を目的別に比較

ここからは、以下の目的別におすすめのバイアグラやレビトラなどのED治療薬を紹介します。
知名度で選ぶなら
知名度で選びたいなら、以下のED治療薬を選ぶとよいでしょう。
これらのED治療薬は3大ED治療薬とも呼ばれており、世界中で人気があるお薬です。
特に、バイアグラは世界で初めて開発されたED治療薬ということもあり、愛用している男性が多く存在します。
効果の強さで選ぶなら
効果の強さで選ぶなら、以下のED治療薬がおすすめです。
レビトラは、他のED治療薬と比べても勃起力が強いお薬として知られています。
先発医薬品のレビトラはもちろん、ジェネリック医薬品のバリフやレビスマも人気です。
レビトラは1錠あたり2,535円(※)が最安値ですが、バリフは128円(※)、レビスマは315円(※)から購入できるのも魅力だといえるでしょう。
※お薬通販部での1錠単価(2025年5月時点)
即効性で選ぶなら
即効性で選ぶなら、バルデナフィルが主成分のED治療薬が向いています。
バルデナフィルは即効性に優れており、服用後約30分で効き始めることが特徴です。
余裕を持って性行為に合わせてED治療薬を服用するのが難しい人は、バルデナフィルが主成分のお薬を使うと良いでしょう。
持続時間で選ぶなら
効果の持続時間の長さで選ぶなら、タダラフィルが主成分のお薬がおすすめです。
シアリスとシアスマは20mg、メガリスは10mgと20mgの規格から選べます。タダラフィルは効果が最大36時間持続するため、早めに服用しておき性行為に備えることも可能です。
食事の影響を受けにくいお薬を選ぶなら
バイアグラ、レビトラ、シアリスの中で最も食事の影響を受けにくいのはシアリスです。
食事のタイミングが気になる人は、主成分としてタダラフィルが含まれているお薬を選ぶとよいでしょう。
これらのお薬は食後に服用しても問題ありませんが、あくまで食事の影響を受けにくいだけであり、まったく受けないわけではありません。
効果を最大限に発揮したいのなら、空腹時の服用がおすすめです。
副作用が心配な人には
どのED治療薬を服用しても、副作用が起こる場合があります。
副作用が1つも報告されていないED治療薬はありません。
ただし、一般的にはタダラフィルは副作用が比較的出にくいとされています。
それぞれのお薬で副作用の種類や発現頻度が異なるので、自分に合うものを選ぶとよいでしょう。
バイアグラやレビトラなどのED治療薬の購入方法

バイアグラやレビトラなどのED治療薬を入手する方法には、主に次の2つがあります。
医療機関・オンライン診療
泌尿器科や内科、ED専門のクリニックでは、医師の診察を受けたうえで適切なED治療薬を処方してもらえます。
お薬の飲み合わせもチェックしてもらえるので、普段から使っているお薬がある人は医療機関やオンライン診療の利用が安心です。
ただし、自費診療となるため保険は適用されません。
また、お薬代の他に診察料などもかかるため高額になる場合があります。
個人輸入の通販サイト
個人輸入の通販とは、海外のお薬を個人での利用を目的に輸入して販売するサイトのことです。
通常は個人輸入代行業者を通じて注文をし、海外から自宅まで配送してもらいます。
医師の診察は受けられませんが、医療機関やオンライン診療での処方と比べると価格が安いことが特徴です。
通院の時間が取れない人、対面での相談に抵抗がある人にとっては良い選択肢となるでしょう。
まとめ

バイアグラとレビトラを比較すると、レビトラの方が硬くなるといえます。
これは、レビトラの主成分であるバルデナフィルに高いホスホジエステラーゼ5の選択性があるためです。
また、効果の持続時間はバイアグラで約3〜5時間、レビトラで約5〜8時間であるため、レビトラの方が長く効果を実感できるでしょう。
ただし、お薬は体質との相性もあるため、どちらが優れているとは一概にいえません。
自分に合ったED治療薬を見つけ、充実したナイトライフを送りましょう。
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この記事を書いた人
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