有効成分バルデナフィルの副作用について!症状の種類や発現頻度まで詳しくご紹介
バルデナフィルの副作用はEDに悩む男性が気になる情報です。本記事ではバルデナフィルの服用で起こり得る副作用、および対処法について解説します。
お薬通販部スタッフ【監修】

バルナフィルは世界で2番目に開発されたED治療薬、レビトラの有効成分です。
バルデナフィルにはPDE5の働きを阻害して陰茎に送られる血液量を増加させ、勃起をサポートする作用があります。
しかし、バルデナフィルに限らず医薬品には必ず副作用のリスクがあります。
バルデナフィルの服用による副作用の発現頻度はそれほど高くありませんが、場合によっては思わぬ健康被害を招く恐れもあるため注意が必要です。
目次
有効成分バルデナフィルの副作用とは

バルデナフィルは即効性に優れている点が特徴で、服用してからおよそ15分で効果があらわれ始めますが、同時に副作用が起こる可能性もあります。
ED治療薬のもっともポピュラーな副作用の1つが潮紅や頭痛ですが、多くのケースが軽症でしばらくすると治まります。
ただ、稀にですが痛みを伴うほどの強い勃起が起こるケースもあるため、自分の判断で放置するのはNGです。
はじめに、有効成分バルデナフィルの服用によって起こり得る副作用について解説します。
有効成分バルデナフィルの服用で起こる主な副作用
有効成分バルデナフィルの服用によって起こり得る主な副作用は以下の通りです。
1%以上 | ほてり・心悸亢進 頭痛・めまい 鼻閉 消化不良・悪心 |
0.1~1%未満 | 頻脈・高血圧 不眠症・異常感覚・傾眠・眩暈・感覚鈍麻 肝機能検査異常・γ-GTP上昇 副鼻腔うっ血・呼吸困難・鼻出血 背部痛・筋肉痛 紅斑・発汗・そう痒・光線過敏性反応・発疹 腹痛・口内乾燥・下痢・胃炎・嘔吐・胃食道逆流 視覚異常・結膜炎・霧視・羞明・彩視症・眼痛・耳鳴・流涙 CK上昇・灼熱感・無力症・胸痛・異常感・勃起増強(勃起時疼痛等) |
バルデナフィルを始めとするED治療薬の代表的な副作用はほてりや頭痛です。
医薬品の作用により血流の流れが急によくなることで起こりますが、しばらくすると治まるケースが多いため、過度に心配する必要はありません。
ただし、上記の症状があまりにも強く出る場合や、長く続く場合は速やかに医療機関を受診してください。
有効成分バルデナフィルの服用で稀に起こる副作用
有効成分バルデナフィルの服用によって稀に起こる副作用は以下の通りです。
0.1%未満 | 失神・低血圧・顔面浮腫・心筋虚血・心筋梗塞(本剤との因果関係は不明) 不安・緊張亢進・一過性全健忘 関節痛・頚部痛 嚥下障害・食道炎 インフルエンザ症候群・射精障害・アナフィラキシー反応・持続勃起 |
頻度不明 | 起立性低血圧・狭心症緑内障 |
バルデナフィルの服用に伴って上記の症状が見られるようであれば、服用を中断して直ちに医療機関を受診してください。
バルデナフィルを始めとするED治療薬を服用すると、ごく稀に痛みを伴うほどの強い勃起が起こるケースがあります。
痛みを伴うほどの強い勃起が6時間以上続くと、陰茎海綿体の細胞が壊死を起こし、勃起機能に重大な支障をきたす可能性があります。
意図しない勃起や痛いほどの勃起が4時間以上続くようであれば、専門の医療機関で適切な処置を受けることが重要です。
副作用を強く感じる場合の対処法
バルデナフィルを始めとするED治療薬に多く見られる副作用が潮紅や頭痛で、ほとんどの場合は一過性のため過度に心配する必要はありません。
しかし、症状があまりにも強くあらわれる場合や、頻繁に起こる場合は医療機関を受診するのがおすすめです。
報告されているバルデナフィル錠の副作用に関するデータ
バルデナフィルの副作用に関するデータは、先発医薬品「レビトラ」のジェネリック医薬品の添付文書が参考になります。
レビトラのジェネリック医薬品(バルデナフィル錠)の添付文書には、国内外の臨床試験で見られた副作用発現件数についてのデータが掲載されています。
国内のデータ
国内用量反応試験(ブリッジング試験)において、バルデナフィル錠5mg群で35.3%(24/68 例)、10mg群で45.3%(34/75例)、20mg群では54.5%(36/66例)に副作用が見られました。
主な副作用は頭痛(11.7%)とほてり(10.6%)です。
海外のデータ
北アメリカで行われた第3相試験において、バルデナフィル錠5mg群で19.2%(37/193 例)、10mg群で33.2%(66/199例)、20mg群で42.0%(79/188例)に副作用が見られました。
ヨーロッパで行われた第3相試験ではバルデナフィル錠5mg群で19.1%(30/157 例)、10mg群で27.7%(44/159例)、20mg群で40.5%(66/163例)に副作用が見られました。
海外のデータに関しては、副作用の詳細が記載されていません。
まとめ

バルデナフィルのジェネリックは第2のED治療薬であるレビトラの特徴を受け継ぎ、即効性に優れ食事の影響を受けにくい点が特徴です。
バルデナフィルを始めとするED治療薬を服用すると、潮紅や頭痛が見られるケースがありますが、しばらくすると治まるケースがほとんどのため過度に心配する必要はありません。
ただし、用法用量を守らずにバルデナフィル錠を服用すると、思わぬ副作用や健康被害を引き起こす恐れもあります。
バルデナフィルを服用する方は、副作用のリスクについてもしっかりと理解したうえで、充実したナイトライフをお過ごしください。
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