シルビトラとシルダリストの違いは?効果・副作用や服用方法を比較
「シルビトラとシルダリストの違いが知りたい」とお悩みの人に向けて、この記事では有効成分や効果、副作用、飲み方などの違いを比較します。シルビトラとシルダリストを併用できるのか、どちらが向いているのかなども解説するので、ぜひ参考にしてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

この記事では、シルビトラとシルダリストの違いについて解説します。
シルビトラとシルダリストは、どちらもED(勃起不全)治療薬ですが、有効成分や効果のあらわれ方、持続時間などに違いがあります。
また、お薬の効果には個人差があるので、ED治療を検討している人にとっては、どのお薬が自分にあっているのかを見極める必要もあるでしょう。
そこで、この記事ではシルビトラとシルダリストの違いについて、有効成分や効果、副作用などから比較します。
シルビトラとシルダリストのどちらが自分に向いているのか、個人輸入の通販を利用するときの注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてください。
>>シルビトラの通販・購入はこちら
>>シルダリストの通販・購入はこちら
目次
シルビトラとシルダリストの主な違いを比較

シルビトラとシルダリストは、どちらもED治療を目的としたお薬です。
ただし、有効成分や製薬会社、作用時間、副作用などに明確な違いがあります。
ここでは、シルビトラとシルダリストに関する主な違いとして、以下を比較していきます。
製薬会社の違い
シルビトラは、インドに拠点を置くRSMエンタープライズ(RSM Enterprises)社が製造販売しています。
一方、シルダリストは同様にインドに拠点を置くダラムディストリビューターズ(Dharam Distributors)によって開発されました。
いずれの会社も、インド国内ではジェネリック医薬品の製造を数多く手掛ける実績があります。
両社とも医薬品の輸出も行っており、品質基準や価格面での競争力を背景に、日本国内でも個人輸入を通じて多くのお薬が流通していることが特徴です。
有効成分の違い
シルビトラの有効成分は、シルデナフィルとバルデナフィルの2種類です。
同じ有効成分を含む代表的なお薬として、シルデナフィルはバイアグラ、バルデナフィルはレビトラが挙げられます。
いずれも、ホスホジエステラーゼ5(PDE5)を阻害して勃起時の血流を促進します。
一方、シルダリストはシルデナフィルとタダラフィルの2成分が配合されたお薬です。
タダラフィルは主にシアリスに含まれる有効成分で、優れた持続力を発揮します。
シルビトラとシルダリストはどちらも2種類の成分が配合されたお薬ですが、組み合わせが異なるので、効果の出方や持続時間にも違いがあります。
効果や作用機序の違い
シルビトラとシルダリストの効果や作用機序に大きな違いはありません。
シルビトラにはシルデナフィルとバルデナフィル、シルダリストにはシルデナフィルとタダラフィルが含まれています。
上記3つの成分は、どれもホスホジエステラーゼ5を阻害してcGMPの分解を抑制し、陰茎海綿体への血流量を増加させて勃起を促すお薬です。
また、いずれの成分もED治療に効果が期待できます。
シルビトラとシルダリストは、どちらもシルデナフィルが含まれているため、個人差はあるものの即効性が期待できる点が特徴です。
効果時間の違い
シルビトラとシルダリストは、効果の持続時間に大きな違いがあります。
シルビトラは服用後約1時間で効果があらわれ始め、持続時間はおよそ3〜8時間です。
比較的短時間で効果を発揮するため、必要なタイミングで服用したい人に向いています。
一方、シルダリストも服用後約1時間で効果があらわれ、最大36時間効果が持続します。
これは、タダラフィルが長時間作用するタイプのお薬であるためです。
そのため、長時間にわたり自然な流れで性行為のタイミングを取りたい人には、シルダリストが適しているといえるでしょう。
副作用の違い
発現する副作用においても、シルビトラとシルダリストで違いがあります。
まず、両方に共通して配合されているシルデナフィルの副作用のうち、1%以上報告されているものを見ていきましょう。
〈シルデナフィルの主な副作用〉
副作用 | 発現頻度 |
血管拡張 | 5.78% |
頭痛 | 3.87% |
次に、シルビトラに含まれているバルデナフィルの副作用のうち、1%以上報告されているものを紹介します。
〈バルデナフィルの主な副作用〉
副作用 | 発現頻度 |
頭痛 | 11.7% |
ほてり | 10.6% |
心悸亢進 | 1%以上 |
めまい | |
鼻閉 | |
消化不良 | |
嘔気 |
最後に、シルダリストに含まれているタダラフィルの副作用のうち、1%以上で報告されているものを見てみましょう。
〈タダラフィルの主な副作用〉
副作用 | 発現頻度 |
潮紅 | 1%以上 |
消化不良 | |
背部痛 | |
筋痛 | |
四肢痛 | |
頭痛 | |
鼻閉 |
このように、成分によってあらわれやすい副作用がやや異なるため、シルビトラとシルダリストでも副作用に違いがあると考えられます。
飲み方(服用方法)の違い
シルビトラとシルダリストは、どちらも性行為の約1時間前に服用することが推奨されています。
シルビトラはシルデナフィルとバルデナフィルを含み、即効性を重視したお薬となっているため、比較的短時間で効果を実感しやすくなっています。
一方、シルダリストはシルデナフィルとタダラフィルを含んでおり、どちらかといえば持続性を重視したお薬です。
シルビトラとシルダリストはいずれも1日1回の服用を限度とし、過剰に服用しないように注意する必要があります。
併用注意・禁忌薬の違い
シルビトラとシルダリストには、それぞれ併用注意と併用禁忌のお薬があります。
〈シルビトラの併用注意・禁忌薬〉
併用注意薬 | 併用禁忌薬 |
・CYP3A4阻害剤 ・CYP3A4誘導剤 ・降圧剤α遮断剤 ・カルペリチド ・ビカルタミド | ・硝酸剤およびNO供与剤 ・アミオダロン塩酸塩 ・sCG刺激剤(リオシグアト) ・リトナビル ・アタザナビル ・ホスアンプレナビル ・ロピナビル・リトナビル ・ニルマトレルビル・リトナビル ・ダルナビルを含有するお薬 ・ケトコナゾール(外用薬を除く) ・イトラコナゾール ・エンシトレルビル ・コビシスタットを含有するお薬 ・クラスⅠA抗不整脈薬 ・クラスⅢA抗不整脈薬 |
〈シルダリストの併用注意・禁忌薬〉
併用注意薬 | 併用禁忌薬 |
・CYP3A4阻害剤 ・CYP3A4誘導剤 ・降圧剤 ・α遮断剤 ・カルペリチドHIVプロテアーゼ阻害剤 ・ベルイシグアト | ・硝酸剤およびNO供与剤 ・アミオダロン塩酸塩 ・sCG刺激剤(リオシグアト) |
万が一、該当するお薬と併用してしまうと重篤な健康被害が生じるおそれがあります。
場合によっては命に関わる危険性もあるので、自己判断で服用せずに医師や薬剤師に相談することを推奨します。
服用注意・服用してはいけない人の違い
シルビトラとシルダリストでは、服用注意や服用してはいけない人にも違いがあります。
服用注意 | 服用してはいけない人 |
・陰茎の屈曲、線維化、Peyronie病など陰茎に構造上の欠陥がある人 ・鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など持続勃起症の素因となる可能性がある疾患を持っている人 ・他のホスホジエステラーゼ5阻害剤またはED治療薬を服用中の人 ・出血性疾患または消化性潰瘍がある人 ・多系統萎縮症がある人 ・大動脈弁狭窄症、特発性肥大性大動脈弁下狭窄症等、左室流出路の閉塞がある人 | ・本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある人 ・硝酸剤やNO供与剤を服用している人 ・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる人 ・重度の肝障害がある人 ・低血圧(血圧<90/50mmHg)の人 ・治療による管理がされていない高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)がある人 ・脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある人 ・網膜色素変性症がある人 ・アミオダロン塩酸塩を服用している人sCG刺激剤を服用している人 ・リオシグアト、CYP3A4阻害作用があるお薬を服用中の人 |
〈シルダリストの服用注意・服用してはいけない人〉
服用注意 | 服用してはいけない人 |
・陰茎の屈曲、線維化、Peyronie病など陰茎に構造上の欠陥がある人 ・鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病など持続勃起症の素因となる可能性がある疾患を持っている人 ・他のホスホジエステラーゼ5阻害剤またはED治療薬を服用中の人 ・出血性疾患または消化性潰瘍がある人 ・多系統萎縮症がある人 ・重度の勃起不全がある人コントロールが十分でない高血圧がある人 | ・本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある人 ・硝酸剤やNO供与剤を服用している人 ・心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる人 ・重度の肝障害がある人 ・低血圧(血圧<90/50mmHg)の人 ・治療による管理がされていない高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)がある人 ・脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある人 ・網膜色素変性症がある人 ・アミオダロン塩酸塩を服用している人 ・sCG刺激剤を服用している人 ・不安定狭心症がある人 ・性行為中に狭心症を発現したことがある人 ・コントロール不良の不整脈がある人 |
併用注意・禁忌薬の他にも、上記のとおり服用自体が注意・禁忌となるケースもあります。
事前に医師や薬剤師に相談し、服用しても問題ないかを判断しましょう。
食事の影響の違い
シルビトラとシルダリストは、どちらも食事の影響を受ける可能性があるお薬です。
有効成分の1つであるシルデナフィルは、食事とともに服用すると、空腹時に服用したときと比べて効果発現までの時間が延長されることがあります。
そのため、服用タイミングとしては食前、または軽い食事の後が望ましいです。
満腹状態での服用では十分な効果が得られにくいことがあるので、より効果を得るためには、なるべく空腹時に服用することを推奨します。
価格の違い
シルビトラとシルダリストの価格は、購入する場所や錠数によって異なります。
お薬通販部では、それぞれ以下の価格で販売しております。
単価で比較すると、シルデナフィルとタダラフィルが配合されたシルダリストの方がやや割高です。
予算や効果の持続時間、服用頻度を踏まえ、自分にあったお薬を選びましょう。
正規品と偽物の違い
シルビトラとシルダリストは個人輸入の通販サイトでも購入できるお薬ですが、注意しなければならないのが偽物の存在です。
正規品は信頼できる製薬会社が製造し、パッケージや製造番号、ロット番号などが明確に印字されています。
一方、偽物はパッケージの印字が不鮮明の場合や、錠剤の色や形が正規品と微妙に異なっている場合があります。
また、有効成分の含有量が不正確であるケースも少なくありません。
万が一、偽物のお薬を服用してしまうと、効果が得られないばかりか、重大な健康被害が生じるリスクもあるでしょう。
そのため、シルビトラとシルダリストの購入を検討するときは、正規品保証のある通販サイトを利用することが重要です。
安さだけで判断せず、安全性もしっかり確認することが重要です。
シルビトラとシルダリストは併用できる?

シルビトラとシルダリストの併用は推奨されていません。
なぜなら、どちらのお薬もホスホジエステラーゼ5阻害薬に分類され、血流を増加させることで勃起を促す働きがあるからです。
併用すると効果が高まるように思えるかもしれませんが、実際には副作用のリスクが大きくなる危険性があります。
特に、血圧の急激な低下や動悸、めまい、視覚異常などが起こる場合があり、非常に危険です。
また、シルビトラにはシルデナフィルとバルデナフィル、シルダリストにはシルデナフィルとタダラフィルという、いずれも作用時間が異なる有効成分が含まれています。
これらを同時に服用すると、体内での薬物濃度が想定以上に高まり、予測できない健康被害を招くこともあるでしょう。
シルビトラとシルダリストが向いている人の特徴

ここでは、シルビトラとシルダリストがどのような人に適しているかを、それぞれ見ていきましょう。
シルビトラが向いている人
シルビトラは、シルデナフィルとバルデナフィルを含むED治療薬で、即効性と強い勃起力が期待できます。
したがって、性行為のタイミングがある程度決まっており、短時間でしっかりと効果を得たい人におすすめです。
個人差はあるものの、効果の持続時間は3〜8時間程度と比較的短いため、効果を長時間にわたって持続させる必要がない人にも向いているでしょう。
一方、血管拡張作用による副作用が出やすい傾向にあるので、血圧が不安定な人は服用できない場合があります。
シルダリストが向いている人
シルダリストは、シルデナフィルとタダラフィルが配合されたED治療薬です。
即効性と持続力のバランスに優れ、最大36時間といった長い持続時間が魅力です。
したがって、性行為の予定が不規則な人や、自然な流れで性行為を楽しみたい人に適しているといえるでしょう。
また、タダラフィルは作用が穏やかであるため、ED治療薬に慣れていない初心者の人でも比較的服用しやすいお薬です。
1日1回の服用で長時間にわたり効果が続くため、頻繁にお薬を服用したくない人や、安心感を持って行動したい人にもおすすめです。
シルビトラとシルダリストを個人輸入の通販で購入するときの注意点

シルビトラやシルダリストは日本国内では未承認医薬品に分類されており、一般の医療機関や薬局では取り扱われていません。
そのため、国内の多くの人が個人輸入の通販サイトを利用することになるでしょう。
しかし、個人輸入の通販サイトには以下のような注意点があります。
正規品と見た目が似ていても、有効成分がまったく含まれていなかったり、過剰に含まれていたりするケースもあり、健康被害の危険性が伴います。
また、個人輸入ではすべての責任が購入者にあるため、副作用が起きても医薬品副作用被害救済制度による補償は受けられません。
なお、お薬通販部で取り扱っているお薬はすべて正規品保証のため、安心・安全にご購入いただけます。
まとめ

シルビトラとシルダリストは、どちらも2種類の有効成分が配合されたED治療薬です。
シルビトラにはシルデナフィルとバルデナフィル、シルダリストにはシルデナフィルとタダラフィルが含まれています。
即効性はどちらも変わりませんが、勃起強度はシルビトラ、持続性はシルダリストの方が高い傾向にあります。
どちらを選ぶかは、服用する目的やライフスタイル、過去に服用したお薬との相性などを総合的に考慮することが重要です。
また、個人輸入の通販で購入する場合は、偽物のリスクや健康被害を防ぐためにも正規品保証のサイトを利用し、正しい服用方法を守るようにしましょう。
服用に不安がある人や持病がある人は、医師に相談したうえで服用してください。
自分にあったED治療薬を正しく選び、安全かつ効果的に活用しましょう。
おすすめ商品
この記事を書いた人
お薬通販部スタッフ