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ロゲインの併用注意とは?使用に注意が必要な人についてもご紹介!

AGA治療薬のロゲインは比較的安全に使用できる医薬品ですが、場合によっては副作用のリスクを高める恐れがあります。ロゲインを使用する前に併用注意について知っておきましょう。

AGA治療薬 AGA

記事公開日:2024.05.27

最終更新日:2024.05.29

お薬通販部スタッフ【監修】

ロゲインの併用注意とは?使用に注意が必要な人についてもご紹介!

ロゲインの有効成分であるミノキシジルは、フィナステリドとデュタステリドと並び厚生労働省によってAGAへの有効性が認められている数少ない成分の1つです。

男性にとってAGAはデリケートな悩みのため、薄毛の改善が期待できるロゲインは強い味方です。

しかし、併用注意について知っておかないと有効成分が強く働きすぎ、副作用のリスクを高める恐れがあります。

今回はロゲインの併用注意、および使用に際して注意が必要な人について解説します。

ミノキシジルとは

ミノキシジルとはの見出し画像

ロゲインの併用注意について理解するためには、有効成分のミノキシジルにどのような作用があるのか知っておく必要があります。

ミノキシジルは1960年代にアメリカのアップジョン社が開発した成分で、高血圧の治療薬として用いられていました。

ミノキシジルには血管を拡張し、血液の循環を促進する作用があるため、心臓への負担を軽減できると考えられたのです。

ところが、ミノキシジルを服用している方に発毛が見られたため、低用量のミノキシジル外用薬であるロゲインが開発されるに至りました。

ロゲインを脱毛部位に塗布すると頭皮へと送られる血液の量が増加し、毛母細胞の分裂を活性化するため、発毛効果が期待できるわけです。

頭皮に塗布するタイプのロゲインは重篤な副作用のリスクが低いとされますが、ミノキシジル内服薬の場合は以下のような副作用を引き起こす可能性があります。

  • 動悸
  • 血圧低下
  • むくみ
  • 肝機能障害
  • 腎機能障害など

しかし、ロゲインを始めとするミノキシジル外用薬を使用した方のなかにも、わずかながら上記の症状を発症した事例が見られます。

というのも、局所で吸収されたミノキシジルが肝臓で代謝され、腎臓(尿)から排出されるためです。

そのため、何らかの病気を治療している方や医薬品を服用している方は、ロゲインの使用にあたってかかりつけ医に相談する必要があります。


ロゲインとの併用に注意が必要な薬とは?

ロゲインとの併用に注意が必要な薬とは? 見出し画像

併用注意とは特定の医薬品と併用すると有効成分の作用が増強・減弱したり、副作用のリスクを増加させたりする医薬品、もしくは食品を意味します。

例えば降圧剤には血管を拡張して血液の循環を促進するロゲインと似た作用があるため、併用すると症候性低血圧の発症リスクが増加します。

日本では外用タイプのミノキシジル製剤のみが認可されているため、ミノキシジル内服薬と併用した場合ほどのリスクはありません。


ロゲインに併用注意薬はある?

ロゲインに併用注意薬はある?画像

ロゲインは頭皮に塗布して使用するタイプの医薬品で副作用のリスクが比較的低いため、併用注意薬はありません

ただし、ロゲインを使用する際にはその他の育毛剤や外用剤を併用しないでください。併用するとロゲインの有効成分であるミノキシジルの吸収を妨げる可能性があります。

併用注意薬ではありませんが、ロゲインを使用する際には過度のアルコール摂取を避けるようにしてください。

ロゲインの有効成分であるミノキシジルには血管を拡張して血液の循環を促進する作用がありますが、アルコールにも同様の作用があるため、過度に飲酒すると血圧の低下を招く恐れがあります


ロゲインの商品画像

ロゲインはマクニールから販売されているAGAに有効な治療薬です。

1本:6,500円

併用注意と併用禁忌の違い

併用注意と併用禁忌の違い 画像

併用禁忌は特定の医薬品と併用すると効果を増強・減弱したり、副作用のリスクを高めたりする恐れがある医薬品を意味します。

併用禁忌の医薬品を使用すると重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、併用に注意するのではなく、絶対に使用してはいけない点が併用注意との大きな違いです。


ロゲインの使用に注意が必要な人

ロゲインの使用に注意が必要な人 見出し画像

以下に該当する方はロゲインを使用しないでください。

  • ロゲインの成分によってアレルギー反応を起こした経験がある人
  • 女性
  • 未成年者
  • AGA以外の原因で薄毛になっている人
  • 抜け毛が急激に増えた人
  • 頭皮に傷や湿疹がある人

ロゲインの成分によってアレルギー反応を起こした経験がある人は、ロゲインの使用を避けてください。

ミノキシジルを5%配合したロゲインに関しては、女性に対する安全性・有効性が確認されていません。

女性の方はミノキシジルを2%配合した女性用のロゲインを使用してください。

未成年者に関してはロゲインを始めとするミノキシジル外用薬の国内における使用経験がありません。

ロゲインは壮年性脱毛症(AGA)にのみ効果を発揮するため、その他の脱毛症が原因の薄毛には効果が期待できません

抜け毛が急激に増えた人も壮年性脱毛症以外の脱毛症を発症している可能性があるため、自分の判断でロゲインを使用するのではなく、医師の診断を受けてください。

頭皮に傷や湿疹がある際にロゲインを塗布すると、かゆみなどの副作用のリスクが増加する可能性があるため避けてください。


まとめ

まとめの見出し画像

今回はロゲインの併用注意について詳しく解説しました。

ロゲインは頭皮に塗布して使用するタイプの医薬品のため、内服薬ほどの副作用のリスクはありません

ただ、ロゲインの有効成分も肝臓で代謝されて尿から排出されるため、身体に与える影響がまったくない訳ではありません。

そのため、何らかの病気をお持ちの方や治療薬を服用中の方は、事前に医師に相談することが重要です。

今回の記事を参考にロゲインの併用注意について理解し、薄毛の改善にお役立てください。

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    ロゲインはマクニールから販売されているAGA(男性型脱毛症)に有効な治療薬です。

    6,500円

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