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リザクト(リザトリプタン)の服用方法は?推奨用量や注意点を解説

この記事では、リザクト(リザトリプタン)の服用方法や推奨用量などを解説します。リザクトを服用するときの注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

頭痛薬 痛み止め 頭痛・発熱

記事公開日:2025.03.17

最終更新日:2025.03.17

お薬通販部スタッフ[監修]

リザクト(リザトリプタン)の服用方法は?推奨用量や注意点を解説

リザクトは、リザトリプタン安息香酸塩を有効成分とする片頭痛のお薬です。

マクサルトのジェネリック医薬品であり、片頭痛に悩む多くの人が服用しています

リザクトを初めて服用する人は、服用方法がわからず困ってしまうケースもゼロではありません。

この記事では、リザクトの服用方法や推奨容量、服用間隔などについて詳しく解説します。

リザクトを服用するときの注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。



リザクト(リザトリプタン)の服用方法

リザクトを服用するときに知っておきたいポイントは、以下の3つです。

  • 推奨用量
  • 服用間隔
  • 1日の総服用量

服用方法を守ることで、効果的に片頭痛の症状を抑えることができます。

リザクト(リザトリプタン)の推奨用量

成人の場合、リザトリプタンとして1回10mgを服用します。

予防的に服用することはできないので、必ず片頭痛の頭痛が起きたときに服用してください。

1回服用しても効果が不十分な場合は、追加で10mgを服用できます。

ただし、2回目を服用する場合は1回目の服用から2時間以上空けるようにしましょう。

海外の調査によると、1回5mgでもスマトリプタン50mg、ナラトリプタン2.5m、アルモトリプタン12.5mgと同程度の効果があることがわかっていますが、日本では1回10mgの用量で承認されています。



リザクト(リザトリプタン)の服用間隔

リザクトは1日に1回服用するお薬です。

1回服用しても効果が不十分な場合は、2時間以上の間隔をあけてから2回目を服用しても構いません。

海外で行われた試験では、リザトリプタンを1回投与してから2時間後の片頭痛の改善率が70.8%であることがわかっています。

国内の試験では、1回目の片頭痛発作での頭痛改善率は73.8%、2回目は77.8%、3回目は69.0%、4回目は70.8%でした。



リザクト(リザトリプタン)の1日の総服用量

リザクトの1日の総服用量は20mg以内です。

1日に2回まで服用できますが、20mgを超えて服用することはできません。

日付が変わり、さらに前回の服用から2時間あいていれば再び服用を開始できます。

お薬が効かないと追加で服用したくなるかもしれませんが、思わぬ副作用が起こるおそれがあるため、1日の総服用量は必ず守ってください。






リザクトはシプラが開発した片頭痛の治療薬で、マクサルトのジェネリック医薬品となります。拡張した血管を収縮させたり、血管周囲の炎症をなくすことで、片頭痛の痛みを緩和する効果があります。

1箱:1,480円〜


リザクト(リザトリプタン)を服用する際の注意点

リザクトは、服用後1.5時間程度で血中濃度が最大に達するため、比較的すみやかに片頭痛の発作を改善できます。

便利なお薬ではありますが、服用にあたって以下のような注意点もあるので確認しておきましょう。

  • 頭痛発現の前に服用しない
  • 全く効果が見られない場合も追加で服用しない
  • 服用後の危険を伴う機械操作は避ける
  • 服用によって頭痛が悪化するケースもある



頭痛発現の前に服用しない

リザクトは、片頭痛の発作を改善するお薬で、予防効果はありません

そのため、片頭痛の発作が起こる前に服用しても効果がほとんどないので注意が必要です。

どうしても片頭痛の予防がしたい場合は、アジョビが有効です。アジョビには、片頭痛発作の発症を抑制する効果が認められています。

4週間または12週間に1回注射することで効果が発揮されるお薬です。



全く効果が見られない場合も追加で服用しない

リザクトを1回服用しても全く効果がない場合でも、追加での服用はしないでください

リザクトの効き目がない場合は、医療機関で頭痛の原因を再度調べてもらいましょう。

全く効果が見られない場合、片頭痛ではない症状である可能性があります。

人によっては、片頭痛であっても効果が出ないこともあるため、他のお薬がないか相談してみましょう。


服用後の危険を伴う機械操作は避ける

リザクトの副作用として、傾眠が報告されています

頻度は極めて稀ですが、眠気が出ることがあるので、服用後に車の運転をしたり機械の操作をしたりするのは控えてください。

スウェーデンの研究によると、リザクトを服用して副作用が起こる確率は全患者の10%未満でした。

そのため、傾眠は高頻度で起こるものではないといえます。

しかし、大きな事故を起こしてからでは遅いため、服用後は危険を伴う機械の操作は避けましょう。



服用によって頭痛が悪化するケースもある

リザクトを服用すると、逆に頭痛が悪化することがあります

これは、副作用によって頭痛が起こるおそれがあるためです。頭痛の副作用が起こる頻度についてはわかっていません。

また、リザクトを服用しても頭痛が改善されない場合は、お薬を服用しすぎて頭痛が起こっているおそれがあります。

原因をしっかりと解明するためにも、リザクトが合わない場合は早めに医療機関で相談してください。



まとめ

まとめの見出し画像

リザクトは、服用方法を守ることが非常に重要です。

片頭痛の痛みが始まった時点で服用し、1回の服用量はリザトリプタンとして10mgです。

効き目が不十分な場合は、1回目の服用から2時間以上あけると2回目を服用できます。

1日の服用量は20mg以内となっているので、超えて服用しないでください。

また、リザクトで効果がない場合は、継続して服用せずに他のお薬に変えたり、再度検査を受けたりしましょう。

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    リザクトはシプラが開発した片頭痛の治療薬で、マクサルトのジェネリック医薬品となります。拡張した血管を収縮させたり、血管周囲の炎症をなくすことで、片頭痛の痛みを緩和する効果があります。

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