混合型EDとは?2つの原因からくる勃起不全の治療法を紹介します!
お薬通販部スタッフ[監修]
「最近硬さが衰えた気がする」
「年のせいか最後まで勃起が続かない」
「性欲はあるのに反応しない」
もしかしたら、その症状は勃起障害の可能性が考えられます。
ふとした時、あるいは年々徐々に感じている人もいるかもしれません。
ED(勃起不全)には加齢からくる原因や、過去の女性とのトラウマなど、身体的や精神的なトラブルによって起こることがあります。
人によって原因はさまざまですが、1つだけの人もいれば、2つ両方の原因を合わせ持っている人も。
この記事を読んでいる人には、ご自身の勃起力の衰えやトラブルについて悩んでいる、治し方を知りたいと考えている方もいるでしょう。
今回の記事では、「混合型EDって何?原因や治し方とは」について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
混合型の勃起不全とは?その仕組みを解説!
心身共に何らかの問題があることによって
「いざという時に反応しない」
「硬さが不十分」
「挿入後、硬さが維持できない」
などが感じられます。
勃起力の低下といえば、”老化“と考える人もいるでしょう。
しかしながら、中にはそうでない人も。
過去に意中の相手と夜を共にした時に、うまくできなかったとか。
年月が経ち、気持ちを切り替えていたとしても過去のトラウマがよみがえるなんてこともあるでしょう。
勃起不全を治したい、治し方を知りたい方は、まず勃起不全とはどういったことか知ることが大切です。
混合性EDの特徴は?原因の特定が困難?
「混合型勃起不全」は、身体的な勃起障害(器質性ED)と精神的な勃起障害(心因性ED)のいずれも併せ持つ勃起障害です。
器質性EDと心因性EDの双方が重なって勃起がうまくいかない、勃起力が続かないといった症状を引き起こしているので、原因の特定が難しい勃起障害といえるでしょう。
中には、もともと器質性のみの原因だったにもかかわらず、ED症状が続くことで心因性の原因を抱え込んでしまうケースもあるそうです。
50代・60代に多い混合性ED
複数の原因により起こされる混合性EDは50代から60代の方に起こりやすいといわれています。
この年代になると加齢による老化現象もありますし、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を持病として抱えている人も増えてくるからです。
加齢によって男性ホルモンの減少、生活習慣病では血液の循環に支障をきたすので物理的な勃起障害の可能性が出てきます。
仕事でも役職や管理職など、精神的な負担が増えてくる年代なので、心因性EDも起こりやすいといえるでしょう。
混合性EDのエピソードや体験談は?
実際に混合性EDと考えられる方のエピソードや体験談についていくつか紹介します。
50代男性
「若いころからお酒とタバコを毎日やっていて、脂っこい食事も好んでいました。仕事が早朝から深夜にまで続くので運動はほとんどできず。何度か健康診断で血圧やメタボを指摘されていたのですが、病院にいくのも億劫だったので無視。40代後半の時には糖尿病と高血圧を発症していました。禁煙し、食事もガラリと変え、月々の楽しみはたまに晩酌する程度。治療のためとはいえ、つらさを感じています。性欲については若いころから旺盛で、今でも月に何度かは妻とするようにしていましたが、病気になってから勃起力が一気に落ちてしまった感覚に。いろいろ試してみているものの、うまくいかない度に自分が情けなく感じます。妻は都度慰めてくれるものの、病気とダブルパンチでショックでした。」
「独身時代から性欲が強く、若い頃にはしょっちゅうそういったお店によく遊びに行っていました。結婚してからはパートナーに病気を映したくない気持ちもあり、ぱったりと行くのをやめました。子どもが大きくなり、手が離れつつあったので、久々に妻を誘ってみたものの、あっさりと拒絶。抑えきれないストレスを発散させるために仕事帰りに歓楽街へと足を運んでみました。お酒も進み、控えていた風俗も久々にと行くことに。運よくよさげな女性とご対面し、すごく興奮しました。ところが、いざ挿入しようとした時に妻の顔が浮かんでしまったのです。結構お酒も入っていたこともあり、すぐに私の息子はしんなり。時間まではいたものの、うまくいかなかったこと落ち込み逃げるように帰宅しました。」
40代男性
混合性EDの症状は?原因を調べてみよう!
通常、勃起というものは性的な刺激を受け興奮することで、脳から神経を通じてペニスへと信号が伝わり起こります。
これらの過程のうち、どこかでトラブルや異常が発生すると、EDに至ってしまうといわれています。
混合性EDは心因性EDと器質性EDが重なり合うことで起こりうると紹介しました。
では、具体的にどのような原因や症状があるのでしょうか。
次の項目では、原因ごとの勃起障害について紹介していきます。
精神的ストレスの場合
「心因性ED」では、主に精神的なストレスやプレッシャー、トラウマ、コンプレックスなどが原因にあげられます。
心因性EDの中には、朝立ちやマスターベーションは問題なくできる反面、セックスとなると勃起しなくなるなどが特徴です。
また普段は問題なく勃起力があったとしても、ストレスが高負荷にかかることで突然起こることも。
ストレス以外にもうつ病などの精神疾患も原因のひとつです。
うつなどの精神症状自体に性欲がわかなくなることもありますし、脳やペニスへの刺激がしっかりと伝わらなくなることもあるでしょう。
心因性ED自体は比較的若い男性でも発症することがありますが、混合性EDの場合については仕事や日常生活によるストレスやプレッシャーなどの原因があげられます。
病的疾患の可能性
器質性EDの原因としてあげられるのは病的疾患です。
生活習慣病といわれる高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などは血液がドロドロになり、動脈硬化が進むといわれています。
これらによって血液の流れが悪くなり、ペニスへの血流が不十分となり勃起不全へと繋がります。
混合性EDの場合、患者は何らかの病気を抱えている可能性が高いでしょう。
生活習慣病以外にも、事故やケガ、前立腺肥大、腎障害、パーキンソン病、脳血流疾患などさまざまな病気がEDの原因になることも。
加齢からくるED
加齢はEDにおいて大きな要因のひとつといえるでしょう。
年齢を重ねていくごとに身体の機能というものは衰えていきますので、男性器についても同じことがいえます。
男性機能自体の低下もありますし、男性ホルモンの低下も考えられるでしょう。
事実、男性ホルモンといわれる“テストステロン”は加齢とともに分泌量が低下することが明らかになっています。
男性ホルモンの低下は男性更年期障害ともいわれ、気分が落ち込みやすくなり、性欲も減退することも。
前述した生活習慣病を発症していないとしても、血管の柔軟性が低下している、血液の流れが悪くなっているなどの可能性は十分に考えられるでしょう。
混合性EDの治療法や治し方は?
混合性EDの原因や症状、その背景についてはわかっていただけたかと思います。
混合性EDに限らず、EDは男性としての自信を失ってしまうリスクもあり、悪循環に至る可能性も少なくありませんから、EDとわかった段階で一刻も早く治した方が良いでしょう。
実際のEDの治し方とは?
次の項目では、どのような治療を行うかについて紹介していきます。
混合性EDの改善方法
混合性EDでは、心因性EDと器質性EDを合併しているため、“心因性EDの要因である精神的ストレスやプレッシャーなどの軽減や改善”と“器質性EDの要因である病気や身体的な異常などの治療”の両方を改善していく必要があります。
混合性EDの多くは、病気によって神経や血管に障害が起こることでまず器質性EDとなり、その症状によってストレスを感じ心因性EDを合併してしまうケースが多いといわれています。
そのため、要因となる病気の治療をしつつ、精神的なケアを併行して行うことが重要といえるでしょう。
治療には時間がかかりますので、根気よく続けていくことが大切です。
治療法を模索しよう!
EDは精神的、身体的な原因を持つため、具体的な治し方が分からず悩んでしまう人も少なくないでしょう。
今すぐできる具体的な治療方法としては次のものがあげられます。
ストレス解消
心因性EDの有効な治し方としては、ストレスやプレッシャーをやわらげる、解消するなどがあります。
まずはストレスの原因を明らかにした方が良いでしょう。
人間関係、仕事、疲れ、緊張など、原因を明らかにした後、話し合いをする、向き合い方を変える、カウンセリングを受けるなどでストレスがこれ以上かからないよう努めてみることで、心因性EDの改善が期待できます。
デリケートな問題であるため、一人で抱えがちですが、誰かと共有したり、カウンセリングを受けてみることで問題解決への糸口がみつかるかもしれません。
食事療法、運動療法
器質性EDに効果が期待できる治し方の1つが、生活習慣の見直しです。
手始めに食生活を変えてみるのはいかがでしょうか。
バランスの良い食事、魚や野菜を積極的に摂り、間食は控える。
カフェインやアルコール、糖分などは適切な量に留めておくなどなど。
栄養バランスが整うことで改善が期待できるかもしれません。
また、日々の生活に運動を取り入れることもおすすめです。
継続した運動はEDだけでなく、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの予防、改善にも繋がります。
肥満改善効果もあり、筋肉量増加も見込めますので、健康的な体へと近づけてくれるでしょう。
健康的な体を維持できれば、動脈硬化や血液循環の悪化については予防効果が期待できます。
ED治療薬で混合性EDは治るのか?
混合性EDはED治療薬でも改善できるといえるでしょう。
実際、混合性EDでは器質性と心因性の両方の治療を試みながら、ED治療薬を服用するのが基本です。
ED治療薬はペニスへの血管を広げ、血流を促進してくれることで勃起を促してくれます。
薬の作用がしっかりと効いてくれるので、比較的短期間で効果を得やすい治し方です。
混合性EDでは心因性の原因を抱えているため、成功体験を重ねていくことで悪循環の脱却も期待できるでしょう。
もちろん器質性の要因についても、ED治療薬によって勃起力を取り戻してくれる可能性は十分にあります。
現在はバイアグラ、シアリス、レビトラなど複数のED治療薬がありますので、“バイアグラでは効果がなかったが、シアリスは効いた”というようなケースも十分ありえますのでED症状の改善については期待して良いでしょう。
まとめ
「混合型EDって何?原因や治し方とは」について解説していきましたが、いかがでしょうか。
混合性EDではひとつの要因が症状を起こしているのではなく、身体的や精神的な原因が重なり合って引き起こされています。
そのため、50代や60代などの現役世代の中でも比較的高齢な人に多いです。
複数の要因があるので、原因を特定していくことは難しいですが、いずれの要因に対しても真摯に向き合い、継続した治療を続けていくことでEDの改善は十分に期待できるでしょう。
また、今は症状がなくとも事前に治し方を知っておくことで、EDの予防や悪化を防ぐといった効果も期待できます。
症状の悪化を防ぐためにも「EDかも?」と感じた時にすぐ受診して早期治療、早期改善に努めていくことが大切です。
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この記事を書いた人
吉村 宏樹
生年月日:1979/06/16 趣味:競馬 野球/サッカー観戦※大谷翔平と中田翔大好き 格闘技も見る 生い立ち:健康食品メーカー出身 サプリの開発に携わっていた 3ヶ月に一度日本に帰る
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