ルミガンの併用注意とは?使用に注意が必要な人もご紹介!
ルミガンを使用する場合、併用注意を知らないと思わぬ危険を招く恐れがあります。ルミガンの併用注意について解説します。
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記事公開日:2025.06.05
最終更新日:2025.06.05
お薬通販部スタッフ[監修]

ルミガンはアイルランドのダブリンに本社がある、アメリカの製薬会社「アラガン」が製造・販売しているまつげ育毛剤です。
有効成分のビマトプロストは緑内障や高眼圧症の改善に有効なうえ、まつげを太く・長く・濃く成長させる効果も期待できます。
ルミガンに限らず医薬品には併用注意があるため、使用する前にしっかりと理解しておきましょう。
本記事ではルミガンの併用注意および、使用に注意が必要な人について徹底解説します。
目次
併用注意について

併用注意とは、特定の医薬品との併用で作用が増強・減弱したり、何らかの健康被害を招いたりする医薬品、もしくは食品を意味します。
有効成分の作用が増強するのはよいことと考えがちですが、医薬品の成分が体内に長く残存するなどして、副作用のリスクも高くなります。
ルミガンに限らず医薬品を購入した際には添付文書やパッケージを確認し、併用注意について確認しておくことが重要です。
ルミガンの併用注意薬

ルミガンの併用注意薬はラタノプロスト含有点眼剤などの、プロスタグランジン系点眼剤です。
機序は明らかになっていませんが、ラタノプロスト点眼剤とルミガンを併用した場合、眼圧の上昇を招く可能性があります。
ルミガンの使用に際して注意が必要な人

ルミガンの使用に際して注意が必要な人は以下の通りです。
合併症・既往歴をお持ちの人
以下の合併症もしくは既往歴をお持ちの人は、ルミガンの使用に際して注意が必要です。
無水晶体眼の人・眼内レンズ挿入眼の人
無水晶体眼の人・眼内レンズ挿入眼の人がルミガンを使用すると、嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、およびそれにともなう視力低下を起こす恐れがあります。
眼内炎(虹彩炎・ぶどう膜炎)のある人
眼内炎(虹彩炎・ぶどう膜炎)のある人がルミガンを使用すると、眼圧の上昇を招く恐れがあります。
ヘルペスウイルスが潜在している可能性がある人
ヘルペスウイルスが潜在している可能性がある人がルミガンを使用すると、角膜ヘルペスが再発する恐れがあります。
妊婦
妊婦または妊娠している可能性がある女性に関しては、ルミガンの有益性が危険性を上回る場合にのみ使用してください。
マウスを用いた実験では、ルミガンの投与により流産および早産が確認されています。
授乳婦
授乳婦がルミガンを使用する際には、授乳の中断が求められます。ラットを用いた実験では、有効成分の乳汁中への移行が確認されています。
集中力を要する作業に従事している人
ルミガンを使用すると、1〜5%未満の方に霧視の副作用が見られます。
重大な事故につながる恐れがあるため、症状が収まるまで車の運転や危険をともなう機械の操作など、集中力を要する作業は避けてください。
65歳以上の人
65歳以上の人は一般的に生理機能が低下しているため、副作用などに注意しながら使用する必要があります。
併用注意薬を使用した際の対処法

ルミガンの併用注意薬を使用した際には、速やかにかかりつけ医の診察を受けてください。
眼圧が上昇した状態を放置した場合、視神経が障害されて視野が狭くなったり、最悪の場合は失明したりする恐れがあります。
まとめ

ルミガンの有効成分であるビマトプロストには、毛周期における成長期を維持・延長し、まつげの成長を促す作用があります。
しかし、ルミガンに限らず化学的に製造された医薬品は、副作用のリスクをともなうことを知っておく必要があります。
今回の記事を参考にルミガンの併用注意について理解し、まつげの育毛や睫毛貧毛症の改善にお役立てください。
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