ファムビルに副作用はある?服用のリスクを解説
ファムビルは、単純疱疹や帯状疱疹などのヘルペスウイルス感染症の治療に広く使われる薬ですが、副作用があらわれることもあります。重大な副作用とその他の副作用について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

ファムビルは、単純疱疹や帯状疱疹などのヘルペスウイルス感染症の治療に広く使われる薬ですが、まれに重大な副作用があらわれることもあります。
ファムビル服用時にあらわれる副作用やリスクについて知ることで、より安全に服用可能です。
ファムビルの副作用

ファムビル服用時にはいくつかの副作用があらわれることがあります。
以下のように、重大な副作用とその他の副作用についてそれぞれ解説します。
重大な副作用
ファムビルには重大な副作用がいくつか報告されています。
例として、精神神経症状(錯乱、幻覚、意識消失など)、重篤な皮膚障害、急性腎障害、横紋筋融解症などがあります。
精神神経症状の主な自覚症状は、注意力が散漫になる、問いかけに間違った答えをするなどです。
以下の表に、重大な副作用と主な自覚症状がまとめてありますので参考にしてください。
このような症状があらわれた場合は、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう。
重大な副作用 | 主な自覚症状 |
精神神経症状(錯乱、幻覚、意識消失、痙攣、 せん妄、脳症、意識障害(昏睡)、てんかん発作) | 注意力が散漫になる、問いかけに間違った答えをする、行動にまとまりがない、実際には存在しないもの を存在するかのように感じる、意識の消失、顔や手足 の筋肉がぴくつく、一時的にボーっとする、意識の低 下、手足の筋肉が硬直しガクガクと震える、軽度の意 識混濁、興奮状態、幻覚、妄想、考える力の低下、記 憶力の低下、異常な行動、けいれん、自分の意思とは 関係なく身体が動く、刺激に全く反応しない |
重篤な皮膚障害(中毒性表皮壊死融解症 (TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑) | 皮膚が広い範囲で赤くなり、破れやすい水ぶくれが多発、発熱、粘膜のただれ、目の充血やただれ、唇や口内のただれ、円形の斑の辺縁部にむくみによる環状の隆起を伴ったものが多発する、関節や喉の痛み |
急性腎障害 | 尿量が減る、むくみ、体がだるい |
横紋筋融解症 | 手足のこわばり、手足のしびれ、脱力感、筋肉の痛み、 尿が赤褐色になる |
ショック、アナフィラキシー | 冷汗が出る、めまい、顔面蒼白(そうはく)、手足が冷 たくなる、意識の消失、全身のかゆみ、じんま疹、喉 のかゆみ、ふらつき、動悸(どうき)、息苦しい |
汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、血小 板減少性紫斑病 | めまい、鼻血、耳鳴り、歯ぐきの出血、息切れ、動悸、 あおあざができる、出血しやすい、発熱、寒気、喉の 痛み、突然の高熱、出血が止まりにくい |
呼吸抑制 | 呼吸回数が減る、呼吸が浅くなる |
間質性肺炎 | 咳、息切れ、息苦しい、発熱 |
その他の副作用
ファムビルのその他の副作用としては
などがあります。
以下の表にその他の副作用をまとめていますので、これらの症状や他にも気になる症状があらわれた場合には、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう。
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
精神神経系 | 頭痛、傾眠、めまい | 鎮静、失見当識、意識障害 | |
腎臓 | 尿中蛋白陽性、BUN増加、血中クレアチニン増加、尿中血陽性 | 尿失禁、尿円柱、尿中白血球、尿中赤血球 | |
血液 | 白血球数増加、白血球数減少、赤血球数減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、好酸球増加、血小板数増加 | 血小板減少症、好中球減少、好中球増加、単球増加、リンパ球増加、リンパ球減少、ヘマトクリット増加 | |
肝臓 | ALT増加、AST増加、LDH増加、尿中ウロビリノーゲン増加、γ-GTP増加、ALP増加、黄疸 | ||
消化器 | 下痢、悪心、腹部不快感、腹痛、口渇、嘔吐、口唇乾燥、便秘 | 胃炎、白色便、口内炎、食欲減退 | |
過敏症 | 発疹 | 蕁麻疹 | そう痒症 |
皮膚 | 白血球破砕性血管炎 | ||
循環器 | 動悸 | 高血圧 | |
その他 | CK増加、血中カリウム増加、倦怠感、発熱、尿糖陽性 | 浮腫、総蛋白減少、咳嗽、異常感、筋力低下、CK減少、口腔咽頭痛 | 胸部不快感 |
まとめ

ファムビルは単純疱疹や帯状疱疹などのヘルペスウイルス感染症の治療によく使われる薬ですが、まれに重大な副作用もあらわれます。
ファムビルを服用して少しでも気になる症状があらわれた際は注意してください。
副作用をしっかり理解して安全にファムビルを服用し、単純疱疹や帯状疱疹を治療しましょう。
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