エリデルクリームの併用注意とは?使用に注意が必要な人もご紹介!

エリデルクリームを使用する場合、併用注意を知らないと思わぬ危険を招く恐れがあります。エリデルクリームの併用注意について解説します。

お薬通販部スタッフ[監修]

エリデルクリームの併用注意とは?使用に注意が必要な人もご紹介!

エリデルクリームはスウェーデンに本拠地を置く製薬会社「メダ(Meda Manufacturing)」が製造・販売しているアトピー性皮膚炎治療薬です。

エリデルクリームに限らず医薬品には併用注意があるため、使用する前にしっかりと理解しておきましょう

本記事ではエリデルクリームの併用注意および、使用に注意が必要な人について徹底解説します。



併用注意とは

併用注意とはの見出し画像

併用注意とは特定の医薬品と併用することで有効成分の効果が増減したり、何らかの健康被害を招いたりする医薬品(食品)を意味します。

有効成分の効果が増すのはよいことのように思われがちですが、同時に副作用のリスクも増加するため注意が必要です。

エリデルクリームに限らず医薬品を購入した際には添付文書やパッケージを確認し、併用注意や副作用の可能性についてチェックしておきましょう。



エリデルクリームの併用注意薬

エリデルクリームの併用注意薬の見出し画像

エリデルクリームに関しては併用注意薬がありません

ただし、アトピー性皮膚炎の症状が広範囲にわたり見られる方や、紅皮症を併発している方は、CYP3A4阻害薬を使用する際に注意が必要です。

CYP3A4は肝臓に多く存在する酵素の一種で、医薬品の有効成分を代謝するはたらきがあります。

特定の医薬品とCYP3A4阻害剤を併用した場合、有効成分の代謝が妨げられて効果が強く出すぎたり、副作用のリスクを高めたりする可能性があります。

CYP3A4のはたらきを阻害する主な医薬品はエリスロマイシンやケトコナゾール、イトラコナゾール、シメチジンなどです。




エリデルクリームは、非ステロイド外用薬で軽度から中等度のアトピー性皮膚炎や湿疹の炎症、赤み、かゆみの治療に使用されています。

1箱:3,977円~



エリデルクリームの使用に際して注意が必要な人

エリデルクリームの使用に際して注意が必要な人の見出し画像

エリデルクリームの使用に際して注意が必要な人は以下の通りです。

  • 妊婦もしくは妊娠の可能性がある女性
  • 授乳婦
  • 65歳以上の人
  • 2歳以上の小児

それぞれ詳しく解説します。





妊婦もしくは妊娠の可能性がある女性

妊婦に対してエリデルクリームを使用した際の研究は行われていません。

妊婦もしくは妊娠の可能性がある女性に関しては、エリデルクリームを使用するメリットがリスクを上回る場合に限って使用してください。


授乳婦

エリデルクリームの有効成分が乳汁中に移行するかどうかは不明ですが、乳児に重篤な副作用を引き起こす恐れがあると考えられています。

授乳中の方がエリデルクリームを使用する場合は、授乳の中断を検討する必要があります。


65歳以上の人

エリデルクリームの有効性および安全性を確認する臨床試験に、65歳以上の人は含まれていませんでした。

そのため、自分の判断でエリデルクリームを使用するのではなく、かかりつけ医に相談することが大切です。


2歳以上の小児

エリデルクリームの臨床試験において、小児被験者集団は成人と比べ、有効成分の血中濃度が上昇する傾向にありました。

有効成分の血中濃度が高くなると副作用のリスクも増加するため、エリデルクリームを医師の指導下で使用することが重要です。



エリデルクリームの併用注意薬を使用した際の対処法

エリデルクリームの併用注意薬を使用した際の対処法の見出し画像

エリデルクリームとCYP3A4阻害薬の併用で何らかの不調が起こった場合、速やかにかかりつけ医の診察を受けてください

エリデルクリームは外用薬のため、内服薬に比べると副作用のリスクが低いですが、自分の判断で放置するのは厳禁です。



まとめ

まとめの見出し画像

エリデルクリームの有効成分であるピメクロリムスには、炎症の原因となるサイトカインの放出を抑制する作用があります。

非ステロイド性の外用薬のため、皮膚の菲薄化を引き起こすリスクも低いと考えられています。

しかし、化学的に製造された医薬品は副作用のリスクをともなうため、事前に併用注意薬や使用上の注意点を理解しておくことが重要です。

また、エリデルクリームは海外製の医薬品のため、購入の際には信頼できる個人輸入代行サイトを利用してください。

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