シアリスジェネリックの効果・副作用は?服用後の対策も解説
この記事ではシアリスジェネリックの効果や副作用について詳しく解説しています。「シアリスジェネリックにはどのような効果があるのか」「シアリスジェネリックで起こる可能性がある副作用が知りたい」と疑問を抱いている人は、ぜひ参考にしてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

この記事では、シアリスジェネリックの効果・副作用について詳しく解説します。
シアリスは、効果が最大36時間持続するED(勃起不全)治療薬です。
有効成分タダラフィルが陰茎海綿体に流れ込む血流量を増加させ、勃起を促します。
「シアリスジェネリックに興味があるけど、効果はどうなのか」「シアリスジェネリックではどのような副作用が起こることがあるのか」と疑問に思っている人は少なくありません。
この記事では、シアリスジェネリックの効果や副作用だけでなく、副作用が起こったときの対処法も詳しく解説します。
シアリスジェネリックの服用を検討している人はぜひお読みください。
目次
シアリスジェネリックとは?

シアリスジェネリックとは、シアリスと同じ有効成分であるタダラフィルが含まれた後発医薬品のことで、効果や安全性は変わりません。
シアリスと、主なシアリスジェネリックを比較すると以下のとおりです。
表のとおり、ジェネリックは先発薬の10分の1程度の値段で購入できます。
シアリスジェネリックの効果
シアリスジェネリックには、ED改善の効果があります。
シアリスやタダライズ、メガリス、シアスマはいずれも効能効果としてED改善が認められているお薬です。
また、スーパータダライズはED改善だけでなく早漏の改善にも効果があります。
価格も抑えられているため、EDと早漏の両方に悩んでいる人から圧倒的な支持を得ています。
「ジェネリックだと効果が弱いのではないか」と心配する人もいますが、先発医薬品とジェネリック医薬品は有効成分が同じであり、効果も安全性も同等であることが証明されています。
シアリスジェネリック(タダラフィル)の重大な副作用

シアリスジェネリックでは、重大な副作用として過敏症が出ることが報告されています。
主な症状として、以下が挙げられます。
発疹や蕁麻疹は急に出る皮膚の変化、紅皮症は全身の皮膚が赤くなりフケのようなものが大量に出る症状のことを指します。
また、スティーブンス・ジョンソン症候群は口唇や眼などにびらんが生じる症状、顔面浮腫は顔の皮下組織に水分が過剰に溜まった状態のことです。
発疹(ほっしん)
シアリスジェネリックによる発疹は、お薬に対する過敏反応の一種としてあらわれることがあります。
皮膚の一部、または広範囲に赤い斑点や盛り上がりが生じるものです。
通常、シアリスジェネリックの服用後、すぐに発現します。
発疹ができる原因としてウイルス感染や細菌感染、かぶれなどが知られていますが、お薬の副作用として見られることもあります。
発疹が見られる部位は胸部や背中、腕や顔面などさまざまです。
蕁麻疹(じんましん)
蕁麻疹も、シアリスジェネリックの過敏反応の一種として見られることがあります。
皮膚が盛り上がり、強い痒みを伴うことが一般的です。
蕁麻疹の症状は、シアリスジェネリックの服用後数分から数時間程度で発現することが多いといえるでしょう。
小さな膨疹ができるだけのこともあれば、全身に膨疹が広がる重度のものまであります。
蕁麻疹のほかに呼吸困難や喉の締めつけ感、めまいや血圧低下がある場合はすみやかに医療機関を受診してください。
紅皮症(こうひしょう)
紅皮症とは、全身の皮膚が充血して赤くなり、フケのようなものが出る皮膚病のことです。
シアリスジェネリックで過敏症の副作用が起こると、人によっては紅皮症を発症するケースがあります。
紅皮症の危険性は単なる皮膚症状にとどまらず、血管の拡張によって発熱や悪寒、脱水などの症状が起こり得ます。
二次感染のリスクも高まるため、紅皮症の症状が出た場合はすみやかに医療機関を受診してください。
スティーブンス・ジョンソン症候群
スティーブンス・ジョンソン症候群は、皮膚粘膜眼症候群とも呼ばれる重篤な副作用の1つで、口唇や口腔、鼻や外陰部などにびらんができます。
皮膚症状だけでなく発熱や全身倦怠感などの症状も出ることが特徴です。
年間人口100万人あたり約1〜10人発症すると推定されています。
原因ははっきりとわかっていませんが、シアリスジェネリックや抗菌薬、抗痙攣薬などがきっかけとなることが知られています。
顔面浮腫
シアリスジェネリックの重大なアレルギー症状として、顔面浮腫があらわれることがあります。
顔面浮腫とは、まぶたや唇、口内に腫れが見られる症状のことです。
アレルギー反応により血液中に含まれている水分が血管の外に出てしまい、皮下組織に水分が溜まることでむくみが生じます。
深刻なアレルギー反応が起きている可能性があるため、顔面浮腫の副作用が見られた場合はすみやかにシアリスジェネリックの服用を中止して医療機関を受診してください。
シアリスジェネリック(タダラフィル)の稀な副作用

シアリスジェネリックには、重大な副作用の他にもいくつか報告されています。
ここでは、特に良く知られているものを見ていきましょう。
潮紅(ちょうこう)
潮紅とは、皮膚が充血して赤くなる症状のことです。
シアリスジェネリックの有効成分であるタダラフィルでは、1%以上の発現頻度で潮紅の副作用が報告されています。
潮紅の副作用が起こるのは、シアリスジェネリックを服用することで全身の血管が拡張するためです。
タダラフィルは、陰茎だけでなく全身にも働きかけるため、特に血管が多い顔面では潮紅が見られやすくなります。
症状は一般的に軽度であり、日常生活に支障をきたすことはあまりありませんが、皮膚が赤くなるのを不快に感じる人もいるでしょう。
消化不良
消化不良もシアリスジェネリックで起こり得る副作用の1つで、潮紅と同じく、1%以上の発現頻度で見られることが報告されています。
消化不良が起こるのは、有効成分のタダラフィルが消化管の平滑筋にも影響を与えるためです。
多くの場合、消化不良の副作用が起こっても症状は軽度で済みます。
症状が強いときや長時間続くときは、次回服用するときの量を調節したり、他のED治療薬へ変更したりすることを検討しましょう。
頭痛
頭痛は、シアリスジェネリックを服用した人の1%以上で見られる副作用で、シアリスジェネリックの最も一般的な副作用といってもよいでしょう。
頭痛が起こるのは、タダラフィルの血管拡張作用によるものです。
陰茎だけでなく、頭部の血管も拡張されることで周囲の神経が刺激され、痛みが出てしまいます。
多くの場合は、市販の鎮痛剤で対処することが可能です。
時間が経てば自然と頭痛は落ち着きますが、どうしても頭痛が気になる場合は服用量を減らすか、他のED治療薬を試しましょう。
背中の痛み
シアリスジェネリックでは、背中の痛みが副作用として出ることがあります。
頻度は1%以上であり、潮紅や頭痛と同じく比較的高頻度で見られる副作用です。
腰のあたりや下背部に鈍い痛みや不快感があらわれます。
服用後12〜24時間後に見られ、数日で落ち着くことがほとんどです。
血管の拡張作用が原因だと考えられていますが、詳しいメカニズムはまだ解明されていません。
その他の副作用
シアリスジェネリックでは、その他の副作用として以下の症状が見られることがあります。
0.2~1%未満 | 0.2%未満 | 頻度不明 | |
主な副作用 | ・肝機能異常 ・関節痛 ・筋骨格痛 ・めまい ・睡眠障害 ・鼻炎 ・副鼻腔うっ血 ・疲労 ・無力症 ・体重増加 ・倦怠感 など | ・腎機能障害 ・尿酸値上昇 ・臀部痛 ・錯感覚 ・傾眠 ・不安 ・片頭痛 ・排尿困難 ・勃起増強 ・意図しない勃起 ・呼吸困難 ・熱感 など | ・脳卒中 ・感覚鈍麻 ・持続勃起症 ・勃起の延長 ・鼻出血 ・咽頭炎 ・そう痒症 |
この中でも特に注意したいのが、持続勃起症です。
勃起している状態が4時間以上続くものを持続勃起症といいます。
持続勃起症が発症してから6時間経過すると、組織が壊死し始めるため、勃起が持続している場合はすみやかに医療機関を受診してください。
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シアリスジェネリック(タダラフィル)の臨床試験に基づく副作用

シアリスジェネリックをはじめとするホスホジエステラーゼ5阻害薬を用いた臨床試験では、他にもいくつか副作用が報告されています。
実際の臨床試験のデータをもとに、それぞれの副作用について詳しく紹介します。
視力低下・視力喪失
シアリスジェネリックに限らず、ホスホジエステラーゼ5阻害薬では、眼に関する有害事象が報告されています。
分析の対象となった6万1,211件の報告のうち、3,733件はシアリスジェネリックの有効成分であるタダラフィルに関するものでした。
眼に関する有害事象として、主に視野欠損や片側失明、失明などが報告されています。
また、シアリスジェネリックによって非動脈炎性前部虚血性視神経症 (NAION)を起こし、視力が低下するおそれがあることもわかっています。
非動脈炎性前部虚血性視神経症とは、視神経に栄養を届ける動脈が狭くなることで起こる病気です。
シアリスジェネリックが発症に直接関与しているかは明らかではありませんが、眼の副作用が起こるリスクがあることは知っておきましょう。
けいれんを伴う発作
シアリスジェネリックとの因果関係は不明ですが、外国で行われた臨床試験では、シアリスジェネリックを含むホスホジエステラーゼ5阻害薬の服用後に痙攣発作が起きた事例が報告されています。
シアリスジェネリックではなくシルデナフィルを服用した人の例ですが、高血圧の既往歴がある健康な63歳の男性がシルデナフィルを使用直後に全身性強直間代発作を起こして入院した例があるので注意しましょう。
この男性は退院後、シルデナフィルを再度服用して再び強直間代発作を起こしています。
当事例では、シルデナフィルの使用が発作と直接関連していると考えられています。
聴力低下・突発性難聴
シアリスジェネリックとの因果関係は明らかになっていませんが、外国で行われた臨床試験ではシアリスジェネリックを含むホスホジエステラーゼ5阻害剤の服用後に急激な聴力低下や突発性難聴が起きた例が報告されています。
タダラフィルを服用後に片側低周波突発性感音難聴を発症した53歳男性は、タダラフィルの服用から1日後に症状が発現しました。
タダラフィルだけでなく、他のホスホジエステラーゼ5阻害剤でも片側低周波突発性感音難聴が起こることが知られていますが、因果関係を明確に明らかにするデータは今のところありません。
シアリスジェネリックを服用して副作用が出たときの対策

シアリスジェネリックは、一部の人に合わないこともあるので注意しましょう。
もし副作用が出た場合は、以下の対策を行ってください。
性行為を中断する
シアリスジェネリックを服用して副作用を感じた場合、症状に応じて性行為の中断を検討してください。
頭痛やめまい、消化器症状などの比較的軽度な副作用であっても、無理をすると体に負担をかけるおそれがあります。
性行為自体が心拍数の増加や血圧の上昇を引き起こすため、無理に性行為を続けると副作用の症状が増強する場合があります。
また、胸痛や激しい動悸、呼吸困難などが見られたときはすぐに性行為を中断し、安静にしてください。
副作用の症状を抑えるお薬を服用する
シアリスジェネリックによる副作用は、症状に対応するお薬を服用することで軽減できる可能性があります。
頭痛に対しては、ロキソプロフェンやアセトアミノフェン、イブプロフェンなどの一般的な鎮痛剤が有効です。
消化不良や胸焼けには、制酸剤や胃酸分泌抑制剤を服用するとよいでしょう。
基本的に、紹介したお薬はシアリスジェネリックと併用しても問題ありません。
しかし、お薬で症状を抑えることで重大な症状を見逃すことにも繋がるため、症状が続くときは対症療法に頼るのではなく医師へ相談することをおすすめします。
次回服用時の用量を減らす
シアリスジェネリックで副作用が出た場合は、次回の服用時の用量を減らして使用してください。
服用量は通常1回10mgとなっており、最大20mgまで増量できます。
1回の服用量が20mgで多いと感じるときは、5mgや10mgで服用してみて副作用が起こらないかチェックしましょう。
不必要に高用量を服用することで、副作用のリスクを高めてしまうことがあります。
症状がひどい場合は医療機関を受診する
シアリスジェネリックの服用後につらい副作用や気になる症状が出た場合は、すぐに服用を中止してすみやかに医療機関を受診してください。
特に、呼吸困難や喉の締め付け感、重度の発疹、顔面浮腫などがあらわれた場合はアナフィラキシーであることが考えられます。
また、勃起が4時間以上続く持続勃起症の副作用が起きた場合、すぐに処置を受けなければ陰茎組織が永久的な損傷を受けることもあるので注意が必要です。
シアリスジェネリックの副作用に関するよくある質問

最後に、シアリスジェネリックの副作用に関するよくある質問にお答えします。
シアリスジェネリックの副作用はいつまで続く?
シアリスジェネリックの副作用は、通常3時間程度がピークです。
有効成分のタダラフィルが最高血中濃度に達するまでに3時間かかることから、ピークも同程度の時間で達する場合が多いといえるでしょう。
ただし、お薬の代謝にかかる時間には個人差があるため、症状が長引く人もいます。
また、時間が経ってからあらわれる副作用もあるため、必ずしもピークが3時間後だとは言い切れません。
シアリスジェネリックの副作用で脱毛が起こるって本当?
シアリスジェネリックの副作用で脱毛が起きたとの報告はありません。
タダラフィルで報告されている副作用一覧を確認しても、脱毛の記載はないため安心してください。
シアリスジェネリックで脱毛が起こるという話を聞くことがあるのは、ED治療薬であるバイアグラで脱毛の副作用が報告されているからでしょう。
シアリスジェネリックとバイアグラは似たような効果を持つお薬ではありますが、有効成分が異なるため、あらわれる副作用も異なります。
シアリスジェネリックと下痢止めは併用しても大丈夫?
シアリスジェネリックと下痢止めは併用しても問題ありません。
併用禁忌薬や併用注意薬に下痢止めの成分は記載されていないため、同時に服用しても大丈夫です。
ただし、下痢の副作用が続いたり症状が重かったりする場合は、下痢止めで症状を抑えるのではなく、他のED治療薬に変更したり、用量を減らしたりなどの対処を行うことが重要です。
下痢止めを服用しても問題ありませんが、下痢止めの副作用で便秘を起こすこともあるため、一時的な使用にとどめましょう。
まとめ

シアリスジェネリックは、シアリスと同じ有効成分であるタダラフィルが配合されたED治療薬で、最大36時間にわたって効果を発揮します。
重大な副作用としては発疹や蕁麻疹、顔面浮腫、それ以外の副作用としては頭痛や背中の痛み、消化不良などが報告されています。
軽度の副作用であれば頭痛薬や制酸剤などで対症療法を行っても構いません。
しかし、重大な副作用が出ていたり、症状が強くあらわれていたりする場合はすぐにシアリスジェネリックの服用を中止して医療機関を受診してください。
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お薬通販部スタッフ