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消えた髪を追え!|生え際と頭頂部に隠された事件

生え際や頭頂部だけ髪が減るのはなぜ?AGAの犯人DHTと5α還元酵素の正体、進行パターン、フィナステリド・ミノキシジルによる対策を分かりやすく解説。

AGA・薄毛

記事公開日:2026年02月16日

最終更新日:2026年02月16日

お薬通販部 ヘルスケアライター:木下

消えた髪を追え!|生え際と頭頂部に隠された事件

朝、鏡を見た瞬間、あなたは気づいてしまった。

愛すべき住人たちが、いなくなっている。昨日まで確かにいた彼らが、音もなく姿を消していた。

気づいた時には、すでに現場は空白地帯と化していた。

額のライン、頭頂部、かつての髪の前線基地は、後方へと撤退を続けている。他人に指摘されるまで、あなたは知らなかった。視界の外で密かに進行していた惨劇を。

なぜ側頭部や後頭部の住人たちは無傷なのか。同じ頭皮に住みながら、なぜ生え際と頭頂部だけが標的にされたのか。

これは単なる加齢現象ではなく、体内で密かに遂行された、極めて計画的な犯行だ。

犯人は誰なのか。どんな手口で髪たちを消し去ったのか。

集団失踪事件の全貌を捜査し、明らかにしていこう!



犯人の特定と黒幕の存在|ホルモン変貌の裏にあるトリック

実行犯の名はDHT(ジヒドロテストステロン)。

だが、彼は最初から悪党ではなかった。もともと彼は、テストステロンという名の英雄だった。筋肉を育て、バイタリティを生み出す正義の味方。

しかし、英雄テストステロンは、5α還元酵素(ごアルファかんげんこうそ)という【黒幕】にそそのかされた。

体内の暗部に潜む【黒幕】がささやくと、英雄テストステロンはDHTへと変貌する。

ダークサイドに堕ちた英雄の誕生である。

凶暴化したDHTは毛根に侵入。毛乳頭細胞の受容体に結合して「ヘアサイクル短縮爆弾」をセットする。

これが爆発すると、本来は数年かけて成長する髪が、わずか数ヶ月で退行期へ移行して抜け落ちる。

爆発が繰り返されることによって、やがて毛根そのものが沈黙してしまうのだ!

では、なぜ生え際と頭頂部だけが狙われたのか?

答えは、生え際と頭頂部には【黒幕(5α還元酵素)】のアジトがあり、その活性が高いエリアだから。



3つのエリアの現場検証|各部位に残された犯行の手口

薄毛の進行パターンは実に9種類にも分類される(詳細は別の機会に捜査する)。

今回は被害が集中している3つの主要現場に焦点を当ててみよう。

鏡を見るとき、あなたは以下の兆候に心当たりはないだろうか?

  • 額の生え際が後退している
  • こめかみの髪が薄くなった
  • つむじ周辺の頭皮が目立つ

一つでも当てはまるなら、犯行はすでに始まっている。


1.生え際エリア】見た目の印象を激変させる正面突破

最初の現場は額の生え際。

犯人は堂々と正面から攻め込む。額のラインが後退し、顔の面積が拡大していき、鏡を見るたびに顔が広がっていることに気づく。

生え際は黒幕の濃度が最も高い最前線だ。毎日突きつけられる恐怖。正面突破がこの現場の手口である。


2.M字エリア】黒幕のアジトと左右からの挟み撃ち

次の現場はM字エリア。

犯人は左右両サイドから同時に攻め込む。すると髪はこめかみから後退し、綺麗なMの字を描く。組織的かつ計画的な、二方向で同時に進む侵攻だ

M字エリアこそが、【黒幕(5α還元酵素)】の本拠地。

ここでは【黒幕(5α還元酵素)】の活性が極めて高く、DHT生成も旺盛。M字が進行すると生え際の髪は孤立し、やがて頭頂部への道が開かれる。

挟み撃ち作戦の恐ろしさは、逃げ場を奪うことにある。


3.頭頂部エリア】自分では見えない背後の死角

最後の現場は頭頂部。

手口は実に巧妙だ。

なぜなら、被害者の目が届かないから。鏡で正面を見ても、頭頂部は視界に入らない。犯人は静かに、ひそかに背後から攻め込む。

あなたが「つむじが少し薄いかな?」と疑念を抱いても見過ごしやすい。他人に指摘されて気づいた時には、すでに現場は焼け野原になっている。

頭頂部の薄毛はつむじを中心にO字型に広がり、ついには最悪のシナリオが訪れる。M字とO字の融合である。

前線と後方が結びついた時、髪の王国は完全に崩壊して末期状態となるが、自分では見えないため発見が遅れてしまうのだ!



事件解決を導く2つの装備|天王山の戦い

犯人と手口が明らかになった。

だが、失われた髪を取り戻すための解決策が必要である。

そこで登場するのが、科学捜査に基づいた二つの装備。


1.フィナステリド】黒幕の無力化と進行阻止

最初の装備はフィナステリド。【黒幕(5α還元酵素)】の働きを阻害する防衛装備だ。

【黒幕(5α還元酵素)】が活動しなければ、テストステロンはDHTに変貌しない。「ヘアサイクル短縮爆弾」は仕掛けられず、被害拡大を防げる。


2.ミノキシジル】現場の血流改善と蘇生措置

二つ目はミノキシジル。こちらは攻撃装備だ。

血管を拡張して毛包周囲の血流を改善することで栄養が行き渡り、瀕死の毛母細胞を蘇生させる。

守りのフィナステリドで犯行を止め、攻めのミノキシジルで現場を復興させる。

二段構えの装備が、事件終結への道筋だ。



まとめ:迷宮入りを防ぐ最終局面|専門家との連携による解決

薄毛は怪奇現象ではない。

犯人が特定され、手口が解明された、解決可能な事件である。

だが、犯人は今も、あなたの頭皮で犯行を行っているかもしれない。

必要なのは優秀なパートナー。専門医とタッグを組み、万全な装備で挑むことが、事件を解決へと導く唯一の道筋である。

今後もAGAに関するレポートをお届けする。楽しみにお待ちいただきたい。



参考記事

  1. 日経メディカル「男性型脱毛症(AGA)の考え方と漢方処方」
  2. 日経メディカル「前立腺肥大症薬のデュタステリドが男性型脱毛症を改善」
  3. KEGG MEDICUS「医療用医薬品:プロペシア(フィナステリド)」
  4. PubMed「5α還元酵素2型は、生体内では毛包の真皮乳頭と結合組織鞘で恒常的に発現しているが、体外培養では発現していない。」(英文による解説)
  5. PubMed「ヒト毛包中の5α還元酵素活性は真​​皮乳頭に集中している」(英文による解説)

この記事を書いた人

お薬通販部 ヘルスケアライター:木下

AGAの仕組みや治療薬の選択肢を、専門情報に基づき分かりやすく解説するヘルスケアライター。難解になりがちな薄毛の原因を「事件捜査」の視点で読みやすく構成し、納得して判断できる情報提供を心がけています。

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