AGA(壮年性脱毛症)治療薬「ミノキシジル」の効果的な使用方法とは?
お薬通販部スタッフ【監修】
ミノキシジルは、主に頭皮に直接塗布して使用する外用薬と呼ばれるタイプの医薬品に多く含まれています。
外用薬は脱毛症が見られる箇所に塗るだけとシンプルに使用できますが、使用上の注意点がいくつかあります。
目次
ミノキシジルの使用方法
ミノキシジルは1日2回程度、朝と夜に1mlを薄毛が気になる箇所に塗布してください。
1回目と2回目の塗布の間隔を12時間以上空けましょう。
また塗布する際は、頭皮を清潔にし、完全に乾燥させてから行います。
シャンプーした後の濡れた頭皮や、整髪料を使用してから洗浄していない頭皮のまま塗布すると、薬効が薄まるおそれがあります。
整髪料は塗布した後に使用することができます。
定期的に使用していたものの、塗布をするのを忘れてしまったときは慌てて塗らずに1度スキップし、また次回から新しいサイクルで塗布を始めてください。
塗り忘れたからと言って塗布する量を増やす必要はありません。
外用薬を塗布する際、1回目と2回目の塗布の間隔を12時間以上空ける
ミノキシジルの薬効が出るまでどのくらい?
ミノキシジルが含まれる外用薬を塗布する期間ですが、概ね6か月以上必要です。
AGAの症状や使用する医薬品の種類によって若干異なりますが、効果が出始める目安が半年以上であり、継続する必要があります。
もし途中で服用や塗布を中止した場合、薬効によって改善されていた頭皮の状態や毛包への栄養供給がストップし、服用以前の段階に戻ってしまう可能性が高いといえるでしょう。
効果が出始めるまで半年以上かかるため、継続が必要。
ミノキシジル外用薬の使用上の注意点
ミノキシジルを含んだ外用薬を使用する際、以下の点に注意が必要です。
用法を守る
用法は厳守してください。決められた用量以上に薬剤を使用しても効果が高まるわけではありません。
また副作用があらわれる可能性が高くなります。指示された用量を超えないように注意してください。
目に入らないように注意
目に入らないよう注意し、入った場合はすぐに水又はぬるま湯で洗ってください。
目に入った後に何かしらの症状が現れた場合や、その症状が重い場合には眼科医の診療を受けてください。
薬液にふれない
目や鼻など皮膚の粘膜にふれると刺激があります。
皮膚や粘膜へのダメージを防ぐために、薬液が付着した手はよく洗ってください。
物品につけない
化学繊維、メガネわくなどアルコール等に溶けるおそれのあるものには薬液をつけないでください。
素材が薬液によって損傷してしまう可能性があります。
使用するタイミングに注意
外用薬を使用した後に整髪料及びヘアセットスプレーを使ってください。
また白髪染め等、毛染め、ヘアカラー(染毛剤)を使用する場合には、完全に染毛を終えた後に使用する必要があります。
まとめ
ミノキシジル外用薬を使う際は、薬効を最大限引き出すため頭皮を清潔にするとともに、シャンプー後に使うのであれば髪の毛を完全に乾かしてから使用してください。
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