ED治療薬としてはバイアグラがよく知られていますが、販売開始から1998年の誕生から四半世紀を過ぎ、バイアグラの持つ欠点を克服したED治療薬がいくつも開発されています。

ステンドラはバイアグラ・レビトラ・シアリスに次ぐ第4のED治療薬として、近年になり注目を集めている医薬品です。

ステンドラの効果的な服用方法

世界で初めて開発されたED治療薬はバイアグラですが、食事の影響を受ける点が欠点であったため、食事の影響を受けにくいシアリスが開発されました。

バイアグラやシアリスの有効成分は水に溶けやすく、即効性を期待できる点が特徴ですが、ステンドラの有効成分であるアバナフィルは、両剤よりさらに効果の発現時間が早い点が特徴です。

ステンドラをはじめとするED治療薬は、陰茎に送られる血液量を増加させ、勃起をサポートする働きがあります。

そのため、性交の直前にステンドラなどのED治療薬を服用しても、期待した効果が得られないため注意してください。

ここでは、ステンドラを安全にかつ効果的に服用する2つのポイントについて解説します。

ステンドラの効果を最大限に得る服用方法

ステンドラはその他のED治療薬に比べて効果の発現時間が早く、服用するとおよそ15分で効果があらわれ始めます。

その後、30分から45分で効果がピークを迎え、6時間ほど効果が続きます。そのため、ステンドラは性交の30分ほど前に服用するのがポイントです。

ステンドラの有効成分であるアバナフィルは、服用後およそ17時間で体外へと排出されますが、連続して服用する際には24時間以上の間隔を設ける必要があります。

24時間以上の間隔を空けてステンドラを服用した場合、1週間連続して服用しても有効成分は体内に蓄積しないことが分かっています。

ステンドラの適切な摂取量

ステンドラはアバナフィル100mg錠から服用を開始してください。

ステンドラの添付文書では、個人の有効性と忍容性に基づいて200mgまで増量、もしくは50mgまで減量する可能性があると記載されています。

個人輸入代行サイトでは100mgおよび200mgのアバナフィル錠（ステンドラ）を扱っているため、50mgを服用したい方はピルカッターなどで100mg錠を半分に割って服用すると良いでしょう。

ステンドラに関してはバイアグラやレビトラなどとは異なり、65歳以上の方についての服用規定はありません。

しかし、個人の体質や服用中の医薬品によっては薬の効果、および副作用のリスクが増強する恐れもあるため、服用前に添付文書に記載されている注意点を十分に確認してください。

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ステンドラを服用する際の注意点

ここまで、ステンドラの効果を最大限に得る方法や、適切な摂取量について解説してきました。

しかし、薬を飲むタイミングや服用量以外にも気をつけたいポイントがあるので、ステンドラの効果を最大限に発揮するためにも最後までご確認ください。

ステンドラは食事の影響を受ける？

ステンドラはレビトラやシアリスと同様、食事の影響を受けにくいと添付文書に記載されています。

ただし、脂質を過剰に含む食事を摂取した場合、通常であれば30分から45分でピークに達するステンドラの効果が、65分から75分に延長されます。

そのため、ステンドラを服用する前には脂っこい食べ物、およびカロリーの高い食事は避けた方が無難です。

ステンドラの服用時はアルコールを避けるべき？

ステンドラをはじめとするED治療薬は、適量のアルコールであれば効果を妨げることはないとされています。

むしろ心因性EDを発症している方の場合、アルコールによるリラクゼーション作用が勃起をサポートする可能性も指摘されています。

ただし、過剰なアルコールとステンドラを併用すると、血管拡張作用が増強され血圧の低下やめまい、頭痛を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

ステンドラを個人で輸入しても大丈夫？

ステンドラは現在のところ国内で承認されていないため、購入する際には個人で輸入するか、個人輸入代行サイトを利用する必要があります。

しかし、個人輸入で購入したED治療薬のなかには、偽造薬剤や粗悪品が含まれているケースも珍しくありません。

ステンドラの形状

ステンドラは淡い黄色の錠剤で楕円形をしています。

ステンドラには50mg・100mg・200mgの錠剤があり、それぞれのサイズは7mg・9mg・11mgです。

まとめ

ステンドラは第4のED治療薬として注目されており、有効成分であるアバナフィルには陰茎に送られる血液量を増加させ、勃起をサポートする作用があります。

その他のED治療薬に比べて即効性が高く、服用の15分後には効果があらわれ始め、30分から45分で効果のピークを迎えます。

1日に1錠を服用するのが原則で、連続で服用する際には24時間の間隔を設けると、有効成分が体内に蓄積されません。