嫌酒薬の種類と効果・副作用!アルコール依存治療に使われる薬一覧
アルコール依存症の治療では、飲酒を避けさせる嫌酒薬・欲求をやわらげる断酒補助薬・減酒を目指す飲酒量低減薬が使われます。すべて医師の処方が必要で、検査や診察を受けながら服薬を続けることが重要です。家族の支援や生活習慣の改善とあわせて行うと治療効果が高まり回復につながります。

アルコール依存症の治療のひとつである嫌酒薬は、服用中にお酒を飲むと顔の紅潮や動悸、吐き気などの不快な症状が出て、飲酒を避けるように働きます。
近年は飲酒したい気持ちをやわらげる断酒補助薬や、飲む量を減らす目的の飲酒量低減薬も使えるようになり、治療の選択肢が広がっています。
薬物療法とあわせて生活習慣の見直しや周囲の支援を組み合わせることで、アルコール依存症の回復につながります。
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嫌酒薬とは?作用機序や抗酒薬との違いをわかりやすく解説

嫌酒薬は、アルコールを摂取した際に強い不快症状を誘発させることで服用患者の断酒の継続を補助する薬剤です。
アルコール依存症の治療は嫌酒薬が主流でしたが、最近は飲酒欲求を直接抑制する断酒補助薬や、飲酒量低減薬など新しいアルコール依存症の治療薬が出てきて、治療の幅が広がっています。
ジスルフィラム・シアナマイドなど代表的な嫌酒薬の特徴
日本で承認されているアルコール依存症の治療薬である嫌酒薬は、ジスルフィラムとシアナマイドの2剤です。
剤形や作用時間に違いがあるため、生活状況や治療方針に合わせて使い分けられます。
| 成分名 | 商品名 | 剤形 | 効果の特徴 |
| ジスルフィラム | ノックビン | 粉末 | 効果はゆっくり現れ、数日~1週間続く |
| シアナミド | シアナマイド | 液体 | すぐに効果が現れ、作用は1日程度 |
ジスルフィラムは服薬を忘れても数日は作用が残る反面、飲酒した場合には強い反応が長く出る可能性があります。
シアナミドは毎日服薬する必要がありますが、調整がしやすいため外来の治療によく使われます。
飲酒時に起こる反応と嫌酒効果の仕組み
嫌酒薬は、アルコールが体内で代謝される仕組みに働きかけ、飲酒時に強い不快な反応を起こして断酒するのを助けます。
| 嫌酒効果の流れ | |
| 1.アセトアルデヒドの生成 | 体内に摂取されたアルコール(エタノール)は肝臓で代謝され、アセトアルデヒドに変わります。アセトアルデヒドは、二日酔いの原因となる毒性物質です。 |
| 2.アセトアルデヒドの分解 | 通常はアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が働き、アセトアルデヒドを速やかに酢酸へ分解し、無害化します。 |
| 3.ALDHの阻害 | ジスルフィラムやシアナマイドがALDHの働きを抑えます。 |
| 4.アセトアルデヒドの蓄積 | アセトアルデヒドが蓄積して血中濃度が上昇し、不快な症状が現れます。 |
嫌酒薬は飲酒をつらい体験と結び付けることで、飲酒に対する忌避反応を強めます。
不快症状の強さは患者ごとに異なり、服薬中に飲酒すると重篤な反応が起こる場合もあるため、医師の管理のもとで慎重に使用しましょう。
嫌酒薬とレグテクト・セリンクロの役割の違い
アルコール依存症の治療に用いられる薬は抗酒薬と総称され、3つのタイプに分類されます。
患者の目標と状態に合わせて単独または組み合わせて使います。
| 種類 | 成分名 | 商品名 | 作用機序 | 治療目的 | 特徴と位置づけ |
| 嫌酒薬 | ジスルフィラム | ノックビン | ALDHを阻害し、不快な症状の原因となるアセトアルデヒドを体内に蓄積させる。 | 断酒 | 飲酒時に強い不快反応を引き起こす。断酒治療の第二選択薬。 |
| シアナミド | シアナマイド | ||||
| 断酒補助薬 | アカンプロサート | レグテクト | 乱れた脳の神経伝達物質(グルタミン酸、GABA)のバランスを調整する。 | 断酒の維持 | 飲酒への欲求(渇望)を和らげる。断酒治療の第一選択薬。 |
| 飲酒量低減薬 | ナルメフェン | セリンクロ | オピオイド受容体に作用し、飲酒による快感を弱める。 | 減酒 | 飲酒の約1〜2時間前に必要に応じて服用(頓用)する。完全な断酒が難しい場合の選択肢。 |
嫌酒薬の効果と副作用!処方の流れと使用上の注意点

嫌酒薬は断酒の維持に有効な一方で、副作用のリスクや使用上の注意点をともないます。
嫌酒薬の処方は医師の診断に基づき、患者本人の明確な断酒意思が確認された上で行われます。
嫌酒薬の服用期間中はアルコール含有製品の摂取を厳格に避ける必要があり、意図しない摂取によって重篤な反応が生じる可能性があるため、医者の指導と患者自身の理解が不可欠です。
嫌酒薬を処方してもらう際に必要な診察と手続き
嫌酒薬は医師の処方が必要な処方箋医薬品で、アルコール依存症の程度や全身の健康状態を確認してから、治療を開始します。
| 診察から処方までの流れ | |
| 1.診察・問診 | 飲酒歴・アルコール依存症の重症度・合併症の有無などを確認 |
| 2.医学的検査 | 肝機能や心機能を評価するために血液検査や心電図検査を行い、安全に薬を使用できるか確認 |
| 3.インフォームド・コンセント | 医師が薬の働き方や期待される効果・副作用・注意点を説明します。 |
| 4.治療への同意 | 患者本人が説明を理解し、断酒を目指す意思と服薬を続ける意思を確認します。 |
| 5.処方・投与開始 | 通常は少量から始め、効果や副作用の有無を見ながら用量を調整します。 |
| 6.定期的なフォローアップ | 副作用のモニタリングや断酒の継続状況を確認するために、定期的な受診が必要です。 |
嫌酒薬の服用中にアルコールを摂取すると、血圧の大きな変動や不整脈、心不全を起こす危険があるため、医師の厳格な管理下で治療を進めるのが大切です。
特にシアナミドは肝障害を引き起こすことがあり、定期的な肝機能検査が必要です。
よくある副作用(吐き気・頭痛・顔の紅潮など)
嫌酒薬を服用している期間にアルコールを摂取すると、重い二日酔いに似た不快な身体反応が引き起こされます。
これはジスルフィラム-アルコール(シアナミド-アルコール)反応と呼ばれ、少量のアルコールでも以下のような激しい症状が現れます。
重篤な場合は命に危険が及ぶこともあるため、嫌酒薬の服用期間中は飲酒や微量のアルコールを含有する食品・日用品に注意しましょう。
市販で購入できるか?通販やドラッグストアとの違い
アルコール依存症の治療薬である嫌酒薬は、医師の処方が必要な医療用医薬品です。
飲酒と組み合わせると重い副作用を引き起こす可能性があるため、市販薬やドラッグストア、一般的な通販サイトでは購入できません。
| 入手先 | 購入できるか | 備考 |
| ドラッグストア | × | 嫌酒薬含むアルコール依存症の治療薬は販売されていない |
| 一般的な通販サイト | × | 法的に認可されていない |
| 通販(個人輸入) | △ | 自己責任になる。偽物や副作用リスクが高い |
| 医療機関(処方) | ○ | 医師の管理下で使用可能 |
個人輸入代行などの通販サイトで購入した場合、効果が不十分だったり、有害成分を含む場合もあります。
飲酒時に生じる重篤な副作用に対処できず、命に関わる危険もあるため医療機関で診察を受け、医師の処方のもとで治療しましょう。
アルコール依存症治療における嫌酒薬の位置づけと活用法

アルコール依存症の治療は、心理社会的治療と薬物療法の統合的なアプローチが基本です。
嫌酒薬は、患者が再び飲酒するのを防ぐ補助的な手段に位置づけられ、カウンセリングや家族の支援などを組み合わせた治療プログラムにつなぎ止めるために重要な役割を果たします。
嫌酒薬とカウンセリング・サポート治療の併用効果
アルコール依存症の治療は、薬物療法単独では依存症の根本的な問題解決には至りません。
嫌酒薬をはじめとするアルコール依存症の再発予防のための薬物療法は、心理社会的治療の補助として行われます。
| 認知行動療法 | 飲酒に至る思考パターンや行動を特定し、非アルコール的な対処スキルを習得させる。 |
| 動機づけ面接 | 患者自身の回復への動機を高め、治療への主体的な参加をうながす。 |
| 自助グループ | 同じ問題を抱える他者との交流を通じて、孤立感を解消して回復へのサポートネットワークを構築する。 |
薬物療法は飲酒への物理的・薬理的な抑止力となり、心理的支援は依存症の背景にある心理的問題に対処して断酒の継続率を向上させます。
嫌酒薬と心理的支援を組み合わせることで、再発予防の効果が上がります。
断酒を継続するために家族や周囲ができる支援
アルコール依存症の患者が断酒を継続するためには、本人の治療意欲だけでなく、家族の理解と協力が影響します。
嫌酒薬による治療は医師の指示通りにきちんと服薬を続けることが重要で、家族の支援が断酒継続率の向上につながります。
| 服薬管理の支援 | 毎日の服薬時間や回数を一緒に確認し、継続的な服薬を助ける。 |
| 環境調整 | 自宅にアルコール飲料を置かないなど、飲酒につながる環境要因を減らす。 |
| 心理的サポート | 患者の断酒の努力を評価し、励ましや共感を通じて治療意欲を支える。 |
家族や周囲の支えは嫌酒薬の効果を確実にし、アルコール依存症患者の断酒と回復を長期的に後押しします。
通販で購入できる嫌酒薬と安心して治療を続ける方法
嫌酒薬含むアルコール依存症の治療薬は、国内では医師の処方に基づいて処方されます。
一方で、海外で流通している治療薬を通販(個人輸入)という形で入手する方法もあります。
個人輸入は自己責任において認められていますが、品質や安全性が公的に保証されているわけではありません。
安心して治療を進めるためには、事前に専門の医療機関に相談し、自身の状態を正確に把握した上で使用しましょう。
| 海外で流通するアルコール依存症治療薬の例 | |||||
| 薬剤名 | 商品画像 | 有効成分 | 分類 | 備考 | 商品ページ |
| クロノル | ![]() | ジスルフィラム | 嫌酒薬 | 飲酒時に強い不快反応を引き起こす。作用が長く続くため、服用には計画性が必要。 | |
| アカンプロサート | ![]() | アカンプロサート | 断酒補助薬 | 飲酒欲求(渇望)を和らげる作用を持つ。海外でも断酒維持の標準的な選択肢の一つ。 | |
| アカンプロル | ![]() | ||||
| ノディクト | ![]() | ナルトレキソン | 飲酒量低減薬 | 飲酒による快感を抑え、飲酒量を減らす。広く海外で使用されている。 | |
まとめ

アルコール依存症の治療では、嫌酒薬・断酒補助薬・飲酒量低減薬が使われています。
嫌酒薬は飲酒に強い不快感を与え、断酒補助薬は飲酒欲求をやわらげ、飲酒量低減薬は減酒から始めたい人を支えます。
医師の診察や検査を受けながら自分に合った方法を選び、無理なく治療を続けることが大切です。
嫌酒薬はアルコール依存症からの回復を助ける手段のひとつで、生活習慣の見直しや心理的なサポートと組み合わせることで断酒や減酒の継続がしやすくなります。
Q&A

- Q1嫌酒薬を服用する患者の家族はどのようにサポートすればよいですか?
- A1
毎日の服薬を一緒に確認したり、自宅からアルコールを取り除いたり、断酒の努力を評価して励ましましょう。家族の支えはアルコール依存症の治療を継続する力になります。
- Q2断酒が難しい場合でも嫌酒薬は飲めますか?
- A2
いいえ。嫌酒薬は強い断酒の意思がある人に適した薬で、断酒が難しい場合には向いていません。そのような場合は、飲酒量を減らすことを目的とした飲酒量低減薬が選択肢となります。医師と相談し、自分に合ったアルコール依存症の治療方法を選びましょう。
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クロノル
クロノルは、体内でのアルコール代謝を変化させることで、飲酒に伴う不快な症状を引き起こします。クロノルは、患者が意図的または無意識に飲酒を避けるよう促すことで、断酒の維持を支援します。
1箱:4,480円
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アカンプロサート
アカンプロサートは、患者さんの断酒を支援し、再飲酒のリスクを軽減することを目的として開発されました。神経伝達物質のバランスを調整することで、飲酒による快感を求める衝動を抑え、断酒の継続を支援します。
1箱:3,333円~
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ノディクト
ノディクトは、アルコール依存症の飲酒の報酬にオピオイドが関係しています。報酬系の神経物質で、オピオイド受容体を阻害すると飲んでも報酬系がブロックされているため飲酒欲求が低減してきます。
1箱:9,520円~





