「望まない妊娠をしてしまう」という緊急事態に安心感を与えるノルレボは、非常に心強いアフターピルですが、服用してはいけない人もいます。

たとえばノルレボの成分にアレルギーを持つなど、飲むと危険な場合もあります。

このコラムではノルレボを服用してはいけない人について詳しく解説していきます。

ノルレボについて知っておきたい方や、安全に避妊したい方はぜひ最後までご覧ください！

ノルレボを服用してはいけない人は？

ノルレボには禁忌という項目が設定されていて、服用してはいけない人の情報が記載されています。

重篤な副作用が出るなど、身体に大きな影響が出るため、服用は危険と判断されているためです。

ノルレボ服用でアレルギー症状が出たことある人

以前ノルレボを服用してアレルギー症状が出たことがある人は、服用できません。

前回重篤なアレルギーが出た人は、また服用しようとは思わないでしょう。しかし、症状が軽い場合、でも再度服用してはいけません。

アレルギー症状はそのときの体調などにより、症状の大きさは変わります。

前回より重篤な症状が現れることもあるため、ノルレボの服用でアレルギーが出たことのある人は服用をやめましょう。

重篤な肝機能障害のある人

ノルレボは肝臓で代謝が行われますが、代謝の際に肝臓に一定の負担がかかります。

重篤な肝障害の場合、代謝機能が低下しています。

妊娠している人

妊娠している人の「堕胎目的での服用は効果がない」という表現が正確です。

妊娠している場合、ノルレボなどのピルを飲んでしまったとしても、妊娠の継続に問題はありません。

現在胎児への影響については、限られた人体データではありますが安全上の懸念はないとされています。

ノルレボは、日本で初めて発売された緊急避妊薬であり、副作用が少ない点が特徴です。 1箱：4,300円

ノルレボの併用禁忌薬は？

併用禁忌薬とは、ノルレボとの併用が禁止されている医薬品です。

併用した場合、重篤な副作用を引き起こす原因となるのですが、現在ノルレボは併用禁忌薬はありません。

また併用注意との違いは、こちらのコラムで詳しく解説しています。

ノルレボを服用に注意する人と服用してはいけない人の違いは？

特定の病気を持っている場合、ノルレボの効果が弱くなる場合や、臓器への負担が大きくなる場合があるため、服用注意です。

服用してはいけない人とのライン引きは服用の際の出る症状の重篤性が基準となっています。

とくに、肝機能障害の人は服用注意で、重篤な肝機能障害の人は禁忌です。

「自分は服用注意か禁忌かどちらなのか？」判断できない場合は、必ず医師に相談のうえで服用するようにしましょう。

服用してはいけない人が服用した場合の対処法

ここまで服用してはいけない人について解説してきましたが、服用してしまった場合の対処法は、結論すぐに医師に相談する必要があります。

アレルギー症状や肝機能が悪化する可能性があると、重篤な症状となる可能性があるため、気付いた時点での速やかな医師への相談が推奨されています。

まとめ

今回はノルレボを服用できない人について解説していきました。

持病を持っているとノルレボの服用ができない可能性があるのは注意したいところですね。

肝機能障害を持っている人も、すべての人がノルレボを服用できないわけではありません。

したがってご自身の症状に合わせて医師と相談をし、服用の判断を行いましょう。