タダリスタの効果はどのくらい続く?タダリスタの作用時間について解説します!
ジェネリック医薬品「タダリスタ」の有効成分タダラフィルはバイアグラなどの他の勃起不全治療薬と作用時間が違います。ここでは、タダラフィルの作用時間について解説していきます。
お薬通販部スタッフ[監修]

目次
タダラフィル(タダリスタの有効成分)は一度服用するとどのくらい持続する?

タダリスタの効果発現時間
有効成分タダラフィルは、服用後30分から約4時間で効果が出始めると言われています。
服用後の血中濃度を調べた研究では、タダラフィル5mg、10mg、20mg、40mgをそれぞれ投与した後、血中最大濃度に達するまでの時間は約30分から4時間と報告されています。
タダリスタの持続時間
タダリスタの主成分タダラフィルの効果は、服用後最大36時間持続するとされています。
臨床研究において、タダラフィル10mgとタダラフィル20mgを服用するED患者と服用しないED患者を対象に24時間後と36時間後に勃起機能の評価と性行為の成功率が調べられています。
この研究によると、タダラフィルを服用したED患者は、24時間後と36時間後の勃起機能が服用しない患者と比較して向上していることが分かっています。また、性行為の成功率も高かったと報告されています。
タダラフィルの効果は36時間以上持続する可能性があり、これは他のED治療薬よりも長い特徴です。
タダリスタの作用時間に食事や年齢は影響する?

食事による影響
タダリスタに含まれるタダラフィルは食事による効果への影響が少ないということが大きな特徴になっています。
臨床研究において、脂質が多い食事をした後でも、血中濃度への影響がないと報告されています。
また、別の研究では、空腹時と食後の服用での血中濃度を比較しましたが、結果としては血中濃度への影響はなかったとされています。
年齢による影響
タダラフィルの作用時間に対して年齢が影響する可能性は低いとされています。
性別、年齢、糖尿病、腎障害、肝障害がタダラフィルに与える影響について調べた研究において、35歳から65歳までの間のタダラフィルの作用時間には大きな差がなかったと報告されています。
また、この研究では軽度から中程度の腎機能の低下が影響することが確認されています。
すなわち、年齢による腎機能の低下が明白な場合は影響があります。
高齢でも腎機能の低下がある場合は注意が必要です。
タダリスタ服用後、勃起持続時間が長すぎるときは?

タダラフィルによる効果は最大 36 時間程度持続しますが、性的興奮がなければ勃起しません。この特性により、その時間内であれば複数回の性行為が可能になります。
しかしながら、勃起が4時間を超えて持続する場合、「持続性勃起症」という症状が考えられます。これはED治療薬に共通する重大な副作用の一つです。
タダラフィルにおける持続性勃起症のリスクは極めて低いとされていますが、勃起が長時間続く場合は、早めに医療機関を訪れることが必要です。
まとめ

ここまで、シアリスジェネリック医薬品「タダリスタ」の作用時間について解説してきました。
タダリスタの有効成分タダラフィルは、マイルドに長時間効果が続くという最大の特徴があります。ED治療の一つの選択肢として検討してみてください。
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