不不妊の原因はさまざまですが、なかには治療薬で改善が期待できるケースもあります。妊治療に用いられる主な医薬品の種類や役割、および副作用のリスクなどを解説します。

厚生労働省の発表によると、2021年(令和3年)に不妊治療を受けた、もしくは検査を受けたことがある夫婦はおよそ4組に1組とされており、なおかつ年々増加傾向にあります。
不妊の原因はさまざまですが、なかには治療薬で改善が期待できるケースもあります。
本記事では不妊治療に用いられる主な医薬品の種類や役割、および副作用のリスクなどを解説します。

はじめに、不妊治療に用いられる主な医薬品の分類や役割について解説します。
不妊治療に用いられる医薬品の1つが排卵誘発剤です。
内服薬としてはレトロゾールやクロミッド、注射薬としてはゴナールエフなどがよく知られています。
排卵誘発剤には成熟した卵子の排出をサポートし、妊娠の可能性を高める役割があります。
不妊治療に用いられるホルモン剤の代表例として、卵胞ホルモン剤および黄体ホルモン剤が挙げられます。
卵胞ホルモン剤は子宮内膜を分厚くし、受精卵を着床しやすくする点が特徴です。
黄体ホルモン剤は子宮内膜を維持し、妊娠を継続する目的で用いられます。
その他にも、目的に応じてさまざまなホルモン剤が用いられます。
膣坐薬は体外受精を行う際に、子宮内の黄体ホルモンを補充する目的で用いられます。
黄体ホルモンのはたらきにより子宮内膜が維持され、妊娠状態を継続しやすくなるのがメリットです。
点鼻薬は排卵をコントロールする目的で用いられます。

次に、不妊症治療薬を用いた際に起こり得る副作用について解説します。
化学的に製造された医薬品には必ず副作用のリスクがあるので、十分に理解したうえで用法用量を守り、安全に使用しましょう。
排卵誘発剤の主な副作用は頭痛やめまい、動悸、悪寒、吐き気、不眠、イライラなどです。
重篤な副作用としては不正出血や血栓症、肝機能障害などが挙げられています。
ホルモン剤は女性ホルモンのバランスに影響を与えるため、服用にあたって注意が必要です。
卵胞ホルモン剤の服用で卵巣過剰刺激症候群を発症したり、黄体ホルモン剤の服用で乳房痛を発症したりする可能性があります。
ブセレリン点鼻薬は生殖医療において卵胞を成熟させたり、早発排卵を抑制したりする目的で補助的に用いられます。
主な副作用としては頭痛や肩こり、ほてり(いずれも発現率3%以上)が挙げられます。

最後に、不妊治療薬処方までの流れと、選び方の判断基準について解説します。
不妊治療薬は医療用医薬品のため、原則として医師の診察を受けた上で処方されます。
どの治療薬を用いるのかは基礎体温や検査所見を勘案したうえで決定されます。
レトロゾールやクロミッドはいずれも不妊症を改善する目的で用いられますが、主に以下の違いがあります。
| レトロゾール | クロミッド | |
| 分類 | アロマターゼ阻害剤 | 抗エストロゲン剤 |
| 有効成分 | レトロゾール | クロミフェンクエン酸塩 |
| 作用機序 | アロマターゼの作用を競合的に阻害してエストロゲンの生成を阻害し、卵胞刺激ホルモンの分泌を誘導、卵巣内にアンドロゲンが蓄積される。その結果、卵胞の発育が促進される | 抗エストロゲン作用によりゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が分泌される。その結果、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌が促進され、卵巣を刺激して排卵が促進される |
通販や個人輸入では主に以下の不妊治療薬が購入できます。
海外製の医薬品を購入する際は、信頼できる個人輸入代行サイトを利用するのがおすすめです。

不妊症の治療薬は医療用医薬品のため、原則として医師の診察を受けた上で処方してもらう必要があります。
不妊の原因はさまざまなため、まずは医療機関を受診して原因を突き止めることが先決です。

不妊治療薬に関して以下の質問が寄せられています。
不妊治療薬は海外製の製品を自分で購入する方法もあります。
ただし、偽造薬剤や粗悪品をつかまされないよう、信頼できる個人輸入代行サイトを利用するのがおすすめです。
不妊治療薬を飲み忘れた際の対処法は、どのような医薬品を使用しているかで異なります。
一般的には飲み忘れに気付いた時点で1回分を服用しますが、排卵誘発剤などタイミングが重要な医薬品に関しては、かかりつけ医に相談する必要があります。
クロメンは、排卵誘発剤で、卵胞刺激ホルモンの分泌を促進します。先発薬クロミッドと同じ有効成分クロミフェンクエン酸塩を含むジェネリック医薬品です。
1箱:2,900円~