更年期の生理はどう変わる?閉経前後の兆候と注意すべき症状とは
更年期には毎月の生理にさまざまな変化が見られます。女性の更年期に起こる生理周期の乱れや体の変化について解説するとともに、生理トラブルへの対処法を紹介します。
お薬通販部スタッフ[監修]

女性が更年期を迎えると生理の間隔が短くなったり、大量に出血したりとさまざまな変化が見られます。
本記事では女性の更年期に起こる生理周期の乱れや体の変化について解説するとともに、生理トラブルへの対処法を紹介します。
目次
更年期に起こる生理周期の乱れと体の変化について解説

はじめに、女性の更年期に見られる生理周期の乱れ、および体の変化について解説します。
生理の間隔が短くなったら要注意
生理の間隔の変化は、更年期を迎えたサインの1つと考えられています。
女性が更年期を迎えて閉経が近づくと、生理の際に見られる出血の量に変化が見られたり、生理の間隔が短くなったりします。
経血量が急に増減する理由と注意点
更年期を迎えると経血量が急に増減するのは、女性ホルモンのバランスに乱れが生じるためです。
年齢を重ねて卵巣機能が低下すると、女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンの分泌量に変化が生じ、経血量に変化が出やすくなります。
ある意味では自然な流れといえますが、あまりにも経血量が多いと貧血やめまいのリスクが増加するため注意が必要です。
おりものに現れるホルモン変化のサイン
女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が多いと、おりものの量が増加する傾向にあります。
また、エストロゲンの分泌量が多い際には、白くて粘り気のあるおりものが出やすいのも特徴です。
更年期を迎えてエストロゲンの分泌量が減少すると、自然におりものの量も減少する傾向にあります。
閉経までに見られる生理パターンと不正出血の明確な違いを解説

次に、閉経までに見られる生理パターンと、不正出血との明確な違いを解説します。
生理が長引く場合に考えられる原因と判断基準
生理が長引く原因やホルモンバランスの乱れだけでなく、ストレスや生活習慣の乱れなどさまざまです。
また、子宮や卵巣の病気が潜んでいる可能性もあるため注意が必要です。
医学的に8日以上生理が続くことを過長月経と呼んでおり、婦人科の受診が推奨されています。
閉経が近づくと起こる月経不順の見極めポイント
閉経が近づくと月経周期に変化が見られたり、経血量が増減したりします。
生理の際に以前と異なる現象が見られる場合、閉経が近づいている1つのサインの可能性があります。
不正出血の見分け方と受診の目安
不正出血は生理の周期と関係なく起こり、腹痛や腰痛をともなうケースがあります。
通常の生理と見わけるのが難しいですが、月経周期と異なる出血は不正出血と考えてよいでしょう。
なんらかの病気が原因で不正出血を起こしている可能性もあるため、自分の判断で放置せず速やかに医療機関を受診してください。
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更年期の生理トラブルに備えて実践できる対処法と受診の目安を紹介

最後に、更年期の生理トラブルに備えて実践できる対処法と、病院を受診する目安について紹介します。
生理の異常で早期受診が必要な5つのケースとは
生理の異常で早期受診が必要な5つのケースは以下のとおりです。
生理の異常 | 考えられる原因 |
生理の時期以外の出血 | 不正出血 |
生理の期間が8日以上続く | 過長月経 |
レバー状のおりものが多く見られる | 子宮筋腫や子宮内膜症 |
経血量が異常に多い | 過多月経 |
3ヶ月以上生理が見られない | 無月経 |
生理周期に異常が見られる場合や、出血の量に変化が見られる場合は、なるべく早めに医療機関を受診してください。
子宮筋腫や子宮内膜症など、婦人科系の疾患が潜んでいる可能性もあるため、自分の判断で放置するのは禁物です。
毎日のセルフチェックで異常な生理の兆候を記録
異常な生理の兆候は、毎月のセルフチェックで気付く可能性があります。
とくに更年期の生理の変化は、月経が終わるサインの1つと考えられています。
更年期障害に備えるためにも、毎月の生理の変化をセルフチェックしておきましょう。
通販で買える更年期向け医薬品とは
通販では次のような更年期障害の治療薬を購入できます。
医薬品名 | 期待できる効果 |
プレマリン | 女性ホルモンの不足を補う |
クリマラ | 膣の乾燥やホットフラッシュを緩和する |
トフィソパム | 自律神経のバランスを整える |
まとめ

更年期に生理に変化が見られる場合、閉経のサインが出ていると考えられます。
更年期障害に備えるためにも、毎月の生理の状態をチェックしておくのがポイントです。
更年期の生理に関するQ&A

更年期の生理に関して、以下の質問が寄せられています。
更年期になると生理にどのような変化が見られますか?
更年期になると生理の周期に変化が出たり、経血量が増減したりします。
毎月の生理に関する変化を見逃さず、更年期障害に備えるのがポイントです。
更年期に生理が再開する可能性はありますか?
更年期に生理が再開する可能性はあります。
しかし、1年以上生理がなかったのに出血が始まった場合、婦人科を受診して原因を突き止める必要があります。
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