ノルレボは市販で買える?緊急避妊薬の市販化はいつから?購入方法も解説

「緊急避妊薬のノルレボは市販で買えるの?」と疑問に思っている人に向けて、この記事ではノルレボの購入方法や、「市販化されるのがいつなのか」などについて解説します。服用時の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

お薬通販部スタッフ[監修]

ノルレボは市販で買える?緊急避妊薬の市販化はいつから?購入方法も解説

アフターピルのノルレボは市販されているの?」「薬局やドラッグストアで処方箋なしに購入できるの?」と疑問に思っている人少なくありません。

避妊に失敗したときの緊急避妊として用いるノルレボは、いざというときのために入手方法をしっかり確認しておくことが重要です。

この記事では、ノルレボが市販で購入できるのかどうかに加えて、市販化の最新動向や現在利用できる購入手段、服用時の注意点まで詳しく解説します。

ノルレボの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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ノルレボとは?

ノルレボとは、妊娠の可能性がある性行為を行った際に使用される緊急避妊薬(アフターピル)のことです。

主成分は「レボノルゲストレル」という黄体ホルモンの一種で、排卵を抑制したり着床を防いだりすることで妊娠の可能性を低下させます。

性交渉から72時間以内に服用すると避妊効果が期待できるお薬で、特に性行為を行った翌日(24時間)までに服用すると95%と高い避妊効果が得られます。

日本では2011年に厚生労働省の承認を受け、処方薬として使用が認められました。

なお、ノルレボは事前の避妊には服用できず、あくまで緊急措置としての利用に限られています。

性病予防の効果もないので、正しく理解し、必要な場面で適切に飲むことが大切です。






ノルレボは市販で買える?

ノルレボは、医療用医薬品に分類されているため、市販では購入できません。

現在のところ、日本国内においてノルレボは処方箋が必要な医薬品として分類されており、市販薬としては販売されていないのが現状です。

避妊に失敗したり避けられない性行為を行ったりした場合、ノルレボを服用すると高い避妊効果が得られますが、医師の診察を経たうえでの処方が義務付けられています。

このような背景から、以下のようなケースでは自由に購入することができません。

  • ノルレボの代用となるアフターピル
  • 薬局・ドラッグストア
  • Amazonや楽天などの通販サイト




薬局・ドラッグストアでは購入できない

ノルレボは、現時点で薬局やドラッグストアで販売されていない処方薬です。

そのため、マツモトキヨシやスギ薬局、ウエルシア薬局などの一般的なドラッグストアでは購入ができないのが現状です。

仮に避妊に失敗し、急いで薬局やドラッグストアに駆け込んだとしても、店舗ですぐに手に入れることはできません。

アフターピルの性質上、時間との勝負になる場合がほとんどでしょう。

ノルレボが必要な場合は医療機関に直接相談し、診療を経て処方してもらう必要があります。

今後の市販化は期待されているものの、現時点では医師による判断が不可欠なお薬であることを理解することが大切です。






Amazonや楽天などの通販サイトでも購入できない

ノルレボは、Amazonや楽天などの大手通販サイトでも購入できません。

なぜなら、ノルレボは処方箋が必要な医療用医薬品として分類されており、医師の診察と処方箋が必須となっているからです。

一般用医薬品のように自由にネットで購入できるお薬ではなく、厚生労働省による厳しい規制が設けられています。

通販サイトで販売されているのは、第1類から第3類に分類される医薬品であり、緊急避妊薬であるノルレボはそれらに含まれていません。

Amazonや楽天で「ノルレボ」と検索するといくつかアイテムがヒットしますが、いずれも別のお薬のため注意が必要です。

そのため、安易な判断で購入を試みるのも望ましくありません。


ノルレボの代用となるアフターピルも市販されていない

ノルレボの代わりとなるアフターピルも、現在は市販されていません。

残念ながら、代用となるアフターピルも含めて、日本国内で市販されている緊急避妊薬は存在しません。

レボノルゲストレルを主成分とする他のお薬も、すべて医師の処方箋が必要な医療用医薬品に該当します。

また、レボノルゲストレルをはじめとした緊急避妊薬が市販化されると、一般の方が妊娠を100%阻害できると勘違いする可能性があることも危惧されています。

現在、市販化に向けた動きとして、一部薬局での試験販売などが進められていますが、それは特定の条件下での限定的な取り組みに過ぎません。

一般のドラッグストアや通販では自由に購入できず、購入には診察が不可欠です。






ノルレボなどの緊急避妊薬(アフターピル)の市販化はいつから?

副作用が強く見られる際の対処法の見出し画像

「ノルレボが薬局で買えるようになるのはいつ?」と気になっている人も多いです。

2025年現在、日本ではノルレボを含む緊急避妊薬は処方箋が必要な医療用医薬品として承認されているため、市販化はされていません。

しかし、女性の健康と権利を守る観点から、近年では薬局での購入を可能にする市販化に向けた議論や取り組みが進められています。

特に、性被害を受けたり避妊に失敗したりした緊急時に、誰でも迅速に緊急避妊薬を入手できる環境が注目されています。


【2025年最新】あすか製薬がノルレボの市販化を申請している

2023年以降、緊急避妊薬であるノルレボの市販化に関する動きが活発化しています。

中でも注目されているのが、あすか製薬が提出したノルレボの市販化に関する申請です。

これは、もともと医療用として扱われていたお薬を市販でも取り扱えるようにするスイッチOTC化を目指した取り組みであり、承認されれば処方箋なしでも購入できるようになる可能性があります。

あすか製薬による申請は2024年6月に行われ、2025年時点でも議論が継続中です。

なお、一部の薬局では試験的な販売が始まっており、一定条件を満たす女性に対して薬剤師が対面で説明・提供する仕組みが導入されています。

完全な市販化には法的・制度的な整備が必要であり、正式な一般販売が始まるまでにはもう少し時間がかかる見込みです。





ノルレボの商品写真

ノルレボは、日本で初めて発売された緊急避妊薬です。ヤッペ法と比較して副作用が少ないのが特徴です。

1箱:3,000円~


ノルレボの主な購入方法

ノルレボは市販されておらず、購入できる手段は限られています。

  • 現在は、以下のような手段で購入可能です。
  • 個人輸入の通販サイトを利用する
  • 医療機関を受診する
  • オンライン診察を利用する



医療機関を受診する

最も一般的で確実なノルレボの入手方法は、医療機関を受診して処方してもらうことです。

婦人科や産婦人科を受診すれば、医師の診察を経て処方箋が発行され、薬局で受け取れます。

診察では、服用の必要性や月経周期、服薬歴などを確認したうえで処方されることが一般的です。

医療機関を受診すれば、医師による専門的な判断を受けられるため、安心感があります。

ただし、医療機関の診療時間や予約の都合によっては、すぐに受診できないケースもあるため、時間に余裕を持って対応することが大切です。


オンライン診察を利用する

近年、インターネットを活用したオンライン診療によって、ノルレボを自宅にいながら入手する方法も普及しています。

スマートフォンやパソコンを通じて医師の診察を受け、処方されたお薬は指定の場所に配送されます。

そのため、外出が難しい方や近隣に婦人科がない方でも気軽に利用できることが大きなメリットです。

オンライン診療を提供するクリニックの多くは、土日祝日や夜間帯の診療にも対応しており、対面診療と比べて受診までのアクセスの良さが注目されています。







個人輸入の通販サイトを利用する

ノルレボを処方箋なしで入手したい場合、個人輸入の通販サイトを利用する方法もあります。

個人輸入とは、海外で販売されているお薬を個人で使うことを目的に輸入することです。

処方箋なしで気軽に購入できるため、オンライン診療で医師と顔を合わせたり、医療機関の受診に抵抗があったりする人にとって、有力な選択肢となるでしょう。

通常の通販サイトを利用するのと同じ方法でノルレボを購入でき、英語を読んだり難しい操作をしたりする必要はありません。

ただし、すべての通販サイトが安全とは限らず、中には正規品ではないアイテムを取り扱っている個人輸入代行サイトも存在します。

そのため、信頼性の高い個人輸入の通販サイトを選ぶことが非常に重要です。

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ノルレボを服用するときの注意点

ノルレボは避妊に失敗した場合の緊急手段として有効ですが、正しい知識を持たずに服用すると、十分な効果が得られないおそれがあります。

「飲めば必ず妊娠を防げる」と考えてしまう人もいますが、実際にはタイミングや服用方法によって効果が左右されることもあるので注意しましょう。

ここでは、以下の注意点について解説します。

  • 月経周期を考慮して服用する
  • 性交後72時間以内に服用する
  • 完全に避妊できるとは限らない



性交後72時間以内に服用する

ノルレボを服用するうえで最も重要なのが、性行為後72時間以内に服用することです。

国内で行われた臨床試験では、性行為後72時間以内にノルレボの有効成分であるレボノルゲストレル1.5mgを服用した結果、63例のうち妊娠したのは1例で、妊娠阻止率は81.0%でした。

時間の経過とともにノルレボの避妊効果は低下していくので、できるだけ早めに服用することが重要です。

72時間を超えると有効性が著しく下がるため、緊急避妊薬としての意味を失う恐れがあります。



完全に避妊できるとは限らない

ノルレボはあくまでも緊急避妊薬であり、必ずしも妊娠を防げるわけではありません。

服用タイミングによって、効果が十分に発揮されないこともあるでしょう。

たとえ72時間以内に服用したとしても、報告されている妊娠阻止率は81.0%です。

用法用量を守りながら服用しても、妊娠のリスクが完全になくなるわけではない点を理解しておく必要があります。

また、ノルレボを服用後に妊娠の可能性がある性行為をした場合も、妊娠する可能性があることに注意しましょう。






月経周期を考慮して服用する

ノルレボの効果は、服用時の月経周期にも左右されることがあります。

たとえば、すでに排卵が起こった後に服用すると、受精や着床を完全に防ぐことが難しくなります。

一方、排卵前であれば排卵を遅らせる作用によって、妊娠のリスクを大きく下げられます。

そのため、自分の月経周期をある程度は把握しておくことが重要です。

しかし、月経周期はストレスや体調によって乱れることも多く、正確な排卵日を予測するのは容易ではありません。

少しでも妊娠の可能性があると感じたら、できるだけすみやかにノルレボを服用することを検討してください。



まとめ

まとめの見出し画像

ノルレボは処方箋が必要な医療用医薬品であるため、市販で購入することはできません。

薬局やドラッグストアをはじめ、Amazonや楽天などでも取り扱いがない状況です。

ノルレボを購入したい場合は、医療機関を受診するかオンライン診療を利用しましょう。この他、個人輸入の通販サイトを利用する方法もあります。

個人輸入の通販サイトなら、医師の診察を受けることなくネットショッピングと同じ方法でノルレボを購入することが可能です。

ただし、個人輸入の通販サイトで注文したお薬が届くまでには、2〜3週間かかることがあります。

そのため、避妊に失敗してからではなく、あらかじめ購入しておき、いざというときのアイテムとして携帯しておくのがおすすめです。

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  • ノルレボ

    ノルレボ

    ノルレボは、日本で初めて発売された緊急避妊薬です。ヤッペ法と比較して副作用が少ないのが特徴です。

    3,000円~

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