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ミオナールの併用注意とは?服用に注意が必要な人もご紹介!

ミオナールを服用する場合、飲み合わせを知らないと思わぬ危険を招く恐れがあります。ミオナールの併用注意について解説します。

お薬通販部スタッフ[監修]

ミオナールの併用注意とは?服用に注意が必要な人もご紹介!

ミオナールは日本の大手製薬会社「エーザイ」が製造・販売している筋緊張改善剤(筋弛緩薬)です。

ミオナールに限らず医薬品には飲み合わせがあるため、服用する方は併用注意について理解しておきましょう。

本記事ではミオナールの併用注意および、服用に注意すべき人について徹底解説します。



併用注意とは

併用注意とはの見出し画像

併用注意とは、特定の治療薬と一緒に服用することで有効成分の作用を減弱・増強したり、副作用のリスクを高めたりする医薬品もしくは食品を意味します。

化学的に製造された医薬品の多くに併用注意があるため、事前に添付文書を確認しておくことが重要です。



ミオナールの併用注意薬

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ミオナールの併用注意薬としてはロバキシン(一般名:メトカルバモール)が挙げられています。

ミオナールの有効成分であるエペリゾン塩酸塩がγ-運動ニューロン自発発射を抑制するのに対し、ロバキシンの有効成分であるメトカルバモールは脊髄の介在ニューロンに作用するのが特徴です。

ロバキシンに似た作用を持つトルペリゾン塩酸塩とミオナールを併用すると、眼の調節障害を起こす恐れがあります。

そのため、ロバキシンとミオナールの併用にも注意が必要です。また、トルペリゾン塩酸塩はロバキシン自体の併用注意薬でもあります。






ミオナールは有効成分としてエペリゾン塩酸塩が配合されており、中枢神経の興奮状態を鎮め、筋緊張を緩和し、血液の循環を促進する効果があります。血液は全身に酸素と栄養を運んでいるため、血行が促進されると栄養状態が向上し症状の回復が早まります。

1箱:2,676円~



ミオナールの服用に際して注意が必要な人

以下の該当する方はミオナールの服用に際して注意が必要です。

  • 肝機能障害をお持ちの人
  • 妊婦
  • 授乳婦
  • 65歳以上の人
  • 集中力を要する作業に従事する人





肝機能障害をお持ちの人

肝機能障害をお持ちの人がミオナールを服用すると、症状を悪化させる恐れがあるため注意が必要です。

医薬品の有効成分は主に肝臓で代謝されるため、肝機能障害をお持ちの人はミオナールに限らず、医薬品を服用する前にかかりつけ医などに相談してください。


妊婦

妊婦もしくは妊娠している可能性がある女性は、ミオナールの有益性が危険性を上回るケースに限って服用してください。


授乳婦

ラットを用いた実験において、ミオナールの有効成分が乳汁中に移行すると分かっています。

授乳婦がミオナールを服用する際には、授乳を中断してください。


65歳以上の人

65歳以上の人は一般的に生理機能が低下しているため、医薬品の効果が強くあらわれすぎる可能性があります。

そのため、自分の判断で服用するのではなく、かかりつけ医などの指導を仰いでください。


集中力を要する作業に従事する人

ミオナールを服用した0.1〜5%未満の人が眠気やふらつき、脱力感を起こすといった副作用の発症例が報告されています。

そのため、ミオナールの服用中は自動車の運転や危険をともなう機械の操作、高所作業など集中力を要する作業に従事しないでください



併用注意薬を服用した際の対処法

ミオナールと一緒に併用注意薬を服用した場合は、すぐに服用を中断してかかりつけ医の診察を受けてください



まとめ

まとめの見出し画像

ミオナールは肩関節周囲炎や腰痛症にともなう痛みを緩和したり、手術・外傷の後遺症や脳血管障害などにともなう痙性麻痺を改善したりする際に有益な医薬品です。

副作用のリスクが低いなどの理由から、臨床現場でも肩関節周囲炎や腰痛症の第一選択薬として処方するケースが少なくありません。

しかし、化学的に製造された医薬品は副作用のリスクをともなうため、事前に併用注意薬や服用上の注意点を理解しておく必要があります。

今回の記事を参考にミオナールの副作用について理解し、筋肉の痛みや痙性麻痺などの症状の緩和にお役立てください。

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