レルパックスの正しい服用方法とは?守っておきたい服用の注意点3つをご紹介
レルパックスは片頭痛の症状改善に有効性があるお薬です。 レルパックスはお薬の効果が現れるまでの時間が比較的短く、効果が長く持続するお薬であり片頭痛の症状改善に多用されていますが、服用の方法を誤ると十分な効果が得られない可能性もあります。 この記事ではレルパックスの正しい服用方法についてご説明します。
お薬通販部スタッフ[監修]

レルパックスは片頭痛の治療薬であり、臨床成績の結果から片頭痛の症状を改善する効果があることが証明されています。
ただし服用方法を誤ると、お薬の効果が低下したり副作用を引き起こしたりする場合があります。
この記事では、レルパックスの正しい服用方法や服用期間中に気をつけるべきポイントをご説明します。
目次
レルパックスの服用方法

レルパックスは片頭痛の症状が現れたタイミングで1回につき20mgを服用します。
服用では1日に服用できる量に限度があったり、服用のタイミングによって効果が低下したり、健康やほかの人に不利益をきたしたりする可能性もあるため服用には注意が必要です。
レルパックスの用法用量
レルパックスの基本の服用量は成人の場合、1回の服用で20mgとされています。
レルパックスは頭痛の症状が現れたときに服用するお薬であり、症状が現れる前に予防的に服用することはできません。
またレルパックスはお薬の飲み合わせに限らず、グレープフルーツやセイヨウオトギリソウを含む食品の飲食によってお薬の効果が影響を受けることもあります。
服用の際には、一緒に摂取しないように気をつけましょう。
レルパックスの服用のタイミング
レルパックスは痛みの症状が現れたときに服用して片頭痛の症状を改善しますが、食事の後に服用すると、お薬の効果に影響が出る場合があります。
研究データによると、レルパックス80mgを空腹時または食後に服用した場合、お薬の血中濃度が最大になるまでの時間は、空腹時で1.6時間、食後で2.6時間となったことが報告されています。
研究データの服用量と添付文書の用法用量は異なりますが、片頭痛の症状改善に影響を与える可能性があることは覚えておきましょう。
レルパックスの服用の注意点
レルパックスを服用する際には、次の3点に注意が必要です。
追加で服用する際は服用量に限度がある
服用後は眠くなるリスクがある
服用により頭痛が悪化する場合がある
ここでは、レルパックスを服用する際のルールや服用した後の過ごし方などについてご説明します。
追加で服用する際のルール
レルパックス20mgを服用しても片頭痛の症状が十分に改善されない場合は、次に頭痛の症状が現れたときにレルパックス40mgを服用することができます。
ただし服用は2時間以上空け、一日の合計の服用量が40mgを超えないように服用しましょう。
またレルパックスを服用して頭痛の症状改善がまったくみられなかった場合は、片頭痛以外の重大な脳の病気である可能性があります。
追加でレルパックスを服用せず、再度検査を受けるようにしましょう。
服用後の過ごしかた
レルパックスを服用すると眠気の症状が現れる場合があります。
レルパックスを服用した後は、車の運転のような危険性のある行動は避け、副作用が現れないか注意深く観察するようにしましょう。
服用後に頭痛が悪化したときの対処法
トリプタン系の薬剤を含むレルパックスを服用すると、かえって頭痛の悪化をきたす場合があります。
この場合は、薬剤の使用過多による頭痛をきたしている可能性があり、注意が必要です。
薬剤の使用過多による頭痛は、片頭痛の症状が改善されずほぼ毎日のように痛みの症状が現れる現象です。
慢性的に服用した場合、頭痛や複視(ものが重なって見える現象)、視力障害などが現れる可能性があります。
トリプタン系による薬剤では、少ない服用回数で薬剤の使用過多による頭痛を引き起こしやすいため注意が特徴です。
レルパックスを服用して頭痛の症状が悪化した場合には服用を中止し、医療機関を受診しましょう。
まとめ

レルパックスは片頭痛の症状改善に有効性があるお薬ですが、食事に影響を受けたり、服用量の制限や頭痛の症状を悪化させる危険性があります。
お薬の効果を有効に活かすために、正しい服用方法を守りましょう。
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