【病気別】アジーの服用方法とは?服用に関する4つの気になる疑問に回答しました

性感染症の治療でよく利用されているアジーは、服用の手間がかからず扱いやすいお薬です。 この記事では、アジーで治療できる病気ごとの服用方法を解説します。

淋病 性病・感染症 性病になったら クラミジア

記事公開日:2024.08.21

最終更新日:2024.08.21

お薬通販部スタッフ[監修]

【病気別】アジーの服用方法とは?服用に関する4つの気になる疑問に回答しました

アジーはクラミジアによる性感染症だけではなく、さまざまな細菌性の感染症に効果があります。

病気ごとのアジーの服用方法を説明し、服用のタイミングや治療期間中に注意するべきポイントを詳しく解説します。

アジーの服用方法 

アジーの服用方法の見出し画像

アジーはアジスロマイシンを有効成分に含むジェネリック医薬品で、細菌性の感染症に効果があります。

ここでは成人の場合のアジーの服用方法を疾患別にご説明します。

尿道炎、子宮頸管炎

クラミジアを原因とする尿道炎や子宮頸管炎は、アジーの服用によって治療が可能です。

尿道炎と子宮頸管炎の場合は、アジーの有効成分であるアジスロマイシン1000mgのお薬を1回服用するだけで治療ができます。

この特徴からアジーはよく利用されています。

骨盤内炎症性疾患

骨盤内炎症性疾患は、女性の子宮や卵管、卵巣をはじめとした骨盤内の疾患のことであり、複数の細菌が原因となり炎症を引き起こしている場合が少なくありません。

さまざまな細菌の治療に効果があるアジーは、骨盤内炎症性疾患の治療に対しても効果があります。

骨盤内炎症性疾患の治療では、あらかじめアジスロマイシン注射剤による治療を受けてから、アジスロマイシン250mgを1日1回服用します。

骨盤内炎症性疾患では、アジスロマイシン注射剤の治療が重要で、服用だけでは有効性と安全性が確立されていないので注意が必要です。

上記以外の疾患でアジーが有効な細菌性感染症

慢性呼吸器病変の二次感染や、副鼻腔炎、歯科・口腔外科の細菌性の疾患にもアジーの服用は効果があります。
これらの疾患では、アジスロマイシン500mgを1日1回、3日間続けて計1500mgを服用します。



アジーはジスロマックのジェネリックで、アジスロマイシンを有効成分とするマクロライド系抗生物質です。

1箱:1,650円~



服用に関するQ&A

服用に関するQ&Aの見出し画像

ここからはアジーの服用に関する4つの質問に回答していきます。

服用のタイミング

アジーは食事による影響を受けません。

アジスロマイシン500mgを健常の成人男性に服用した研究結果では、空腹時と食後で体内の血中濃度の変化に差がないことがわかっています。

食事の前後に関係なく、どのタイミングでも服用が可能です。

飲み忘れてしまった場合について

アジーを飲み忘れしまった場合は、気づいたタイミングで服用すれば問題ありません。

効果の持続時間がとても長く、アジーは一度服用すると10日間持続することが臨床試験でわかっており、大きな問題にはならないためです。

ただ飲み忘れをしたときに2回分まとめて服用せず、治療をはじめたら最後まで服用することが大切です。

お薬を途中でやめてしまった場合、生き残った細菌が抗生物質に耐性をもち、お薬が効きにくくなる場合があります。

このためアジーを服用する際には、必ず用法用量を守って必ず飲み切りましょう。

アジーの保管について

アジーは光や熱、湿度を避けて保管する必要があります。

これは紫外線や温度、湿度により成分の分解や変質を引き起こし、アジーの効果が劣化してしまう可能性があるためです。

保管場所には暗くて涼しいところを選び、有効期限である3年以内を越えた場合は服用しないことも大切です。

治療中の特別な制約について

アジーで性感染症の治療をしているあいだは、性行為の制約があります。

性感染症を患っているとカップルやパートナーも感染している確率が高く、ピンポン感染を引き起こすリスクがあるためです。

ピンポン感染では相手から感染したり、反対に相手を再感染させてしまうことが少なくなく、いつまでも完治しない状態に陥る場合があり注意が必要です。

このようなピンポン感染を避けるためにも、治療期間中の性行為は服用してから2,3週間後の再検査で陰性が判明するまで控えるようにしましょう。



まとめ

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アジーは服用回数やタイミングや飲み忘れによる影響が少なく、非常に扱いやすいお薬です。

治療中はパートナーへの感染を防ぐために性行為は控えましょう。

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