ブリトラの併用注意とは?ブリトラの服用に注意すべき人もご紹介!

ブリトラはED治療薬の1つレビトラのジェネリック医薬品ですが、飲み合わせには注意が必要です。ブリトラの併用注意について解説します。

ED治療薬 レビトラ ED

記事公開日:2024.05.27

最終更新日:2024.05.28

お薬通販部スタッフ【監修】

ブリトラの併用注意とは?ブリトラの服用に注意すべき人もご紹介!

ブリトラはED治療薬「レビトラ」のジェネリック医薬品で、勃起を強くサポートする点が特徴です。

比較的副作用のリスクが低いブリトラですが、服用にあたっては併用注意について知っておく必要があります。

本記事ではブリトラの併用注意および、服用に注意すべき人について解説します。




ブリトラの併用注意とは?

併用注意は一緒に服用すると効果に変化が出たり、副作用のリスクを高めたりする医薬品の飲み合わせを意味します。

特に同じような作用のある医薬品を併用すると、効果が増強されるだけでなく副作用のリスクが上昇するため注意が必要です。

場合によっては思わぬ健康被害を招く恐れもあるため、ブリトラを服用する前に併用注意について知っておく必要があります。




ブリトラの併用注意薬一覧

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ブリトラは先発医薬品のレビトラのジェネリックですが、レビトラの国内での販売は終了しています。

そこで、レビトラジェネリックのバルデナフィル錠の情報を参考に、ブリトラの併用注意について解説します。

ブリトラ(バルデナフィル錠)の併用注意は以下の通りです。

薬剤名など臨床症状機序・危険因子
CYP3A4を阻害する薬剤 
マクロライド系抗生物質
・エリスロマイシンなど
血中最大濃度が4倍に増加、有効成分の作用が3倍に上昇する恐れがあるCYP3A4阻害作用によりク リアランスが減少する
ビカルタミド有効成分の血中濃度が上昇する恐れがある
CYP3A4を誘導する薬剤
・リファンピシンなど
有効成分の血中濃度が低下する恐れがあるCYP3A4誘導作用によりク リアランスが減少する
カルペリチド併用すると降圧作用が増強する恐れがあるバルデナフィルには血管拡張作用があるため、併用により降圧作用増強の恐れがある
α遮断薬 
・テラゾシン
・タムスロシンなど
症候性低血圧があらわれるおそれがあるため、併用する場合には、α遮断薬との投与間隔を考慮するバルデナフィルには血管拡張作用があるため、併用により降圧作用増強する




CYP3A4を阻害する薬剤

ブリトラの有効成分であるバルデナフィルは、主に肝臓に存在する酵素の一種であるCYP3A4により代謝されます。

イトラコナゾールなどのCYP3A4阻害剤とブリトラを併用すると、有効成分の血中濃度が3倍に達する恐れがあります。

有効成分の濃度が高くなれば医薬品の効果も強くあらわれますが、それだけ副作用のリスクも高くなるため注意が必要です。

ブリトラを服用する際には、CYP3A4を阻害する治療薬を併用しないよう気を付けてください。




ビカルタミド

ビカルタミドは前立腺がんの治療に用いられる医薬品で、CYP3A4を阻害する作用があります。

前立腺がんを治療中の方は自分の判断でブリトラを服用しないで、担当医に相談してください。

CYP3A4を誘導する薬剤

CYP3A4阻害剤とは反対に、CYP3A4誘導剤とブリトラを併用すると、有効成分バルデナフィルの効果を減弱させる恐れがあります。

ブリトラの効果を妨げないためにも、リファンピシンなどのCYP3A4誘導剤は併用しないでください。

カルペリチド

急性心不全の治療に用いられるカルペリチドには、細胞内の環状グアノシン一リン酸(cGMP)を増加させ、血管を拡張する作用があります。

ブリトラには血管を弛緩させる作用があるため、両剤を併用すると血圧が下がりすぎる恐れがあります。

α遮断薬 

高血圧や尿路結石、前立腺肥大症などの治療に用いられるα遮断には、血流を促進する作用があります。

レビトラにも血流を促進する作用があるため、両剤を併用すると血圧が急激に低下する恐れがあります。

テラゾシンやタムスロシンをはじめとするα遮断薬を服用中の方は、ブリトラを併用しないでください。

ブリトラの商品画像

ブリトラは最短15分で効果を発揮するED治療薬です。

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併用注意と併用禁忌の違い

併用注意も併用禁忌も一緒に服用すると効果に変化が出たり、副作用のリスクを高めたりする医薬品の飲み合わせである点は共通しています。

しかし、併用禁忌は併用注意に比べて服用した際のリスクが高く、場合によっては命に関わる重篤な副作用を引き起こす恐れもあります。

そのため、ブリトラを始めとするED治療薬を服用する際には、併用禁忌薬を絶対に服用しないでください




併用注意の医薬品を服用してしまった場合の対処法

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併用注意の医薬品を誤って服用した場合、ブリトラと併用注意薬の両方を持参したうえで、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください

ブリトラに限らず何らかの治療薬を服用中の方は、自分の判断でその他の医薬品を服用しないでください。ブリトラの服用に注意が必要な人

以下の項目に該当する方は、自分の判断でブリトラを服用しないでください

  • 陰茎の構造上欠陥がある方
  • 持続勃起症の素因となり得る疾患をお持ちの方
  • PDE5阻害剤もしくはブリトラ以外のED治療薬を服用中の方
  • 出血性疾患または消化性潰瘍をお持ちの方
  • 重度の勃起不全をお持ちの方
  • コントロールが十分でない高血圧をお持ちの方
  • 肝機能障害をお持ちの方
  • 65歳以上の方

該当する方がブリトラを服用すると、思わぬ健康被害を招く恐れがあります




ブリトラとの併用に注意すべき食品

ブリトラを服用する際には、以下2つの食品を摂取しないよう注意してください。

  • グレープフルーツ
  • 乳製品

ここでは、ブリトラとの併用に注意すべき食品について解説します。




グレープフルーツ

グレープフルーツはブリトラの併用注意ではありませんが、一緒に摂取すると副作用のリスクを高める恐れがあります。

グレープフルーツに含まれるフラノクマリンには、CYP3A4を阻害する作用があるためです。

グレープフルーツ以外にもだいだいやはっさく、夏みかん、ブンタンなどにもフラノクマリンが多く含まれているため注意が必要です。

乳製品

乳製品もブリトラの併用注意ではありませんが、服用の際には乳製品を避けた方が無難です。

乳製品を摂取すると胃腸に膜が張られ、ブリトラの有効成分であるバルデナフィルの吸収が妨げられます。

ブリトラに限らず医薬品の効果を最大限に得たいのであれば、コップ一杯の水もしくはぬるま湯で服用するのがおすすめです。




まとめ

まとめ見出し画像

ブリトラは3大ED治療薬のレビトラのジェネリック医薬品で、勃起を強くサポートする点が特徴です。

その他のED治療薬と同じくブリトラも比較的副作用のリスクが低いのですが、飲み合わせによっては思わぬ健康被害を招く可能性があります。

併用注意について理解したうえでブリトラを服用し、充実したナイトライフにお役立てください。

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