バルデナフィルの危険な飲み合わせとは?併用禁止の薬について徹底解説!

ED治療薬のバルデナフィルには、一緒に服用すると重篤な副作用を引き起こす併用禁忌薬があります。バルデナフィルの併用禁忌について解説します。

ED治療薬 レビトラ ED

記事公開日:2024.05.28

最終更新日:2024.06.04

お薬通販部スタッフ【監修】

バルデナフィルの危険な飲み合わせとは?併用禁止の薬について徹底解説!

バルデナフィルは第2のED治療薬である「レビトラ」に含まれる有効成分で、即効性に優れ勃起を強力にサポートする点が特徴です。

ED治療薬は比較的副作用のリスクが低いのですが、飲み合わせによっては重篤な副作用を引き起こす可能性があります

本記事ではバルデナフィルの併用禁忌、および誤って服用した際の対処法などについて解説します。




バルデナフィルの併用禁忌について

ドクロ警告01

併用禁忌は特定の治療薬との併用を禁止されている医薬品、もしくは有効成分を意味します。

特定の治療薬と併用禁忌薬を一緒に服用すると、思わぬ健康被害を招く恐れがあるため注意しなければなりません。

バルデナフィルは第2のED治療薬レビトラ」のジェネリックですが、国内でのレビトラの販売は終了しています。

そこで、レビトラのジェネリック錠の添付文書を参考に、バルデナフィルの併用禁忌について解説します。




バルデナフィルの併用禁忌

バルデナフィルとの併用を禁じられている医薬品、および有効成分は以下の通りです。

薬剤名など臨床症状機序・危険因子
硝酸剤およびNO供与剤 
・ニトログリセリン
・亜硝酸アミル
・硝酸イソソルビド
・ニコランジルなど
降圧作用が増強して過度に血圧を下降させる可能性があるNOがcGMPの産生を刺激する反面、バルデナフィル錠には cGMPの抑制作用があるため、併用するとNOによる降圧作用 が増強する
・リオシグアト(アデムパス)症候性低血圧を起こす可能性がある併用するとcGMP濃度が増加し、全身血圧に相加的な影響をおよぼすおそれがある
CYP3A4を阻害する薬剤
・リトナビル(ノービリア)
血中最大濃度が49倍に増加有効成分の作用が13倍の上昇半減期が10倍に延長CYP3A4阻害によりクリアランスが減少
・アタザナビル(レイア タッツ) 
・ホスアンプレナビル (レクシヴァ) 
・ロピナビル
・リトナビル(カレトラ)
・ニルマトレルビル
・リトナビル(パキロ ビッド) 
ダルナビルを含有する製剤
・プリジスタ
・プレジコビックス
・シムツーザ
有効成分の血中濃度上昇、半減期延長のおそれがある
・ケトコナゾール内服薬
・イトラコナゾール(イトリゾール)
血中が10倍に増加し、有効成分の作用が4倍に上昇するとの報告あり
・エンシトレルビル(ゾ コーバ)血中濃度上昇の恐れがある
コビシスタットを含有する製剤
・スタリビルド
・ゲンボイヤ・
プレジコビックス
・シムツーザ
血中濃度上昇の恐れがあるコビシスタットのCYP3A4阻害によりクリアランスが減少
クラスⅠA抗不整脈薬 
・キニジン
・プロカインアミド(アミサリン)
・ジソピラミド(リスモ ダン内服薬
・シベンゾリン(シベノール)
・ピルメノール(ピメノール) 
クラスⅢ抗不整脈薬 
・アミオダロン(アンカ ロン内服薬
・ソタロール(ソタコール)
QTc延長の恐れがある併用により相加的なQTc延長のおそれがある




狭心症や心不全の治療薬

狭心症や心不全の治療に用いられる硝酸剤やNO供与剤は、血管を拡張して血圧を下げる点が特徴です。

バルデナフィルにも血管を拡張して血行を促進する作用があるため、併用すると血圧が下がりすぎる恐れがあります

急激に血圧が下がると心原性ショックを起こし、最悪の場合は死に至る恐れもあります。

そのため、狭心症や心不全の治療薬を服用している方は、絶対にバルデナフィルを併用しないでください




CYP3A4を阻害する薬剤

リトナビルやコビシスタットなどのHIV(ヒト免疫不全ウイルス)治療薬には、CYP3A4を強く阻害する作用があります。

バルデナフィルの有効成分は主に肝臓に存在するCYP3A4によって代謝されるため、HIV治療薬を併用すると有効成分の作用が増強する恐れがあります。

作用が増強するのは良いことのように思われますが、同時に副作用のリスクも増加するため注意しなければなりません。




高血圧の治療薬

バルデナフィル錠には陰茎に送られる血液量を増加させ、勃起をサポートする作用があります。

高血圧の治療薬にも血行を促進する作用がありますが、バルデナフィルと併用すると血圧が下がりすぎ、症候性低血圧を起こす可能性があります。

真菌症の治療薬

抗真菌薬のケトコナゾール内服薬やイトラコナゾールにも、CYP3A4を阻害する作用があるため、バルデナフィルと併用しないでください。

併用すると有効成分の代謝が妨げられ、薬の作用が強く出すぎる恐れがあります。

ケトコナゾール内服薬に関しては国内で認可されていないため、イトラコナゾールを使用中の方は注意してください。




新型コロナウイルスの治療薬

軽度から中等度の新型コロナウイルスの治療に用いられるエンシトレルビル(ゾコーバ)は、強力にCYP3A4を阻害する治療薬です。

エンシトレルビル(ゾコーバ)はバルデナフィルだけでなく、多くの治療薬との併用を禁じられているため、何らかの医薬品を服用中の方は注意してください。

抗不整脈薬

不整脈の治療に用いられるキニジンやアミオダロンなどとバルデナフィル錠を併用すると、失神や突然死のリスクファクターとなるQTcの延長を招く恐れがあります。

抗不整脈薬を服用中の方はもちろん、心臓に不安がある方は自分の判断でバルデナフィルを服用しないでください。

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バルデナフィルを服用してはいけない人

併用禁忌薬だけでなく、以下に該当する方は自分の判断でバルデナフィルを服用してはいけません

  • 心血管系障害をお持ちの方
  • CYP3A4を阻害する薬剤を服用中の方
  • 脳梗塞や心筋梗塞、脳出血の既往歴がある方
  • 重度の肝機能・腎機能障害をお持ちの方
  • 網膜色素変性症をお持ちの方
  • 過敏症の既往歴がある人




心血管系障害をお持ちの方

心血管系の障害をお持ちの方に関しては、そもそも医師から性行為が不適当とされるケースが少なくありません。

また、バルデナフィルによる血管拡張作用が、心疾患に悪影響をおよぼす可能性もあります。

そのため、以下に該当する方はバルデナフィルを服用しないでください

  • 医師により性行為を禁じられている方
  • 先天性のQT延長をお持ちの方
  • 心不全をお持ちの方もしくは既往歴のある方
  • 低血圧・高血圧の方




CYP3A4を阻害する薬剤を服用中の方

併用禁忌のところでも解説しましたが、CYP3A4を阻害する薬剤とバルデナフィルを併用すると、副作用のリスクを増加させる恐れがあります

そのため、以下の治療薬もしくは有効成分を配合した医薬品を服用中の方は、バルデナフィルを併用しないでください。

  • リトナビル
  • アタザナビル
  • ホスアンプレナビル
  • ロピナビル
  • リトナビル
  • ニルマトレルビル
  • リトナビルやダルナビルを含有する医薬品
  • ケトコナゾール内服薬
  • イトラコナ ゾール
  • エンシトレルビル
  • コビシスタット




脳梗塞や心筋梗塞、脳出血の既往歴がある方

6ヶ月以内に脳梗塞や心筋梗塞、脳出血を発症した人はバルデナフィルを服用しないでください。

重度の肝機能障害・腎機能障害をお持ちの方

重度の肝機能障害もしくは血液透析が必要な腎機能障害をお持ちの方がバルデナフィルを服用すると、有効成分の血中濃度が上がりすぎる恐れがあります。

血液透析が必要な腎機能障害をお持ちの人に関しては、そもそもバルデナフィルの安全性が検討されていません

網膜色素変性症をお持ちの方

網膜色素変性症をお持ちの方に関しては、バルデナフィルだけでなくバイアグラやシアリスなどED治療薬全般の服用が禁止されています

過敏症の既往歴がある人

バルデナフィルの有効成分に対して過去に過敏症を発症した経験がある方は、レビトラを服用しないでください。




併用してしまった場合の対処法

バルデナフィルと併用禁忌薬を誤って服用した場合は、直ちに医療機関を受診して適切な処置を受けてください

狭心症や心不全の方が心原性ショックを起こすと、最悪の場合は死に至る危険性もあります。

バルデナフィルを服用する際には医師や薬剤師の説明をしっかりと聞き、併用が不可能であれば他の方法を考えてください




まとめ

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バルデナフィルをはじめとするED治療薬に関しては、副作用のリスクがそれほど高くありません

しかし、特定の医薬品を服用中の方や病気をお持ちの方がバルデナフィルを併用すると、思わぬ健康被害を招く恐れがあります。

バルデナフィルなどのED治療薬を利用したい方は、事前に医師の診察や検査を受けるのがポイントです。

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