シルデナフィルの副作用は?症状の種類や発生頻度を詳しく解説

シルデナフィルの副作用はEDに悩む多くの男性が気になるのではないでしょうか。有効成分シルデナフィルを含む医薬品を服用することで起こる副作用の対処法や症状をご紹介します。

ED治療薬 バイアグラ 泌尿器・性器 ED

記事公開日:2024.02.28

最終更新日:2024.04.26

お薬通販部スタッフ[監修]

シルデナフィルの副作用は?症状の種類や発生頻度を詳しく解説

どのような医薬品を服用する場合でも、副作用には十分な注意が必要です。

ED治療薬シルデナフィルにはどのような副作用があるのでしょうか。

いくつかの臨床試験結果をもとに、シルデナフィルの副作用について見ていきましょう。

有効成分シルデナフィルの副作用について解説します。



有効成分シルデナフィルの副作用とは

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シルデナフィルの服用で、以下のような副作用が表れることがわかっています。

発生頻度が多いの副作用
  • ほてり
  • 潮紅
  • 頭痛

上記3つに関しては発生頻度が最も高く、利用者の1%以上に見られます。

発生頻度が0.1〜1%未満の副作用
  • 動悸
  • めまい
  • 悪心
  • 関節痛 / 筋肉痛
  • 腹痛
  • 鼻炎
  • 消化不良
  • 発疹

これらの症状は0.1〜1%未満に見られます。

発生頻度が0.1%未満の副作用
  • 高血圧
  • 不整脈
  • 思考異常
  • 不眠症
  • 胃炎
  • 下痢
  • 射精障害
  • 朝立ちの延長 / 半勃起持続
  • 呼吸障害
  • 不眠

これらの症状は0.1%未満の確率で報告されています。

またそれよりも低い割合で報告されている副作用には、心筋梗塞、低血圧、失神、持続勃起症(プリアピズム)、尿路感染、前立腺疾患、視力低下、突発性難聴といったものがあります。

こうした重大な副作用は、過去に報告例はあるものの、非常に稀な症状です。自分の健康状態が良好であれば、心配する必要はありません。

ほてり、潮紅、頭痛が最も多い副作用として報告されています。




シルデナフィルの副作用に関する臨床試験

シルデナフィルの副作用に関する臨床試験の見出し画像

シルデナフィルの臨床試験から、副作用に関する報告を見ていきましょう。




事例1:5年にわたる臨床試験の海外報告例

この試験では、さまざまな病因による勃起不全を患う19歳から87歳までの数百人の患者に対し、シルデナフィルが平均5年間投与されています。

用量は25、50、および100mgで評価したもので、全体の2%を超える割合で報告された副作用は、頭痛、潮紅、消化不良、鼻づまり、尿路感染症、異常視覚、下痢、めまい、発疹です。またこの実験では持続勃起症の症例は報告されていません。


事例2:死亡例について

全27試験(シルデナフィル治療群の男性4240人、プラセボ群の男性2707人)において、シルデナフィルを使用した男性のほぼ半数(48%)が少なくとも1つの有害事象が表れており、最も一般的に報告された有害事象は、頭痛(11%対プラセボ群の4%)、紅潮(12%対プラセボ群の2%)、消化不良(5%対プラセボ群の1%)、および視覚障害(プラセボ群では3%対0.8%)となっています。

死亡や狭心症や心筋梗塞などの重篤な副作用の発生率は低く、シルデナフィル投与群の男性の0.1%(n=6)、プラセボ投与群の男性の0.2%(n=6)で心筋梗塞が発生し、死亡が報告されています。

ただしすべての死亡例は、最後の治療投与から7日以上経過してから発生しており、シルデナフィルの服用との因果関係は明らかではありません。

長期間の実験や大規模実験においても重篤な副作用の発生は低いとされています。




忍容性に関する試験

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「シルデナフィルは臨床試験のお墨付きあり」

副作用の程度を示したものである「忍容性」に関する臨床試験について見ていきましょう。

健康成人男性に対して、シルデナフィル 10、25、50、75、100及び150mgを単回経口投与した忍容性試験では以下の報告がされています。

  • 25mg群6例中2例にめまい、顔面のほてり及び頭重感
  • 100mg6例中1例に顔面のほてり
  • 150mg6例中4例に視覚異常及び頭重感又は頭痛、顔面のほてり及び頭痛、顔面のほてり、視覚異常

150mg6例中2例に認められた視覚異常は、1例において投与後45分に軽度の青視症及び複視、1例において投与後50分に赤視症で、その症状は軽度かつ一過性であり、眼科的検査(眼圧、瞳孔系、眼底所見、色調検査)において異常は認められなかった。

その他、いずれの投与量においても臨床上問題となる臨床検査値の異常は認められなかった。

理学的検査は、心電図、体温、体重についていずれの投与群においても、臨床上問題となる異常は認められなかった。

血圧(収縮期、拡張期)及び脈拍数の経時的変動と用量との関係を検討した結果、血圧について は用量の影響は有意ではなく、脈拍数については用量間で経時的変動に差が認められた。

また、健康成人男性 6例を対象にシルデナフィル50mg及び100mgを1日1回7日間反復経口投与した結果、明らかな蓄積は認められなかった。

シルデナフィルの量によって副作用の発生頻度の変化はありませんでした。




副作用が表れた場合

副作用が表れた場合の見出し画像

シルデナフィルの服用で副作用が表れた場合、頭痛やほてり、鼻づまりといった軽度の症状であれば、自然に治まりますので心配ありません。

ただしこうした症状が毎回現れたり、症状が強い場合は服用を控える必要があります。

また心筋梗塞、低血圧、失神、持続勃起症といった重篤な症状がもし現れた場合は、速やかにかかりつけの医師などに相談しましょう。

これらが発出したにも関わらずシルデナフィルの利用を継続したり、症状を放置するのは大変危険です。

症状の放置によって器質性ED(血管や神経にダメージを負うことによるED)になってしまう可能性もありますので、注意しましょう。

発生頻度や症状によっては注意が必要です。副作用が重篤な場合はすぐに医師へご相談ください。




まとめ

まとめの見出し画像

シルデナフィルを含むED治療薬との相性や、副作用の有無には個人差があります。

ED薬を使用する前に医師と相談し、副作用と対処法を理解した上で適切な使用を心がけましょう。病院やクリニックでのED治療薬の処方に抵抗がある場合は、こちらからご購入をおすすめします。

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