背中ニキビに効く薬を通販で！市販・皮膚科との違いや選び方を解説
背中ニキビは、お薬の使用によってケアを試みることもできます。この記事では、症状ごとのお薬の選び方や対処法、気をつけた方がよいポイントなどについて解説します。
ニキビ 
肌 
は お薬通販部スタッフ[監修]
ニキビの治療では、症状の改善や予防を目的としたお薬の使用が有効なケースがあります。
ドラッグストアや通販で入手できるお薬についてもご紹介するので、購入時の参考にしてみてください。
目次
通販で買える背中ニキビ薬とは？スプレーや軟膏の種類と特徴
ニキビやニキビ跡の改善などが期待できるお薬には、さまざまな種類があります。
ここでは、ドラッグストアやネット通販などで購入できるお薬をご紹介します。
殺菌・抗炎症に優れた市販スプレーの人気製品
手が届きにくい背中ニキビのケアには、スプレータイプの市販薬がおすすめです。
なかでも炎症を起こしている赤いニキビでは、殺菌、抗炎症成分を含むお薬が有効とされています。
使用されることがある市販薬の例を以下にまとめました。
| 医薬品名 | 主な成分 |
| 小林製薬「セナキュア」 | ・サリチル酸 ・エタノール ・アラントイン |
| ライオン「ペアアクネクリームW」 | ・イブプロフェンピコノール ・イソプロピルメチルフェノール |
いずれもニキビ症状の改善が見込めますが、改善がみられない場合には、別の皮膚疾患である可能性も考えられるため、皮膚科を受診してください。
ニキビ跡までケアできる通販で購入できる医薬品
ニキビ跡の種類としては、肌の凹凸や赤みなどの色素沈着などがあり、跡が残って治りにくくいケースもあります。
ただし、ニキビ跡による色素沈着に対して、成分によっては肌のトーンを整える目的で使用されることもあります。
主な医薬品は以下のとおりです。
| 医薬品名 | 期待できる効果 |
| ロート製薬「メラノCC 薬用しみ集中対策 プレミアム美容液」 | ・メラニンの生成抑制 ・炎症の緩和 |
| 第一三共ヘルスケア「トランシーノホワイトＣクリア」 | ・黒色メラニンの無色化 ・肌のターンオーバーを整え、メラニンの排出促進 |
ただし、通販で購入できる医薬品は、皮膚科の処方薬と比べて効き目がゆるやかな場合が多く、十分な効果が見込めないケースもあります。
肌に合わない場合もあるため、皮膚の状態をよく観察しましょう。
症状の改善がみられない場合や違和感がある場合は、皮膚科を受診してください。
ドラッグストア・Amazon・楽天で買えるお薬を紹介
上述した市販スプレーや通販で購入できる医薬品は、ドラッグストアやオンラインショップでも購入できます。
| 医薬品名 |
| 小林製薬「セナキュア」 100mL |
| ライオン「ペアアクネクリームW」 24g |
| ロート製薬「メラノCC 薬用しみ集中対策 プレミアム美容液」 20mL |
| 第一三共ヘルスケア「トランシーノホワイトＣクリア」 20mL |
ニキビ跡の症状や使用時の注意点などを参考にして、自らの症状に適したお薬を選択しましょう。
お薬が必要な背中ニキビの症状とは？通販前に知っておくべきこと
背中ニキビの症状や部位によっては、十分な効果が得られにくかったり、皮膚への影響があらわれたりする可能性もあります。
通販で購入する前に知っておいたほうがよいポイントをご説明します。
軽度と重度で異なる薬の選び方と対処法
背中ニキビは症状の重さによって選択されるお薬が異なります。
軽度の背中ニキビは、市販のスプレー薬や軟膏などの使用により改善が見込めます。
ただし、赤みや膿をともなう重度のニキビでは、皮膚科による処方薬が必要な場合があります。
ニキビ跡の改善では、施術が必要となるケースもあるため、早めに皮膚科を受診しましょう。
使用前に成分と対象部位を確認する理由
ニキビ薬を使用する際は、購入前にお薬の成分や使用できる部位を確認しておきましょう。
誤ったお薬の選択や、異なる部位のニキビ薬の使用は、十分な効果が得られない可能性があるためです。
市販薬を使う前に気をつけたいポイント3つ
市販薬の使用時には、以下の3つのポイントに注意しましょう。
・使用方法を守る
・他の薬との併用に注意する
・肌の状態を確認する
過度な使用は副作用を招き、肌トラブルにつながるおそれがあります。
市販薬の種類によっては、他のお薬との併用で健康に悪影響があらわれるケースがあるため、添付文書を読み、適切な使用を心がけてください。
授乳中や妊娠中の女性では、健康の悪影響が生じる可能性があるため、使用してよいか薬剤師に確認しましょう。
使用後に発疹やかゆみなどの皮膚の異常がみられた場合は、一時的に使用をやめて皮膚科を受診することが望まれます。
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皮膚科の薬と通販薬の違いとは？併用や乗り換えのタイミングも解説
背中ニキビの症状によっては、市販薬や通販薬では改善が難しく、皮膚科での治療が必要なケースもあります。
皮膚科に相談したほうがよいケースや皮膚科による治療の効果や費用、市販薬と通販薬の違いについてご説明します。
皮膚科では保険適用で処方される治療薬もある
皮膚科では、症状の改善に適した治療が選択されます。
通常、皮膚科で処方されるお薬としては、抗菌薬や漢方薬などがあります。
マラセチア毛包炎と診断された場合の対応薬
背中の吹き出物がニキビではなくマラセチア毛包炎と診断された場合は、通常、抗真菌薬が使用されます。
マラセチア毛包炎は、真菌（カビの一種）による皮膚の病気であり、抗生物質（抗菌薬）による効果が得られません。
吹き出物の症状がニキビ薬の使用で改善しない場合は、皮膚科を受診し適切な治療を受けましょう。
市販薬・通販薬と皮膚科薬の併用は可能か？
市販薬や通販薬、皮膚科の処方薬の併用には、注意が必要です。
お薬の成分が重複していると、副作用を引き起こすおそれがあるためです。
すでに使用しているお薬がある場合は、自己判断せず、あらかじめ医師や薬剤師に相談してください。
まとめ
背中ニキビに対しては、症状に応じた市販薬や通販薬を選ぶことで、セルフケアが可能な場合もあります。
ただし、症状が重い、長引く、または悪化がみられる場合は、皮膚科を受診して適切な治療を受けることが大切です。
お薬を使用する際は、用法・用量を守り、肌の状態を観察しながら正しく使用しましょう。
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お薬通販部スタッフ
