大豆から作られる豆乳はさまざまな健康効果があり、女性のなかにはバストアップを期待して飲む方も多いです。

しかし、インターネットでは豆乳の飲み過ぎで乳がんのリスクが高くなるなどの情報も見られます。

豆乳を毎日飲むとどうなる？女性の体に起きる変化を紹介

豆乳には女性の見た目や健康によい効果をもたらすことで知られています。

はじめに、豆乳の継続的な飲用により女性の身体にどのような変化が起こるのか解説します。

豆乳でバストアップ効果は本当？

豆乳でバストアップする効果は得られません。

豆乳をはじめとする大豆製品には植物性エストロゲンが含まれており、女性ホルモンに似た働きをするとわかっています。

しかし、植物性エストロゲンによるバストアップ効果を裏付ける臨床研究やデータはありません。

豆乳のイソフラボン過剰摂取の影響

豆乳に含まれるイソフラボンを過剰摂取した場合、以下の影響が見られる可能性があります。

分類	症状
婦人科系	月経不順 不正出血など
消化器系	胃の不快感 消化不良など
前立腺	前立腺がんのリスク上昇
脳	認知機能障害

ただし、日常的に豆乳を飲んだり大豆製品を食べたりする程度では、上記の不調を招くリスクは低いと考えられます。

無調整豆乳を毎日飲むのは危険？

無調整豆乳を毎日飲んだからといって、不調を招く可能性は低いと考えられます。

ただし、思わぬ健康被害が心配な方は、1日あたりコップ一杯（200ml）程度にとどめておくとよいでしょう。

フィナーレ・バストクリームはマッサージ用のクリームで､有効成分としてプエラリアから抽出された植物性エストロゲンが配合されていて、女性らしい身体を作る働きがあるため、バストアップ効果が期待できます。 1本：2,666円～

男性が豆乳を飲み過ぎるとどうなる？顔つきや体への影響を解説

健康意識の高い男性のなかには、豆乳を日常的に飲んでいる方も多いでしょう。

ここでは、男性が豆乳を飲み過ぎた場合に考えられる影響について解説します。

豆乳を3年半飲み続けた男性の体験談と影響

豆乳を3年半飲み続けた男性から、以下の体験談が寄せられています。

豆乳を飲み続けた方からはおおむねよい体験談が寄せられています。

ただし、飲み過ぎるとカロリーオーバーして太るケースもあるようです。

豆乳の飲み過ぎで胸が大きくなる？

豆乳の飲み過ぎで男性の胸が大きくなる可能性は低いでしょう。

エストロゲンの分泌量が多いでも豊胸効果は期待できないため、男性の胸が大きくなることは考えられません。

豆乳飲み過ぎの男性へのデメリット

男性が豆乳を飲み過ぎた場合に考えられる主なデメリットは以下のとおりです。

分類	症状
ホルモン	性機能の低下 前立腺がんのリスク上昇
消化器系	胃の不快感 消化不良
内臓	腎機能の低下
筋骨格	筋肉量の減少

ただし、女性の場合と同様に日常的に豆乳を飲んだり大豆製品を食べたりする程度では、上記の不調を招くリスクは低いと考えられます。

豆乳の飲み過ぎは乳がんのリスクあり？発がん性や摂取量の目安を解説

女性が豆乳を飲み過ぎると乳がんのリスクが高くなるとのうわさがあります。

ここでは、豆乳の発がん性や乳がんになると言われる理由、および1日の摂取量の目安について解説します。

豆乳飲み過ぎで乳がんになる理由

豆乳の飲み過ぎで乳がんになると言われる理由は、女性ホルモンが乳がんの発症に関わっているためです。

乳がん細胞の大部分が、エストロゲンのはたらきにより増殖すると分かっています。エストロゲンと乳がんとの関係について、次項でさらに詳しく解説します。

エストロゲンと乳がんの関係とは？

エストロゲンは女性の卵巣で生成される女性ホルモンの一種で、乳腺の細胞分裂を活発化させる作用があります。

体内のエストロゲンの量が増えると乳がん細胞内のエストロゲン受容体と結合するため、乳がんの発症リスクが増加するのです。

ただし、豆乳の飲み過ぎが乳がんの発症リスクを増加させる点に関しては、エビデンスをともなう研究結果やデータはありません。

豆乳の適切な摂取量と飲み方を紹介

豆乳の適切な摂取量は1日あたりコップ1杯程度です。

ダイエット目的であれば食前に、健康目的であれば朝一番に、肌質の改善が目的であれば寝る前に飲むのがおすすめです。

まとめ

大豆製品の一種である豆乳は女性だけでなく、男性にもさまざまな健康・美容効果をもたらします。

豆乳の飲み過ぎで健康被害を招く可能性は低いですが、サプリメントを服用する方は用量に注意しましょう。