胸の皮むけや黒ずみは見た目がよくないため、男性とのお付き合いの際にコンプレックスに感じる女性は少なくありません。

胸が乾燥して皮がむけている場合、何らかの皮膚疾患を発症している可能性も疑われます。

胸が乾燥して皮がむける原因は？乳首やバストトップの異常にも注意

湿度が低い冬場に手がカサカサになるように、胸も乾燥して皮むけを起こす可能性があります。

また、皮むけの背後には乾皮症など皮膚疾患が潜んでいる可能性もあるため注意が必要です。

胸の皮むけに隠れた乾皮症やかさぶた

胸の皮むけがなかなか改善しない方は、乾皮症を発症していないか確認してみましょう。

乾皮症はドライスキンとも呼ばれており、乾燥や誤ったスキンケア、ターンオーバーの乱れなどが原因で発症します。

無意識にひっかくとかさぶたができ、さらにひっかいて傷跡が深くなるなど悪循環に陥るケースもあり注意が必要です。

乳首の皮がむけるとき考えられる原因

乳首の皮がむける際に考えられる原因としては、アトピー性皮膚炎や下着による摩擦などが挙げられます。

乳頭部は皮膚が薄いため、さまざまな原因によりかゆみや痛み、かぶれが生じやすい箇所の1つです。

かゆみや痛みにともない浸出液が見られる方は、アトピー性皮膚炎が疑われるため、皮膚科で診てもらうことがおすすめです。

乳首のかゆみや黒ずみの対処法とは？

乳首のかゆみや黒ずみが見られる方は、適切なスキンケアで対処する必要があります。

毎日のシャワーの際に優しく洗い、バストクリームで保湿して外部からの刺激から守るようにしましょう。ターンオーバーが整うまでには一定の期間が必要なため、症状変化を確認しながら根気よく対処を続けてください。

フィナーレ・ピンクニップルクリームは、スクワラン、アラントイン、3種のビタミンや天然由来の植物エキスを配合し、乳首や周りの肌をすこやかに保ち、肌にすっとなじんで密着するクリームタイプです。 1本：1,816円～

胸の乾燥・皮むけに効果的なクリームと薬の選び方を紹介

胸の乾燥や皮むけがある方は、バスト用のクリームで対処する方法があります。

ここでは、胸の乾燥・皮むけに効果的なクリームの選び方を紹介します。

ワセリン・セラミド配合の高保湿クリームを比較

胸の乾燥・皮むけには、ワセリン・セラミドなどを配合した高保湿クリームでの対処が効果的です。

ワセリン・セラミドおよびその他の成分には以下の効果が期待できます。

成分	期待できる効果
ワセリン	肌内部の水分の蒸発を抑制する
セラミド	肌のバリア機能を強化する
アラントイン	ターンオーバーを活性化させる
エラスチン	肌のハリや弾力を維持する
グリコール酸	肌表面の角質を柔らかくする

かゆみ・赤みに効く市販薬の特徴と選び方

胸のかゆみがある方は、以下に代表される市販薬で対処する方法があります。選び方（おすすめの人）と合わせて解説します。

商品名	選び方（おすすめの人）
コートFMD軟膏	敏感肌の人
オイラックスDX軟膏	軽いかゆみがある人
ムヒアルファEX	我慢できないかゆみがある人
リンデロンVS	赤みを早く改善したい人
フルコートF	浸出液が見られる人

繰り返す乾燥に！口コミ評価が高いケア商品紹介

慢性的な乾燥に悩まされている方からの口コミ評価が高いスキンケアアイテムは以下のとおりです。

商品名	口コミ
キュレル バスタイム モイストバリアクリーム	・お風呂のなかで保湿が完了するのでありがたい ・タオルで拭いても取れにくく肌がしっとり
ビーハニー越冬クリームn	・もっちりお肌を保ってくれます ・肌に塗りこむとすぐになじみ、べたつきもそれほどありません
クレ・ド・ポー ボーテ 　 ユイルレパラトゥリス	・とてもよい香りで仕上がりもうっとり ・肌が安定していて、柔らかくなった
ケアセラ　APフェイス＆ボディ乳液	・ジェルっぽい乳液で伸びがよくべたつきも気にならない ・アトピー肌だけど、まったくしみることもなくうるおいます
キュレル　ディープモイスチャースプレー	・乾燥した際に使うと肌のピリピリが一瞬で落ち着く ・匂いがないのでどこでも使えて便利

胸の皮むけを繰り返さない！日常の予防習慣とケアの見直しポイント

胸の皮むけを繰り返す方は、日常的に予防する必要があります。

ここでは、胸の皮むけ予防に有効な保湿ケアの基本や、下着や衣類との摩擦を避けるコツなどを紹介します。

乾燥対策に欠かせない保湿ケアの基本

向けの皮むけを予防するためには、毎日の保湿ケアが欠かせません。

お風呂に入ったら専用のボディクリームで保湿し、肌のバリア機能を正常に保つのがポイントです。肌質により自分に合った商品が異なるため、購入前にしっかり成分を確認しておきましょう。

下着や衣類との摩擦を避けるコツとは

下着の摩擦による皮むけを予防するためには、自分のサイズに合った商品を選ぶことが大切です。

サイズが小さいと圧迫されて肌にかかる負担が大きくなり、大きすぎるとズレて摩擦が生じやすくなります。自分に合った下着がなかなか見つからない方は、専門店スタッフのアドバイスを受ける方法もあります。

バストの肌を守る洗い方とスキンケア術

バストの肌を守るためには、優しく洗うのが基本です。

特にバストトップは肌が薄く敏感なため、スポンジなどでゴシゴシ擦るのはNGです。タオルや手で優しく洗い、洗剤が残らないようぬるま湯で十分にすすぎましょう。

まとめ

胸の皮むけは主に乾燥は肌への刺激にともなうターンオーバーの乱れが原因で起こります。

乳首の皮むけや赤み、かゆみがある方は、アトピー性皮膚炎の疑いもあるため、自分の判断で放置せず専門医の診察を受けましょう。