インシッドLの副作用とは？症状の種類や発現頻度についてご紹介！

インシッドLの副作用は、アレルギー疾患に悩まされている方にとって気になる情報の1つです。インシッドLの副作用について解説します。

記事公開日：2025.06.17

最終更新日：2025.06.17

お薬通販部スタッフ[監修]

インシッドLはアレルギー治療薬の一種で、ジルテックのジェネリック医薬品です。

インシッドLには有効成分「セチリジン塩酸塩」が配合されており、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が適応症状です。

しかし、インシッドLに限らず化学的に製造された医薬品には、副作用のリスクがあることを知っておきましょう。

本記事ではインシッドLの服用で起こり得る副作用の種類、および発現頻度について解説します。

インシッドLの基本情報

インシッドLはドイツのノルトライン＝ヴェストファーレン州に本社をおく製薬会社「バイエル」が製造・販売しているアレルギー治療薬です。

有効成分のセチリジン塩酸塩には、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの放出を阻害し、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー症状を抑える作用があります。

しかし、化学的に製造された医薬品には必ず副作用のリスクがともなうため、服用前に十分に理解しておくことが重要です。

本記事ではインシッドLの副作用について、先発医薬品ジルテックの添付文書をもとに解説します。

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インシッドLの服用で起こり得る重大な副作用は以下の通りです。

それぞれ詳しく解説します。

インシッドLを服用した場合に見られる重大な副作用として、ショックおよびアナフィラキシーが挙げられています。

ショックおよびアナフィラキシーの発現頻度は不明ですが、服用にともない呼吸困難・血圧低下・蕁麻疹・発赤が見られる場合は注意が必要です。

発現頻度は不明ですが、けいれんもインシッドLの重大な副作用の1つです。

特に「てんかん」をはじめとするけいれん発作をともなう疾患をお持ちの方、および既往歴がある方は注意が必要です。

インシッドLの重大な副作用としては、AST・ALT・γ-GTP・LDH・Al-Pなどの上昇にともなう肝機能障害肝機能障害、および黄疸も挙げられています。

肝機能障害・黄疸の発現頻度は不明ですが、服用中は定期的に血液検査を受けるのがおすすめです。

インシッドLの重大な副作用としては血小板減少も挙げられています。インシッドLの服用で血小板減少が起こる頻度に関しても不明とされています。

インシッドLの主な副作用は以下の通りです。