インシッドLの服用方法と注意点について
インシッドLの服用方法について詳細に解説します。服用に際しての注意点も紹介しているので参考にしてください。
お薬通販部スタッフ[監修]

インシッドLはドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州に本社をおく製薬会社「バイエル」が製造・販売しているアレルギー治療薬です。
有効成分のセチリジン塩酸塩にはヒスタミンの放出をブロックする作用があり、花粉症やアトピー性皮膚炎にともなう鼻水や鼻づまり、くしゃみ、かゆみなどの症状に効果的です。
本記事ではインシッドLの服用方法と注意点について解説します。
目次
インシッドLの基本的な服用方法

インシッドLの基本的な服用方法は以下の通りです。
それぞれ詳しく解説します。
水かぬるま湯で服用する
インシッドLは水かぬるま湯で服用してください。
牛乳など乳製品で医薬品を服用すると、有効成分の吸収が妨げられ期待した効果を得られない可能性があります。
また、アルコールでインシッドLを服用すると眠気が強く出たり、集中力・判断力の低下を招いたりするため、服用中の飲酒は避けてください。
推奨用量
成人の方はセチリジン塩酸塩で10mgを1日に1回服用します。年齢や症状により服用量を調整できますが、1日あたりの限度はセチリジン塩酸塩で20mgまでです。
7歳以上15歳未満の小児は、セチリジン塩酸塩で5mgを1日2回(朝食後・就寝前)に分けて服用します。
飲み忘れた際の対処法
インシッドLの飲み忘れに気づいたら速やかに1回分を服用してください。ただし、次回の服用タイミングが近づいている場合は1回分を飛ばします。
飲み忘れたからといって1度に2回分を服用するのは厳禁です。
![]() インシッドLは、バイエルが開発したアレルギー治療薬で、先発品であるジルテックのジェネリック医薬品です。インシッドLはヒスタミンH1受容体に結合することで、ヒスタミンの作用を阻害し、アレルギー症状を緩和します。 1箱:4,950円 |
インシッドLを服用する際の注意点

インシッドLを服用する際には以下5点に注意してください。
それぞれ詳しく解説します。
就寝前に服用する
成人の方はインシッドLを1日に1回、就寝前に服用してください。
インシッドLを服用すると眠気や集中力・判断力の低下を招くため、服用後は速やかに就寝するのが原則です。
7歳以上15歳未満の小児は、朝食後と就寝前にインシッドLを服用してください。
集中力を要する作業は避ける
インシッドLを服用すると眠気や集中力・判断力の低下を招く可能性があります。
インシッドLを服用したら自動車の運転や危険をともなう機械の操作など、集中力を要する作業は避けてください。
効果がない場合は飲み続けない
インシッドLの効果が感じられない方は長期にわたり漫然と服用せず、かかりつけ医に相談してください。
別の治療薬・治療法で症状が改善する可能性も考えられます。
季節性の症状がある場合は発現前から服用する
季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の方は、花粉が飛び始める前からインシッドLを服用するのが効果的です。
花粉症の季節が終わるまで服用を続けると、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状を抑える効果が期待できます。
腎・肝機能障害がある場合は医師に相談する
腎・肝機能障害がある場合は、かかりつけ医に医師に相談する必要があります。
自分の判断でインシッドLを服用した場合、有効成分の血中濃度が高くなり、副作用のリスクが増加する恐れがあります。
腎・肝機能障害をお持ちの方は服用量を調整する必要があるため、医師の指導に従ってインシッドLを服用してください。
まとめ

インシッドLの有効成分であるセチリジン塩酸塩には、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの放出を抑制する作用があります。
先発医薬品のジルテックと同様に、即効性に優れ効果が長く持続する点がメリットとなっています。
今回の記事を参考にインシッドLを正しく服用し、花粉症などつらいアレルギーの改善にお役立てください。
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インシッドLは、バイエルが開発したアレルギー治療薬で、先発品であるジルテックのジェネリック医薬品です。インシッドLはヒスタミンH1受容体に結合することで、ヒスタミンの作用を阻害し、アレルギー症状を緩和します。
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