インシッドLの効果とは?アレルギー性鼻炎についても解説
インシッドLは有効成分にセチリジン塩酸塩を配合したアレルギー治療薬です。インシッドLの効果および、アレルギー性鼻炎について解説します。
お薬通販部スタッフ[監修]

インシッドLはドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州に本社をおく製薬会社「バイエル」が製造・販売しているアレルギー治療薬です。
有効成分のセチリジン塩酸塩にはヒスタミンの放出をブロックし、アレルギー反応を抑制する作用があります。
本記事ではインシッドLの効果や代表的なアレルギー疾患のアレルギー性鼻炎について、はじめての方にも分かりやすく解説します。
目次
インシッドLとは

インシッドLの効果について解説する前に、まずはどのような医薬品なのか知っておきましょう。
アレルギー治療薬の一種
インシッドLはアレルギー治療薬の一種です。
有効成分のセチリジン塩酸塩は、アレルギー治療薬に用いられる代表的な成分の1つです。
セチリジン塩酸塩にはアレルギー反応の原因となるヒスタミンの放出をブロックし、鼻水やかゆみなどの症状を抑える効果が期待できます。
適応症状
インシッドLの適応症状について、先発医薬品ジルテックの添付文書をもとに解説します。
![]() インシッドLは、バイエルが開発したアレルギー治療薬で、先発品であるジルテックのジェネリック医薬品です。インシッドLはヒスタミンH1受容体に結合することで、ヒスタミンの作用を阻害し、アレルギー症状を緩和します。 1箱:4,950円 |
アレルギー性鼻炎について

2019年に行われた全国疫学調査によると、日本人の49.2%がアレルギー性鼻炎を罹患していると報告されています。
アレルギー疾患にはさまざまな種類がありますが、なかでもアレルギー性鼻炎はもっともポピュラーな「アレルギー」です。
ここでは、アレルギー性鼻炎の種類や症状の特徴、発症メカニズムについて解説します。
種類
アレルギー性鼻炎は大きく「季節性」と「通年性」に分けられます。
季節性のアレルギー性鼻炎は一般的に花粉症と呼ばれており、限られた期間にのみ発症する点が特徴です。通年性のアレルギー性鼻炎は、季節に関係なく一年を通して見られます。
また、季節性アレルギー性鼻炎と通年性アレルギー性鼻炎を併発する方も少なくありません。
季節性アレルギー性鼻炎の原因としてはスギやヒノキ、シラカバ、イネ、ブタクサ、ヨモギなどの花粉が挙げられます。
かつて北海道では花粉症が見られないと言われるケースがありましたが、実際にはシラカバによる季節性アレルギー性鼻炎を発症する方が少なくありません。
通年性アレルギー性鼻炎の原因としてはハウスダストやペットの毛、カビ、ダニの死骸、細菌などが挙げられます。
症状の特徴
アレルギー性鼻炎の代表的な症状が鼻水、鼻づまり、くしゃみです。
また、鼻の症状だけでなく目のかゆみが見られるケースも少なくありません。
風邪を引いた際のドロッとした鼻水ではなく、流れるようにサラサラした透明な鼻水が出ます。
朝方に症状が強く見られるケースが多く、くしゃみを連発する点も特徴の1つです。
風邪の諸症状が一般的に10日程度続くのに対し、アレルギー性鼻炎の症状は2週間以上続きます。
アレルギー反応が起こるメカニズム
アレルギー反応が起こるメカニズムは以下の通りです。
インシッドLの効果

インシッドLの有効成分であるセチリジン塩酸塩には、アレルギーの原因であるヒスタミンの放出をブロックする作用があります。
また、セチリジン塩酸塩にはヒスタミン誘発皮膚反応・ヒスタミン誘発鼻症状を抑制する作用があるため、かゆみや鼻の不快感を解消する効果が期待できます。
まとめ

インシッドLはドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州に本社をおく製薬会社「バイエル」が製造・販売しているアレルギー治療薬です。
有効成分のセチリジン塩酸塩にはアレルギーの原因であるヒスタミンの放出をブロックし、アレルギー性鼻炎をはじめとするアレルギー疾患を改善する効果が期待できます。
今回の記事を参考にインシッドLの効果について理解し、つらい鼻水やくしゃみなどの早期改善にお役立てください。
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インシッドLは、バイエルが開発したアレルギー治療薬で、先発品であるジルテックのジェネリック医薬品です。インシッドLはヒスタミンH1受容体に結合することで、ヒスタミンの作用を阻害し、アレルギー症状を緩和します。
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お薬通販部スタッフ