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EDの症状を詳しく解説~勃起不全4つのタイプ~

EDの症状|4つの原因と症状の知識・各種の対策方法

近頃、うまく勃起しないな・・・と感じたら

性的刺激を受けることで、陰茎は自然に勃起します。
しかし、ED(勃起不全)になると勃起機能が低下し、正常に勃起できなくなります。

具体的には「勃起しなくなる」「勃起するまでに時間がかかる」「性行為中、勃起した状態をできない」といった症状があらわれます。
これらの症状によって満足に性行為ができなくなると自分の性欲を満たせないほか、パートナーとの関係性が悪化する可能性もあります。

風邪であれば、喉の痛みや咳といった初期症状でなんとなく判断ができるものの、EDは初期症状をほぼ感じることができません。無自覚のまま発症していたという方がほとんどなのです。

突然うまく勃起しなくなることに焦りや不安を感じ、秘かに思い悩む日々。
そんな方は、まずは落ち着いて、EDの原因をつきとめることから始めてみましょう。

目次

  1. 社会的ストレスやコンプレックスが影響~心因性(機能性)ED
  2. 心因性
  3. 精神病性
  4. 生活習慣が主な原因~器質性ED
  5. 陰茎性
  6. 神経性
  7. 血管性
  8. 内分泌性
  9. 内面・外面の両方が合わさった症状~混合性ED
  10. 服用している薬がED発症のもと~薬剤性ED
  11. EDの症状を感じたら早めの勃起不全対策を・・・
  12. 関連ページ

社会的ストレスやコンプレックスが影響~心因性(機能性)ED

EDの原因として、最も多いといわれているのが『心因性(機能性)ED』です。
心因性EDとは、身体的には正常であるにもかかわらず、心理的要因によって満足な性行為ができなくなることをいいます。

『現実心因』が原因になっている場合と『深層心因』が原因になっている場合の2種類があります。特に、現実心因によるEDは誰にでも起こりうるものとされています。
また、精神疾患が原因で起こるEDも心因性(機能性)EDに分類されます。

心因性

心因性EDの原因となる『現実心因』とは、日常生活で感じる精神的な疲労のことです。
たとえば、「仕事がうまくいかない」「職場の人間関係に悩んでいる」「経済面で困っている」といった理由による焦り、不安、ストレスがあげられます。

「性経験が少ない」「性に関するコンプレックスを抱いている」「性行為中にパートナーから傷つく一言を言われた」など、性の悩みや不安が原因になることもあります。

このように、現実心因は日常的に多くの人が抱え込みがちなもの。
現実心因によるEDが誰にでも起こりうるものといえるのは、そのためです。

現代はストレスを抱え込みやすい環境がそろったストレス社会が深刻化していること、恋愛に奥手な男性が増加していることも、現実心因によるEDの可能性を高めていると考えられます。

ただし、この場合は環境の変化や性経験の積み重ねによって自信をつけることで改善できるケースも少なくありません。
「カウンセリングを受ける」「ED治療薬を使用する」といった方法で改善させることも可能です。

一方『深層心因』とは、心の奥底に潜んでいる大きな不安や悩みのことをいいます。

たとえば「幼児期に虐待を受けていた」「性的暴行を受けた」など、過去のトラウマがあげられます。
無意識のうちに過去のトラウマがフラッシュバックするケースが多いので、原因の解明が困難という特徴があります。原因を解明したとしても、長期的な治療が必要になるでしょう。

精神病性

心因性EDの中には『精神病性ED』というものもあります。
精神病性EDは、統合失調症や気分障害、うつ病といった精神疾患が原因で引き起こされるものです。

中でも現代病のひとつとして問題視されているうつ病が原因で、精神病性EDを引き起こすケースが増えています。
精神疾患にはアルコールや薬物への依存症も含まれています。

これらの精神疾患によって「勃起機能が正常に働かなくなる」「性欲が減退する」といったケースが見られます。

また、精神疾患が重症化している場合、極度の被害妄想やリアルな幻覚、幻聴といった病的な異常体験によって、正常な性行為ができなくなることがあります。

生活習慣が主な原因~器質性ED

心理的な要因によって起こる心因性EDに対し、身体的な要因で起こるのが器質性EDです。
勃起するためには血管や神経、体内で分泌される物質が大きく関係しており、このいずれかに異常をきたしているとEDになる可能性が高くなります。

どの部分に異常をきたしているかによって『陰茎性』『神経性』『血管性』『内分泌性』の4種類に分けることができます。

陰茎性

陰茎性のEDは、陰茎の組織に異常が見られる場合に起こります。
ここでいう異常とは、外傷や奇形といったことが原因で、性的刺激の伝達が滞り、スムーズな勃起ができなくなる症状をいいます。

「陰茎が外傷によって傷つく」「外科手術を受けた際に陰茎の組織が傷つく」「先天的に陰茎が奇形である」といったことが主な原因として挙げられます。

神経性

神経性EDは、勃起するメカニズムで重要な役割を担っている神経に異常が見られる場合に起こります。
勃起するためには、それぞれ脳、脊髄(せきずい)につながる中枢神経と脊髄神経、また陰茎周辺の末梢神経が重要な役割を担います。

これらの神経は、視覚や聴覚、触覚などで受けた性的刺激の情報を脳から陰茎に伝える役割を持っていますが、いずれかの神経に異常があると情報伝達が行われなくなります。

「脳血管障害などの病気の影響で中枢神経に異常をきたす」「脊髄を損傷することによって脊髄神経が損なわれる」「前立腺がん、膀胱がんを治療するための手術で末梢神経が傷つけられる」などが、勃起不全の原因となり、症状を引き起こすことがあります。

血管性

器質性EDの中でも、特に患者数が多いといわれているのが、血管性のEDです。
血管に異常があることで、海綿体(かいめんたい)に十分な量の血液が流れなくなって起こります。
特に、動脈硬化によって血液の循環が悪化して起こるケースが多いとされています。

動脈硬化は、糖尿病や高血圧といった生活習慣病と密接に関係しており、生活習慣病を患っている方や生活習慣病予備軍の方は注意が必要です。

また、過度の飲酒や喫煙も血管に悪影響を与えるといわれており、ED症状の原因になる可能性があります。

内分泌性

内分泌性のEDは、体内で分泌されるテストステロンの量が減少することによって起こります。
テストステロンは男性の性機能に関係している男性ホルモンです。
「快楽ホルモンといわれているドーパミンを生成する」「陰茎周辺の筋肉を弛緩させて血流を良くする」といった働きがあります。

しかし、テストステロンの分泌量は加齢によって徐々に減少していくので、働きが弱まってEDや性欲の減退を引き起こす可能性があります。

加齢のほかにも喫煙や過度の飲酒、不規則な生活習慣などがテストステロンを減少させるといわれているので注意する必要があります。

内面・外面の両方が合わさった症状~混合性ED

勃起しない要因は、心因性EDと器質性EDのいずれかに特定されることが多いといわれています。
しかし中には、心理的要因と身体的要因の両方が原因でEDになる方もいます。
それらの症例は『混合性ED』に分類されます。

特に50代以降の男性は、精神的にも身体的にも何かしらの問題を抱えることが多いといわれています。
若い年代の男性よりも混合性EDを引き起こす可能性が高くなるので、ストレスをため込んだり生活習慣を乱したりしないよう注意する必要があります。

不安やコンプレックスといった精神的な問題が原因の心因性ED、血管や神経に障害があることが原因の器質性EDは区別しやすいものです。
原因が比較的わかりやすいため、適切な治療法をとりやすいという特徴があります。

しかし、混合性EDの場合、心因性と器質性の両方の原因を兼ね備えているため、明確な原因の解明や治療法の特定が困難です。

混合性EDを発症するメカニズムはいくつかあります。
たとえば、動脈硬化による器質性EDと日常生活でのストレスによる心因性EDが合わさって発症することがあります。

動脈硬化を自覚していない場合、心因にばかり意識が向きがちです。
そのため、ストレスを解消してもEDが改善されず、再びストレスや焦りを感じて症状を悪化させてしまう可能性があります。

そのほか、ケガや病気によって精神的な負担を感じてしまい、混合性EDへと進行するケースがあります。
しかしこの場合は、ケガや病気が根本的な原因といえるので、治療することで精神的な負担も自然に解消されるでしょう。

また、当人の思い込みで混合性EDを引き起こすケースもあるので注意が必要です。
一般的に生活習慣病はEDのリスクを高めるといわれていますが、生活習慣病を患っているからといって必ずEDになるわけではありません。

しかし、「生活習慣病だからEDになる」という強い思い込みによって不安やストレスが増大し、本当に心因性EDを引き起こすことがあります。

このように、混合性EDは考えられる原因が多岐にわたるため、適切な方法で治療するのが難しいといわれています。

混合性の場合、器質性EDによるストレスが心因性EDを招いているケースが多く見られるので、身体的な障害の治療を最優先にする必要があります。
器質性EDが解消されれば、ストレスを感じることもなくなり、自然にEDが解消される可能性が高まるというわけです。

とはいえ、深層心因が関係している場合や、精神的な負担が長期にわたって蓄積しているケースもあります。
これらに該当する方は、医療機関でカウンセリングや精神分析を受け、精神的な問題も少しずつ解決させていく必要があるといえるでしょう。

服用している薬がED発症のもと~薬剤性ED

病気を治療するために、普段から治療薬を常用している方は多いと思います。
その医薬品の使用が原因で勃起しなくなった場合、『薬剤性ED』と診断されます。

薬剤性EDとは、主に常用している医薬品の副作用によって男性の性機能が低下し、満足に性行為ができなくなることをいいます。

「医薬品は体を健康な状態にするもの」「医薬品は安全なもの」といった認識を持つ人がほとんどではないでしょうか。
そのために医薬品がEDを引き起こしているとはなかなか気づかず、「自分のEDは心因性、もしくは器質性のものである」と勘違いしている方が、中にはいらっしゃるかもしれません。

男性の性機能に影響をおぼす副作用を持つ医薬品がいくつかあります。
代表的なものとしては、精神疾患の治療に用いる精神安定剤や抗うつ薬、向精神薬、睡眠薬などがあげられます。

特に、『選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)』『セロトニン・ノルアドレナリン再取込阻害薬(SNRI)』というカテゴリーに属する抗うつ薬は、EDにつながる副作用を持っていると考えられます。

うつ病の原因のひとつは、精神を安定させる働きがある神経伝達物質・セロトニンの減少であると考えられています。セロトニンが減少することで「気分が落ち込む」「ネガティブ思考になる」といった症状が現れます。

SSRI、SNRIというカテゴリーに属する抗うつ薬は、体内のセロトニン濃度を上昇させることによって精神状態を安定させ、うつ病を治療する薬です。

しかし、セロトニンは快楽に関係している神経伝達物質・ドーパミンを抑制する働きがあり、性機能が低下する可能性があります。

また、末梢神経のセロトニン濃度が上昇することで感覚の低下を引き起こす点も、EDにつながる要因だといわれています。

ほかにも、前立腺がんの治療で用いられるLH-RHアゴニストのような男性ホルモン抑制剤も要注意です。
男性の性機能に関係しているテストステロンという男性ホルモンの働きを抑制する効果がある医薬品ですが、副作用としてEDや性欲の低下が起こる可能性があります。

実際に、LH-RHアゴニストを用いて前立腺がん治療をしている途中にテストステロンの数値を計ると、「去勢をしたときと変わらないレベルで数値が低下していた」という結果が報告されています。

薬剤性EDは、原因とされる医薬品の使用を中止することで、徐々に改善していくことがほとんどです。
心因性EDや器質性EDを疑う前に、常用されている医薬品の副作用がないか、確認してみましょう。

高齢の方は、ドーパミンやテストステロンといった体内物質の分泌量が若い男性に比べると少ない傾向にありますので、原因と思われる医薬品の服用中止のみでは、思うように勃起しないかもしれません。

性機能が回復するまでの時間がかかるようであれば、精力増強効果があるサプリメントを使用して必要な栄養素や男性ホルモンを補うことも検討してみてください。

EDの症状を感じたら早めの勃起不全対策を・・・

精神的な問題や身体的な問題、さらには医薬品の副作用など、勃起不全になる要因はさまざまです。
EDそのものはただちに生命に関わるものではありませんが、その原因である精神的ストレスや生活習慣病が、健康を著しく害する病気に発展する可能性があります。

具体的には「蓄積したストレスがうつ病や不眠症を引き起こす」「動脈硬化が脳梗塞をはじめとする大きな病気を引き起こす」ということが考えられます。

自分がEDかどうかを考えるだけでもストレスが溜まるものですので、深刻化する前にED治療薬で精神的負担を軽減するのも良いでしょう。
ED治療薬とは、勃起障害を起こす原因に直接作用し正常な勃起を促す成分が配合された薬で、即効性があることからさまざまな年齢層の男性が利用しています。

「EDに危機意識を持って原因を見極める」「早めに改善する」ということは、心身を健康に保つことにもつながります。

EDを発症した、もしくは疑わしい症状を感じる場合には、早めに原因をつきとめ、重大な病気にも注意しつつ、適切な方法で対策することをおすすめします。

参考文献

MSDマニュアル
東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンター(泌尿器科)

ED治療薬

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