トビエース

トビエースの商品詳細

特徴

過活動膀胱の代表的な症状として「尿意切迫感」「頻尿」「切迫性尿失禁」が挙げられます。

特に尿意切迫感と頻尿は必ず見られる症状です。
尿意切迫感は、一切前触れなく唐突に激しい尿意に襲われるという症状です。
すみやかに排尿を行わなかった場合は、我慢できず尿失禁を起こすことがあります。

また頻尿とは、1日の排尿回数が多い症状です。
具体的には、8回以上で頻尿とされます。
ただし、この回数は絶対条件ではなく、8回未満でも「排尿回数が多い」と感じる場合は頻尿といえるでしょう。

睡眠中に繰り返し尿意を催し、そのたびに目を覚ましてしまう「夜間頻尿」という症状もあります。
十分な睡眠をとれず、睡眠障害を招くリスクが高まります。
切迫性尿失禁とは、尿意切迫感によって催した尿意をトイレに着くまでに我慢できず、尿が漏れてしまう症状。

特に女性に現れやすいとされています。
その理由としては、「男女による尿道の構造の違い」が挙げられます。
女性の尿道は膀胱からまっすぐのびており、男性と比べて短いという特徴があります。

そのため、腹部に力が込められた際に漏れやすいと考えられています。
過活動膀胱は、尿道周辺の筋肉を鍛えたり生活習慣を見直したりといった方法で改善することが可能ですが、これらの方法は短時間で効果を期待できるものではありません。

特に症状が重い場合は、トビエースを使用するのがおすすめです。
有効成分のフェソテロジンがすみやかに作用し、症状を緩和させます。

トビエースは、「抗コリン薬」に分類される医薬品です。
神経伝達物質のアセチルコリンとアセチルコリン受容体の結合を阻害して尿意切迫感や頻尿を緩和させる働きがあります。
通常、尿意は膀胱の尿量が一定以上溜まり、膀胱が収縮することで起こります。

しかし、アセチルコリンとムスカリン受容体(アセチルコリン受容体の一種)が結合することで筋肉が緊張状態になり、膀胱の収縮が頻繁に起こることがあります。

その結果、尿が少量であっても尿意を催し、結果として尿意切迫感や頻尿を招きます。

効果

神経伝達物質のアセチルコリンとアセチルコリン受容体の結合を阻害して尿意切迫感や頻尿を緩和させる働きがあります。

適応症状

トビエースは下記の方におすすめです。

・尿意切迫感の症状がある方
・頻尿の方

有効成分

トビエースの有効成分は、フェソテロジンです。
ムスカリン受容体の働きを阻害し、膀胱やその周辺の筋肉の緊張状態を緩める効果があります。
膀胱の容量が増え、蓄積できる尿の量が増加することで過活動膀胱の症状を緩和させることができます。

含有量・内容量

1箱28錠入りとなっています。

トビエース1錠当たりフェソテロジンフマル4mg/8mgを含有した2種類があります。

製薬会社

ファイザー

トビエースの用法用量

服用方法

1回1錠（主成分として4mg）を1日1回、水かぬるま湯にて服用してください。

症状に応じて1日1回2錠（8mg）まで増量することができます。

トビエースの副作用

主な副作用

主な副作用として、口内乾燥、便秘、頭痛などが報告されています。
このような症状が出た場合は、かかりつけの医師にご相談ください。

稀な副作用

稀ですが尿閉、血管浮腫などが報告されています。

トビエースの使用上の注意

併用注意

併用に注意するものがあります。

・抗コリン作用を有する薬剤
・CYP3A4阻害薬
・CYP3A4誘導薬
・CYP2D6阻害薬

服用してはいけない人

次の人は使用できません。

・尿閉を有する患者
・眼圧が調節できない閉塞隅角緑内障の患者
・幽門、十二指腸又は腸管が閉塞している患者及び麻痺性イレウスのある患者
・胃アトニー又は腸アトニーのある患者
・重症筋無力症の患者
・重度の肝障害のある患者
・重篤な心疾患の患者
・本剤の成分あるいは酒石酸トルテロジンに対して過敏症の既往歴のある患者

トビエースの保管方法と取り扱い上の注意

保管方法

・直射日光が当たる場所や高温多湿になる場所は避けて、冷暗所で保管してください。
・匂いの強いものと一緒に保管しないでください。
・子供の手の届かないところに保管してください。

トビエースの商品情報

商品分類

医療用医薬品：先発医薬品

先発医薬品とは、新しく開発された薬で新薬とも呼ばれています。
新薬が発売されるまでには、長い研究期間と膨大な費用が掛かります。
そのため特許を出願してからは、開発した製薬会社が独占して、製造・販売することができ、その間、有効性や安全性の調査や再審査も行われます。

形状・剤形

経口服用タイプの錠剤

対象性別

排尿障害の治療を目的とした成人男性・女性

発送・梱包

発送国

・香港

梱包状態

差出人名は『お薬通販部』の名称では、ございません。
発送国名のみの記載、もしくは発送国業者名となります。
不在伝票投函の際には、発送国名を記載されることがほとんどですので、あらかじめご了承ください。

外箱にご注文の商品名や医薬品名が表記されることはございませんので、配送員の方やご家族の方などに内容物を知られることなく受け取ることができます。

梱包状態について詳しくはこちら
>>梱包について

医薬品等の通販・個人輸入について

医薬品等の個人輸入については、日本の薬機法（旧薬事法）により規制があります。
個人レベルでの購入と定められており誰かの代わりに通販購入する、購入後に第三者への譲渡などの行為は禁じられています。
ご注文者ご本人が、個人で使用する分を購入可能数量の範囲内でご注文ください。

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>>個人輸入とは

• 参考文献
  医薬品の個人輸入について詳しくはこちら
  厚生労働省：医薬品等の個人輸入について
  

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